room52_20190714
ご案内:「※クレヴィスの街 -裏路地-」に情景さんが現れました。 (07/14-11:41:45)
情景 > (とある昼下がり、裏路地での一幕。)『やっ…やめて…くださ…』『あんたら、いい加減にしなさいよ!?これ以上あたしたちに絡むなら…』『どうしてくれるんですかあ~!?』『兄貴ー、きっとこれ以上絡んだらサービスしてくれるって意味なンすよ~!』『あーあーあーあー!なるほどなー!お嬢ちゃん、あんたらも好きだねえ?』(2人の少女と3人の男性が緊迫した雰囲気を醸し出していた。少女2人は女学園を思わせる制服を纏わせ皮の鞄を握りしめ、一人は見るからに良家の令嬢を思わせる淑やかさに満ち、恐怖に縮こまってもう一人の豊満な体つきな強気のもう一人の影に隠れている。彼女たちに迫る3人の男性は其々カタチこそ違えど下卑た顔つきに毒々しさばかりが目立つ粗雑な服装。大方この少女たちを食い物にせんと迫っている、といったところ。) (07/14-11:42:05)
情景 > 『こ、こわい……』『アンタは黙って!…これ以上その臭い息を馴れ馴れしく吐いてくるなら、人を呼ぶつってんのよ!』(果敢に令嬢を庇い、己より数段は背丈も肉付きも逞しい男たちに立ち向かう女友達。だが、獲物を前にした魔物のごとく彼らからすれば、それは食前のフラストレーションを高めるスパイスにしかなりえない。三人は其々品のない笑い声を上げる)『いいないいな~!今日、俺らついてるわ~』『おうよまったくだ!お淑やかなお嬢様に強気なじゃじゃ馬娘、二度オイシイってワケだ。』『とりあえずさー、こんなとこで人呼んだって誰も来ねえからさ、俺らん家に行こうぜ~?へっへへ…』(そう言って「兄貴」と呼ばれた長身で厳つい男が強気な少女の腕を掴み、もう一人が影に隠れている令嬢の肩を掴む。)『ひっ!…や…やだ…!!』『っ!!…だ、誰かー!!!』(このままうら若き学生の娘たちは、飢えた魔物の汚れし歯牙 にかかってしまうのか) (07/14-11:42:25)
情景 > むあ~ていこンちきしょおあああ!!??(その時、暗く湿ったこの空間に響く甲高き少年の怒号。) (07/14-11:42:45)
情景 > (とりあえず全員振り向く。威勢よろしげに腰に手を当て、いかがわしいしたり顔を見せる金髪の少年に、だ。)『…何、君。』(小太りの男が腹立たしげに舌を鳴らし、少年をにらんで白けた威圧を放つ) (07/14-11:43:00)
情景 > あー、あー、野郎ども~!そこの麗しき美ッ少女たちをはなしたまえや~!(男3人のお呼びじゃねーんだのごとく雰囲気をものともせず、彼らに大股で歩み寄って尊大なまでの「命令」を下す少年。その場違いな振る舞いに最初は助け船を期待した少女2人の表情に僅かながら陰りが見えはじめていた。ああ、たぶん私たちダメかも?と、いったところである。) (07/14-11:43:19)
情景 > 少年のふざけた態度に、無駄なくらいに筋肉質な3人目の男が『このガキ…』とドスに満ちた一言と共に少年に迫り、その胸ぐらを掴んで持ち上げる。)うお!?や、やめンかッ…!?やめッ…!!(くぐもった悲鳴じみた声と共に足を揺らす少年。)『おい坊主、何勘違いしてんのか知らねえけどよ、俺らは今ね、ちょっとイラついてんだ、てめーのおかげでな?一度しか言わないよ。…ケガしたくねえなら、みっつ数えるうちに失せろ!』(少年を地面に叩きつけ、唾を吐き捨てて青筋浮かせて少年を見下ろす。他2名は少年の無様な姿に笑い声をあげ腹を抱える。) (07/14-11:43:36)
情景 > 『あ…あ…!』『ッ…ば、バカ!早く行きなさい!もういいから、もういいから!』(一方的にのめされる少年に、強気な少女は叫ぶ。気丈であると同時に、相当な他人想いのようだ。地面に座り込んだ少年をよそに、男たちはそれぞれ語り出す。)『いやあ~泣かせますな~!』『まったくだまったくだ!こんないい娘をひん剥くの、お兄ちゃんちょっと惜しくなっちまいましたよ~なーんて!』『いや、分かる!…でもさ、そんないい娘が墜ちてくムードってのも、悪くねえぜ?』『お嬢ちゃん、靴下一枚無事で済むと思うなよー…あ、でもいっか。お金持ちそうだし制服くらい何着も買えるか!』 (07/14-11:44:21)
情景 > ……何い……?(男たちの言葉の何かが、この少年の何かに触れた。うつむきながらに、今までとは明らかに声質の違うそれが漏れた。) (07/14-11:44:46)
情景 > 『俺、一回全部いっぺんに…て、やってみたかったんだ~!』『一着ずつってのも女の子のいい反応拝めて悪くねえよー?』(早くもこの少女たちに行うであろう暴挙について獰猛に語り合う男たち。) (07/14-11:45:14)
