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ご案内:「とある世界 -山賊のアジト-」にマフィネロディさんが現れました。 (04/09-21:52:00)
マフィネロディ > (ここはとある世界の山道沿いの建物。煉瓦造りの古い建物は今では山賊たちのアジトとなっていた。しかしながら、その山賊たちも元はただの村人でしかない。重税に喘いだ挙句、国境沿いのこの山道で荷を奪うような事を始めたのである。彼らの領主はそれを見てみぬ振りをする有様であり、そもそも取り締まるつもりもないようであった) (04/09-21:55:21)
ご案内:「とある世界 -山賊のアジト-」に盗賊さんが現れました。 (04/09-21:58:13)
マフィネロディ > (ところが、事態はそれだけで済むはずもなかった。似たような事をしていた二つ離れた山中の山賊が全滅したと言うのだ。それも、かなり無残な姿で発見されたらしい。次は自分たちの番、と恐れていたところに現れたのがこの執事である) "代償次第で如何様な願いでも叶えましょう” (そう告げる執事に、恐怖に染められていた山賊たちは否も応もなく契約を結んだのである) (04/09-21:58:43)
マフィネロディ > ふふ、それでは…あなた方の身の安全は、私が守って差し上げましょう。ただし、"代償"はしっかりと頂きますので、努々お忘れなきよう…(薄っすらと笑みを浮かべるその口は、しかし白い手袋に隠されて見えなかったようだ。そして、彼らの身の安全は別な所から崩される事となる) (04/09-22:01:36)
マフィネロディ > (その日、山賊たちが絡んだ相手はご同業とはいえかなり性質の悪い部類だった。追剥よろしく、刃物を手に数人で取り囲んだものの、その結果は…) (04/09-22:04:29)
盗賊 > ――愚かな。喧嘩を売る相手を見ることすらできんのか(囲まれながらも鬼面の盗賊は余裕だった。身体から真っ赤な血を流し、明らかに手負いであるが、それは山賊によってつけられた傷ではない。真新しいてらてらと光る鮮やかな血を刀にべったりとくっつけて、ゆっくりと山賊の一人に近づいてゆく。)貴様らのアジトを教えるか、有り金をすべて置いてゆけ。どちらもできぬならばその命をもらう(理不尽な三択。だが、紅い光が語るのはそれが宣告であるということ。貴様らの命などどうでも良い、と明らかに語っていた。) (04/09-22:09:04)
盗賊 > ――愚かな。喧嘩を売る相手を見ることすらできんのか(囲まれながらも鬼面の盗賊は余裕だった。身体から真っ赤な血を流し、明らかに手負いであるが、それは山賊によってつけられた傷ではない。てらてらと光る鮮やかな血を刀にべったりとくっつけて、ゆっくりと山賊の一人に近づいてゆく。)貴様らの隠れ家を教えるか、有り金をすべて置いてゆけ。どちらもできぬならばその命をもらう(理不尽な三択。だが、紅い光が語るのはそれが宣告であるということ。貴様らの命などどうでも良い、と明らかに語っていた。) (04/09-22:11:43)
マフィネロディ > (今まで自分たちが相手にしてきた者とは明らかに違うその異様なほどの殺気に、それすらも気付かない者達ではなかった。情けない悲鳴を上げながら蜘蛛の子を散らすように逃げてゆく。ただ一人、真っ向から睨まれた男は足が竦んだか錆だらけの鍬を振り上げたまま動けなくなっていた。がちがちと歯を震わせ、後退りすら出来ずにその場で震えていた。その男の前に黒い燕尾服の執事が姿を現す)……おやおや。まさか早速の出番となろうとは思いも寄りませんでしたよ。(薄く笑いながら、盗賊の発する殺気にも臆することなく立ち塞がる様にしている) (04/09-22:16:04)
