room03_20190725
ご案内:「泉のほとり」にエレンさんが現れました。 (07/25-22:45:55)
エレン > (そこは森の中の小径。今日も城塞都市からの帰りであろうか?棍を肩に乗せ館へと続く道を進む。こちらも徐々に暑くなって来ているのだろうか、夜とはいえ風は生暖かい) ふう...暑いのは苦手ですね...(呟く独り言もそんな事である) (07/25-22:49:31)
エレン > (棍を握らないもう片方の手は黒い外套の中へすっぽりと包まれている。傍から見ると暑い、以外の感想なんて何もないのだが、彼女はその外套を外しはしないようだ。むしろ...) 頭まで外套に潜りたい気分ですよね...(ふうっと溜息を吐きつつ、次の呟きはそんなである。一応ちょっとした魔法の品で、耐寒耐暑の外套だったりする) (07/25-22:52:58)
エレン > (蛍の光のような薄っすらと緑味を帯びた光が道を先導する。木々の隙間から見える月は半円ほどだろうか?どちらも合わせて何とか森の道が見通せるような程度である。光を追って道を進むと、不意に今までとは違う風を頬に感じた) (07/25-22:59:10)
エレン > あ...気持ち良い...(風は涼しげで、外套から露出した肌にはとても心地がよく。熱気を帯びて火照った頬を適度に冷やしていく。なんだろう、と思い小さく指を動かせば、光は道を逸れて右手の森の中へと進む。その光が照らす先を、黒髪の娘は足を止めて見入っていた。そして...) あ......。 (07/25-23:03:07)
エレン > (見えたのは半円の月を浮かべた泉であった。泉の水が空気を冷やし、風を呼んでいたのだろう。そよぐ風に誘われるように娘は泉へと向かう。木々の合間を抜ければ泉が広がり、すぐにその畔に辿り付く) ふふ、これはいい眺めですね。(水面にゆらゆらと揺れる月を眺めて、何となくその場に腰を下ろした) (07/25-23:10:00)
エレン > お酒が飲める人はこういうのも喜ぶんでしょうか...?(今親しい中にはそういう相手はいないものの、何となくそんな事を思ったりもして。そよぐ風が草花を揺らす。ざわめかせる。その音と風の心地よさに目を閉じた。こうなると、むしろ外套を纏ったままの方が...) 勿体無いですよね。(小さく苦笑を浮かべれば襟元の止め具を外して外套を脱ぎ、軽く畳んで脇に置いた) (07/25-23:23:42)
ご案内:「泉のほとり」にスズカ御前さんが現れました。 (07/25-23:27:35)
スズカ御前 > ――だろうな。風流というのは五感で感じるものであろうさ(突如、声が響く。果たしていつからいたのか、別の方面から何処か中性的な美貌の剣士が現れる。その剣士は徳利を軽く持ち、何処か挑発的な笑みを浮かべてエレンの方を見やっていた) (07/25-23:30:07)
エレン > ――え?(流石にまったく警戒をしていなかったわけではないので、突如の声にはやはり、少し驚いたようである。目を向け、漂わせていた蛍火をそちらへと漂わせた) すみません、少し驚きました。夜の散策、でしょうか?(少し以上でなかったのは、今のところ危険はないと言う判断であろう。返す声からはもう驚きの色は消えている) (07/25-23:36:11)
スズカ御前 > (女の気配は非常に薄い。木か、石か、それともまた別のものか。蛍火に照らされたその顔はやはり悠然としたもので――)ああ、散策だ。そのついでに娘、お前の顔を見に来た(草を踏み、風を揺らし、静かにそちらへと歩み寄ってゆく。戦うもの特有の圧もなければ気配も薄い。だが堂々とした様子である) (07/25-23:42:14)
エレン > (その気配故か、娘は少し目を凝らすように相手を見る。そうしなければ見失ってしまいそうな、そんな気がしたからである。そして、掛けられた言葉には首を傾げた。黒髪が揺れる) 私の...とは、どういうことでしょう?(徐々に歩み寄るその相手から目を離さずに尋ねる。もしかすると、その足運びなどに共通点を見出したりは出来るでしょうか...?) (07/25-23:49:29)
スズカ御前 > (足運びは相手に先を読ませぬ不可思議なモノ。音もリズムもない、静かなモノだ。キヨヒメの足捌きとは基礎は同じだが、極限まで練り上げたようなもの。目の前にいるのに見失いそう、なんて不思議なことをやっている女剣士は僅かに踏み込みを深くして違和感なくかなり近くに寄ろうと)新しい弟子がお前のことを話していたならひと目見たくなるのが人情というものだろう?(エレンの身体の傷を見透かすように視線を無遠慮に回し、最後はその瞳を見て微笑した。) (07/25-23:56:03)
