room03_20190511
ご案内:「荒野(深夜)」にアステル☆さんが現れました。 (05/11-08:33:52)
アステル☆ > (草木も眠る丑三つ時。ロイヤルハウスの停まる荒野に妖精は再び潜伏していた。) (05/11-08:34:03)
ご案内:「荒野(深夜)」にアステル☆さんが現れました。 (05/11-08:34:22)
アステル☆ > (この船は大海原を旅してきたのだろう。船体には公海を渡ってきた経歴がそこかしこに見られる。藻とか貝とか藤壺とか。それに海賊らしい衝角の傷跡?) (05/11-08:34:27)
アステル☆ > (それが今やこの有様。荒野の只中に座礁するとは器用なことだが、何より凄いのはある程度水平を保っている事である。自重で地中にめり込んでいるにしても、基本ごろんと行きそうな所。仮に大地がしっかり竜骨を噛んでいるとしても、その場合は船体に強度が必要になる。木造船が胴体着陸したことを思えばバラバラになっても不思議ではない衝撃があっただろう。) (05/11-08:35:26)
アステル☆ > (にも関わらず、堂々と荒野に屹立しているところを見るに、この船はやはり凄いのだ。色々な意味で。) (05/11-08:35:59)
アステル☆ > (であるならば、やはりこの船には海にあることこそが正しい姿ではないだろうか?) (05/11-08:36:21)
アステル☆ > (不意に大地が熱を帯びる。否。熱というには少々熱すぎたかもしれない。もし正確に大地の温度を測る術を持っていたなら、そして測ることが出来たなら、その温度が数百万度にも及ぶ、太陽コロナの数倍もの熱を持っていたことに気付けただろう。) (05/11-08:42:55)
アステル☆ > (だがその変化は一瞬で、大地に接している筈の船に熱の影響は見られない。大地を包む空気が熱を帯びることも無ければ、特別な衝撃が船体を襲うことも無ければ、通常ならば核熱に曝された大地の様に熔解してガラス質になる筈の大地も熔け固まったりはしなかった。) (05/11-08:48:08)
アステル☆ > (代わりに、乾ききった不毛の荒野だった筈の場所は、この一瞬で瑞々しい草花に覆われた。地中を掘れば水さえ掘り当てることが出来るだろう。) (05/11-08:53:38)
アステル☆ > (一陣の風が吹けば、元は荒野だった草原を風が撫でて、月明かりを延々遠くまで反射している。潮騒代わりの草の葉擦れがザワザワと音を奏でた。) (05/11-08:57:00)
アステル☆ > (時間加圧。魔法の介在しない超自然な現象が、この大地だけに草花の種が届き、雨と太陽の恵みを受けた結果を誰知られることなく齎した。) (05/11-09:01:27)
アステル☆ > (一仕事終えた感の笑顔を湛えた妖精は、自分の仕事を確認する様に風を空から打ち下ろす。) (05/11-09:03:19)
アステル☆ > (颯々と大草原を渡る風に、潮騒と大海原の波を見る。) (05/11-09:07:06)
アステル☆ > (そしてもう一度風を吹かせれば、今度は妖精自身も風に乗って『大海原』を渡っていった。) (05/11-09:08:05)
ご案内:「荒野(深夜)」からアステル☆さんが去りました。 (05/11-09:08:10)
ご案内:「荒野-海賊船ロイヤル・ハウス-」にクラーレ船長さんが現れました。 (05/11-09:29:42)
クラーレ船長 > 「お、おかしら!こりゃあ一体何が起きたんでしょうかね……?」…………(甲板に立つ二人の海賊が、辺りに広がる草原のサマに言葉を失っていた。昨日まで不毛地帯だったのに、今はすでに青々と茂る草が広がり自然に回帰しているかのようだ。海賊の片割れ、クラーレはやれやれと肩をすくめるとニヒルに笑ってみせた。)……まるでネバーランドだな。たぶん誰かさんのイタズラだろ?それにしたってスケールがでっかいけどな「……悪酔いしたわけじゃないですね」(クラーレはゆっくりと足を勧めてゆくと、船首に腰を掛けた。やはり見える大草原に、ヒュウと感心したように口笛を鳴らして)陸のことはあまり詳しくないが、こうまで来るとある意味海だな。ま、緑色のドレスもしばらくは悪くねえさ(なんか余裕ぶっこいてる) (05/11-09:39:31)
クラーレ船長 > (クラーレは目配せで指示を出すと、船体を優しく撫でて草原を見下ろす。とにかく、圧倒的な光景だ。普段見慣れている波と、聞き慣れている子守唄代わりの潮騒をそのまま置き換えたならばきっとこうなるんだろう、そんな感覚を感じる。部下たちはともかく、クラーレはこの手の草原に立ってみたことはないのだ。)……しかし、日誌にはどうつけたものかな。どうも困るな、こういうのを見ると(しかし、なんとも不思議な現象だ。連日修復作業やらに追われているが、なんとも変わった出来事に驚きだ。)この間は端材で作ってたボトルシップを勝手にイジられてたしな、やれやれ (05/11-09:54:02)
クラーレ船長 > (しかし、こういう草原は掘ってみれば何かが出てくることがある……と、聞いたことはある。)後で掘ってみるのも楽しいかもな(帽子を目深にかぶり直すと、船首に背を預けてゆっくりと目を閉じた。焦っても仕方がない。こういう時は、良い考えが浮かぶまで環境が鳴らす音色に耳を傾けるくらいがちょうどいい) (05/11-10:00:24)
クラーレ船長 > (それにしても、規模が本当に大きいな。冥海と違って危険はないにせよ、こんなことができるやつがいるとはな 空を見上げ、クラーレは思案にふける。普段聞いている潮風と違う野生の息吹。太陽と風と草とが織りなすその音色は本能にやすらぎを与えてくるかのようなもの。悪い気分ではない、ないのだが……) (05/11-10:07:16)
クラーレ船長 > (海の男は驚きやハプニングに戸惑うことはさほどない。ゆえに、クラーレは冒険の気配に口元を吊り上げる。)……面白くなってきやがったな(楽しげに笑い、ゆっくりと身を戻すと起きてくる海賊達のもとへと説明に向かう。そしていつものとおりに朝食を、という流れを経るのさー) (05/11-10:10:06)
ご案内:「荒野-海賊船ロイヤル・ハウス-」からクラーレ船長さんが去りました。 (05/11-10:10:09)
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