room01_20190322
ご案内:「ススキヶ原(夜)」にソードさんが現れました。 (03/22-21:10:12)
ご案内:「ススキヶ原(夜)」にスズカ御前さんが現れました。 (03/22-21:10:44)
ソード > (何となく気まぐれにやってきた、こちらの世界。足を運んだのはこの場所だった。来たのは一度だけだったが、とても印象的な出会いをした場所でもある)あー、なんで俺此処に来ちまったんだろ?(なんとなくその場に立ち尽くし、首を傾げる。いや、わからないと言いつつなんとなく察している部分もある。たぶん、恐らく――) (03/22-21:13:15)
スズカ御前 > (凪の中で囁くように揺れるススキが、訪れたソードの脚を撫ぜる。この地はいつも秋のような気候で、雲ひとつない夜空は漆黒のベールに宝石細工を散らしたような星を輝かせていた。大地にどこまでも広がるススキは風に重々しく頭を垂れ、ナイショ話をしているようにサワサワと優しい葉擦れの音を密やかに響かせる。この地には何もない。何もない、はずだったが。)知れたことを。実は期待しているこそ、ここに来たのではないか?(――天津風が彼方へ消え、ススキ達の囁きが一斉に止まる。その声の方にはいつからいたのか、月の光を背に佇む女がそこにいた。月下に照らされ、白き炎のように輝くススキ達が織りなす白銀の世界に、女の影がこの世ならざる世界へ続く一筋の道であるかのように長く伸びていた。女の顔はその闇の中でなかなか伺えない。だが、その薄紅の唇は愉快そうに半弧を描いていた。) (03/22-21:25:18)
ソード > (吹きぬける風。季節はもう春だけども、異世界だ。気候も常識通りとは限らない。ここは、そういう場所なのだ)あー、やっぱりそういうことか。そりゃあ、期待もするだろうよ。なんせ(ニィッと笑みを浮かべ、振り返る)滅多に会えないような強者と会えたんだぜ?(月をバックに佇む姿。すでに見慣れたその姿に、あぁやっぱりな、と嬉しさで手が震える)今回も偶然かね。それとも、あんたのことだから来るとわかったかな。(後者は充分にありうる。だが前者でも、それはそれでちょっとしたロマンがあるというものだ。運命めいた何かを感じずにはいられない何か。いや、まぁ、考え過ぎかもしれないけども。でも、ちょっと聞いてみる) (03/22-21:30:46)
スズカ御前 > (クク、とスズカ神は愉悦に喉を鳴らす。永遠に秋が続く、何処でもないこの場所でまみえたことへか。それとも相変わらずの姿に楽しくなってきたのか。しかし、顔をゆっくりと上げるとニヒルな笑みが浮かんでいた。)さて、どちらだと思う?だが、そんなことは重要ではないだろう(質問に答えることはなく、ゆっくりとソードに歩み寄ってゆく。そしてある程度の距離に来ると、口元が吊り上がる。)コレが、欲しいんだろ?(無造作に抜刀した無銘の刀が、ソードに振り下ろされてその切っ先が眼前に突きつけられる。思想も信念も込めず、ただ実直に鍛え抜かれた刃が鋭利に光る) (03/22-21:40:16)
ソード > そうか。まぁ、それならそれでいいさ。(笑みを浮かべたまま向き直る。距離は、剣の間合いからはわずか離れている。踏み込まなければ届かない絶妙な距離)そうとも。俺は強い奴と剣を交えたいんだ。(相手の言葉に頷いて)でだ。せっかくだし。全力の本気を見せてくれよ。俺も、全力で本気を出す。とはいえ、それで何度も剣を交えたらきっととんでもねぇことになるから、繰り出すのは一撃のみってルールで。あんたや俺なら、それで充分”わかる”だろ。(何度も剣を交えないと相手についてわからないほど、素人でもないしな、と) (03/22-21:42:53)
スズカ御前 > (刀を向けたスズカはソードが眉一つ動かさないままなのを見れば、刀をゆっくりと鞘に納めた。……だが、その後の提案に少しだけ面食らったように目を丸くした。)クク、ハハハハハハッ!全力を見せろとは、面白いことを言う!(高らかに笑うスズカはソードに明確な興味を抱いた目を向け、哄笑の残滓が冷めやぬままに刀を抜いて無造作に肩に載せた。)――その不遜な挑戦、神として受けてやろう。だがゆめ忘れるな、我が前に立つならば死なねばならんということを(スズカから『圧』が消えた。ソードに背を向けると、一足一刀までのんびりと距離を取る。そして振り向くと刀の切っ先を下げ、正眼に構えた)やれるだけやってみろ。或いはこの身に届くかもしれんぞ?(まるで、ベッドの上のやり取りか。挑発的に笑うスズカは、艶やかさと獰猛さを内容した人ならざる笑みを浮かべていた。) (03/22-21:53:54)
