room53_20191003
ご案内:「クレヴィスの街 -旧市街地-」にジュリンノさんが現れました。 (10/03-21:15:47)
ジュリンノ > ああー?あンだよこれェ?(機嫌を損ねた不良の如くドス黒き少年の恫喝が、区画と区画を分けるT字の分岐路に立てかけられた看板に向けられる。 それを忌々しげに、舌打ち混じりに睨む少年の金色の瞳の先にあるのは、この道の先を示していた…であろう地名が半分以上掠れて読解不能の状態になっていた看板であった。) (10/03-21:21:03)
ジュリンノ > (ある店舗を捜してこの町中をほぼほぼ半日以上かけて歩いたが、土地勘の無さと持ち前の性分がそれを阻み、雲行きすら怪しくなった。次の行き先を目指して看板を読んだら、文字が掠れて読めないので地図と照らし合わせることすら難しくなっていた。 片手にある地図に対する握力を理不尽に強め、重々しく首を捻る。)…使えねェお役所もあッたもンだ。ったら(この少年は、恐らくこの町に利益を殆どもたらしていない身。) (10/03-21:25:08)
ジュリンノ > ……(暫し立ち尽くし看板を見据え身震い。そして看板に拳を構え………渾身の…でこぴん。きびすを返し)…あーもーやーだァーこの町ィー!!もういッそ(落雷)なって(豪雨)ちまえよコンチキショウ……(雷に打たれ、一瞬の豪雨に晒され暴言を吐き尽くす。 完ッ全に頓挫である。) (10/03-21:32:11)
ジュリンノ > (やがて世界一のなんちゃら海溝よりはるかに深く、なんちゃら山脈より甲高いため息を長々と吐き出した後、全身を否応なく蹂躙し我が神経を蝕む苛立ち……を抑えるべく、無意識にある思考が浮かび上がる。) (10/03-21:37:21)
ジュリンノ > (夢想。 目を瞑り、看板に右手を添えてしなだれて) (10/03-21:38:14)
ジュリンノ > (『……あの、お困りですか?』 …突然、おずおずと俺に声をかける素朴ながら垢抜けぬ1人の町娘。 『ああー?なんでもねーよ。』 ちょっとぶっきらぼうに彼女を睨んで流そうとする俺。 『…もしかして、道に迷っているのですか?あ、あの、私に分かる場所でしたら、ご案内します…っ!』 ちょっと睨んじゃった俺にビビりながらも、困った俺の為にちょっぴり勇気を振り絞ってくれる村娘。 ざっと年は15,6。俺よりちょっぴり年上チックだけど背丈は俺と大体同じであまり年上感は受けない。 質素なりに丹念な手入れをうかがわせるエプロンドレス、髪の色はそうだなァ、ちょっぴり甘めな栗色だ。ちょちょっとそばかすも足して立派な美少女の1タイプとなった。 『…な、なんだよ…俺ァ別にそんな……』  『……でも……』  『………だあーもう!わあったわあった!案内…お願いしてやるから、そんな顔すンな!』   健気な町娘の眼差しに耐えられず、俺はしぶしぶ…そう、渋々、道案内をお願いする事になったのだ!!) (10/03-21:44:09)
ジュリンノ > (『……あの、お困りですか?』 …突然、おずおずと俺に声をかける素朴ながら垢抜けぬ1人の町娘。 『ああー?なんでもねーよ。』 ちょっとぶっきらぼうに彼女を睨んで流そうとする俺。 『…もしかして、道に迷っているのですか?あ、あの、私に分かる場所でしたら、ご案内します…っ!』 ちょっと睨んじゃった俺にビビりながらも、困った俺の為にちょっぴり勇気を振り絞ってくれる村娘。 ざっと年は15,6。俺よりちょっぴり年上チックだけど背丈は俺と大体同じであまり年上感は受けない。 質素なりに丹念な手入れをうかがわせるエプロンドレス、髪の色はそうだなァ、ちょっぴり甘めな栗色だ。ちょちょっとそばかすも足して立派な美少女の1タイプとなった。 『…な、なんだよ…俺ァ別にそんな……』  『……でも……』  『………だあーもう!わあったわあった!案内…お願いしてやるから、そんな顔すンな!』   健気な町娘の眼差しに耐えられず、俺はしぶしぶ…そう、渋々、道案内をお願いする事になったのだ!!) (10/03-21:44:45)
ジュリンノ > (……しばし、しばし夢想) (10/03-21:45:24)
