room40_20191206
ご案内:「神隠しの森の館 -T-02-」にアリエッタさんが現れました。 (12/06-22:09:21)
ご案内:「神隠しの森の館 -T-02-」にディーノさんが現れました。 (12/06-22:10:48)
アリエッタ > (館の自室にて。椅子に座って何やら刺繍をしている。ふと窓から外を見て、寒そうな風景にほう、とため息をついたりしている) (12/06-22:11:09)
ディーノ > (先日送り届けた後に、彼女の忘れ物に気づいた。部屋がどこらへんかは覚えていたので、ふらっとやってくるだろう) アリエッタ、ディーノだけど...忘れ物届けに来たんだが、いるかね?(コンコン、と扉を軽く叩いて声をかける) (12/06-22:13:52)
アリエッタ > えっ!?(ディーノの声にハッと顔を上げて、慌てて立ち上がる)ディーノさん!!?ちょっとお待ちになってね!(パタパタと駆け寄ると、扉を開いて。室内用のドレスに温かそうなストールを羽織ったいつもよりラフな格好で姿を見せるだろう) (12/06-22:15:58)
ディーノ > やぁ、夜分遅くにすまないね。渡すもの渡したら帰るんで(そう言って背負っていたリュックをごそごそ。取り出すのは小さなメモ帳だ。それを「はい」と差し出そう) (12/06-22:21:28)
アリエッタ > まあ…!落としてたのかしら!?私ったら…!!(申し訳なさそうな顔で受け取って)わざわざごめんなさいね、寒かったでしょう…!ちょっと上がってお茶でも飲んでらして(さあ、と扉を開いてディーノを迎える体勢) (12/06-22:23:48)
ディーノ > いやいや、バイクあればどこでもいけるし、気にすることはない(ふと微笑んで) ああ、気にしなくていいんだが...(それでも迎えてくれるなら、お言葉に甘えるとしよう。お邪魔します) (12/06-22:27:54)
アリエッタ > すぐに煎れるわね、座って楽にしてて(そう言うとキッチンへ。部屋の中は可愛らしい小物が飾ってあったりして、お菓子の甘く香ばしい匂いが漂っている。テーブルの上には差しかけの刺繍の布が広げてあるのが分かるだろう) (12/06-22:31:10)
ディーノ > ああ、ありがとう(ソファに腰かければ、邪魔にならないところにリュックを置いて一息つこう) ...ほう、刺繍が得意なのか?(ふと視線に入った刺繍を見て尋ねる) (12/06-22:34:08)
アリエッタ > あ…!(とティーカップをお盆に乗せて戻ってきたアリエッタ、刺繍を広げっぱなしだったことを思い出す)ええ、大した腕ではないのだけど一応得意なものよ。…これは、我が家に伝わる伝統の刺繍なの(とティーカップを並べると布を手に取る。図案の通りにいくつかの手法で、精巧な刺繍が刺されている) (12/06-22:38:42)
ディーノ > ほう、伝統...?(じっと、アリエッタが持つ布に目を向けて) 随分と美しい...君の一族は、どういう家柄なのか聞いても?(ふと気になって問いかける) (12/06-22:44:47)
アリエッタ > ………!(ディーノに問われるとハッとしたような顔になって。少し視線を落として迷うようにする)………家、柄………(踏ん切りがつかない様子で、言いにくそうに口ごもっている。セフィにずばり聞かれた時は軽く応えられたが、自分から言うのはやはり躊躇いがあるようだ) (12/06-22:51:19)
ディーノ > ああ、すまない。忘れてくれ(表情を見れば軽く流そうとするだろう。せっかくお茶を淹れてもらったので「いただきます」といって口に運ぶ) ...うん、美味い。お茶を淹れるのは得意なんだな?(なんてまた意地悪な笑みを浮かべてみせる) (12/06-22:53:52)
アリエッタ > あっ…いえ、ごめんなさい。大丈夫(ディーノの反応を見るとハッとしたように顔を上げて)…私は、私の国の第一王女。お父様が国を治める王でした。別に、この世界では関係のないことだものね。(と少しだけ寂し気に笑って)この刺繍の手法はお祖母様からお母様へ、そして私へ伝えられたものなの。うふふ、紅茶は好きなの。淹れるのもなかなかでしょう?お菓子とは違って(とこちらもちょっと言い返し) (12/06-22:58:33)
