room49_20190910
ご案内:「ジーナスの家・メンテナンスルーム」にメルさんが現れました。 (09/10-20:43:06)
ご案内:「ジーナスの家・メンテナンスルーム」からメルさんが去りました。 (09/10-20:43:13)
ご案内:「ジーナスの家・メンテナンスルーム」にメルさんが現れました。 (09/10-20:43:53)
ご案内:「ジーナスの家・メンテナンスルーム」からメルさんが去りました。 (09/10-20:44:21)
ご案内:「ジーナスの家・メンテナンスルーム」にメルさんが現れました。 (09/10-20:44:45)
メル > (ジーナスラボ、メンテナンスルーム。無機質で色気のないからくり仕掛けのベッドに身を横たえたメルの全身に無数のコードが接続されていた。脚、うで、しっぽ。特に目立つのは普段ついているアンテナ型のパーツを外され、太いコードが挿入された耳であろうか。何もかもが未来的なそのラボの中、人型の工業機械のようにメルはただそこにあった。) (09/10-20:51:22)
メル > (繋がれた先は光を放ち、信号を発するいくつかの装置。ビスを外し、四肢を外された彼女は子供に壊されてダルマになったオモチャを思わせる。数値は正常、休止状態のAIデータもまた正常。複数のアームが精密機械を触るように慎重に脚と腕のパーツを洗浄し、種別ごとにより分けて並べてゆく。メルバスターのパーツは一度完全にバラされ、フィリアが入力し直したデータを元にパーツを置き換えて組み立てられる。)…………(装甲と隔壁を外してフレームと共に露わになった心臓に接続された太いコードが伸びるその近く、脇腹あたりのブロックを取り外してロボットアームが静かにパーツを組み込んでゆく。それは巻き取る為のローラーと、小さく長いワイヤー。先端にアンカーが取り付けられたそれを機械らしい精密さで組み込んでゆく。) (09/10-21:10:11)
メル > (アンカーショット。フィリアがメルの姿を見て、ひとまず必要だと判断して図面を引いた兵装だ。巨龍をも縛る魔銀ミスリルを精錬したモノを素材とした鎖だ。できる限り細く、小さくと作られたそれは本当にささやかなものだ。だが、そのサイズであってもその頑強さは通常の金属の比ではない。メルの超重量ボディを受け止めても相当な余裕がある程に強く、しなやかなのだ。それが脇腹に複数取り付けられ、メルの体内に走るエネルギーケーブルと接続されて組み込まれる。) (09/10-21:19:13)
メル > (メルのまぶたが開く。だが、その顔に浮かぶのは何もない表情。光の宿らぬ眼はただ、機械から送られた信号に従ったに過ぎない。動作を確認するように首だけを動かし、それに連動してコンピュータのデータが更新された。――全て問題なし。ロボットアームが全て稼働し、まるで作りかけのプラモデルを組み立ててゆくかのようにバラしたパーツをまた元の形に構築し直してメルに接続してゆく。フットパーツ、メルバスター、アームパーツ。それらを終えるとコードの接続が順次カットされ、決められたプログラムに従い巻き取られてゆく。最後には新品同然のピカピカになったメタルボディの裸身を露わにしたまま、再び目を閉じたメルの姿。生まれたときの姿のままの彼女に、最後に一本のロボットアームがクリーニング済みの緋色のマントを掴み、優しくかけてあげていった。目覚めの時はまだ、先だ) (09/10-21:32:14)
ご案内:「ジーナスの家・メンテナンスルーム」からメルさんが去りました。 (09/10-21:32:20)
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