ご案内:「クレヴィスの街 -旧市街地-」にイグニスさんが現れました。 (10/03-21:46:47)
イグニス > (そんな迷える少年に、唐突に澄んだ声がかかった。) ねぇ、何か困ってる? (10/03-21:47:11)
ジュリンノ > (『そう……東方のお菓子……のお店、ですか。……えっと、もしかしてそのお店の名前は……では、ありませんか?』 『!?……そ、そうでえ!何故にそれを!?』 『だって、私のお店だから……』 『お、おおッ!マヂかァ!?おめえの店かァッ!?こらあ助かった!いんやァ!運命の出会いなんて、あるもンなんだなあ!?』 『』   (10/03-21:48:31)
イグニス > (声の方を振り向けば、少年にはとてもよく見知った姿の少女が一人。曇りだというのに、その姿には一点の曇りなく。電光トルソーの様に燐光を纏って目立ってる。目が合えば、にへっと微笑むだろう。) (10/03-21:48:57)
ジュリンノ > (『そう……東方のお菓子……のお店、ですか。……えっと、もしかしてそのお店の名前は……では、ありませんか?』 『!?……そ、そうでえ!何故にそれを!?』 『だって、私のお店だから……』 『お、おおッ!マヂかァ!?おめえの店かァッ!?こらあ助かった!いんやァ!運命の出会いなんて、あるもンなんだなあ!?』 『そ、そんな、大げさですぅ……』)  (10/03-21:49:02)
イグニス > ねぇ。ねぇ? おーい。ジュリンノー。(少年の近くまで移動して、それでも現実から目を背け続けるなら、目の前で手のひらをひらひら。) (10/03-21:50:46)
ジュリンノ > (夢想から、現実へ。) ええーッ!?そンなこたァないぜー!?だっておめえがこーやって声かけてくンなかったらァー、俺ぁ今でもこの町のウォーキングラリーを続けていたと思うとよ!? そう、お前こそ、お前こそ!!!(頬を赤らめ歓喜に声を弾ませ、時折己で己を抱きしめ身をくねらせ、挙句看板を連打しながら妄想の中の台詞を、嬉々として、声を大にして、彼女を向いて言い放っていたのだから。)   (10/03-21:51:22)
ジュリンノ > 夢想から、現実へ。) ええーッ!?そンなこたァないぜー!?だっておめえがこーやって声かけてくンなかったらァー、俺ぁ今でもこの町のウォーキングラリーを続けていたと思うとよ!? そう、お前こそ、お前こそ!!!(頬を赤らめ歓喜に声を弾ませ、時折己で己を抱きしめ身をくねらせ、挙句看板を連打しながら妄想の中の台詞を、嬉々として、声を大にして、彼女を向いて言い放っていたのだから。) 俺の!前世からの、運命の女(ひと)ッ!!!(両手を大きく広げ、輝かしき笑顔を知己な彼女に向けて夢想を〆た) (10/03-21:52:10)
イグニス > (ひらひらさせていた手がぴたりと止まった。ぽっと頬が染まる。) ――それって、本気? (少年のことだ。何かずれているかもしれない。内心疑って、首を傾げる。) (10/03-21:54:40)
ジュリンノ > (彼女の核心への問いに対して、未だ意識が夢想半ばな少年は蕩けた笑顔を花咲かせつつ幾度となく、おおよそ頚椎に気遣っているとは言えない程に頷きまくって)おおよぉー本気だともぉー!!!今の俺からしたら、アンタはまさにフィアンセ、嫁の中の嫁、今期アニメのありとあらゆるヒロインすら醜悪な女にしか見えぬ神々しき輝きと慈愛と美貌に満ちた……(己の両手を握り合わせ、それを頬に沿えて擦り寄せつつ彼女の疑念に全身全霊の肯定を向け……つつあるあたりで、少年の意識の焦点が彼女を妄想の中の町娘ではなく、己が最も警戒する対象である事実を認識しだした。)             (その瞬間、少年の挙動、面持ち、言動、時間、全てが凍結とあいなった) (10/03-22:00:25)
イグニス > (少年は知らないかもしれないが、トリエイジスの妖精の習いとして、妖精は相手がそうと認識したら、大なり小なりそれがそのまま妖精に反映される性質がある。善くも悪しくも妖精は肯定するだろう。そしてその仕様を備えてしまう能力も兼ね備えていた。今、まさに少女は少年が夢に描く通りの容姿をもって、恥じらいに身を震わせた!) ――私、知ってるよ。ジュリンノは口が軽いって。その告白、誰にでも言ってるんでしょう? (10/03-22:05:01)
