room03_20191006
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」にイグニスさんが現れました。 (10/06-11:40:58)
イグニス > (足取り軽く月面を往く様にジャンプと滞空、着地を決めながら岩場の温泉まで登ってくる。) (10/06-11:42:12)
イグニス > (最後にはゴメンナサイばかりで言語が崩壊した例の少年の様子を見るためだ。) (10/06-11:43:03)
イグニス > ――そろそろ復活したかな? (10/06-11:43:18)
イグニス > (温泉の縁に立って中を覗き込むと、胎児の様に手足を丸めて絶賛ヒキコモリ中の少年が見えたりした。) (10/06-11:44:01)
イグニス > ……何か喋ってる。(聞こえない。ペンデュラムを水中に投下して、音を拾う。) (10/06-11:44:55)
イグニス > この温泉に浸かってまだこれって――。(少年の心の傷は深い。少女にはまるでそうなった理由が理解できなかったが、それでも現在の少年の状態は理解した。) (10/06-11:47:26)
イグニス > (右手から垂らしたペンデュラムをチャッと手の中に収めて、少年をじぃ。と見つめた。) (10/06-11:49:26)
イグニス > (……ふと思いつく。もしかしたら少年は、迂闊に少女に告白したことによって、少女が備える深炎を覗いてしまったのかもしれない。) (10/06-11:51:32)
イグニス > (深炎はまずい。少女が普段意識することのないパッシブ能力だが、相手が自分を覗く(認識する)と同時に相手に到達し、集中を砕き精神を焼き熔かし尽くしてしまう。) (10/06-11:53:14)
イグニス > ……まさかね。ないない。(パタパタと手を振って浮かんだ考えを否定する。) (10/06-11:54:43)
イグニス > そんな事よりも! (踵を返した少女は、岩場の方へ移動した。やたらストライドが長いステップで大岩が転がる川辺へ降りる。) (10/06-11:56:09)
イグニス > 大事なのは少年が拒絶する勢い。 (ペンデュラムが大岩に突き刺さる。パンッ!と乾いた音がして、大岩が砂になった。サラサラと元岩だったそれが形を崩していく中へ手を突っ込んで、何かを引き上げる。) (10/06-11:59:05)
イグニス > (それは少年の石像だった。情熱的なポーズ! 熱に浮いた表情! そして少女の輝きと慈愛と美貌を湛える口元! 正にパーフェクッ! the パーフェクト! な出来栄えの石像だった。) (10/06-12:03:42)
イグニス > (荒削りながらも無駄に精巧にできた石像を俵担ぎの様にひょぃと肩に担いで、再び少女は跳躍する。) (10/06-12:05:09)
イグニス > (そして少年が沈む温泉の縁に戻ってきた少女は、目立つ場所に、ずんっ! と少年の石像を設置した。) (10/06-12:06:35)
イグニス > (そう、少女は閃いてしまったのだ! 少年がこの石像を見た時の反応を!) (10/06-12:07:46)
イグニス > 完璧! (10/06-12:07:59)
イグニス > (何が完璧なのか。無駄に爽やかな笑顔で少女が空をふり仰ぐ。) (10/06-12:08:57)
イグニス > (太陽が燦々と照り付ける抜ける様な青空に、笑顔の大輪の花を咲かせて手を振った。) (10/06-12:09:53)
イグニス > (挨拶を済ませて、少女は岩場の温泉から森へと駆け下りていった。) (10/06-12:14:49)
イグニス > (尚、少年の石像は少年の全力攻撃(バフ込み) x 10回の耐久値を持ち、規定熱量を越えた段階で砂に戻ってしまうらしい。) (10/06-12:17:04)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」からイグニスさんが去りました。 (10/06-12:17:11)
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