room02_20190620
ご案内:「風の渡る丘」にキヨヒメさんが現れました。 (06/20-21:10:45)
キヨヒメ > (キヨヒメは弓に矢をつがえ、静かに前方を見据えていた。肌を撫ぜる夜風に黒髪を揺らし、狙う先は吊り下げた的だ。射線に邪魔になるものはなく、時折吹く風と辺りを包む闇だけが彼女を阻む。) (06/20-21:15:46)
キヨヒメ > (静かに息を飲む。夜の風を身体の中に循環させ、瞑想をするようにただ的を鋭く見つめる。タスキを装備していないのでバサバサと振り袖が揺れるが、意に介した様子はない。鼓動を、呼吸を、肉の動きを絶え間なく移り変わる外界の動きとリンクさせて自らを世界に溶け込ませてゆく。) (06/20-21:18:54)
キヨヒメ > (音が大きく感じる、気配を強く感じる。しかして思考が透き通ってゆく。瞑想にも似た静かな心境で弓を引き絞る。弓を引くことはなかなか難しい、力を込めて弦を引くというのは力がいる作業だ。だが悠長には引いてはいられぬ。静かに、そして一気に引き、矢じりを的へと向ける。)…………(――風が少し、弱くなった。その刹那、キヨヒメの手から矢が解放され、しなる弓と弦から押し込まれた力が込められて飛翔する!) (06/20-21:23:46)
キヨヒメ > (ヒョウ、と空を裂く音が夜気を切り裂き、その矢はまるで吸い込まれるように的の真ん中へと直撃した。正射必中、正しい姿勢で正しく放てば矢は自然と『当たる』。だが、それを成すには当然稽古が必要だ。キヨヒメは息を吐くと、背負った矢筒からまた一本取り出して番える。気負うことはない、ただ繰り返した型を繰り返すだけでいい。走り、跳び、放つ弓術が普段使いのものではあるが、この狙いすまして一射を放つ基本をこうして訓練しなくては変なクセが着くというものだ。) (06/20-21:28:41)
キヨヒメ > (天と地の狭間、今ここに立つ人は丹田を中心として気を身に巡らせる。大地から吸い上げ、頭から吸い込んだ自然の力を自らのモノとする。武芸者なれば、その基本を少し進めることで自らを戦うためのパーツへと変える。その時点で、もはや別種の生命体も同然……と言えようか。まあ大袈裟ではあるが、キヨヒメは続く二射を的にめがけて放つ!)……!(二度目は的の中心から少し外れた場所へと命中した。それを見てキヨヒメは少し肩をすくめた)少し、風の見定めが甘かったようですわ(姿勢は乱れておらずともそういうこともある。しかし、まだまだ甘いと自らを叱りつつ弓を少し下げた。) (06/20-21:36:29)
キヨヒメ > (キヨヒメはゆっくりと歩み出すと、的を取り外して持ってきたゴザの上に置いた。そして、フウとひと息つくと草鞋を脱いでゴザの上へと座る。稽古の小休止、である。) (06/20-21:41:46)
キヨヒメ > …………(風が心地よい。目を閉じれば、包み込むような優しい感触が身体を洗っていくかのようだ。そして空気もまた格別だ。森や山は神域になっていることが多く、そしてこの丘もそれに価する域の環境だ。キヨヒメのすぐそばにある大樹は果たして何年の月日を経た老木なのだろう。青々と柱のように佇むそれは、地面から飛び出た根も巨人の手のようだ。この地はとても居心地がいい、正座をしているだけでも眠ってしまいそうだった) (06/20-21:52:14)
キヨヒメ > さて、続きと行きましょうか(キヨヒメは立ち上がり、弓を担いで立ち上がる。その手に握られているのは新しい的。稽古はまだまだ続くらしい) (06/20-21:54:39)
キヨヒメ > (※ひたむきに稽古に打ち込み中) (06/20-21:57:05)
ご案内:「風の渡る丘」にソードさんが現れました。 (06/20-22:06:01)
