room03_20190409
ご案内:「森の中 - 温室 -」にマフィネロディさんが現れました。 (04/09-16:30:28)
マフィネロディ > (森の中の僅かに開けた場所にひっそりとその温室は佇んでいた。春めいた陽気のこの時節、温室の中には様々な草花が咲き誇っている。そんな中を白い手袋の執事風の青年が見回っていた) (04/09-16:33:07)
マフィネロディ > (温室の広さはそれほどでもない。彼一人であっても全ての草花の手入れをするには充分であった。色取り取りの花を手入れしながら、執事は温室の中央へと目をやる) (04/09-16:36:46)
マフィネロディ > (温室の中央には白いテーブルと椅子が設えられている。綺麗な真白のその椅子には、今は来客はない。それでもそのテーブルの上には白い陶器のティーセットと、銀の燭台が置かれていた。燭台の蝋燭にはまだ火は灯っていない) (04/09-16:40:05)
マフィネロディ > ふふ、お客様のご来場まではまだ間がありそうですね。(懐から取り出した懐中時計に目をやりながら、執事は温室の出入り口を気にする素振りを見せた。外の陽は翳りつつある。燭台の出番ももう間もなくの事のように思われた) (04/09-16:42:31)
マフィネロディ > (執事はそっと手を伸ばす。白い手袋の先の花の色は薄紅色だった。その花を愛おしそうに撫でる。その花の名はこれからお迎えする"お客様"に頂いた名である。その姿を思い出しながら、執事は口元に小さく笑みを浮かべた) (04/09-16:48:27)
マフィネロディ > ふふ、あのお客様は如何なさいますでしょうか。代償次第で如何様な願いも叶えましょう。悩みに悩み抜いてお越しください。契約が頂ければよし。頂けずとも、それはそれで...(花から手を離せば白い手袋は口元を隠すように覆った。その下の顔は傍からは計り知る事が出来ない) (04/09-16:54:00)
マフィネロディ > ......おや。(ふと、執事が何かに気付く。視線の先には萎れてしまった花が見えた。もとは白で縁取られた紫色の細長い花であった。それが今は見る影もなく萎み、枯れてしまっていた。口元から白い手袋が離される。その表情には僅かに残念そうな感情が浮かんでいた) (04/09-17:01:49)
マフィネロディ > これは我が主の温室には似つかわしくありませんね。(小さな呟きと共に、執事は温室を移動する。執事の移動と共に、僅かな空気の流れが草花を揺らす。陽はまだ翳っていないが、影は着実に温室を支配し始めている。その花の前に執事が辿り付けば、手を伸ばしてその花を無造作に、しかし最小限に無駄なく手折った) (04/09-17:06:31)
マフィネロディ > 此方の花の名前は......(手折った花を白い手袋に乗せて眺める。その口元には薄っすらとした笑みが浮かぶのみで) ふふ、忘れてしまいました。これでは主に叱られてしまいそうです。(笑みを浮かべながら、しかしすぐに興味を失ったかのように視線を温室の入り口の方へと向けた) (04/09-17:11:19)
マフィネロディ > さて、そろそろお時間で御座いましょうか...?(視線を向けながら、執事はその萎れた花を白手袋の手で握る。そして開かれた手からは黒い靄のような物が僅かに棚引き、すぐに消えた) お迎えの準備を整えなければいけませんね。(執事はその花であった物に視線を送ることもなく、燭台に明かりを灯し始める) (04/09-17:18:30)
マフィネロディ > (小さな温室は新たな光で照らされる。そして執事がテーブルの上の陶器のティーポットをするりと撫でれば、不意にそのポットの口からは湯気が立ち昇り始めた。満足そうな笑みを浮かべれば、執事は温室の出入り口へと足を向けた) (04/09-17:22:18)
マフィネロディ > (執事が扉の前で姿勢を正すとほぼ同時にその扉は開かれ、来訪者が訪れる。憔悴しきった表情を浮かべるその来訪者に、執事は恭しく一礼をした) (04/09-17:24:23)
マフィネロディ > ようこそ、我が主の温室へ。準備は整えて御座います。(姿勢を戻せば、来訪者を中央のテーブルへと促した) さあ、どうぞこちらへ。ふふ、早速お話を、お伺いいたしましょう... (04/09-17:26:37)
ご案内:「森の中 - 温室 -」からマフィネロディさんが去りました。 (04/09-17:26:48)
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