room00_20190917
ご案内:「時狭間」にゼーゲさんが現れました。 (09/17-23:08:40)
ご案内:「時狭間」にナオさんが現れました。 (09/17-23:09:29)
ゼーゲ > 【魔人がカウンター席に座っていた。それは圧倒的な存在感と禍々しい威圧感を放ちながら、ガントレットの爪先でウイスキーグラスをつまみ静かに晩酌をしていた……】 (09/17-23:09:56)
ナオ > (ばぁーん!!と、いつものように元気よく扉を開こう)こーんばーんはー!!えーっと、もう来てるかな?(そう言いながら、店内を見回して)あ、いた!!(よく目立つその姿を見れば、すぐさま駆け寄っていこう)こんばんはー!!えーっと、ゼーゲおねーさん、であってる?(すぐ横へと行けば、じーっと見つめて) (09/17-23:15:17)
ゼーゲ > (今宵、私は人を待っていた。涼しくもない夏夜、漆黒であると色々ツラいこの残暑のご時世皆はどうお過ごしだろうか。特に仕事もなく、ノンキにブドウを食して過ごしていたこの私だが、妹のクラフトに時狭間に来てほしいと頼まれた。アイツと気が合う、という手合はなんとなく想像がつくが……と、飴色に輝くロック・ウィスキーを舌先に転がして楽しんでいると静やかな晩酌の時は唐突に終焉した。パタパタと駆け抜けるその足音はまるでドラムロールのように軽快に響き、やがては私の横に辿り着く。まるで火の玉のようなまぶしい元気さに満ちたこのボーイッシュな少女は無邪気で、健康的で、背徳的な欲望を人に抱かせるかもしれぬ魅力があるというのが第一印象だった。美しい女はひとりを狂わせるが、愛らしい少年は十人を狂わせるという。それほどに少年性というのは魅力的なものなのだ。……さて、それはさておき私は何気なしに下ろした瞳でクライアントを確認すると、確認の為に口を開く。)……お前がナオか(如何にも私がゼーゲである。確か、武器が欲しいんだったか。私は家具職人なので自身はさほどないが、まあ妹の友人なのだ。頼まれごとくらいは請け負ってやらねばな。……というわけで確認の意も含め、私は返答を待つ。……無表情だが伝わるかなぁ) (09/17-23:22:02)
ナオ > うん、そうだよ!!(ナオか、と聞かれれば元気よく頷こう。外見16歳だが小柄。若く見えるかもしれない。とりあえず隣の席へと腰かけて)えっと、おねーさんがボクの武器を作ってくれるって、クラフトちゃんから聞いたの。だから、今日はよろしくお願いします。(そちらへと身体の向きを変えれば、丁寧にお辞儀をして) (09/17-23:25:07)
ゼーゲ > (うむ、やはりどこか子供っぽい印象を受ける。この少女に幼児性を感じるのはやっぱり顔だろう。ファニーフェイスなのは元より、歴史を重ねた人間の顔にしては無垢なのだ。年齢としては15、16といったところか。しっかりと実り始める時期でありつつもツボミを思わせる未成熟さのあるこの態度。わかりやすく言えば元気な子というのはカワイイものだ、クラフトと重ね合わせて頭を撫でたくなってくる程度には私も心を浮かされている。)……そうか。……なにか飲むか?……何が欲しいのか、聞こうか(客と職人なんだから何を改まる必要があるというんだ。まあラクにして欲しいから、ウイスキーを軽く呷りながら私は彼女に告げた。) (09/17-23:31:31)
ナオ > あ、それじゃあ。ミルクで!!(飲み物を注文。その手の好みも見た印象に近い件)うん。えっとね、武器が欲しいの。前使ってた奴は双盾と大剣と大盾を兼ねた凄い武器だったんだけど、変形ギミックがちょっと複雑でね。壊れちゃって動かなくなっちゃったんだ。(困ったように眉尻を下げて残念そうな顔)だから、もうちょっと扱いやすくて、なおかつ前使ってた装備に近い、なんかこうすごいのとかいいなーって。(オーダーざっくり) (09/17-23:35:29)
