room41_20191009
ご案内:「*神隠しの森の館 -書庫-」にジュリンノさんが現れました。 (10/09-21:36:01)
ジュリンノ > (   俺は昨晩、とても賑やかながら穏やかな交流により精神が安定してきたように見えた。 だが、それはただの楽観である事を昨晩思い知らされた。   ) (10/09-21:36:19)
ジュリンノ > (   『 トウキョウ に 帰 れ 』   ) (10/09-21:36:44)
ジュリンノ > (  …昨晩、夢に出てきたある『少女』が無表情で発した一言だ。どんな見た目だったのかまでは憶えていない。だが、2つ断言できるコトがある。それは、この『少女』もその台詞も、決して俺の思想に基づくモノではないという事。そして、「トウキョウ」という発音。これはどう解釈するのかは特定の世界出身以外の存在にとっては迷うところだろうが、俺は半身の如く…情景反射でひとつの概念を紡ぎあげるコトができる。「トウキョウ」…それは、つまり…   ) (10/09-21:37:16)
ジュリンノ > (   ”やつら”は、サキュバスの如く他人の夢にさも隣人に声をかけるかの如く気安く干渉し、あえてその正体を曇らせてこの世界の仇敵と指定した存在に綿密な敵意に基づく退去を促しているのだろう。それは妖精か、竜か、はたまた人間か。だが、この摩訶不思議な世界の住人のコトだ、他人の夢に干渉するなど朝飯前だろう。   ) (10/09-21:37:32)
ジュリンノ > (   だが、俺はまだ消えるワケにも、還るワケにも行かない。 この世界の裏で構築された歪んだシステムの陰に潜む、異性への過剰な干渉を忌み嫌う朴念仁な”やつら”の正体を暴くまでは…!!!   ) (10/09-21:37:50)
ジュリンノ > (1人の金髪の少年が、普段は見向きもしないだろうこの一室に足を踏み入れる。図書館…というより、書庫と称した方が良いだろう一室に。そして、己より遥かに高い本棚に張り付くように寄り添い、一冊一冊書物を手にとり頁を捲り、戻して。それを繰り返している。hissi ) (10/09-21:38:15)
ジュリンノ > (1人の金髪の少年が、普段は見向きもしないだろうこの一室に足を踏み入れる。図書館…というより、書庫と称した方が良いだろう一室に。そして、己より遥かに高い本棚に張り付くように寄り添い、一冊一冊書物を手にとり頁を捲り、戻して。それを繰り返している。いつになく張り詰めた、必死の形相で。) (10/09-21:38:39)
ジュリンノ > (   今の俺には、味方も、武器も、圧倒的に不足している。「味方」はもうどうしようもない。今から集めようなんて前提からして有り得ないと言っても過言ではない。だが、「武器」は、どうにか出来ないワケではない。   ) (10/09-21:38:59)
ジュリンノ > (   先日見つけたこのバットは、「物理的側面」…要は直接的な護身用だ。だがもうひとつ『理論的側面』による武器も不可欠と夢の中で悟った。『理論的武器』とは何か。すなわち、この世界の裏で構築させたシステムの全貌を解き明かし、パズルを解いてゆくかの如く崩してゆく為の…要は『情報』だ。   ) (10/09-21:39:19)
ジュリンノ > (   俺が知る中で、比較的この世界の情報が集まっているのは、この一室くらいだ。様々な種別の書物が眠っているんだ、もしかしたら、この世界で起こっていたかもしれない怪死・失踪…このシステムの根幹について酔狂な存在が書き記しているのかもしれない。 …尤も、「やつら」にとっての都合の悪い情報は、意図的に排除されているのかもしれないが…   ) (10/09-21:39:38)
ジュリンノ > (   きっと、必ずある。直接的表現であらずとも。きっと、必ず過去に居るハズ。俺と同じく異性に人並の興味を示し、ここに住まう女性をたらしこもうと企み、「やつら」の仇敵とみなされ「隠された」不埒な存在が… そして、そこまで目立った存在であるが故、愚痴でも何でも情報を記した書物が、必ず…!   ) (10/09-21:39:58)