ディーノ > 王女...?(まさかの発言に目を丸くして、少し姿勢を正すだろう) えっと、あの...からかい過ぎて申し訳ない...あれは、その...(なんて落ち着かない様子。さすがに王族だと知っていたらやらなかったことが多々ある) ....大事なもの、なんだな(ふと呟くように) (12/06-23:02:48)
アリエッタ > そういう反応は要らないのよ…!ここではただの人なのだから、普通に接してほしいわ!(と、謝られるとこちらも必死な様子で身を乗り出すようにする)………ええ、とても大切。思い出せるものは、もうこれだけしかないし…(と、手に持つ布に視線を落として寂し気に呟く) (12/06-23:06:23)
ディーノ > それなら、まぁ...(それでもしばらくは気にしそうだ、と思いつつも一応納得はするようで) ....君の国は、どんなところだったんだ?あの日あんな傷を負って迷い込んだということは、ひょっとして争ってる最中だったり?(寂しそうな表情を見れば、尋ねるか迷いつつもそう口にする) (12/06-23:13:00)
アリエッタ > いいえ…ちょっと待ってね、ちょうどいいものがあるの(と、話が長くなりそうだと思えばキッチンからクッキーの入った皿を持ってきてディーノの前へ置く。紅茶のお替りを淹れると、ディーノの隣に座る)…私の国はとても平和な、いい国よ。街の人もみんな、親しみを込めて私や家族に話しかけてくれたわ。あの日は…あれは、隣の国の者達ね(と、話始めるだろう) (12/06-23:17:43)
ディーノ > .....(敢えて何も聞かずにクッキーとアリエッタを交互に見る。意味は察するだろうか) ....そんな国で、何があったんだ?いきなり王族を襲うなんて普通じゃないぞ (12/06-23:20:43)
アリエッタ > (クッキーを一つ口にして、紅茶を一口。息をつくと、静かな声で話を続ける)…私の国は砂漠の中にあって。その砂漠には3大国があって、それぞれ違う方面で栄えてきたから、互いを補うように同盟を結んでいたのだけど。…裏切られたのね、きっと。そのうちのひとつの国が、突然奇襲をかけてきて…最初にお父様が不意打ちでやられた。お兄様が対峙したけど、多勢に無勢で。…私は幼い弟を連れて逃げたけど、途中で弟も殺されたわ(硬い表情で、ぎゅう、と拳を握りしめる) (12/06-23:28:08)
ディーノ > (何も言ってこないのでとりあえずまた「いただきます」と言ってクッキーも口に運ぼう。問題なさげだ) ...........すまない(やはり聞いてはいけなかった。あまりにも衝撃的な事実に目を伏せて) (12/06-23:30:26)
アリエッタ > いえ、こちらこそごめんなさい…!あまり聞いてて面白い話じゃないわよね。でも、変に隠すのもなと思って…(ハッとしたように慌てて首を振る)そんなわけで、私はもう姫なんてものじゃないの。だから変に身構えずに接してくれると嬉しいわ (12/06-23:34:48)
ディーノ > いや、俺は大丈夫だ。むしろ話してくれてありがとう(安心させるようにぽんぽん、とアリエッタの頭を撫でようと) 上手く言えないんだが....君だけでも助かって良かった。なんて言ったら失礼かね (12/06-23:38:41)
アリエッタ > ………(反射的に何か言いた気に口を開くが、何も言わずに視線を反らす)……… (12/06-23:39:45)
アリエッタ > ………(頭を撫でられれば反射的に何か言いた気に口を開くが、すぐに視線を反らす)………そうね………私だけが、助かっちゃったわ………国と運命を共にすると、決めていたのに。あの国は、人々は、どうなっているのかしら(と悲し気に呟いて。ソッと、撫でてくれるディーノの手に手を重ねる)ディーノさんの手、好きよ。言ったでしょう?兄と似ていると。雰囲気が似ていて、落ち着くわ… (12/06-23:44:51)
ディーノ > ....クレヴィスなら色んな世界と繋がっているし、何か手がかりが得られるかもしれない。俺も何か調べてみよう(ここまで聞いて、何もせずにはいられないようで。続く言葉には切なげに目を細めるだろう) ...君の兄さんは、君たちを護るために最後まで抗った。俺とは到底、比べものにならない(言いつつ、重ねた手をじっと見つめて) (12/06-23:50:10)
アリエッタ > …そうね…私を、愛してくれていた家族だったから。でも、私は、国のために自分や家族が死ぬ覚悟はしていても、自分のために失う覚悟はしていなかったわ…!(少しだけ語気を強めるも、ディーノの続く言葉にソッと顔を上げる)比べものにならない…って…? (12/06-23:55:26)