盗賊 > (盗賊の纏う殺気は、異常なほどに強いというよりは『異質』なものだった。生暖かく、ぬめりのある感触が身体を触りまわるような、闇そのものがその盗賊の一部であると錯覚させる得体のしれないものだ。人が夜の闇に潜む『何か』を恐れる心を、否応無しに膨れ上がらせる怪異なりしもの。)答えることもできんか?シラミ潰しに殺して回っても構わんのだぞ(盗賊の背後には縦一文字に両断され、おびただしい血の中に人間の中身をこぼしている死体がある。答えを一つ間違えれば同じ結末を迎えるだろう。)何用だ(現れた執事風の男に向き直りもせず、憮然とした様子で問う。その正体にはすでに勘付いているような、そんな様子) (04/09-22:25:18)
盗賊 > (盗賊の纏う殺気は、異常なほどに強いというよりは『異質』なものだった。生暖かく、ぬめりのある感触が身体を触りまわるような、闇そのものがその盗賊の一部であると錯覚させる得体のしれないものだ。人が夜の闇に潜む『何か』を恐れる心を、否応無しに膨れ上がらせる怪異なりしもの。)答えることもできんか?シラミ潰しに殺して回っても構わんのだぞ(盗賊の背後には縦一文字に両断され、おびただしい血の中に人間の中身をこぼしている死体がある。答えを一つ間違えれば同じ結末を迎えるだろう。)何用だ(現れた執事風の男に、ただ一言憮然とした様子で問う。その正体にはすでに勘付いているような、そんな様子) (04/09-22:29:08)
マフィネロディ > 貴方はお逃げなさい。心配は必要ありません。契約は守りましょう。(立ち塞がるその姿のまま、背後に声を掛ける。優しげなその言葉は、異質なまでのその殺気を忘れさせるに充分であり、金縛りの解けたように、その男はゆっくりあとずさるとアジトの方へと駆けて行った) 私は彼らと”契約”を結んでおりましてね。そちらの方々は残念ですが…せめて残りの者たちはお守りさせていただきましょう。(すっと徒手の腕を突き出す。盗賊が動けば即座に反応する。執事風の優男からは、そのような気配が感じられるだろう) (04/09-22:31:41)
盗賊 > (逃げ帰る山賊の方を見やると、あそこか、と一人合点する。そして執事の言葉を聞くまま、鬼面の盗賊はフンと鼻を鳴らした)やってみろ、下人(身構える執事に対して、鬼面の盗賊は刀を構えることすらせず歩き出した。) (04/09-22:36:53)
マフィネロディ > ふふ、"契約"で御座いますのでね。守るのが勤めで御座います。(こちらも特に何をするでもない。立ち塞がるのみである。ゆらりと少しだけ腕が揺れたように見えたが、それはそれだけの事ではある) (04/09-22:41:33)
盗賊 > (盗賊は――そのまま攻撃せず、執事を無視して通り抜けようとする。) (04/09-22:43:14)
マフィネロディ > (同じ速度で後退すれば僅かずつではあるが右腕から黒い靄が棚引く。その靄はゆっくりと盗賊の周囲に纏わり着くように流れていく) (04/09-22:46:44)
盗賊 > (盗賊に纏わりつこうとするモノが邪気やらの類であれば盗賊には通用しない。そして、その存在は曖昧に揺らめき実体を捉えることは難しい) (04/09-22:49:29)
盗賊 > (というか、この盗賊は魔性の存在だ。闇に属するモノの効き目は薄い) (04/09-22:50:49)
マフィネロディ > (元は邪気瘴気の類ではあれど、今は盗賊を止めるためのもの。実体を持ったそれは著しく動きを制限する事だろう。しかしそうするとかなり似た者同士ではある…) …貴方はどうやら私と近しい存在……引くつもりは御座いませんか?(目を細めて見やる。ただし言葉は交わせど今のところ止めるつもりもないらしい) (04/09-22:57:31)
盗賊 > (盗賊の動きを止めようと纏わりつくそれは通用する。しかし、それを鬱陶しく思ったのか閃光が奔り、実体があるならば細かく切り裂いて霧散させようとするだろう)盗賊が自らの獲物を逃がすとなぜ思う?奴らから成果品を召し上げ、その後に領主からも奪うと決めた、それだけだ。……それとも、貴様にあのネズミ共の命に代わるネタがあるとでも?(紅い瞳は冷酷なモノ。何か提供できるものがあれば考えてやる、ということらしい。尤も、陣営関係なく略奪する気満々だが) (04/09-23:04:29)
