room01_20191125
ご案内:「荒野のクレーター」にさんが現れました。 (11/25-22:39:44)
> (漆を塗った様な闇の中、クレーターを吹き下ろす風が獣の嬌声の様に響く。その中心に佇む、影。) (11/25-22:40:35)
> ((まだ、埋まらずに此処に在るたァ思わなかったな。))(懐かしい様な、妙な思いが心を抜けて行く。自然と浮かぶ表情は笑み。この妙な心持はワルい物では無い、と言う事か。) (11/25-22:42:21)
> (風も、水も、時も、全ては移ろい同じ場所に留まらない。自然は停滞を良しとしない物なのだろうか。)((何度と無く離れ、戻りはしたが―))(余りにも己が此処に留まった時は長過ぎた。手放せぬ大切な出会いや、思いを抱いてしまう程に。だがもう、この場所に好敵手は居ても敵は居ない。生来の己の生き方とはそういう生き方であったか、否。) (11/25-22:49:13)
> (この世界と同じ様な場所を見つけた。そこへ辿り着いた時が発端だった様に思う。此処と同じ様に様々な世界から様々な事情を抱えた者達が集まる世界。良い機会なのではないか、そう思った。もう一度、一介の悪党として、そこで生きる者達の敵となり立ちはだかる、それも良いのではないかと。) (11/25-22:55:18)
> 頃 (11/25-22:58:46)
> ―笑えるよな。 なァ、mist。(胸に去来するコレは間違いなく名残惜しさだ、隠し様も無い。この世界を初めて訪れた時、こんな気持ちで去るとは露程も思いはしなかった。激しい闘いの中、この荒れ地に大穴を開けたその頃だ。) (11/25-23:09:28)
ご案内:「荒野のクレーター」にmistさんが現れました。 (11/25-23:14:49)
mist > <ヒュォ・・・>(周囲の夜露が霧を生む。サラリと白く棚引けば、ふわりと人の姿を象って)・・・何を、思っていた?(穏やかな笑みを浮かべ、ゆっくりと近づいて。以前と空気が変わっているのが、伝わるかもしれない。体と力にあったズレが、今はピタリと噛みあっている) (11/25-23:17:30)
> 相変わらず妙なヤツだお前は、心で呼ぶと必ず現れる。(気配の元へ流した視線、何かしらの変化に気付いては居るものの、それが何なのかまでは解っておらず、また表情にも出さぬまま。) (11/25-23:19:14)
mist > お前は僕の可愛い弟だから、ね。 ・・・変わらないね。此処は。(クレーターの底を見下ろして) (11/25-23:20:27)
> もう十分、消えちまっていいハズの時は経ったのにな。(同じ方向を見つめ、浮かべる微笑。視線は動かさぬままで。) ―変わり無く、ってワケじゃ無さそうだな、何かあったか。 (11/25-23:22:14)
mist > (ふっと笑みを浮かべ。以前にはなかった、どこか自信に満ちた顔。)・・・お前には、伝えておきたかったんだ。 ・・・取り戻したよ。僕の『身体』。(す、と其方に手を向けて、ぐっと拳を握りこみ。口の端が、上がる。) (11/25-23:23:55)
> ―そっか。(大きく表情に出す様な性分ではない。が、目の奥に滲んだ嬉しさの色。) もう余計な事は気にせず戦えるな。どうせじっとはして居られねェ性分だろ?(軽く相手の拳に己の拳を当てる様な仕草。そっとその手をポケットへ仕舞い。)今のお前とやれねェのが少し惜しい。 (11/25-23:27:37)
mist > 僕が僕であることは、きっと死ぬまで変えられないさ。性分だからね。(ふっと笑みを浮かべ。ゆっくりそちらの正面に。目を細めれば、ツィ、と手を伸ばして)お前『も』、先に行くんでしょう? ここから、離れて。 (11/25-23:30:04)
mist > 僕が僕であることは、きっと死ぬまで変えられないさ。性分だからね。(ふっと笑みを浮かべ。かつん、と当たる拳。目を細めれば、こちらは拳を開き、スィっと手を伸ばして)お前『も』、先に行くんでしょう? ここから、離れて。 (11/25-23:31:19)
> ソレで良いさ、皆がソレを望んでる。(おや、やはり長い付き合いだと解る物なのだろうかと、丸くした目で相手を見遣り。) お見通し、か。 別に根性の別れってつもりも無ェさ、鬼ヶ岳へ来ればいつでも会える。ただ、俺はあんまりにも長く、此処へ留まり過ぎた。本当なら、もっと早くに死ぬか去るかしていた筈の場所に。 (11/25-23:34:05)
> ソレで良いさ、皆がソレを望んでる。(おや、やはり長い付き合いだと解る物なのだろうかと、丸くした目で相手を見遣り。) お見通し、か。 別に今生の別れってつもりも無ェさ、鬼ヶ岳へ来ればいつでも会える。ただ、俺はあんまりにも長く、此処へ留まり過ぎた。本当なら、もっと早くに死ぬか去るかしていた筈の場所に。 (11/25-23:34:35)