ディーノ > それは誰だってそうだ。悔やみだってする。だが責めるべきじゃない...(言い聞かせるようにしつつ、アリエッタを見つめる) ....俺はそんな覚悟、持ち合わせてないってことさ(苦笑交じりにそう返せば、そっと離れて少し冷めたお茶に再び口をつける) (12/07-00:03:07)
アリエッタ > 殆どの人はそうだと思うわ。私だって、弟が殺された時点で、もう逃げる意味はなかったのだから抗えば良かったのに…(そう言うも、この話はもうやめにしよう、と話を変える)ところでディーノさん、このクッキー結構美味しいでしょう?(とさり気なさを装って、でもどことなく悪戯っぽい雰囲気のこもった口調で) (12/07-00:07:25)
ディーノ > アリエッタ...(続く言葉を言うべきか迷った挙句に口を閉ざす) ああ、とても美味しいね。どこのパティシエが焼いたものなんだい?(なんて言いつつ、アリエッタに視線を向けて) (12/07-00:12:07)
アリエッタ > (パティシエ、と言われるとにま~~~と悪戯成功という顔になって)ふふふ、それ、私が作ったのよ。ちゃんと練習したの!美味しいでしょう??ちゃんとしたクッキーよ! (12/07-00:14:01)
ディーノ > ああ、やっぱりね(にま~っと笑う様子を見ればクスッと笑って) 実際、とても美味しい。本当に頑張って練習したんだなっていうのがよくわかるね(あの時と比べものにならないな、と言いつつクッキーを1枚口に運んで) (12/07-00:19:17)
アリエッタ > えっ!?(気付いてたの!?って顔。ちょっと不満気にするも、頑張りを認めてもらえると嬉しそうにする)人に教えてもらって、ちゃんと本も読んで、レシピを理解して作るようになったの。お料理もしているのよ、まだ簡単なものしか出来ないけど…(と、前日野菜をカゴに入れていたことを思い出せば信用性があるだろうか) (12/07-00:24:27)
ディーノ > あれだけインパクト強いと、出された時点でまず疑っちゃうね(悪い、と苦笑して) えらいじゃないか。あそこからここまで上達したんだ。そのうち一通りできるようになるんじゃないか? これは今後も期待できそうだな(なんて言いつつ笑みを浮かべて) そうだ、いいものを頂いたお礼に、こちらも面白いものを1つ見せようか (12/07-00:30:02)
アリエッタ > あれは私だってショックだったわ…作れば出来るものだと思っていたのよ…(料理というものがどういうことかを知らなかったとはいえ黒歴史である)面白いもの…?なぁに?(きょとんとしつつも、興味を惹かれてディーノをジッと見る) (12/07-00:33:41)
ディーノ > でもまぁ、いい勉強になっただろう?(くすっと笑いつつ取り出したのは、銀の装飾が施された、艶のある青色の宝石箱。装飾の部分にダイヤが惜しげもなく散りばめられたそれは、まさに芸術品と言えるだろう) ....綺麗だろう?とある国で発掘した、パンドラの箱と呼ばれている宝石箱さ(言いつつアリエッタに差し出して)  (12/07-00:38:31)
アリエッタ > そうね…学ばなきゃいけない常識が、色々とあるんだわ(頷くも、その宝石箱を見ると目を丸くする)パンドラの箱?…綺麗…(その精巧な装飾に魅入るようにして、そっと受け取ろう)開けてみても? (12/07-00:41:21)
ディーノ > ああ、どうぞ。”開けられるものならね”(意地悪な笑みを浮かべつつ、様子を見守るだろう。宝箱には鍵穴のようなものは存在しないので、容易にあけられそうに見える。しかし、どんなに力を入れても、まるでそういうオブジェであるかのごとく、一切開く気配がない) (12/07-00:45:08)
アリエッタ > ?(開けられるものならね、というディーノの言葉に不思議そうな顔になるも、言われるままに開けてみようとする)…? ??(力を入れてみても開かないので、蓋を回すのかな?押してみるのかな?と色々試してみよう。だが徒労に終わり、ディーノを見た)…これ、開けられないのかしら…? (12/07-00:47:37)
ディーノ > そうだな、普通じゃ不可能だろう(あれやこれや試すも、失敗に終わる様子を見れば肩を揺らして笑いつつ) ...その昔、ある世界に、血を吸うほどに力を増す剣を持った英雄がいた。そいつは世界を救うために多くの敵を斬り、心を削り、その末に平和を勝ち得た。だが消耗しきったそいつはあっけなく死んだ。それを憐れんだ女神が、二度と同じ悲劇が起きないようにと、禍々しい魔剣を美しい宝石剣に変えて、自らが創り出した宝石箱にしまい込み、口づけたことで永遠に閉ざされた...とさ (12/07-00:56:28)
