room52_20190709
ご案内:「クレヴィスの街 -路地裏-」に黒狼さんが現れました。 (07/09-21:31:37)
黒狼 > (黒いオオカミが静かに裏路地に佇んでいた。表通りの光を背に向けて、あてもなく彷徨うその獣は自らが衆目に触れぬようにゆっくりと歩みを進めてゆく。呼吸の音は小さく、野良犬や野良猫たちは近付こうともしない。無人の野を征くが如く、オオカミは裏路地を見て回るように青い瞳を闇の中で瞬かせていた。) (07/09-21:35:29)
ご案内:「クレヴィスの街 -路地裏-」にノーマンさんが現れました。 (07/09-21:36:39)
ノーマン > よっと。(不意に、スタッと言う着地の音がするだろう。降り立ったのは黒狼の後ろ。距離的には10mほど離れた位置だ)ふむ、確かにいたね。珍しいな、街中に狼とは。(特に警戒する様子はなく、自然体のまま悠然と黒狼を見つめて) (07/09-21:38:59)
黒狼 > (オオカミはノーマンに気づくと、少し耳をピクリと動かして振り向いた。その艷やかな毛並みは野生ではありえぬが、その身体は大きく鋭い眼光はいっそ魔物のようで飼い犬ではあり得ぬ野生を宿す。闇の集う地に住まう聖狼ルーンウルフ……というわけではないが、そのへんのオオカミとはまた違う落ち着きだ。人を前にしてもそのようなことは些事とでもいうように、静かにノーマンを見据えていた。) (07/09-21:46:31)
ノーマン > 野生のが迷い込んだ、というわけではなさそうだ。(問答無用で襲ってくる、と言ったタイプではないようだと相手を観察して)…が、誰かのペットと言う感じでもない。限りなく野生寄りではあるけど、ただの狼というわけでもない。そんなところかな。(片手をポケットに突っ込んだまま、静かに呟いて)まぁ、この様子なら追い出したり保護したりする必要はなさそうだね。(そう言いながら、その場でしゃがみこんで) (07/09-21:53:06)
黒狼 > (一方、黒狼は静かにノーマンの方を見て少しだけ唸っていた。獣の内にあるのは『何故』という疑問。人目につかないように移動して、ほぼ欠片も居た痕跡を残さずに闇を移動していた。それであっさりと突き止められてピンポイントで転移してきたことにびっくりするのだ。)……グルル(少しだけ首を傾げると、後ろ足で耳をガシガシと掻き始めた) (07/09-22:00:35)
ノーマン > 何で、わかったのかって顔してるね。(ふっと笑みを浮かべて、親指を出して後ろの方を差す。遠くに見えるのは、時計台。視力が良ければ、そこにスナイパーライフルを持った誰かが立っているのが見えるだろう。今はこちらを見ていないが)うちの監視は結構優秀でね。もちろん、完全に全てを把握できるわけではないけど。たまたま見えたらしくて報告が来たんだよ。で、様子を見に来たわけだ。人ならともかく、大きな獣だからね。(一応最優先で調べに来たのだ)とはいえ、ただ迷い込んだと言うわけでもなさそうだな。少し降りる前に観察してたけど、何か目的があるようにも見えた。となると、見た目にそぐわず知能も高そうだ。(しゃがんで目線を相手の高さに少しでも近づけつつ、さらに語りかけて) (07/09-22:07:44)
黒狼 > (ノーマンの発言を聞けばなるほど、と合点した様子でお座りした。鷹の目を持つスナイパーに見られていたのならわかっても仕方ないことである。別に逃げる気もないらしく、視線を合わせたノーマンの方を見返した。)……ワン(犬のように一声鳴いた。敵意はないのがわかる声色である。果たしてノーマンは自分を何故見るのか、クンクンと鼻を近づけてニオイを嗅ぎ始める。 近くで寄れば何処か花のような香りと血なまぐささが香るだろう) (07/09-22:18:57)
ノーマン > (敵意のない鳴き声。そして匂いを嗅ぎ始める相手。近づけば、独特の香りを感じることに。仮にも狼だ。血の香りがするのは決して不思議ではない。が、花の香りは少し不思議にも思う。接点が現状ではわからない)…少し撫でても良いかな?(先に尋ねてみる。許可が出なければ、手を出したりはしないだろう) (07/09-22:23:12)
黒狼 > (オオカミは構わない、とばかりに僅かに頭をノーマンに差し出した。顎の下でも頭の上でも、好きに触れるだろう。見た感じだと人間の肩口から一気に食い千切れるような見た目をしているが、抵抗はない。さわったならば貴族の邸宅で飼われている犬にも負けない毛並みの良さと強靭な筋肉を包む鎧としての分厚い毛を感じ取れるだろう。) (07/09-22:32:33)
ノーマン > (普通に顎の下をなでようか。ついでにちょっとだけ、さりげなく”探る”)…良い毛並みしてるなぁ。(余り積極的にも振ったりはせず、少し撫でただけでその手は止めようか)…なるほど、そういうことか。(手を止めて、そっと手を離したところで何かを察したかのように頷いて) (07/09-22:36:45)
黒狼 > (探られれば特に抵抗もなく、オオカミは静かに撫でられる。何かを察したノーマンを見れば、その瞳は一瞬だけ細められる。)クゥン(黒狼は静かに鳴くと、ノーマンの方を見上げていた。懐いている、というような媚びた目ではない。だが何かを待っているかのような――) (07/09-22:42:49)
ノーマン > どうしても、僕らだけでは裏通り全部には目が届かないからね。手伝ってくれるのなら大助かりだよ。(さりげない探りと、先ほどの観察。他にも少し。それら全て踏まえた上で、そんな言葉を相手に投げかけようか)よろしく頼むよ。(ぽんぽんと軽く頭を撫でで、そして静かに立ち上がろうか) (07/09-22:45:08)
黒狼 > (遠吠えをするように息を吸い込むと立ち上がり、ノーマンに向けて堂々とした姿を見せた。喜びを前に出すことはなく、服従もしない。だが任せておけと鷹揚に振る舞うのだ) (07/09-22:53:45)
ノーマン > (堂々とした姿を見せる相手に、ふっと笑みを浮かべて)それじゃあ、僕は仕事に戻るよ。いや、これも仕事なんだけどね。(そう告げれば、踵を返しても表通りの方へと歩き去っていこう。去り際に、ひょいと片手を上げて) (07/09-22:56:02)
ご案内:「クレヴィスの街 -路地裏-」からノーマンさんが去りました。 (07/09-22:57:56)
黒狼 > (去りゆくノーマンを見れば、黒狼は路地裏の闇へと消えてゆく。無限の迷路に近いその路地裏を、ただ静かに進むのみ) (07/09-22:59:20)
ご案内:「クレヴィスの街 -路地裏-」から黒狼さんが去りました。 (07/09-22:59:23)
::::  PbsChat v2.5.1改変版  ::::