情景 > (だが、それもある声によって終演を迎える。)『ぐぎゃあああ~~ッ!!!???』 (07/14-11:45:34)
情景 > 『え…っ……???』『は…!?』(その光景に、少女2人がそれぞれ呆けた声を上げて”それ”を目で追う。立ち上がり拳を高く振り上げたまま震える少年と、空高く舞い上がり地面に堕ちる筋肉質の男の、それぞれの姿に。)『…てッ…てめえ…!!死にてえみてえだなあッ!!??』(筋肉質の男が立ち上がり、首をならしながら唾を散らし殺意にも近しい怒号を発し少年に迫らんとするが) (07/14-11:45:53)
情景 > こおんの…ボケナスどもがあああああ!!!(それを遥かに凌駕する少年の怒声がこの路地を震撼させる。男たちに向ける瞳には、燃えたぎる憤怒に満ちている。筋肉質の男は思わず怯んで立ち止まり、残り2人も思わず言葉を失う。少女たちも同じようだ。) (07/14-11:46:26)
情景 > てめえら…よくもまあンな浅はか極まりねえセンスでこの年まで生きてこれたモンだなあ!?あ”あ”ッ!!?(少年の金色の瞳が全員を居抜き、開ききった魔性の瞳孔が牙を剥く)制服を剥ぐだあ?てめえら正気でほざいてンのか脳みそ機能してンのかええッ!?んや、服は脱がしてもスカートと靴下は脱がすな、たとえ狭間の世界の妖精とドラゴン連中が絶滅する事があろうとも微塵も揺るがぬ萌えの絶対の摂理を忘れたかアッ!?可憐と品格に満ちた上質な布地越しにうかがえる女体の素晴らしさを知らぬのかッ!?それとない装飾がなされた短きスカートからのぞく太ももの輝きに何も感じぬかッ!!?尚脱がす事で視覚的・本質的ダメージの大きい靴下の難易度はスポーツソックス、ハイソ、ニーソ、タイツ、三つ折りの順に高まってゆく事は周知の事実。ええかよく聞けモンキーども、人間と魔物の違いは何か、そう、衣服の着用の有無よ!つまり衣服があってこそ人間!それを安易に剥ぐたあそれはつまり美少女…否、『人類への冒涜』と表しても何ら過言ではないだろう!これよりてめエらの人格をこれからこの俺が直々に矯正するッ!ありがてえと思えッ!!? (07/14-11:46:47)
情景 > (少年の怒濤の宣告の数々。最初は呆気にとられていた男たちだったが、筋肉質の男が眉間に溝の如く皺を寄せ、腕をならしながら少年に改めて迫る。)『さっきからよお、ごちゃごちゃるッせえんだよ…調子こいてんじゃねえぞこの…!!』(次の瞬間、少年の渾身の蹴りが再び男の顎を直撃)『ぐぎゃああああああ!!!???』(再び宙を舞い落ちる男の姿に唾を吐きかけ、少年が青筋をひくつかせ叫ぶ)人ン話最後まで聞きやがれこのダラスあああああ!!??? (07/14-11:47:11)
情景 > 全くコレだから……(吐き捨てると、少年は再び瞳を輝かせ男たちに向き合う。)さあ続けよう。例えばここに『コスプレモノの薄い本』があったとする。コスプレと一言に言ってもその裾野は広すぎる。それについて貴様らに講義することは、狭間の世界の10代カップル全般に大和魂を一から叩き込む事と同等以上に困難この上極まりない!! だからここでは最も普及していると思われる制服系で説明することとする!!制服系の御三家と言えば何か!!!答えてみろ!!そうだな、制服、体操服、スクール水着だろう。なおセーラーかブレザーかの好みの違いは同じ制服にカテゴライズするものとする。勿論、ブルマーかスパッツかの違いも同様!! スク水も紺か白かの違いはあれどカテゴリーは同じ扱いとする!ちなみに俺は白派だ。どうだ、これだけでも甘美な響きがするだろうッ!!? (07/14-11:47:36)
情景 > では貴様ら3人がこれらの内の一つずつが好みであったと仮定しよう!!おい兄貴!お前は制服だ!筋肉!お前は体操服、そして空気、てめえはスク水だ!!!頭に思い描け、時間は3秒!!!描けたか?何?描けてねえだあ!?この程度の単純な妄想に何秒かけるつもりだこのダラスがあ!?本来なら秒をかけてる時点で論外だが、おめえらはそーゆーのとは無縁なトーシロって事に考慮しトクベツのトクベツに3秒くれてやった心意気を何だと思ってやがる!?まあええ、で、お前らの望む衣装が登場する薄い本がここにあるぞ、あると思え、あると信じろあるんだよ!!返事は押忍かサーイエッサーだ!!!馬鹿者それでも軍人かッ!!!!よおし描けたようだな次に進むぞお~!? (07/14-11:48:00)