スズカ御前 > (足運びは相手に先を読ませぬ不可思議なモノ。音もリズムもない、静かなモノだ。キヨヒメの足捌きとは基礎は同じだが、極限まで練り上げたようなもの。目の前にいるのに見失いそう、なんて不思議なことをやっている女剣士は僅かに踏み込みを深くして違和感なくかなり近くに寄ろうと)弟子が世話になっているならその相手をひと目見たくなるのも人情だろう?(エレンの身体の傷を見透かすように視線を無遠慮に回し、最後はその瞳を見て微笑した。) (07/25-23:57:20)
エレン > (その動きを眺め...かなり苦労して眺め、そして最後には見上げる形になるだろう。その歩法の触りだけでも経験していなければ、間違いなく見失っていた事だろう)...弟子?(何の事だろう、と考えるも、すぐに閃いたのは...) もしかして......キヨヒメちゃん?(...の事である。その動きの何処かに根源的な繋がりを...無意識にとはいえ感じ取ったのかもしれない。見上げた視線は真っ直ぐに相手の瞳を見詰めるようで) (07/26-00:03:30)
スズカ御前 > ああ、一応な。……それにしてもお前も中々頑張っているようだな?(エレンの姿を見終えた女は愉しげに喉を鳴らし、肯定した。幾らか年上で身長が同じ程度の二人は何処か特有の雰囲気がある。そして、静かに見ていたスズカは気まぐれに口を開いた)ああ、ついでに一つ言っておこうか。クレヴィスでお前にずいぶん会いたがっているやつがいるようだぞ? (07/26-00:16:12)
エレン > まだまだ、ですよ。まだ私の腕は遠く及びません。(誰に、とは言わなかったが目標とする相手がいることは伝わるだろう。返しながらも、笑みが浮かべられずにいる。その視線に僅かながらも不快な物を感じ取ったようである。待ち人、とでも言うのだろうか。その話には少し眉を顰めて)...クレヴィスですか?(向こうにはそれほど知り合いはいないはずなので。それでも頷けば礼を口にする) 分かりました、ありがとうございます。今度街へ寄った時には気をつけてみます。 (07/26-00:25:22)
スズカ御前 > 遠く及ばん?だが近づくことはできようさ ……少し見すぎたな(不意に目をそらす。だが反省とかはしていない様子)その通り、だ。そいつに会ったら果たしてどうなるか……もしかすれば、『お前の知らぬお前』をよく知る相手かもしれんぞ? (07/26-00:30:57)
エレン > もちろんです。及ばずとも、一歩ずつでも近付き、そして届かせてみせる。この思いまで忘れるつもりはありません。(頷き、答える。偽りのない言葉であろう事は疑いようもない) ......私の知らない、私...(反芻するように口にして。表情には少し戸惑いの色が見て取れる) (07/26-00:37:04)
スズカ御前 > クッ。いい顔をする娘だ。だが悪くない……うちの弟子が世話をかけるだろうが、まあ鬱陶しがらずに適当に遊んでやってくれ。アイツはなんだかんだ言ってもガキだからな(なんて、軽く一つお願いをした)……さて、信じるか信じないかはお前次第……吾はただ野次馬をするたけさ(語ると共にエレンから離れると、花びらが風と共に舞い上がる。はらはらと舞い散る鮮やかなベールがスズカを覆い隠し、それが過ぎ去った後は痕跡一つ残さず消え失せた――) (07/26-00:48:40)
ご案内:「泉のほとり」からスズカ御前さんが去りました。 (07/26-00:48:44)
エレン > ええ...私に出来ることでしたら。(もちろん、と言うように首肯する。場合によっては、出来ないことでもやろうとするかもしれないが、それはその時の話。やがて花びらと共に見送れば、また涼しげな風が吹き抜けていく。彼女のいた空間を眺めつつ、娘は口を開いた) 私の知らない私......それは、少し怖い事なんですよ。(自分がどうなるのか、今の私は、私のままでいられるのか。ちょっとだけ、そんな事を考えてしまう) (07/26-00:55:00)
エレン > (やがて娘はここに留まる事に決めたようだ。外套を地面に広げ、その上に横になる。肩掛けの鞄を枕代わりに、外套に包まって。程なくして寝息が聞こえてくるだろう...) (07/26-00:56:43)
ご案内:「泉のほとり」からエレンさんが去りました。 (07/26-00:56:47)
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