ソード > 油断していると、足をすくわれるかもしれないぜ?(笑みを浮かべたままに堪える。が、内心ではちょっと大きく出すぎたかなぁ、と思ったりもしてる。が、全力を見て見たいのも事実だ)あぁ、やれるだけやってやるさ。(そう言って握り締めた右手を、左手の平へと当てる。そこから剣を引きぬくように右手を抜けば、黒い刀身に、微かな銀の装飾が入った片手剣が現れることだろう。それが魔力を秘めた剣である事は明らか。魔剣の一つであることは間違いない)全力の本気なら、こいつじゃねぇとな。なんせ、俺の半身みたいな特別な奴だ。…普通なら武器を選ばず行きたいところだけど、今回はな。(そう言いながら、静かに構える。両手でしっかりと剣を握り締め、肩の高さへ。剣先を前へと向ける。霞の構え、または雄牛の構えとも言われるものだ)届けばの御の字。だけど、やるからには届かせてみせるぜ。(一息つく。それと同時に、ソードの気迫のようなものが濃くなる。殺気と言うより、剣気とも言うべきか。鋭い視線でスズカを見つめて) (03/22-22:00:31)
ソード > (月が、雲に、隠れる) (03/22-22:01:10)
スズカ御前 > (風がなびき、世界が静寂の闇に沈む。) (03/22-22:02:21)
ソード > (雲が流れる。そして、再び辺りを月明りが照らして――止まった時間が動いた) (03/22-22:03:13)
スズカ御前 > (失われた光が再び訪れたその瞬間、影が舞う。) (03/22-22:05:48)
スズカ御前 > (ふたりがぶつかり合うのは傍から見れば一瞬という言葉すら不適切な『刹那』だ。余人が一度瞬きをしようと目を閉じてまた開くまでには、既に決着がついている。ふたりがほんの少し相手を強めに見据えたその瞬間、万億兆――それこそ、那由多の可能性が膨れ上がるが如く生まれ広がってゆく。首を断つ。身体を切断する。脚を切る。手首を落とす。真っ二つにする。そういった無数の剣撃、無限の死がひとつに圧縮されてただの一撃に収斂するのだ。思考の伝達速度?肉体の耐久?そういうモノはただただ圧倒的な一撃を繰る使い手には通用しない。因果も時も関係ない、理屈っぽいことなど何もない。リドルも技術もない、あるのは『肉体』を含め万象が認識できぬ純粋なる『剣技』のみ。)「   」(光が奔る。刃が吼える。別次元の領域から放たれる、首を狙った叩きつけるような無造作な一撃。それを具現化する無銘の刀はそれそのものが獣であるかのように無音の叫喚をこの世界へ響かせた。) [6面1個 3=3] (03/22-22:06:06)
スズカ御前 > (ふたりがぶつかり合うのは傍から見れば一瞬という言葉すら不適切な『刹那』だ。余人が一度瞬きをしようと目を閉じてまた開くまでには、既に決着がついている。スズカがほんの少しソードを強めに見据えたその瞬間、万億兆――それこそ、那由多の可能性が膨れ上がるが如く生まれ広がってゆく。首を断つ。身体を切断する。脚を切る。手首を落とす。真っ二つにする。そういった無数の剣撃、無限の死がひとつに圧縮されてただの一撃に収斂するのだ。思考の伝達速度?肉体の耐久?そういうモノはただただ圧倒的な一撃を繰る使い手には通用しない。因果も時も関係ない、理屈っぽいことなど何もない。リドルも技術もない、あるのは『肉体』を含め万象が認識できぬ純粋なる『剣技』のみ。)「   」(光が奔る。刃が吼える。別次元の領域から放たれる、首を狙った叩きつけるような無造作な一撃。それを具現化する無銘の刀はそれそのものが獣であるかのように無音の叫喚をこの世界へ響かせた。) (03/22-22:08:51)
ソード > (地面を蹴る。駆ける。それはいわゆる縮地と呼ばれる瞬速の歩法。それを持って距離を詰め、真っ直ぐにスズカに向かう。攻撃は刺突を選ぶ。斬撃も考えたが、こちらを選ぶ。最短にして最速の、最強にして最高の一撃なら、やはりこれしかない。数ある選択肢で最適と思う、そして相手に届かせる事に全てを賭ける一撃)―スラスト・エッジ/アブソリュート!!(自分の持てる全てを集約する。速さと力と技と心。ただ一つ、純粋に相手を撃つと言う一つの目的を果たすべく、そこに全てを集中する。一点集中突破。そこに複雑な物は一切ない。相手が無数の要素を一つに束ねたのに対して、こちらは一つを徹底的に突き詰めての一撃) (03/22-22:16:09)