情景 > (少年の怒濤…否。濁流の如く次々と放たれる理論の数々に、少年以外の全員が戦慄一色に表情を染めていた。少女2人も例外ではなく、いつしか互いに抱き合い、その瞳に涙すら浮かべておののきあっていた。それは今まで勇猛果敢に立ち向かい続けていた強きで豊満な少女も、決して例外ではなかったようだ。) (07/14-11:49:14)
情景 > それらの萌え衣装が、貴様らのふざけた欲情に従い完膚なきまでにひん剥かれたと思うがいい、だがおいお前らよく考えろ!!!脱がした時点でソレはもうコスプレではなくなったッ!!本末転倒たあまさにこの事ッ!最近そういう詐欺紛いな薄い本だの、絶対領域の半分以下しか描いてねえくせに図々しいことにタイツだのニーソタグだのをひッつけるイラストが増えているが実に嘆かわしい!!服を剥いだらもうそれはヒトではない、魔物だ!!魔物な貴様らは闇の集う地にでも引き込もって未熟な冒険者のダイス兼ロールの練習台としての生涯でも過ごしてやがれえGet back hereッ!!! (07/14-11:49:37)
情景 > …つーか貴様ら聞いているのかこおんの軟弱モヤシどもがああぁ!!!ええッ歯あ食いしばれ、今日は徹底的にしごく!!!貴様らがてめえの妄想で時狭間のお任せメニュー総なめ行けるまで今日は寝られないと思ええ!!!はいいぃいい指導指導指導ぉおおッ!!!! (07/14-11:50:12)
情景 > (その瞬間、少年の全身から亜光速の乱打が男3人全てに叩き込まれる。無数に放たれるそれに男どもは対処の術がある筈もなく、見るも無惨に一人一人打ちのめされ地面に伏してゆく。) (07/14-11:50:32)
情景 > (小鳥たちすら裸足で逃げ出す程の喧騒は止み、この裏路地に再び静寂が戻ってきた頃)……ふ、我が結界もまた勢力を伸ばしてしまったようだな……いずれは至高のメイド・イン・ヘヴンの域に達して見せようぞ。(そんな男たちを見下ろし、拳をならす少年。その面持ちは健やかな事この上なかったようだ。一息つくと共に隅に座り込んで身震いしている少女2人に歩みより、そっと右手を差し出した。)んー、まあこお、だいじょぶ?ほれ……(ちょっと苦々しい…だが朗らかな微笑みと共に、その手を取ってくれるものと信じてはいた。) (07/14-11:51:02)
情景 > (ぱあん) (07/14-11:51:19)
情景 > (だが、少年の手は強気な少女によって拒まれた。手に覚える痛み。呆気にとられた少年は少女たちを固まった眼差しで見つめる、が。) (07/14-11:51:43)
情景 > 『こッ…来ないで…来るなッ!この変質者!!!アンタ頭オカシイんじゃないの!?』えッ………『さ、さわらないで…こわい……嫌あああああッ!!!』えッ…… (07/14-11:52:20)
情景 > (そう、彼女たちにとって、この少年は打ち倒した3人にも勝る狂気の魔物だったのだ。現に少年を見る2人の顔つき、眼差しは先程男たちに向けていたもの以上の恐怖に、拒絶に満ちている。少女たちは立ち上がり、男たちに)『ほ、ほら、みんな行きましょう!!!早くコイツから離れるのよおっ!!!』『たすけて、たすけて、たすけてえええっ!!!』『あ、お、おう、こ、こっちだ!』『くそッ!なんてこった…!!!』(少女たちは果敢に男たちを立ち上がらせ、男たちと共に蜘蛛の子を散らすかの如くこの場から猛然と走り去った。) (07/14-11:52:49)
情景 > ………(かくして、この金髪の少年はその身と壮大極まりない理論を以て一触即発だった男女のわだかまりを見事解消し、仲直りという、誰も…そう、決して誰も損をしない素晴らしき結末を導き出したのであった。仲良く走り去る彼女たちを見送る少年から突如滴が飛び出たが、それはきっと少女と男性の仲をとりもった事による達成感からの代物だったに違いない、そう断じて間違いないのだくけけけけけ) (07/14-11:53:14)
情景 > (これは、とある昼下がりの裏路地の、一幕である…) (07/14-12:15:37)
ご案内:「※クレヴィスの街 -裏路地-」にある昼下がりの一幕さんが現れました。 (07/14-12:20:22)
ご案内:「※クレヴィスの街 -裏路地-」からある昼下がりの一幕さんが去りました。 (07/14-12:20:27)
ご案内:「※クレヴィスの街 -裏路地-」に情景さんが現れました。 (07/14-12:22:36)
ご案内:「※クレヴィスの街 -裏路地-」から情景さんが去りました。 (07/14-12:22:43)
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