room03_20190708
ご案内:「とある荒れ地」にイングリットさんが現れました。 (07/08-22:06:23)
イングリット > (――銃声が響き、一人の男が頭から血を噴いて倒れた。頭蓋を破壊され、こぼれた脳漿が乾いた土に吸い込まれてゆく。背後のアジトからは毒煙が噴き出し、遮蔽物の少ない開けたその土地には既に何人もの遺体が転がっていた。アジトから出た瞬間に撃たれた者、反撃をせんと迂闊に進行方向を直線にして殺された者、足下を撃たれバランスを崩して撃たれた者、見えた敵に攻撃をした次の瞬間に撃ち返されたもの、ブービートラップの火炎瓶で焼かれたもの――短時間で様々な方法で殺された死体が各地に転々と転がっていた。)…………(その死体のうちのひとつから金目のモノを剥ぐ。イングリットは死肉を貪る獣の如く、使えそうなモノを拾っていた。ひと通りすると満足したのかフウとひと息ついた。) (07/08-22:21:38)
ご案内:「とある場所 -3-」にイオさんが現れました。 (07/08-22:27:27)
イオ > (コツリ、と後ろで足音が響く。戦場に似つかわしくないメイド姿。どこか人間離れした容貌で、その場の状況を感情のない視線で見つめる) (07/08-22:30:43)
イングリット > (戦場に似つかわしくないのはこちらもだ。冷たくなった死体をよそに死体からアレコレと剥ぎ取り、バスケットに入れてゆく赤ずきんはひと通り終えた後に死体を一箇所に集めてゆく。ひとり、ふたり、さんにん。積み重ね、纏め、来訪者の方に目を向けると無邪気に微笑んで作業に戻る。) (07/08-22:38:38)
イオ > ー何を、されているの、ですか?(抑揚のない、しかし透き通るような声音で告げる。恐怖に心が竦んでいるようにも、ただ確認しているだけのようにも聞こえる声だ) (07/08-22:40:13)
イングリット > ああ、ちょっと死体を処理しようとね。これから臭くなるから早いところここから離れたほうがいいわよ?(まるで花詰みをしているかのような気楽さで受け答えると、バスケットから飛び出たワインボトルのコルクを抜いて何かの液体を巻き始めた。) (07/08-22:45:29)
イオ > ー火葬、ですか?(ジ、と相手の挙動から目を離さずに) (07/08-22:47:00)
イングリット > そうよ。埋めたほうがいいけど燃やせるならこっちの方が手軽だからね(そう言うとゆっくりと振り向いた)ハァイ、間の悪いところに来ちゃったわね。お人形さんかしら?メイドさん♪ (07/08-22:50:33)
イオ > (人形と呼ばれ、かすかに表情が反応し)ーイオ、です。人形では、ありません。―それで貴方はーここで、何を?(ジ、と見つめる視線は変わらず) (07/08-22:53:31)
イングリット > ああ、ごめんね。あたしはイングリット、ここで何をしていたかは見ての通り悪い人をやっつけていたってところね。で、やっつけた証拠も取ったし後始末をして帰ろうとしてたわ(何処かおどけて言いながら、男たちの骸を見やる。撒かれた可燃性の液体に濡れ、異臭を放っていた) (07/08-22:57:42)
イオ > 悪い人ーですか(辺りへと視線をやりー再びイングリットへと戻す)―私には、この方々が悪い方々であったかは、分かりません。ただー(一呼吸置き)せめて、人らしく、墓を建ててあげるべきでは、ないでしょうか、イングリットーさん? (07/08-23:00:36)
イングリット > (言われた言葉に少しだけ目を瞬かせた。だが、少し微笑んで首を横に振り。)必要ないわ。無縁仏ならもうあるし、墓碑銘のない墓を増やしたって仕方ないでしょ?(なんて言いながら、マッチに火を付けて投げ込んだ。その瞬間遺体を火が包み込み、肉と脂が焼け焦げる悪臭が漂い始める。) (07/08-23:09:53)
イオ > ー!(放たれた火に、わずかに感情が動く)…合理的、ですね…。けれどー(視線を伏せ、そ、と胸に手を当て)私の"心"は、それが意味のない行動ではないと、告げています(ツ、と視線を上げ、相手を見据え) (07/08-23:13:08)
イングリット > (みるみるうちに焼け焦げ、原型をなくしてゆく死体を見ながらイングリットはイオのセリフを聞いていた。)……じゃ、貴方が作ってあげなさいな。アタシはそういうのパスしておくわ(次第に肉はとろけ、融合してゆく。炎の中で炭化して黒くなってゆく肉塊は人の姿をした何かでしかなかった。そこに人の尊厳はあるのか?そこに人格や魂を感じることはできるか?イングリットは無感情にそれを見下ろしていた) (07/08-23:17:05)
イオ > ー私の"心"は、告げています。あなたも、いえ、あなたこそが、行うべきなのではないか、と(相手の背中へと、ゆっくりと言葉を告げて) (07/08-23:23:28)
イングリット > 形だけのことに何の意味があるの?(葬る気持ちも悼む気持ちも、殺人に対する罪悪感も感じさせない冷たい声だった。返るのはただ、無感情な言葉) (07/08-23:31:22)