アリエッタ > まあ…(その話を聞くと、悲しそうな顔で宝石箱をマジマジと見つめる)英雄はいつだって、その人自身の平穏はあまり考えられないものなのよね…それなら、この宝石箱は開けられなくていいものなんだわ。だからパンドラの箱、なのね(と、ソッと宝石箱を撫でると、ディーノに返そう) (12/07-01:00:36)
ディーノ > ああ、そうだな...(同意するように頷いて) 中に入っている宝石剣は、斬ったものを結晶化する力があるらしい。元々が美しい上に、そういうギミックまであるとなると、欲しがる人は腐るほどいるだろうし、事実争いもあったらしいからな...(そう言う意味でも、ここに「希望」が残っているのが最良なのだろうとも思う。が...)俺は、見れるものなら見てみたいがね。実はこの箱が開かない理由、調べまくってついに判明したんだ (12/07-01:08:19)
アリエッタ > 結晶…(結晶化、という言葉にちょっと反応してしまい、思わずちょっと苦笑)そんなすごい剣なら、確かに欲しがる人は多そうだわ。ディーノさん、理由を見つけたの?(驚いたように話の続きを待つ) (12/07-01:12:34)
ディーノ > まあ、複雑だよな(苦笑するのを見ればこちらも苦笑して) どうもこの宝石箱には強力な幸運が付与されているようだ。「箱を開けたい」という感情がマイナスに作用して、弾いているかんじだな (12/07-01:16:55)
アリエッタ > …??(幸運が付与されている、という言葉に首を傾げ)じゃあ、箱を開けたいと思っていない人が開ければ開くのかしら?ディーノさんには無理そうね?(クスッと笑って)でも…開けようという意思そのものが開けたいという感情になるのなら、それって不可能ってこと…?偶然落とすか何かで開くのを待つしかないのかしら? (12/07-01:20:16)
ディーノ > そうだな。箱を開けるという行為自体がNGなんだろうから、恐らく無欲かどうかは問題じゃないんだろう...って、言ってくれるね(無理、と言われれば肩を竦めて) 投げても、ドリルで穴をあけても不可能だったと言われているから、そういうのでもないんだろう。それこそ、不可能を可能にする存在がいれば、可能性はあるんだろうが... (12/07-01:23:40)
アリエッタ > まあ…(ドリルで穴をあけても不可能という話に目を丸くする)不可能を可能に…途方もないことなのね…この世界にはすごい方が色々いらっしゃるから、もしかしたらとは思うけども…でも、ディーノさんなら、いつか方法を見つけてしまいそう(開けられたら私にも見せてね、なんんて笑う) (12/07-01:30:25)
ディーノ > まあ、今度ソードあたりに試してもらおうかと思ってはいるんだとな(あいつ何でも斬れそうだし、なんて単純な思いつき) さて、長居してしまったな。そろそろ帰るよ(宝石箱を回収して、リュックに戻せば立ち上がり) (12/07-01:33:37)
アリエッタ > ソードさん!上手くいくといいわねえ(なんて楽しみにするように笑って、ハッと時計を見る)そうね、長いこと引き止めちゃったわ。気をつけてね。今日はありがとう(とお見送りに入ろう) (12/07-01:36:09)
ディーノ > ああ...今日はありがとな、アリエッタ(そう言って優しく微笑めば、去り際にもう一度頭をぽんぽんしようと) おやすみ。また"お散歩"してたら会えるかもな(なんて意地悪言いつつ部屋をあとにしよう) (12/07-01:39:48)
アリエッタ > もう…!(意地悪言ってると分かっててこちらもちょっと怒るようにして見せるが、すぐにふふっと笑う)じゃあ、またお散歩するわ。ディーノさんに会えるのなら(クスクスと笑って手を振り、見送るでしょう──) (12/07-01:42:28)
ご案内:「神隠しの森の館 -T-02-」からディーノさんが去りました。 (12/07-01:43:08)
ご案内:「神隠しの森の館 -T-02-」からアリエッタさんが去りました。 (12/07-01:43:18)
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