ゼーゲ > フン、複合武器か。……壊れて当然だな(命を預ける武器にアレやソレとなんでも詰め込めば一つに特化したものに比べて無理が出てガタが来るのは当然。特に、振り回して使う武具に複雑な機構など詰め込むのは悪手にしか思えん。道具とはそのひとつに特化しているからこそ美しいのだ。……正直なところ、私の美学に反するとも言えるが。作らないという選択肢もない。壊した原因はそもそも壊れるカラクリを埋め込んだからだ。ならば、もっと単純に、チープな内容に落とし込んでしまえばいい。高度化すると壊れやすくなり、逆に低次元に落とし込めば壊れづらくなるのはよくあることだ。双剣と盾と剣を作るなら――それこそ、積み木遊びをすればいいだろう。だが、それには必要なものがある。)……双子石はあるか?(ウィスキーグラスを置いて、私は尋ねた。) (09/17-23:45:52)
ナオ > ふたごいし?(何それって顔。目を点にして、首を傾げよう) (09/17-23:47:44)
ゼーゲ > …………(そういえばあの石が無い可能性は考えていなかった。目を点にするナオを見下ろし、私は少し考え込む。……たしか、この辺りから行ける世界にそれはあったはずだ。希少価値はそれなりに高いが、探して見つけられぬということもないはずだ。私は仕事用のケースから一枚の資料を取り出し、カウンターの上に置く)……別名、めおとの石。“まことの銀”に近い高純度ミスリルが採れる山にたまにある……珍しい石だが、それを幾つか。……そして、素材となる金属を。…………必要なものはそれらだ(喋るのは苦手だが、とりあえず伝え……られたよな?) (09/17-23:52:23)
ナオ > ふむふむ。作るのに必要な素材なら、ボクとってくるよ!!(コクコクと頷いて)素材になる金属はあるよ。これだよ。(そう言って、テーブルの上に壊れた前装備を置こうか。ミスリルとオリハルコンの複合金属製である。しっかりと伝わって居る模様) (09/17-23:55:32)
ゼーゲ > (なるほど、察しのいい子だ。口下手で表情もほとんど変わらないこの私に億せず、意図を汲んでくれるとは。なるほどクラフトとも仲良くなるわけだ。)…………(……さて、真銀ミスリルと神金オリハルコンの合金とは豪勢なものだ。オリハルコンと一口に言ってもオレイカルコスやヒヒイロカネ、或いは超金属の名を持つものまで存在する。これは素晴らしい金属だ。……これでなお壊したとなるとさては繊細なカラクリを組み込んだか、彼女が非常に雑に扱ったか……といったところか。……恐らくは相応に技量が必要なものだったのだろう。道具とは大別してふたつの種別となる。『使い手を選ぶ道具』と『使い手に選ばれる道具』だ。無論、私は後者をこそ尊ぶ。結局は身の丈をわきまえたモノを使わねばいくら性能が高くても意味がないのだ。このガラクタを転売したら一生遊べる金が入るだろうがまあこれを素材にするのが一番良いだろう。私はガラクタを手にすると、収納空間へと移送する。逆五芒星の魔法陣が三重に重なり、漆黒の翼と共に収束して傍目からはこのガラクタを空間ごと圧縮して消えてゆく。それを見届けると、重要な事を尋ねる。)……デザインはどうする?(きらびやかにするか、シンプルにするか。いろいろな方向があるので、それはハッキリさせておかねばならぬ) (09/18-00:09:03)
ナオ > おぉぉぉ…。カ、カッコイイ…!!(どこかに収納されていく素材。その一連のエフェクトに、キラキラと目を輝かせようか)…デザイン? 武器防具にデザインとかあるの?(基本的に無骨な大剣とか、装飾関係とは無縁の装備ばかりだったので、あまり知らない可能性)うーん、特にいらないかなー。丈夫でシンプルだったらいいよ。 (09/18-00:12:26)
ゼーゲ > ……移送魔術だ。……いちいち、持ち歩くのも面倒なのでな(エフェクトについてはこだわったというか、漆黒の羽が舞うのは絶対に必要だ。何処かへ転移するときにもコレはある。黒雷と共に必須の技能だ)……良いだろう。だが、デザインのある武具はこのように存在する(無骨な装備であれば良いのならばそれでいいが……それ以上に、デザインのある武具を知らぬというのは少々看過できない。私は立ち上がると、右手を開けた場所にかざす。起動、転送魔術。) (09/18-00:16:33)