ソード > (ふぅらり、と丘にやってくるの図。なんと言うことはない、ただの散策みたいなものではあったのだが。そんな中で聞こえてくる小さな風切りと当たる音)…んん?(ちょっと気になった。ひとまず、そちらへと歩いて行く流れ) (06/20-22:07:35)
キヨヒメ > (的に何発か撃ち込んだところで、現れた気配に目を向けた。樹海を越えてきた?否、それとも別?不意に感じたその気配はなんとなく知ったもの、矢が何本も突き刺さった的から目を背け、和弓を軽く担いでソードの方へと振り向く)……あら、ごきげんよう♪(穏やかな笑みを浮かべ、軽くお辞儀をして出迎えた) (06/20-22:11:42)
ソード > お、誰かと思ったらキヨヒメの嬢ちゃんじゃねーか。久しぶり。(ういっすー、と片手を上げて。逆の手は、定位置。剣の柄の上に置かれている)ほー。剣術だけじゃなく、弓術もやるんだな。(ふと、的へ刺さっている矢へと視線がいって) (06/20-22:14:29)
キヨヒメ > はぁい♪(つられるように口元を袖で隠して笑った。)ええ。基本的には薙刀と刀、そして弓を使いますので。時折はこうして稽古をしているのですわ(そう答え、軽く担いでいた弓を両手で持つようにした) (06/20-22:17:14)
ソード > ほー。長物に刀に弓。なるほど、剣士と言うより、むしろ戦士の類ってわけかな。(そんなことを告げて)しかし、そうだとしてもすげぇなぁ。あの剣術に弓とか、遠近隙がねぇじゃん。俺は、コイツ以外はからっきし駄目だぜ。(ポン、と腰に差している剣を叩いてみせて) (06/20-22:20:15)
キヨヒメ > そうですわ。或いは徒手、或いは短刀、或いは槍。ひと通りの武具は幾らか扱えることこそ極意ですから(肯定。日ノ本の武芸者なんてそんなもんである。何しろ武芸十八汎なんて言葉もあるのだ、そりゃあマルチタスクである。)ふふふ、ですが一芸を極めているというのはそれだけで万の技に匹敵するものでしょう。例えば、矢を撃ったとしても躱されて距離を詰められて斬られてしまえば終わりですしね。とはいっても遠近両方に対応できてこそ、ですから。お褒めに与り光栄です♪(少し照れくさそうに謙遜はするけどそれでも嬉しいのか、満面の笑みである。) (06/20-22:26:16)
ご案内:「風の渡る丘」にエルティアムさんが現れました。 (06/20-22:28:21)
ソード > 徒手に短刀。一通りの武具は、か。やっぱすげぇなぁ。(感心したように目を丸くして)ははは、そりゃあな。一つに特化してるからこその強みってのもあるしよ。覚える事が少なくて良いってのは、便利だぜ。(ニィッと笑ってみせて。色んな武器を使うなら、それらの武器全てに習熟する必要がある。でも武器一つなら、それだけ知ってれば良いもんな!!と。とか言いつつ、対策のために他の武器の特徴もしっかり掴んでるソードではあるのだが) (06/20-22:30:56)
エルティアム > (鷹の翼の男が居るのは大樹の上であった。ここの適当な枝の上で過ごすのが、まあ彼なりといえば彼なりなわけで。所々に隠してある酒の一本を手に、風を伝い来る気配だけを楽しんでいるのだとか) (06/20-22:31:27)
キヨヒメ > 私の修める流派は私の世界において大凡の武芸の祖となるモノなので、全ての技に共通する部分があるのです。ゆえ、普通の流派よりは覚えることは少ないのですわ。ソードさんも他の武具の特性を掴んでらっしゃるでしょうが、その特性を自らのものにするというような感じです(基礎基本から叩き込まれ、そして理解させられたがゆえに今がある。)……しかし、そう聞くと全てにおいておかしな技量のある師匠や兄弟子達は本当、すごいとしか言えませんわ……(ソードの超絶的な技量から想起したらしく、果てのない道を前に感嘆の息を吐く。本当に果てがないよ剣一つとっても。) (06/20-22:38:08)