盗賊 > 尤も、奴らの命などオマケだ。故に貴様が代償としてなにかを差し出すならば考えてやろう。……わかりやすかろう?(鬼面の眼光が妖しく光る。) (04/09-23:09:20)
マフィネロディ > ふふ、私にも大した持ち合わせは御座いません。私の契約の後でしたらお好きなように。ですが、私も今、引くわけには参りません。(細めた目をそのままに、僅か、腰を落とす。白手袋の左手に同じく白い右手を当てれば腕の中から引き抜くように一振りの漆黒の刀身を持つ剣が現れる。そしてそのまま、軽い動きで横に一閃する) 代償次第で叶える、との契約を致しております。この先には進めぬものとお心得下さい。 (04/09-23:14:04)
盗賊 > (執事が剣を出せば、盗賊は刀をゆっくりと下ろす。)我に刃を向けるとはあまり頭がいいとは言えんな。だが……その剣はなかなか悪くない。あえて最後に選ばせてやる。その剣を自ら差し出すか、力ずくで奪われるか。賢明な解答を期待しよう(一応の道は指し示す。それでも嫌だと言うなら殺して奪う、と。どのみち先手は譲るらしい) (04/09-23:20:40)
マフィネロディ > ふふ、今の私は契約の下に御座います。しかし、貴方様のお相手には、少々代償が足りないようで御座いますね。(黒い刀身の剣を振る。振れば黒い靄が男の逃げて行った奥から溢れるように流れ、執事に吸い取られる。そして…) < ヒュッ > (風切り音だけが聞こえる。踏み込んだ姿すら常人には影も見えずに振り下ろされる刃。それは誤ることなく盗賊の脳天から振り下ろされていた) (04/09-23:26:17)
盗賊 > 恨むならば違約金も払えん自分を恨むんだな(盗賊は無造作に下ろしていた刀を上に振り上げる。ただ、そうするだけで脳天に向けて振り下ろした刃が『滑る』。刀の腹を刃が滑り、柄が受け止める。そして、刃を滑らせながら盗賊は歩みを止めず、もう片方の手で取り出した短刀を腹部に向けて突き出した!) (04/09-23:30:14)
マフィネロディ > お金如きで私の契約はならぬのですよ。(笑みを浮かべながら、左の手の平で短刀を受け止める。否、その短刀は左の手の平を貫いている、がそれゆえに腹部にまでは届いていない。白手袋は一瞬でその面影をなくした) お引き下さい。殺したくは御座いません。(剣は盗賊の刃と交えたまま。鍔競りの状態にあるのだろうか?) (04/09-23:37:48)
盗賊 > 一つ間違っているな(30cmはある短刀をえぐり込み、強引に引き抜くと)狩るのは我で、狩られるのが貴様だ(一筋の閃光が剣を掴む手に襲う。速度という点においては、無影。極限まで研ぎ澄ました一撃にて、反応されるよりも速く斬り捨てんとする一撃だ) (04/09-23:42:29)
マフィネロディ > くっ―――!!?(始めて、執事の表情が驚愕に曇る。腕は呆気なく斬り飛ばされ、一瞬送れて赤い…紅過ぎるほどに赤い鮮血が噴出した。数歩、後に引くと貫かれていた左手で右腕を押さえる) ……ふふ、お見事で御座います。どうやら、彼らの支払う代償では足りなかったようで御座いますね…。 (04/09-23:47:22)
マフィネロディ > (執事の右腕と共に漆黒の刃の剣は地に落ちている事だろう。刀身は月の光を受けてなお、黒く輝く) (04/09-23:49:53)