mist > 何となく、だけどね。 お前の考えそうな事は、判るよ。(細めた目に浮かぶのは、親愛の情。ふわりと其方の頭を撫でようと)お前には、必要な事だったんだと思うよ。ここで僕もお前と出会えたし、お前はここであの子を得たのだから。 (11/25-23:36:48)
> (今は抵抗もせずその手を受け入れよう、己の予感では、此処でこの相手と会うのは、今日が最後になる。) だから、だろうな。景色が何もかも色づいて、鮮やかに見える。昔は違った。血の色の赤以外、全部が灰色に見えたんだ。  ―俺が生きるべき世界は、灰色の世界だ。(決め付けだと、笑うだろうか。それともそんな己でも良いと、相手は認めてくれるだろうか。どちらの言葉も、今の男にとっては心地が良く。) (11/25-23:39:31)
mist > (愛し気にふわふわと、数度その手を滑らせて)お前らしい。例え世界が色づいても、お前はその道を、進みたいんでしょう? ――行っておいで。 僕も、此処を離れるよ。僕もまた、昔の様にリュウヤと一緒に行く事にしたんだ。 アルヴァダールはセフィードが引き継いだ。 ・・・だから、次にまた、お前と会える時は――(言わずとも、判るでしょう?と目を細めて) (11/25-23:43:25)
> そっか、お前も離れるのか。 俺は、イイ時に此処へ戻って来たんだな。(ゆるりと頭上の相手の手を取り、両手でその指を丸めて握らせると、もう一度、今度はしっかりと己の拳を当てて。) ―感謝してる。お前と出会えた事、お前が俺にしてくれた事と、お前がくれた出会いに。 (11/25-23:46:13)
mist > 僕も、だよ。お前に出会わなければ、知らなかった事が沢山ある。お前は僕の最愛の弟、だよ。どこに居ても、ね。(当てた拳と逆の手を、ひらりと肩の上で振る。ふわっと己の肩に掛かる羽織。はらりと覗く一文字。その意味は、男には伝わるだろうと笑みを浮かべて。これは自分からの、餞別だ。) (11/25-23:50:14)
> 覚えとくよ、必ず。(粋な相手の選別を目にし、一瞬だけ、ししッと少年の様に、笑った。一歩を踏み出す。名残は惜しいが躊躇は無く。) ―たった一つやり残した事、「あの馬鹿」とケリを着けたら、俺は此処を出る。お前に会うのはきっと今日が最後だ。 mis… 姉貴、達者で。本当の体を取り戻したとは言えお前はちぃと無茶が過ぎるケがある。  身体を、いとえよ。(ふわりと浮き上がっては背中越しに視線を投げ。) (11/25-23:55:24)
mist > (姉貴。その言葉を聞けば、嬉しそうに笑って)――お前も、ね。(体をいとうのは、この男には無理だろう。そんな事は判っている。浮かび上がる弟を、さっぱりとした表情で見上げて) (11/25-23:59:44)
> (小さく小さく、満足そうに頷くと、そのまま飛び上がり、掛けて振り向いた。腰元に結んだ瓢箪を投げてよこす。中身は何時も通り、安い田舎の酒だ。) いずれ何処かで、俺と似た面のガキを見つけたら思いっきりしごいてやってくれや。(最後は憎たらしい普段通りの笑み。数秒相手を見つめた後、男はもう振り返る事も無く、夜空の果てへと消えた。) (11/26-00:02:28)
ご案内:「荒野のクレーター」からさんが去りました。 (11/26-00:02:49)
mist > (投げられた瓢箪をパシっとキャッチし。続いた言葉に破顔した。)ああ、それは僥倖だね。あの子とお前の子なら、さぞ可愛いだろう。セフィードと良い友達になれると良いけれど。(そうして、願わくば、息子にも。自分が得た掛け替えのない出会いと同じような、何かが得られればいいと思う。最後までは、見送らない。きっと一回りも二回りも大きくなって、また自分の前に立つ日が来ると思った。くくっと小さく喉を鳴らし)・・・前は寸での所で留められたからなぁ・・・。最初と最後が止められてってのは、僕とお前には似合いなのかもしれないね。(だから、また会えたら。もう一度、殺りあえる、そう思えた) (11/26-00:06:49)
mist > ・・・嗚呼、色々、あったな・・・。(初めて拳を交わした時の事。死のギリギリで見た愛情。あいつに懐いていた、『楽園』の事。地獄で会った百鬼の事。そっと寄り添う愛らしい狐鬼――。ふっと笑みを浮かべれば、ザァっと風が舞い、土埃を巻き上げて) (11/26-00:10:22)
mist > (砂煙に混ざりこむ、白い霧。渦を巻いて立ち上れば、上空高く竜の姿を象って。荒野に高々と咆哮すれば、大きく翼を打ち、彼方へと飛び去って―――) (11/26-00:12:01)
ご案内:「荒野のクレーター」からmistさんが去りました。 (11/26-00:12:09)
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