room53_20190714
ご案内:「クレヴィスの街 -露天街-」にエレンさんが現れました。 (07/14-22:26:28)
エレン > (時はまだ露天の立ち並ぶ夕暮れ時。店によってはもう店仕舞い、というところもあろうが、他の店はまだまだこれから...むしろこれからが本番といった様相も見て取れる。所々に明かりが灯り始め、通りの雰囲気も日中から夜へとの転換点を迎えているようだ) (07/14-22:30:44)
エレン > (そんな中を棍を片手に黒髪の娘は歩く。束ねられていない黒髪は、彼女の歩に合わせて左右に揺れる。夕暮れとは言え、この暑くなって来た中で黒尽くめの上に外套なんぞを羽織っていれば嫌でも目立つようで。赤味がかった黄金色のエールが看板の店の親父にも声をかけられるようである) (07/14-22:35:52)
エレン > (『外套なんぞ羽織ってちゃぶっ倒れちまうぜ。うちの自慢のエールを飲んで行きな!』そんな声と共に美味そうなエールを差し出される、が、残念そうな笑みを浮かべながら彼女はその申し出を辞退した) ごめんなさい、お酒はあんまり得意じゃないんです。(とのこと。申し訳なさそうに答える彼女に、それなら、と差し出されるのは似たような黄金色の飲料。これは?と尋ねれば、どうやらこちらはただの林檎ジュースのようだ) (07/14-22:43:40)
エレン > あ、それなら大丈夫です。(と露天のカウンター越しに木製のカップを受け取ればお代を少し多めに渡して。どうやらカップごとこのまま貰って行くようである。もうすでに出来上がっている客が数人。こちらはフランクフルト(らしきもの)を肴にエールに舌鼓といった様子で、上機嫌で店のおっちゃんと話しこんでいた) (07/14-22:48:59)
エレン > (『そういや知ってるかい?酔っ払ってあそこの路地を通ると記憶を無くすらしいぜ?』『ああ、聞いたことあるなぁ。確かにそこ通って帰ったのを見たヤツがいるのに、尋ねても覚えてないらしいな』『ま、酔っ払いの話なんざ誰も信用しちゃいないがな』『わっはっは違いねぇ。いくら使ったかなんざ、あの通りで綺麗さっぱり忘れちまおうぜ』)(そんなような話である。カップ片手に聞くとはなしに聞こえた会話。林檎のジュースは適度な酸味が美味しく、この時期にはぴったりといった感じだ。上手いこと貯蔵されていたものなのだろう) (07/14-22:54:07)
エレン > ((あの通り...?))(どうやら意外と近い場所であるらしい。カップを傾けながらそちらに目をやる。露天と露天の合間にあるその奥、確かにちょっとした路地になっているらしい。大人が二人並んで歩ける程度であろうか。街の規模はそこそこあるので珍しくもないのであるが、少しだけその話が引っかかったようである) (07/14-22:59:35)
エレン > (言って都市伝説のようなものなのだろうが、記憶との話を聞けば興味がないわけでもないし、そう離れた場所でもない。ちょっと行ってみようか、と思っても不思議ではないだろう。カップ片手にそちらへと歩き出す。この街は多種多様な人種が混在する。そんな中を縫うようにするすると歩いて行けば、目的の路地の前へと到着する) (07/14-23:08:32)
エレン > ...別段、変わった路地には見えない、けど...?(そんな噂になっている割には普通に人通りもあるし、途中にちょっとした曲がり角はあるが向こう側が見えないわけでもない。何の変哲もなさそうなその場所に、やっぱりと思う気持ちと残念に思う気持ちが混在していた) (07/14-23:16:57)
エレン > (向こうから路地を抜けてきた大柄な鰐顔の亜人種の男の横を抜け、通りに踏み出す。真っ直ぐに向こう側まで抜け、そして真っ直ぐに戻ってくる。もちろん何も起きようはずもない)...酔ってるのが条件...なんて、そんな事あるのかな?(ふむと考えてみるも分かるわけもないしで。もし、仮にもし酔うことがあるとすれば通ってみようかと思うのであった) (07/14-23:22:20)
エレン > (そして今日の所はこのままクレヴィスを回って、そのうち帰途に着くことでしょう) (07/14-23:24:05)
ご案内:「クレヴィスの街 -露天街-」からエレンさんが去りました。 (07/14-23:24:10)
ご案内:「クレヴィスの街 -屋根の上-」にカルナーさんが現れました。 (07/14-23:39:00)
カルナー > (露天街から程近い路地の屋根の上。黒衣の男は眼下の路地を通る人間を見定めていた)......おい、どうも今日は外れっぽいぞ?(ぼそぼそっと吐かれる言葉は独り言と言うには大きく、誰かと会話すると言うには小さかった) (07/14-23:41:33)
カルナー > あー、そうだな。確かに夜はまだ始まったばかりだ。また一晩付き合うのかと思うとほんと嬉しくて涙が出ちまうよ。くそ。(半眼でぼやきながらも視線の動きは止めてはいない。ちょうど良い相手が来るまではどうせ続ける事になるのだ。膝を曲げ、その上に頬杖を付いて、半眼の男は下界を眺めていた) (07/14-23:44:47)
カルナー > へいへい、分かってるよ。こないだの一件でも力が足りないのは実感したからな。だからこうやって面倒でも付き合ってるんだろうが。(はあっと大きな溜息を吐きながら。ぼやきは続く) あいつ...はまだ素面っぽいな。もうちょい酔っててくれた方が騒がれなくて助かるんだが... (07/14-23:47:35)
カルナー > 鰐頭のオッサン...は酒の匂いはするが...(とても酔っているようには見えない。ので却下。視線で鰐頭を追った先には...)......なんだ、あいつ、は...?(向こうから歩いてきたのは黒髪の娘。黒尽くめに外套、手には棒を持っている。格好についてはまあ言うまい。色々な人がいると言う事だ。それに事情があるとはいえ人の事は言えない姿でもある) (07/14-23:55:17)
カルナー > (他人である。そのはずであるが、何かを感じたその相手。自分の顔など早々見る機会もないが、第三者が見ればよく似た顔立ちである)...おい、お前。何か知ってないか...?(僅かに困惑の混じる声で尋ねる。が、それに関しては何も返事は返らない。右手が黒い外套の襟元を握った) (07/15-00:01:29)
カルナー > (目が離せなくなっていた。路地に入り、眼下を通り抜け、反対側へ。向こう側で僅か首を傾げ、そして戻ってくるその相手。瞬きも忘れ、見入っていた。頭が痛む。息が苦しくなる。こいつが一体、誰であったのか。分からないのがものすごく苦しかった) (07/15-00:04:13)
カルナー > ちっ...今日は無しだ。帰るぞ...(呻くように告げると右目が紅く光る。すると男の姿は、屋根に落ち込むようにすとんと消えて行った) (07/15-00:05:37)
ご案内:「クレヴィスの街 -屋根の上-」からカルナーさんが去りました。 (07/15-00:05:45)
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