room01_20190521
ご案内:「とある場所」に黒衣の少女さんが現れました。 (05/21-16:20:26)
黒衣の少女 > (暗がりから闇を纏うような漆黒の装いの少女が飛び出した。周囲を油断なく見渡す青い瞳は獲物を狙うようにただ、冷たい。彼女の周囲に広がる世界はどこまでも広く映るが――この世界にこそ彼女の獲物は存在する。腰に提げた刀をいつでも抜刀できるように備え、静かに木床を進んでゆく。) (05/21-16:26:00)
黒衣の少女 > ――――(ここか、と少女は『門』のわずかな隙間抜け、数多の食材が保管される『庫』へとたどり着いた。この場を使う者は今の時間帯はいない。巨大な食料たちはしっかりと保管され、余人の手が入らぬようにしっかりと管理されているが油断はならぬ。兵站の要となる水場、そして換気口がここにはある。故にどれほど管理していたとしても『敵』が現れる可能性はある。それを殲滅することが使命である彼女はこの場を索敵し始めた。) (05/21-16:30:47)
黒衣の少女 > (――私の知らぬニオイがする戦場ではある。だが、やることなど変わらない。ニンゲンがいない時間帯にこそやらねばならぬことがある。……しかし、よくよく見ると『敵』を葬るための致命のトラップがいくつもある。『ケダモノ』の巨躯でさえ止めるであろう粘着罠に、食せばまず死は避けられぬ毒の食べ物。そして習性を利用して呼び込み、刹那の間に焼き殺す電磁罠。逃げ道となる抜け穴もなく罠も相当効率的に仕掛けられているがゆえ、仕事は恐らく残党狩りくらいなものだろう。事実、既に数度交戦していてもおかしくないのに今のところは遭遇していない。)(少女はふと、断崖の前に立つとその合間にある空間を見やる。この先には魔物達がコロニーを形成して潜伏しているやもしれぬ。懐から毒ガスを放つグレネードを取り出すと、ピンを抜いて投げ込んだ) (05/21-16:42:29)
黒衣の少女 > (ブシュ、と勢いよく噴霧される毒ガスはあっという間に空間を満たす。閉鎖空間であるがゆえに高所までも包み込み、逃げられぬ殺戮空間を生み出してゆく。燻り出される残党を狩ることに備え、腰のホルスターからマシンガンを引き抜いた)――――(思惑通り飛び出した黒い敵影めがけ、マシンガンを放つ!タタタン、と三点バーストの規則正しい音が響き、精密射撃からは程遠いバラける弾が高速で動く敵を壁面に縛り付けるように刺し貫いてゆく。柔らかく、そして頑強な甲殻を刺し貫くことに特化した弾は三発で命を奪う。黒衣の少女の目標は、この敵を殲滅すること。腹を空かした猟犬のように飛び出し、慣性のままに横滑りしながら的確に弾を次々と撃ち込んでゆく。敵の数はいつもよりは少ない、しかし煙から逃げようとする者共など狙うまでもなく当たる。) (05/21-16:53:22)
黒衣の少女 > (着地すると、更に薙ぎ払うようにマシンガンを振り払い、バースト射撃で遠くに行こうとしていた者を撃墜する。撃墜しただけだ、殺すには至っていないが、運動機能は奪った。撃ち尽くしたそれを薙ぎ払う勢いのままに手放し、銃器が地面に激突する前には既に刀を引き抜いていた。身長の半分程度の長さを持つ、多少の取り回しを重視した刀、である。そして、深く腰を落とすと地上を疾走する者に向けて飛び、その首元に刃を深々と沈めた。キチン質の表皮の隙間に刀を差し込むと、そのまま力を込めて首をハネる。残された躯を踏み台にして、更に次の目標へと飛びかかる!その身のこなしは半ばアクロバット、その手に握った刀は死を宣告するように奔る。) (05/21-17:00:54)
黒衣の少女 > (――やがて、訪れる戦いの終わり。) (05/21-17:01:25)
黒衣の少女 > (黒衣の少女は死体袋をその手に、殺した敵の死骸を刀で刺して掴んでは詰め込んでゆく。本来ならば多くを詰め込むための袋ゆえ、今回はゆとりがある。淡々と死体を処理してゆくと、次は飛び散った破片を折りたたみ式の箒で掃き始めた。戦闘の痕跡も残してはならぬ。それもまた使命のひとつである) (05/21-17:08:25)
黒衣の少女 > (死体を詰め終えた彼女は、死体袋の口を締めてその場を後にする。先に伝えられた廃棄ポイントへとこれを捨てにゆくのだ。後始末によって戦闘の痕跡が全て消えた『厨房』を後にして、少女は次なる戦場へと向かう――) (05/21-17:10:15)
ご案内:「とある場所」から黒衣の少女さんが去りました。 (05/21-17:10:18)
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