イオ > 獣ですらー家族を埋葬するそうです。形だけのことすらできないのであればーそれはヒト、なのでしょうか?(どこか、縋るような声音で) (07/08-23:37:20)
イングリット > ヒトよ。ただのロクデナシ、というだけどね ……はあ、わかったわ。じゃあここに岩を持ってきてR.I.Pくらいは刻んであげるわ。天国にはいけないだろうけどね (07/08-23:42:41)
イングリット > ヒトよ。ただしロクデナシ、とつくけどね ……はあ、わかったわ。じゃあここに岩を持ってきてR.I.Pくらいは刻んであげるわ。天国にはいけないだろうけどね (07/08-23:43:10)
イオ > ー(相手の言葉に、知らず僅かに微笑みがこぼれる。ぶっきらぼうだが、なぜかひどく相手らしい所作だなと、感じた) (07/08-23:45:26)
イングリット > (イングリットは特に何にも感じてはいないが、イオの嘆願に折れはしたらしい。何の価値も見いだせないけど行ったからにはやらねばならぬ。……死体が灰になるのにはまだまだ掛かりそうだ) (07/08-23:48:20)
イオ > (メイドはジ、と立ち尽くしている。終わるまで見届けるつもりらしい) (07/08-23:53:27)
イングリット > ところで、先に獣のことを言ってたけど……ひとつ教えておくわ。アタシみたいな人種にとって殺した相手は『獲物』に過ぎないわ。家族でも友人でもない、ただのエサよ。だから他の傭兵さんには言わないことね、マトモな人から潰れやすい稼業だし(独り言のように告げた。それは忠告なのか、どうなのか) (07/08-23:57:39)
イオ > ー心に、留めおきます(瞳を伏せ、胸に手をあて、答える) (07/09-00:01:12)
イオ > (ふ、と目を開け)イングリットーさんは、殺さなければ、生きられない方、なのでしょうか? (07/09-00:02:20)
イングリット > そうね。殺すのが楽しくてたまらないとかそういうんじゃないけど、アタシがアタシとして生きるには人の死が必要。だからこういう仕事を生業にしているのよ(特に悪びれることもなく即答した。戦いや殺人が特別好きなわけでもないが、嫌いでもないのだ) (07/09-00:06:21)
イオ > ーそう、ですか(僅かにうつむく。否定も肯定もできない。目の前の相手の言葉には、不思議と説得力がある。誰かの観念や思想を借りて話しているのではないのだと) (07/09-00:08:51)
イングリット > ま、その気持ちは忘れない方がいいわ。“マトモ”であることをバカにする人も多いけど、それは本当は失くしちゃいけないことだもの。……でも(イオの方に近づくとその肩を軽く撫ぜた)自分の身はちゃんと守れるようにね?(ただ、優しくそう告げた。幾人も殺して血塗られた手ではある。既にマトモではないからこそ“綺麗事”が時に眩しく見えるのだ) (07/09-00:17:08)
イオ > ー心に、留めおきます(顔を伏せ、再び同じ言葉を返す。相手の言葉は正しい。歩いてきた道がそう語らせるのだろう。だからー自分の"心"が、そこにわずかでも哀しみを覚えてしまうのはー錯覚なのだろうか) (07/09-00:22:02)
イングリット > まあ、気にしすぎないほうがいいわよ。最低限やっていいことと悪いこと自体は知ってるから(特に自分のやっていることに後悔はない。恨みのない相手を殺すのは獲物を喰らうのと大差はないからだ。だが、気に入らないことを機械的にやるまでは魂を売り渡してはいない。それはイングリットの挟持であった) (07/09-00:27:41)
イングリット > ……ん、そろそろ灰になるわね。じゃあ手頃な岩でも探しに行こっか♪(微笑み、イングリットはスカートをふわりと翻した。) (07/09-00:28:46)
イオ > はい。イングリットさんがーそういう方であることは、分かりました(つ、と頷いて) (07/09-00:29:35)
イオ > ―はい。お手伝い、します(腕を捲る。どーみても細腕だが、かなりの怪力の持ち主だったり) (07/09-00:30:28)
イングリット > ん、まあそういう感じ。湿っぽくなっちゃったけど、墓標でも作ってあげましょうか(そう言うとそのままイオとともに岩場へと向かう。二人共怪力ゆえ、加工までも楽に済むことであろう。 イングリットはイオの言葉にちょっとだけ振り返ってみた。……だが、彼女の根幹の記憶は人の命の軽さを鮮烈に刻み込むもの。善悪は知っている、存在価値は誰であろうと語ることができぬと感じている。それゆえ、少し振り返ってみただけで終えて墓を作ってクレヴィスに帰るのだ。お給料のために。) (07/09-00:34:30)
ご案内:「とある場所 -3-」からイングリットさんが去りました。 (07/09-00:34:34)
ご案内:「とある場所 -3-」からイオさんが去りました。 (07/09-00:35:25)
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