ソード > [6面1個 6=6] (03/22-22:18:20)
スズカ御前 > (影が交錯し、二人の距離は遠く離れた) (03/22-22:19:32)
スズカ御前 > (1秒か、それとも2秒か。悠久の時の中で確かに時が刻まれてゆく中で刀身にヒビが入り、砕け散って風にさらわれてゆく。)――無間を越えた、か(高く結い上げていた髪をまとめる紐が切断され、まるで遮幕を思わせる濡黒羽の長髪が一気に広がった。背を向けるスズカは、刺し貫かれえぐられた自らの脇腹を手で拭い、真新しい鮮血を見て歓喜に笑みを深くした。この身に走る熱も、痛みも、愛おしささえ感じるような高揚にいた。) (03/22-22:30:39)
ソード > ……っ…。(突きを完全に繰り出しきった体勢から、バシュッと血が吹き出、その場にガクリと地面に膝をついた。剣を地面に刺して倒れこむのを防ぐ)…ぐぅ…っ…(無傷ではない。ダメージはでかい。だが許容範囲だ。死んではいない。あの相手の全力の本気を受けて、なお命を繋ぎとめられただけで大金星もいいところなのに、剣を届かせることすら叶ってしまった)…へっ、どんなもんよ。(剣に寄りかかって項垂れたままではあるが、確かに口元には笑みが浮かんでいた。今までにも何度か―それでいて片手で数えるほどしかない―感じたことのある最高の瞬間と言う奴だ) (03/22-22:31:35)
スズカ御前 > (無銘の刀はソードの身を確かに斬り裂いた。本来ならば防ぐことも躱すこともできぬその一撃は、当たれば彼を死んだことにも気づかぬままに黄泉国へと叩き込んでいたことだろう。だが、深手とはいえ命に別状はなく、その身に刻まれた一撃は肉と骨を纏めて斬り裂いただけに留まっていよう。 真っ赤に染まったその手の指先を舌でなぞり、嬉しそうな笑みを浮かべたスズカはソードの方へ振り向いた。そして、僅かに残った刀身に自らの血をべったりと塗ると、それを差し出した。)小童、貴様にコレをくれてやる。面白いモノを見せてもらった礼だ(砕けた刀は『天女の血』を吸収して輝きを増していた。これこそ、スズカ御前に刃を見事届かせた証であり、誉の証明であった。もし、それを受け取ったならば斬られた傷がイイ感じに治っていくことだろう) (03/22-22:42:32)
スズカ御前 > せいぜい喜ぶがいい。お前はこのスズカ神に打ち勝ったのだからな (03/22-22:43:35)
ソード > んあ…?(差し出された折れた刀を見る。一瞬怪訝な表情をするも、それを受け取ろう)…お、おぉ…?(と、同時に斬られた傷が直っていくのがわかる。その変化に幾らか目を丸くして)…は、ははは。打ち勝ったと言うか、競り勝てたと言うか。でも、今回みたいなルールじゃなかったら、やっぱり此処まで上手くやれる気はしねぇな。(一合だからこそ、そこに全力を注ぎ込む事が出来た。だが、これが普通の勝負や試合なら、まず勝てはしないだろう。全精力を注ぎこみすぎて、後に繋げられない。それは愚策だ)…確かに見せてもらったぜ、あんたの全力の本気って奴。わかっちゃいたけど、やっぱりトンデモねぇわ。なんだよあれ。相当出来る奴でも発狂しかねない奴じゃないか…。(無数の剣撃と無限の死の可能性。あんなの、絶対誰でもは耐えられない) (03/22-22:49:54)
スズカ御前 > だが、勝ちは勝ちだ。武の神に刃を届かせたことは誉とするがいい それに、だ。前にも貴様に言っただろう。お前はまだまだ上を目指せると。ゆくゆくは吾の相手では役不足となることを期待してるぞ?(それを語るスズカはソードの全身全霊を見て強い期待を抱いたのか、以前よりもその目は爛々としていた。)ハッ、あんなのどう斬ってやろうかと考えていただけだ。あの程度に錯乱しているようでは、遊び相手にもなれんぞ(ソードの言葉に鼻で笑う。それこそ、弱き者ではスズカにもたらされる濃厚な無限の死に耐えきれず無意識下で死を選ぶ。だが、その剣気はいわゆる『不細工なほどに剥き出しの殺気』に過ぎない。一般的な達人が馬鹿にするモノと同じモノ、そのため本気の彼女の前に立つには常に充てられる絶え間ない死の世界に耐えなくてはならない。でも殺気は殺気なのでスズカからすればそれで死ぬ奴が腰抜けなのだ)その点で言えばお前には及第点をくれてやる。ビビって死ぬような腰抜けじゃないことがわかったからな (03/22-23:02:55)