キヨヒメ > (たぶんエルティアムの気配は感じている。でもまあ、気にせず弓の稽古するよね、うん!) (06/20-22:38:56)
エルティアム > (幾つかの気配は感じるものの、危険が無いとなれば気にする事もない。お気に入りの場所ではあるが、もちろん一人で独占しようなんて事もない。今日は愛用の杯に酒を注ぎ、ゆっくりと口に運ぶ。一口、二口と口にしながらのんびりと過ごしているようだ) (06/20-22:43:51)
ソード > ほぉー、なるほどなぁ。(武芸の祖。全ての技に共通する。それらの言葉だけでも、キヨヒメが身につけた武術について理解は深まると言う物)一応特性とかは理解してるけど、そこから自分の物に出来るかどうかは、また別問題だと思うぜ。ただ知識と使いこなす技の両方がなけりゃ、結局はつかいこなせねぇからな。その点、キヨヒメの嬢ちゃんはどっちもクリアしてるから大したもんだよ。(俺には無理だわー、と笑って)まぁ、上には際限なく上がいるからなぁ。ま、だからこそ登りがいがあるってもんなんだけどな。(ニィッと笑って) (06/20-22:43:52)
ソード > (気配は気づいてる。ついでに酒の気配も。…いいなーとか、秘かにちょっと思ったり思わなかったり) (06/20-22:44:32)
キヨヒメ > まあ、神様が体系化したものですから。人が独立させて発展させていったものとはまた違うのですよね。故に素人目に見てもわかる問題もあったり……(良くも悪くも原初であるがゆえに、いろいろ問題もあるらしい)そう言われると嬉しいものですね。でも、その……少し照れてしまいますっ(すごいとかなんとか言われて、恥ずかしそうに顔を隠してしまう。)そうですね。私の師匠を見ているとそれを強く感じます。……でも、特に何もないままに武を振るうことはどうなのだろうと、たまに考えてしまったりするんですよね。自らの腕を磨いて、それで何をするのか……(少しだけ眉を下げる。……ちょっとした、悩みだ) (06/20-22:49:38)
エルティアム > (その事を知ってか知らずか、杯を傾けてはふいーっと美味そうな息を吐いて。風の気持ち良い今宵はもう、それだけで酒の味が何倍も増したように感じる) んー、今日も美味い酒やねぃ。(そう独り言ちるも、それはさっさと風が流してしまうのだろう) (06/20-22:50:37)
ソード > 神様直伝か。はははは、そいつは色々段違いなわけだ。(そりゃすげーわけだ、と。まさか、自分が絡んだ超凄腕がその当事者とは知る由もない)師匠か…。やっぱ、目指すべき、そして越えるべき、見習う相手がいるってのはいいもんだよ。何もないままに武を振るう…か。まぁ、俺の場合は、なんでそんなに剣術の腕を磨いているのかって言われたら、それが楽しいからってだけだな。そして、強い相手と刃を交えられるのであればなおのこと。……そういう時は初心は思い出してみるのも手じゃね? 今の武術を身につけるに至ったのには、何かあるはずだぜ。なんとなく…で出来ることじゃねぇからな。 (06/20-22:55:43)
