room11_20190502
ご案内:「闇の集う場所」にマフィネロディさんが現れました。 (05/02-22:52:07)
マフィネロディ > (瘴気の漂う荒野に執事風の青年が忽然と現れる。その風貌こそ普通の優男であるのだが、ただでさえ濃いこの場の瘴気がさらに一段と粘りを増した気がした) (05/02-22:53:58)
マフィネロディ > (その男は薄っすらとした笑みを浮かべながら周囲を見回す。濃い瘴気が視界阻むが、この執事にとってはそれは問題ではないらしい。やがてその黒い瞳は目的としたその姿を捉えた) (05/02-22:57:06)
マフィネロディ > (びっしりと漆黒の竜鱗に覆われたその生物は、暗い眼光を執事に向けていた。底知れぬ敵意と、そして僅かに宿る恐怖の色。だが、その敵意はしかし漆黒の執事に届く事はない。踏み出そうと動かしたその前足は竜鱗に犯され、びくり、びくりと痙攣すると地へと落ちてしまった) (05/02-23:02:03)
マフィネロディ > (執事は満足そうに笑みを深くする) ふふふ、礼を言いましょう。よくぞここまで育てて下さいました。貴方では力不足かとも思いましたが、さてさて、ふふ......なかなかの物でございます。(執事はそのプラントレオだった物に近付くと、白い手袋の右手をすっと伸ばし、一枚の鱗を剥ぎ取った。それは激痛を伴うものなのか、プラントレオだった物の絶叫が瘴気の中に響いた) (05/02-23:06:25)
マフィネロディ > おや...まだ痛みを感じる程度には正気が残っていらっしゃるのですね? ふふ、それはお辛い事でしょう。(声を掛けながら、執事は手の中の鱗を眺める。やはり、と満足そうに頷けば視線をもう一度鱗に塗れたそれへと向けた) 良い鱗です。更に多くの者に力を分け与える事が出来ましょう。御礼といっては差し出がましいですが……楽にして差し上げましょう。 (05/02-23:12:08)
マフィネロディ > (鱗を左手に持ち替え、右手を闇色の瞳の前へと向ける。噛み付こうとする意思こそ感じるが、もはや思うように身体は動かないらしい。執事はするりとその頭から瞳までを撫でれば、一瞬だけ、その瞳は鮮やかな緑に戻り、そしてすぐに光は失われていく。静かにそのプラントレオは事切れる。その身体が地に伏すと同時に、覆われていた鱗は綺麗に剥がれ落ちていった) (05/02-23:16:04)
マフィネロディ > ふふ、地にお還りなさい。安らかな安寧を...(プラントレオに対して一礼すると、執事は右手をゆるりと振った。漂う瘴気がその動きに沿って黒い風となり、漆黒の竜鱗を巻き込んで執事の左手へと吸い込まれていく。全ての鱗を納めれば、執事は満足げに一つ、頷いた) (05/02-23:22:33)
マフィネロディ > さて、次はどちらへ参りましょうか。強いお方のいる場所が良いですね......ふふ、我が主の尖兵に...ふふふふふ。(手元に一枚だけ残した鱗を眺めながら、執事は笑う) (05/02-23:24:17)
マフィネロディ > ...ふふ、それでは今宵はこれで。皆様、ごきげんよう。(どこかへ向けて仰々しく一礼をすれば、執事は瘴気に溶けるように消えてしまった) (05/02-23:25:39)
ご案内:「闇の集う場所」からマフィネロディさんが去りました。 (05/02-23:25:47)
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