ソード > あぁ、自慢話にさせてもらうともさ。最も、信じてくれる奴はそうそういないだろうけどな。……そいつは、いつの話になる事やらだぜ。(とはいえ、精進を怠るつもりもない。高みがあるのなら、さらにそこを目指すだけだ)心配すんなって。その辺、俺は大丈夫だからよ。(実際、充てられてなお剣筋は全く揺らがなかったはずだ)そりゃあ、あれだ。俺は、ただあんたに剣を届かせる事しか考えてなかったからな。(他のことはほとんど頭に入ってこなかったんだよ、と。規格外な殺気のすごさを実感したのは、一合を終えてからなのだ) (03/22-23:09:35)
スズカ御前 > 信じられないというのも当然だろうよ。神である吾が、脇腹をかなり持っていかれたからな。手を突っ込めば背骨を直接触れるぞ? 時間などいくらでもある。100年先になろうが待っていてやろう(スズカは余裕そうに喋っているが、今もなお血は流れている。普通の人間であれば相当な痛手だ。精進を重ね、高みへ登らんとする彼を見る目はやはりいつもどおり)以前も多少は反応していたが、剣に乱れはなかったからな。……ほう。で、その望みがかなった気分はどうだ?(とにかく一太刀入れる。その大望はこうして叶い、聖なる力に染まり淡く光る折れた刀が、トロフィーのようにそれを事実として黙して語る。) (03/22-23:18:20)
ソード > そっか。じゃあ気長に待っててくれや。幸い、俺も寿命とかのしがらみはなくなっちまった身だからな。(いつかは叶う。いや叶えてみせると笑って)最っ高だった。(感想を聞かれれば、満面の笑みでニィっと笑うことだろう)っと、そんなことより怪我大丈夫かよ。いや、まぁ、大丈夫なんだろうけどさ。(見てて、痛々しいぞ、と)…いらんかもしれんけど、止血くらいしとくか?(救急セットくらいは持ってるぞ、と) (03/22-23:25:52)
スズカ御前 > だったら、その最高を塗り替える遊びを提供してもらう。いつであろうと吾は逃げも隠れもしない(子供のような無邪気な笑みの前に、スズカも弟と約束を交わす姉のように笑う。その信念は良い、いつか来る未来が楽しみだと嬉しそうにする。)いらん。この程度通力でなんとでもなる(そこは神らしく、目を閉じて軽く念じると出血がみるみるうちに収まり、傷が癒えてゆく。なんてことはない、損傷した肉体を再構築しているのだ)さて、では以前と同じように送ってやろう。今日はもう休め、疲れただろ? (03/22-23:33:44)
ソード > おうとも。まぁ、今回みたいなのは早々無理でも、手合わせとかでも充分やる意味はあると思うから、またやろうぜ。次は、もうちょい安全枠でな。(なにより自分的に意味は大きい。一撃だけと、通常の剣撃戦は全然違うのだ)……便利だなぁ。俺、魔法はからっきしだからなぁ。(いいなぁ、と)ん、そうだな。じゃあ頼むわ。(コクリと、相手の言葉に頷いて) (03/22-23:37:18)
スズカ御前 > ふ、ならばその時は軽く遊んでやる。だが、本気で来なければ死ぬぞ?(全力の本気と通常の本気はまた違う。スズカは本気を出さず戯れる気満々だが、それでいてソードには本気を要求するゴッド理不尽。)魔法など、人が使うものだろう?吾のは通力だ。 よし、では我が前から消えるがいい(スズカはうなずくソードに手を向けると、その認識がほんの一瞬だけ夢幻に融けてゆくことだろう。指先から肉体が消え、魂も思考も全てが解けるように消滅してゆく。……眠りから覚めるように目を開くと、そこは誰もいない詰め所の一室。血も怪我もなく、服も来る前と全く同じ。まるであの戦いが夢であったかのように何もかも、時間すらもあそこに行く前のままだ。――だが、デスクの上に刀身が砕けた刀が置かれ、それがアレは夢ではないと語るように淡く輝いていた) (03/22-23:45:07)
ご案内:「ススキヶ原(夜)」からスズカ御前さんが去りました。 (03/22-23:45:13)
ソード > あんた相手に本気でいかずにどうやって、やりあうんだよ…。(でないと、あっさり終わってつまらない結果になってしまう)…魔法と通力って何が違うんだろ。(とか不思議に思ってる間に、送られていくのだろう。次に目覚めるのは詰め所。一瞬キョトンとするも、それが夢でなかったと気づくのは、すぐのことだった――) (03/22-23:47:54)
ご案内:「ススキヶ原(夜)」からソードさんが去りました。 (03/22-23:47:57)
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