room00_20190804
ご案内:「時狭間」にフィリアさんが現れました。 (08/04-14:59:03)
フィリア > (――誰もいない昼下がり。コーヒーとパンケーキのセットと共に、フィリアは机に向かっていた。) (08/04-14:59:47)
フィリア > (彼女がペンを走らせるその理由。それはイラストであった。仕様書、と言ってもいいだろう。その紙にはスラリと伸びた手足の若々しい女性が描かれ、様々な要素を組み合わせる旨が記されている。果たしてこの絵は何か、といえば言うまでもなかろう。)……よし、設計図はこんなものでいいか(目、耳、手脚。細部に至るまでを書き込んだフィリアは自分の作品の予想図にウムウムと頷いた。できるかはわからない、だが形から入ってみようということのようた) (08/04-15:18:03)
フィリア > (フィリアが自らの作品を作ろうとした理由は何ということはない、元々素養があったのだ。彼女が時折帰っては管理をしている廃墟のアトリエ――そこに無造作に積まれ、墓標のように佇む数多の『姉』達の無数の瞳を見るたびに妹でありフィリアシリーズの現状の長姉であるフィリアは偉大な父のように新たな命を作ってみたくなったのだ。作り物の身体、本物の魂。本来在るはずもないオーパーツそのものであるからこそ、できぬ筈はないと自らの出来うることに挑戦してみたいということだ) (08/04-15:26:48)
フィリア > (機体がある、AIがある。しかし心というのは滅多なことでは生じない。フィーネやアルファスのように超文明ですらよほどのことがなくては人形に心は生まれない。けれど、それでもやってみたいのだ。考察に考察を重ね、思案に思案を絡ませ、作りたい『理想のカタチ』を夢想する。しなやかに、アダルティに、そして強く。)……とりあえず、生殖機能はどうやっても無理だな(そもそも、なぜ自分に生理があるのかもわからない。自分を参考にすることは一瞬で瓦解した。この下腹部に何が入ってるのか、というところからよくわかんないのだ。なのでまずはカラクリだけで作るつもり) (08/04-15:34:40)
フィリア > ((……ウウム、人形兵装と違って設計が思いの外難しい。とりあえず私の名状が務まるようにはしたいが……どうしたものか))(どうにかして『空間支配』を組み込みたいところであるが、それもうまく行かない。睡眠が必要ない身体を利用し、クレヴィスの技術指南書を読み込んではいたのだが組み込まんとするものを無理なく組み込むのがやはり難しい。量産機であるシェルマ用のアイテムにはそう大した機能をつけることができるものはない。だが果たして、どうするか……とばかり考えていた) (08/04-15:40:24)
フィリア > (なんか、フランケンシュタインの怪物みたいだな クスッと自分がやろうとしていることにおかしみを覚えて笑う。確か理想の人間高なんだかを作ろうとして作られたのだったか、そして生まれた醜悪な怪物は人になりたいと足掻き―― では人形が父に憧れて真似をするのはなんだろうか。何が生まれるのだろうか?)……まあいいさ、深く考えるのも楽しいが、とにかく仕上げてみせよう(今しばらく、フィリアは机に向かうのであった) (08/04-15:47:12)
ご案内:「時狭間」からフィリアさんが去りました。 (08/04-15:47:19)
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