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ご案内:「時狭間」にアリシアさんが現れました。 (06/01-16:00:05)
アリシア > ああ、お腹すいたぁー(昼下がりの時狭間にて、遠慮なく入ってきたアリシアはカウンター席に突っ込んだ。)お姉さまは?……ああ、なーんだ。今日も買い出しかぁ、つまんないなぁ(マスターに聞くまでもなくいないことに気づき、グダグダとそんなことを言い出した。何しろこの酒場はそれなりにお気に入り、我が家のごとく振る舞うのみだ) (06/01-16:02:26)
アリシア > ……んあ?(不意に、その視線の先に手紙が置かれた。何か珍しいものを見つけた猫のように首を上げると、マスターに開けてみろというジェスチャーをされてそれに従う。手紙?にしては厚みがある。なんだろう、と静かにその封を切って中を検める。)……お?(中から出てきたのは見覚えのある安物のハンカチ。捨てても良かったモノなのだが、手触りからして違う。まるで新品のようにふわふわさらさらとしていて、その柔らかさたるやシルクの如く。その鼻孔をくすぐるのはラベンダーの香り。良い洗剤を使って丁寧に洗ってくれたのがひと目でわかる。思わず顔をほころばせ、思いっきり顔にくっつけて深呼吸した!)すー、はー……うん、とっても素敵な香りじゃん!これ、あの子が返してくれたのかい?(顔を離して尋ねるアリシアの言葉に沈黙が肯定として返ってきた。アリシアの笑みがますます深くなってゆく。) (06/01-16:17:02)
アリシア > さて、それじゃあ本文はッと(厚みがある袋じゃねえ、紙袋だ!というわけで中身を検めたのはまずはハンカチということにさせていただきたい。それはさておき、アリシアは手紙を一瞥する。“この前はハンカチを貸してくださってありがとうございました。 洗ってお返しします。 ラベンダーの香り、もし苦手だったらごめんなさい。 気に入っていただけると嬉しいです。 ドッティより。” なんとも、可愛らしくもキレイな文字で描かれた文面だろう。それを見るアリシアはドッティの真心と礼儀正しさに愉快な気持ちになったのか、嬉しそうに脚をぱたぱたと揺らす。少しばかり照れくさいけれど、これもまた実に良きものだ)なるほどね、ラベンダーのニオイ袋ってやつか。日本でおねーさまが買ってきたアレに似てるなー。サシェっていうんだっけね(指でつまんで持ち上げたサシェを見やり、目を細めた。物珍しいものであるため) (06/01-16:44:02)
アリシア > あっ……これって(不意に見つけたのはガラスビーズのブレスレット。既製品、というわけではないだろうことはわかる。だが、それ以上にこれには意味がある。頑張って、試行錯誤して、そうしてようやく出来上がったモノをお礼として入れてくれたのだ。ニオイ袋だけじゃない、文字通り『お気持ちの品』というやつだ。そのブレスレットをアリシアは大事そうにその手首に身に着ける。元々華奢で、やもすれば茎に例えられるような細腕ゆえに、小さなブレスレットはすんなりと収まる。)……ふふふ(そのブレスレットを光にかざし、真っ白な腕によく合う色合いをジッと見据える。紅い瞳が移すのは、小さな淑女の頑張りの証。見ているだけで、勇気が出てきそうだ。) (06/01-17:00:22)
アリシア > (アリシアはこの手のモノに弱い。故に、とても嬉しい気持ちのままに脚をぶらつかせ、しばし考えた後に……軽く首を横に振る。)今度会ってからにしようかな。ふふふ、かわいいね。マスターもそう思わないかい?(だが、反るのは沈黙ばかり。けれどもアリシアはその沈黙が嬉しかった。ふいに窓を見やると辺りは既に夕方になりつつあり、もう少しすれば黄金の光が世界をまばゆく照らし茜色に染め上げるだろう。でも、帰るのはまだしなくてもいい……サシェと手紙を丁寧に紙袋にしまい、アリシアは受け取ったブレスレットをやはり眺めているのであった) (06/01-17:09:50)
ご案内:「時狭間」からアリシアさんが去りました。 (06/01-17:09:54)
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