room03_20190326
ご案内:「風の渡る丘」にエルティアムさんが現れました。 (03/26-21:56:16)
エルティアム > (丘の上に大樹が見える。その大樹で鷹の翼の男は張り出した大きな枝の上に寝そべっていた。枝葉を撫でる風の音を耳にしながら、遠く広がる森に目を向ける) (03/26-21:58:31)
エルティアム > (広がる森の一角には恐らく、先日のあの場所があるのだろう。様子を見るようになってからどれほど時間が経っただろうか。その間で始めての危機らしい危機であった) (03/26-22:00:15)
エルティアム > ......まあ上等と言やぁ上等やがねぃ。(へらりと笑みを浮かべつつ、傍らの徳利に手をやる。少しばかり手を出してしまった事に後悔がないわけでもないが、最悪の事態ともなれば妹に顔向けも出来なくなる。そういう意味では...) 間に合うた、ちゅことで良しとしとくかい。(徳利を開ければぐい、と酒を口にして) (03/26-22:05:27)
エルティアム > (さて、と思う。自分があの頃には何をしていただろうか、と。弓は嗜んでいた。狩りも教わっていた、とは思う。追跡の仕方、位置取り、罠の仕掛け方、もちろん獲物の捌き方から、空と風と森への感謝の仕方まで。とは言え、一人でこんな森に放り出されて、さて無事に済んだだろうか) (03/26-22:11:48)
エルティアム > (ぐい、ともう一口酒を飲んで)......流石にこいつはまだやったはず、よな?(苦笑しながらもう一口。時狭間で時折補充する酒は格別に美味い。もちろん、この大樹のそこここに隠してある酒も美味いものではあるのだが) (03/26-22:14:58)
エルティアム > ......親父にゃあ、もうちょい、いろいろ教わりたかったもんやぜ。(徳利片手に引き上げて、飲んで。そんな事を思うのは、息子ほども違うあの少年を見ているからなのかもしれない。何故だか、亡くした両親の事を思う時間がこのところ時折あるものだ) (03/26-22:19:45)
エルティアム > (思えば、酒を一緒に酌み交わしたのは一度きりだったような気がする。その頃はまだ酒の味もよく分からずに、ただ酔うだけだったような覚えがある。そんな、もう20年以上も前のことを、今更、とは思うのだが。今となっては少し、残念なような気がした) (03/26-22:25:34)
エルティアム > ......け、何を考えとんのやろなぁ。(自分の思考には、やはり苦笑しか浮かばない。そんな事を考えた自分が気恥ずかしくもあり、残りの酒は一気に飲んでしまった) (03/26-22:30:41)
エルティアム > (それは過ぎた事である。後悔と言うのとは少し違うが、風はあの頃と変わらずに吹いている。思考に囚われるのも好みではない。考えるべきは今と、これからのことでもある) ま、もうしばらくは見守ったるさ。はよう一人前になりや。(上体を起こして、改めて森に目をやった。このどこかに似たような翼を持つ少年はいるはずである。その姿を思い浮かべつつ、風に言葉を乗せた) (03/26-22:35:06)
エルティアム > (やがて鷹の翼の男は目を閉じる。今日はこのまま、この大樹を塒とするようで…) (03/26-22:35:51)
ご案内:「風の渡る丘」からエルティアムさんが去りました。 (03/26-22:36:03)
ご案内:「川のほとり」にアステル☆さんが現れました。 (03/26-22:54:27)
アステル☆ > (川を流されてきた妖精は、腕に抱えていたピーリングフィッシュを離す。) 温泉の中に居れば、外敵もなく永く(永遠の)生を愉しめるだろうに。外の世界は厳しいぞ? (03/26-22:57:24)
アステル☆ > はははっ。食道楽もそこまで行けば立派なものだ。後は、自分が食事にならない様に気を付けて、短い生を愉しむが良い。 (03/26-22:58:46)
アステル☆ > (下流へ泳いでいくピーリングフィッシュを見送って、妖精は星海の底へ還る。) (03/26-22:59:26)
アステル☆ > (流れ星が地平線の向こうへ滑り落ちていった。) (03/26-23:00:05)
ご案内:「川のほとり」からアステル☆さんが去りました。 (03/26-23:00:08)
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