ジュリンノ > (この少年に到底似つかわしくない薄桃色に染まっていた頬は、一瞬にして静脈を流るる栄養酸素不足の血漿の如く染まり、花咲く笑顔は真冬の雪原の如く寒々しい無機質に固まり、全身を襲うドラゴンの輝く吐息すらはるかに下回る超低温感覚により凄まじい身震いが襲う。 俺……コイツに、愛の告白を、シテイタ…?) ぇ……ッ……ぁ……ぇ……   ぇ……ぇ……(少年は言葉を紡いでいるつもりだった。『どうして、お前がそんな返事するの?どうしてお前がそんな甘酸っぱい羞恥に身を染めているの?…どうして、オマエナノ?』 って。) ち……ちッ……が………(彼女の仄かな疑念に言葉で答える事も満足に適わないまま、呆けたかの如く切れ切れに呟きながら一歩、一歩後ずさり……段差に足をひっかけ)  どんがらがっしゃん  (背後のゴミ捨てコーナーに背中からなだれ込むカタチとなった。その際生じた擬音は、少年の声によって代用される。 崩れたゴミにまみれ、地面に座り込んだまま、熟したバナナの皮を金色の髪にのっけながら、呆けたまま言葉を紡ぐ。)……ど、どうして、あんたがいるの……どうしてぇッ!!? (10/03-22:11:15)
ジュリンノ > (この少年に到底似つかわしくない薄桃色に染まっていた頬は、一瞬にして静脈を流るる栄養酸素不足の血漿の如く染まり、花咲く笑顔は真冬の雪原の如く寒々しい無機質に固まり、全身を襲うドラゴンの輝く吐息すらはるかに下回る超低温感覚により凄まじい身震いが襲う。 俺……コイツに、愛の告白を、シテイタ…?) ぇ……ッ……ぁ……ぇ……   ぇ……ぇ……(少年は言葉を紡いでいるつもりだった。『どうして、お前がそんな返事するの?どうしてお前がそんな甘酸っぱい羞恥に身を染めているの?…どうして、オマエナノ?』 って。) ち……ちッ……が………(彼女の仄かな疑念に言葉で答える事も満足に適わないまま、呆けたかの如く切れ切れに呟きながら一歩、一歩後ずさり……段差に足をひっかけ)  どんがらがっしゃん  (背後のゴミ捨てコーナーに背中からなだれ込むカタチとなった。その際生じた擬音は、少年の声によって代用される。 崩れたゴミにまみれ、地面に座り込んだまま、熟したバナナの皮を金色の髪にのっけながら、呆けたまま言葉を紡ぐ。)…お、おれ、そんなこといわない。告白なんて、してない。俺、そんなきやすい男じゃない。………だって、だって。……ど、どうして、あんたがいるの……どうしてぇッ!!?どうしてなのぉ……ッ!!? (10/03-22:12:55)
イグニス > (少年が否定した瞬間。この問答の次元時空間は一問答前に遡る。少女による時間潜航だ。今度は少年の意識が覚醒したまま少年の口は愛を告白し、そして少女は少年の告白に問いかけた。) 『――私、知ってるよ。ジュリンノは口が軽いって。その告白、誰にでも言ってるんでしょう?』(少女が恥ずかしさに身を震わせた! ループ1!) (10/03-22:17:17)
ジュリンノ > 『そう、お前こそ、お前こそ!!!俺の!前世からの、運命の女(ひと)ッ!!! 今の俺からしたら、アンタはまさにフィアンセ、嫁の中の嫁、今期アニメのありとあらゆるヒロインすら醜悪な女にしか見えぬ神々しき輝きと慈愛と美貌に満ちた……』 ほわっ!?ほ”わ”ッ!?ごわ…ッ!!???(……少年は先の愛の告白を、己の神経系の命令に寄らぬカタチで強制的に行われているコトに今季最大の困惑と屈辱に打ちのめされながら、再びのいじらしき彼女の同じ姿と同じ言葉と同じ意思に、コレが彼女の仕業と悟って身を震わせながら指差す。)ぃやッ……ぃやッ!!!やめッ……やめるのだイグニスぅ~ッ!!!(大粒の涙を散らし、両手で頭と耳を抱えながら嘆願。)   (10/03-22:22:10)
イグニス > (少年が否定した瞬間。この問答の次元時空間は一問答前に遡る。少女による時間潜航だ。今度は少年の意識が覚醒したまま少年の口は愛を告白し、そして少女は少年の告白に問いかけた。この妖精娘に要求を呑ませる一番の手段を少年はまだ採ってない。) 『――私、知ってるよ。ジュリンノは口が軽いって。その告白、誰にでも言ってるんでしょう?』(少女が期待に身を震わせた! ループ2!) (10/03-22:24:51)