ジュリンノ > (   事実、1人は確実に居る、この世界に住まう守護の「竜」からその存在を聞かされた。 英国紳士で薬物中毒で、俺のように助平な男だったという・・・ だが、俺はその男とこの世界で出会っていない。恐らく「隠された」とみても良いだろう。「竜」に問いただしたところで、いつもの調子でしらばっくれて流しにかかるだけだ。 奴が俺との交流で俺と比較対象にして語る程なのだから、さぞ声が大きかったハズ、存在が大きかったハズ。 コイツに関する情報だけは、最低限何らかのカタチで残っているハズだ… !!! 解き明かさねば、次に「隠される」のは、俺の方なんだ…!!!  ) (10/09-21:40:15)
ジュリンノ > …名前は…忘れちまったが、俺と似た者野郎さんよ…さぞ無念だっただろうな。だが、俺が終わらせる…この世界に巣食う、俺らのような健全な男を理不尽に蹂躙しにかかる「奴ら」の首根っこを、俺がとッ捕まえてやるかンな…!!! (10/09-21:40:33)
ジュリンノ > (   そうだ、昨晩、途中まで構築しかけていたこの世界のシステムに対する俺なりの「解」を、適当な本が見つかるまでまとめるコトにしよう。   …即ち、この世界の住人全員が俺を敵だと共通認識した時、はじめてこの世界は丸ごとでひとつの意思を持った殺人執行者となる。 しかも狡猾なこのシステムには「命令」すら必要がない。 この世界の中枢にあたる正体があらかじめ指定した敵を不快に思って憂慮するだけで良いのだ。 だがこれだけではまだ祟りは起こらない。   ) (10/09-21:48:46)
ジュリンノ > (   必要な最後の要素は、【執行日の指定】   ) (10/09-21:49:32)
ジュリンノ > (   1年のうちこの日を除く364日の間に事件が起これば、それは唯の侵略行為にしかならないが、この日に起こる殺人・消去だけはこの世界の中枢にとっての「儀式」に昇華される。 もっと平たく言うなら、この執行日にならこの世界の仇敵を抹殺しても良いという異常な価値観を、奴らは蔓延させたのだ。   住人達すべてがこの世界という巨大生物の細胞となり、それらひとつひとつが誰が敵であるかを無意識下に刻み込まれている。 そして、あらかじめ決められた『日付』という名の執行命令により、その日に巨大生物の細胞の中で最も殺しやすいポジションにあたる特定の存在が執行する。  恐らく、今回その最適なポジションに座しているのは、アイツだろう。   ) (10/09-21:53:08)
ジュリンノ > (   その『執行日』とはどの日だ? この世界に於いてそれほどまでの神聖性・もしくは凶行を比較的自然に行える環境が整う日…… そもそも、この世界に祝日だの記念日だのは聞いたコトがない。 ならば、フォーカスを特定のイベントに向けていこう   ) (10/09-21:54:39)
ジュリンノ > (   その『執行日』とはどの日だ? この世界に於いてそれほどまでの神聖性・もしくは凶行を比較的自然に行える環境が整う日…… そもそも、この世界に祝日だの記念日だのは聞いたコトがない。 ならば、フォーカスを特定のイベントに向けていこう   ) (10/09-21:54:52)
ジュリンノ > (   思い当たるのは、夏祭り。 1年のうち確実に行われるイベントのひとつだ。 あの日の海岸には一日中数多の世界から雑多な存在が入り混じり、多少騒ぎを起こしたところで不審とみられない。  或いは、あの日の夜に密かに「抹殺」「隠し」が執行されている…?  だが、今年はその期間はとうに終わったが、俺は健在している。  今年は「やつら」の計画に支障をきたす何らかの異常事態があったのだろうか …   ) (10/09-22:20:54)
ジュリンノ > …ふぅーッ!!!(突然、少年の動きが、模索の手が止まる。 またあの脂汗が頬を伝ったその時であった。 一度深く嘆息して肩を落とす。) …疲れた、な…。喉、乾いた……な… (掠れた声を小さく漏らしながら身をひるがえし、おぼつかない足取りで書庫を後にした。)  (10/09-22:23:42)
ご案内:「*神隠しの森の館 -書庫-」からジュリンノさんが去りました。 (10/09-22:23:45)
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