ナオ > 移送魔術…!!すごいなー。ボク、魔力は扱えるけど、難しい魔法は全然駄目なの。(いいなー、と羨望の眼差しを向けて)わーいやったー。…っと、ふむふむ?(承諾が得られれば嬉しそうに笑って。続く転送魔術に、何が出るのかな?と楽しみに見守ろう) (09/18-00:18:51)
ゼーゲ > 【その瞬間、悪魔角が描かれた魔法陣が床に描かれた。血のように紅い魔法陣から雷が迸り、闇が炎のように噴き出して空気中に溶けゆくように消えてゆく。激しく燃える闇の内より、鎖を引きずるような音と共に一本の剣が引きずり出される! ――やがて現れた武器、魔剣ゴルトゼーゲは鎖を伸ばしてゼーゲの手首に絡みつき、勢いよく弾き出されるように高速で引き寄せられた!その刃を手にしたゼーゲは身の丈以上もあるその鉄塊じみた大剣をその手に掴むと、それを振り抜いた!振り抜かれた刃に絡みついていた鎖は漆黒の羽になって舞い散り、肩に背負うようにしてナオに振り向くと背後で魔法陣が邪悪な光と共に消え去った!】 (09/18-00:22:16)
ナオ > おぉ~(ものすごく目をキラキラさせている) (09/18-00:23:06)
ゼーゲ > ……これがデザインというものだ(そう、このゴルトゼーゲは見た目にも拘ったものだ。ナックルガードを凶悪にしつつ、その刃は両方がノコギリにしつつ鏡のように磨いた表面にヤギの頭や紅いラインを走らせている。タクティカルアドバンテージの類はないが、格好良さであれば負けはしない。) (09/18-00:24:22)
ナオ > おぉぉぉぉ…。すごい!!へぇ、武器ってこんなのもあるんだー。(周りをぐるぐる回って色々な方向から、その大剣を眺めて)うーん、でもやっぱりボクのは、シンプルで良いかなー。(大剣がすごいのはわかるが、さすがに好みではなかったようで)とりあえず、早めに双子石を取りに行ってくる!! (09/18-00:28:00)
ゼーゲ > ……そうか(派手なのが好きなのもいれば、シンプルなのが好きという者もいる。どうやら彼女はなかなか“通”であるようだ。私はどうせならデコってしまえという思考ではあるが、それが不要であるならばこれ以上の言葉は要らん。人の好みなんて相容れないのが当たり前なのだから、その人の気持ちになってみるのもいいだろうさ。……あれ、じゃあまるで向いてなかったんじゃないのか持ってきたアレ。とりあえず危ないのでゴルトゼーゲを鎖で巻いて封印し、ナオに目を向ける。)……好きなときに持ってこい。いつでも構わん (09/18-00:33:11)
ナオ > うん、わかった!!(コクコク、と元気よく頷いて)あ、ミルクごちそうさま!!(マスターにそう言って、代金をカウンターへと置こう)冒険者稼業するのには、どうしても武器が必要だから助かっちゃった。本当に今日はありがとう!!(にこー、と満面の笑みを浮かべて)それじゃあ、ボクそろそろ帰るね!!(またねー、と。元気よく来たとき同様にドアを開けて帰って行くだろう――) (09/18-00:37:48)
ゼーゲ > (元気の良い子だ。私は何かを言う代わりに、彼女の頭に手を伸ばした。軽くその頭を傷つけぬように撫でようとしたくなったのだ。……まあ、それはさておきそのまま去ってゆく彼女を見送り、私は頭の中に設計図を描き始める。やるべきことは決まっている……そう、簡単なことだ。積み木を作ればいい。……それに必要な道具を揃えてもらうまでは保留だが、なかなか退屈しない遊びができそうだ。辛い酒精に舌先を浸しながら、私はひとりほくそ笑むのだった) (09/18-00:41:42)
ご案内:「時狭間」からゼーゲさんが去りました。 (09/18-00:41:48)
ご案内:「時狭間」からナオさんが去りました。 (09/18-00:42:12)
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