ジュリンノ > !!!!(この感じ……ッ!?) いや…嫌……い………『そう、お前こそ、お前こそ!!!俺の!前世からの、運命の女(ひと)ッ!!! 今の俺からしたら、アンタはまさにフィアンセ、嫁の中の嫁、今期アニメのありとあらゆるヒロインすら醜悪な女にしか見えぬ神々しき輝きと慈愛と美貌に満ちた……』ああああああああッ”!!!??? うわあああぁ”ああああ”ん!!!ああああぁぉぉぉぉああああ!!??(我が頭蓋が握りつぶされんばかりの握力で両手で掴みながら狂乱の声を上げ、この事実を、妄想の最中に割り込まれたとはいえ彼女に迂闊な口を叩いたことに今生最大級の慙愧を感じ、打ちひしがれる。)うわぁぁぁごめんなさい………ごめんなさい……ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい) ごめんなさいごめん…な”……(やがて、少年は頚部、脇下の強烈な痒みを感じだした)  (10/03-22:30:17)
イグニス > (残念。少年の精神はループに耐えられなかった! 少年が妖精娘に掛けた願いは撤回され、時間潜航は解除される! ループブレイク!) ……しょうがないな。ジュリンノは。 (軽い吐息をついて。) ねぇ、誰にでもあんなこと言っちゃ駄目だよ。あと私が欲しいものをジュリンノは知ってる筈なのに、すぐに思い至らないのもマイナス。とりあえずダメージ大きそうだから、気分転換に飛ばしてあげる。 (言うが早いか、少女が腰に提げた鳳麟扇が無数の紅玉の触れ合う音と共に空に解けて、同時に宙に鳳麟によるカタパルトが編み上げられた。弾丸はジュリンノ。行先は岩場の温泉、奇跡の泉効果が宿る治癒の泉。途中、ジュリンノが無茶をしなければ、弾丸曲線を描いて一直線に飛んでいく!) 飛べ! ジュリンノ! (射出!) (10/03-22:40:48)
ジュリンノ > (幾度幾百と繰り返されるカタチだけの謝罪。その狂気的なまでの連呼が、徐々に歪んでゆく。声が?否……いな。)ごめんなさ”…ごめんなさ、ごめんな”……(突如襲い来る喉の痒みが、その狂気すら無理矢理押しとどめて歪ませる。数日切っていない爪を無意識に喉元にあてがわんとした。)  (この無限の地獄の責め苦の如く数度の円環。大好きな友人との楽しい日々を手にする為の幾百もの苦難すら女子の指先でつつかれた程度の代物に成り下がってしまう程のそれの終焉すら感じ取れぬまま、己の妄想混じりとはいえ軽はずみな台詞を諌める彼女の訴えすら、記憶には残ってもそれに意識を合わせることすら夢のまた夢。 ゴミにまみれて這い蹲って苦渋に咽こむこの少年…)  (意識の矛先すら乱れきっている今の少年に、彼女が何をしようとしていたのかを考察する事そのものが出来ない。 なすがままに少年は綺麗な弧を描き、彼女が指定した行く先へと解き放たれるコトとなった。)  (この町にやってきた目的に近づくことすら適わず、目の前の彼女と満足なコミュニケーションをとることも適わず。 いっつ、あ、妄想。  少年がこの話題を彼女に切り出す時は、さてはていつの日、いつの時か……) (10/03-22:57:20)
ご案内:「クレヴィスの街 -旧市街地-」からジュリンノさんが去りました。 (10/03-22:58:45)
イグニス > (幸い、少女はそこまで少年の精神を追い詰めなかった。少女への愛の告白。一度の肯定は重なる否定で割合あっさり解消されて、少女が少年の否定を肯定したためだ。念のため岩場の温泉に飛ばせば、奇跡の泉効果でクレヴィスの旧市街地で起こった無限ループの心の傷もあっさり癒える事だろう。) 今度は、しっかり美味しいご飯ごちそうして欲しいな。 (にへっと笑った少女は、夜空に輝くジュリンノ笑顔に声をかけて、砲塔を鳳麟扇に編み直しながらクレヴィスの雑踏に消えていった。) (10/03-23:04:40)
ご案内:「クレヴィスの街 -旧市街地-」からイグニスさんが去りました。 (10/03-23:04:49)
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