キヨヒメ > 今のところは太刀打ちできる光景すら浮かびませんわ。十年後、ちゃんと遊び相手になれるかどうかも……(なんて、乾いた笑いを転がすように口にした。隔絶した強さの例のあの人が比較対象なので鼻っ柱は立たない立たない。)…………(キヨヒメは黙ってソードの言葉を聞いていた。何故、今ここで弓を持っているのか。何故、巫女として暮らせるのに武器を持っているのか。初心、その一言は見失っていたことであった。)そう、ですね。初心にかえるというのも必要かもしれません(彼の言葉はひとつの光明だった。否、光明というほどではない。割とアッサリと明確な答えを見つけた者もいる。ほんの少しだけ心の隅に残っていた、置いていかれたような気持ちが晴れるということもないが――それでも、悩む彼女にはひとつの指標のようだった。)とはいえ、それが上手くできるかはわかりませんわ。とても焦っていて、酷いことまで考えてしまったくらいですから。でも、できれば。初心を思い出してみようと思います (06/20-23:06:39)
ソード > そりゃあなぁ。神様ともなれば、それが普通だろうよ。(太刀打ち出来る光景が浮かばないとの言葉には同意するように頷いて)なんにでも、「最初」があるはずからな。ちなみに俺は、ちっさいころに見かけた剣士がすげーかっこよく見えたのがきっかけだ。(そこから剣への憧れを抱いて。ひたすらに腕を磨き続けて、ちょっとした事故もあって、今に至る)上手く行かない時は、次の手を探すだけだぜ。それに、悩みってのは悩めば悩んだ分だけ、後の成長に繋がるもんだ。歩む道中で起きる事に無駄はねぇ。だから、気負わず悩むと良いさ。(そう告げて、笑みを浮かべたままにぽんぽんとキヨヒメの頭をなでようと手を伸ばすことだろう)さって、それじゃあそろそろ俺行くわ。そろそろクレヴィスにもどらねぇと。(お仕事があるからなー、と) (06/20-23:15:25)
エルティアム > (感じる気配は彼女らの実力までを完全に伝えるわけではないだろうが、それでも一端を感じることは出来る。空になった杯に酒を注ぎ、それを再び口へと運ぶ。自然口元が緩むのは、そういう相手がやはり、ここにはいるのだなと言う思いかも知れない)......アイツは上手くやれるんかねぃ?(次の言葉は、ここにはいない別な相手に向けたもので。それが届く事は、まずないだろうけれど) (06/20-23:17:08)
キヨヒメ > 始まりは格好いい剣士、ですか。フフフ、らしいお方ですね(実際、カッコいいのだから仕方ない。キヨヒメはわかりやすいソードの言葉に嬉しそうに笑み、頭を撫でられて目を細めた。みんな肯定してくれる彼のその態度がとても心地よい。まるで、兄ができたような感覚だった。)……はい。お仕事、頑張ってくださいましね(そして、去りゆくソードの背を見送るべく背筋を伸ばした。) (06/20-23:21:22)
ソード > 助けてもらったってのもあるかもだけどな。(そう告げて、ご機嫌そうに笑って)おう。それじゃあ、またな。(ヒラリ、と手を振れば、来たときと同じように軽い足取りでその場を後にして――) (06/20-23:24:02)
ご案内:「風の渡る丘」からソードさんが去りました。 (06/20-23:24:10)
キヨヒメ > (キヨヒメはソードを見送ると、ゴザの上へと向かう。そして、座禅を組むと目を細めた――) (06/20-23:26:47)
ご案内:「風の渡る丘」からキヨヒメさんが去りました。 (06/20-23:26:49)
エルティアム > (気配が減り、一つは残るもそれも希薄に。先ほどの弓の腕といい、大した物だ、と思いつつも。思い出すのはつい、昔の事であったり。杯を傾けながら物思いにふける...のは年を取った証拠かもしれない。今は、さて、どうしているのか、と) (06/20-23:32:46)
エルティアム > (鷹の翼に風を受けながら目を瞑る。程よく回った酔いに心地よさを感じながら、彼はこのまま眠りに付くことであろう...) (06/20-23:34:14)
ご案内:「風の渡る丘」からエルティアムさんが去りました。 (06/20-23:34:18)
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