盗賊 > (噴き出した鮮血は夜の中で桜の如く飛び散る。血の付着していない短刀を振り切った盗賊は、両手に刀を持ったまま魔人のごとく佇んでいた。)どうした、殺したくないんじゃなかったのか?(先程かけられた言葉をそのまま言い返す。常人ならばゾッとする程に冷酷な、命のやり取りを当然とする声。)先に言っておくが、奴らの身に何かをする気は今のところはない。痩せ細ったネズミの血も、醜く肥え太ったブタの血も啜る気にはならんからな。貴様が請け負ったのは奴らの安全だろ?奴らには手を出さんならば別にいいのではないのか(その身の安全だけは保証してやると、妥協案を出す。目当ては横取りだ) (04/09-23:54:51)
盗賊 > ああもちろん(地面に落ちた腕を拾い上げて、その肉を噛み千切る。)戦利品としてコイツは貰っていく。ちょうど小腹も空いていたことだしな(男の腕を喰らいながら、盗賊はせせら笑う) (04/09-23:56:48)
マフィネロディ > ええ、ここまでにしておきましょう。(右腕を押さえたまま、執事は薄ら笑う) 私は " 代償次第で " 如何様な願いも叶えます。代償が足りなければ......契約は不成立なのですよ。(左腕を離し、ぱちりと指を鳴らす。鳴らせばその右腕は黒い瘴気となって霧散し、代わりにアジトの方から26の黒い靄の人型が浮遊してくる。それらは執事に重なるように消え...そして、みるみるうちに右腕は元に戻り、左手の平の傷も何事もなかったように...その白手袋にすら痕跡を残さずに元通りになる) (04/10-00:01:41)
マフィネロディ > (背筋を正して執事は立っている。今までの事が、全て " 嘘 " であったかのように。そして新しい右手で剣を示した) その剣も...必要であればお持ち下さい。今しばらくは " 嘘 " のまま残しておきましょう。少しはお役に立つと思いますよ? (04/10-00:04:17)
盗賊 > ■■である我を葬るならば山程の生贄が必要になろうよ。次は仕事を選ぶんだな(消え去る右腕と、残る黒剣。それを見ればほう、と声をもらし。)果たして何処まで我のメガネに適うか、疑問ではあるがな。だが、なかなか良い剣だ。我の宝物庫に納まる程度にはな(奪った剣をそのまま抜き身で持ち、納めた刀を揺らしてゆっくりと歩き始める。血染めの悪鬼は当初の目的を果たすべく、ゆっくりとアジトへ向かってゆく。恐らくは、もうそれを止めてはくれないだろう) (04/10-00:08:11)
マフィネロディ > ふふ、紛い物ではありますがそれなりの魔剣に御座います。貴方様の剣の端にでもお加え下さい。(言葉を返せば恭しくも一例をして、アジトへと向かうその姿を見送ろう) ただし、その中の者達は反応らしい反応も示す事は御座いませんが...(そして、その先の領主の事までは知った事でもなく、すでに興味もない事で) ...どうぞ、いってらっしゃいませ、―――様。(頭を下げたまま、彼が遠ざかるのを待つ事だろう) (04/10-00:14:48)
盗賊 > (呼ばれたその名は、久しく呼ばれていなかった名。鬼面の下で邪笑を浮かべ、魔性の執事に軽く手を振替しながらまるで主人のように歩みを進めてゆく。この地はそう永くはない。領民は抜け殻となり、領主はその後衛兵を殺され金目のモノを根こそぎ奪われ、不正の証拠は興味もないからと適当にバラまかれる。ふたつの魔性により、滅ぶことになるだろう――) (04/10-00:19:46)
ご案内:「とある世界 -山賊のアジト-」から盗賊さんが去りました。 (04/10-00:19:49)
マフィネロディ > (その盗賊が遠ざかれば、執事は周囲を見渡して。特に面白くもなさそうな表情で、最後は細い月を見上げた) さて...我が主の温室の世話をしなければなりませんね。ふふ...楽しみな事が増えて何よりで御座います...(やがて、執事はどこかに向かい一礼すると、黒い瘴気となって跡形もなく消えた) (04/10-00:23:52)
ご案内:「とある世界 -山賊のアジト-」からマフィネロディさんが去りました。 (04/10-00:24:01)
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