room01_20191212
ご案内:「時狭間の前」にフィリアさんが現れました。 (12/12-22:53:31)
フィリア > (夜も深まった頃、冷え込んだ空気の中で一人の少女がコーヒーカップに唇をつけて休憩していた。月の光が照らす時狭間の丘に佇むのは、それは美しい少女だった。湖畔のように深い蒼を宿した眼差し、人形のように整った精緻な面立ち、純白の肌と風に揺らめくトリプルテールにした黒髪。その身に纏うシンプルなエプロンドレスは闇に溶け込むようだが、そのメイド服は彼女の華やかな美貌を強調するようだった。手頃な岩に腰掛け、夜景を見つめながら静かに休むままに静かな時を過ごしているようだ。)……もう少ししたら戻らんとな(不意に、そんなことを口にして。どうやら休憩中っぽい) (12/12-22:59:10)
ご案内:「時狭間の前」にメイガストさんが現れました。 (12/12-23:04:24)
ご案内:「時狭間の前」からメイガストさんが去りました。 (12/12-23:05:18)
ご案内:「時狭間の前」にメイガストさんが現れました。 (12/12-23:05:40)
メイガスト > (休憩をするフィリアのすぐ後ろ、約2メートル付近の空中に紫色の文字で描かれた魔法陣が浮かび上がり、その中から音も無く一人の男性が現れた。ブロンドの絹のような髪の毛を夜風にたなびかせながら優雅に立つ姿はまるで彫刻のように洗練されている。男は目の前のフィリアを見下ろすようにして立つ。) (12/12-23:10:37)
フィリア > (背後の空間に反応アリ。そして、訪れる何者かの気配を感じ取り、振り向くことなくコーヒーを飲み進めてゆく。そして、唐突に現れた長身の男を軽く振り返り――)ごきげんよう。時狭間と宿場から少し座標がズレたかな?魔法使いさん(垢抜けた立ち姿は身長の高さも相まって、性別を越えた鮮やかさを感じ取れる。14歳程度の少女からすれば、歳の差もかなりのモノ……なのだが、二人とも不可思議な雰囲気を持つがゆえに独特の空気が漂っていた。) (12/12-23:16:30)
メイガスト > …あら、勘がイイのね。音は立てなかったハズだけど。(こちらに振り返るフィリアを見て嬉しそうにそう返す。)私はあの宿場を利用するつもりなんてないわ。とある不思議な気配のする『魂』に惹かれてきた先にアナタが居た。…それだけの事よ?(目は相変わらず閉じたまま、いつものようににっこりと笑みを浮かべる。楽しい…訳ではない、感情が読みにくい表情であるだろう。) (12/12-23:24:56)
フィリア > 生憎と勘がいいのでな。音がなくとも空間が歪む音がよく聞こえるさ(どこか冗談めかして告げた。だが、次の言葉には少し驚いたように目を僅かに広げた。)ほう、私の持つ魂が気になるとはなかなか目が高い。……そちらも、中々に業の深い魂を感じるが?(そう言うと、その左の瞳に蒼炎が灯火のように走る。触れても熱くはない、ただの光。だが、見上げる瞳は変わらぬように見えて何処か知らぬ相手を検分するかのようだ) (12/12-23:29:50)
メイガスト > ふふっ、メイドらしからぬ鋭さ、メイドには戦闘技能の需要があるらしいけど、もしかしてアナタもそっち系かしら。(どこから仕入れた情報なのか、真偽の怪しい噂を持ち出し可笑しげに聞いてみたり。)私はどうだっていいのよ。アナタ、ヒトらしからぬ解りやすいモノを持ってるのね?まるで…『つくりもの』のような。(そう言うと、唐突にメイガストは僅かに浮遊してフィリアのもとへ急接近する。) (12/12-23:42:41)
フィリア > 主の身を守るのも時には必要……とされることもある。あった方が需要はあるだろうさ(少し自慢げ。メイドらしからぬ、と言われても何のことやらと言わんばかり。)ひと目でそこまで見抜くとは。答え合わせも要るか?(クス、と笑いながら軽く両腕を鷹揚に開いてみせた。自信があるのか、それとも……悠々とした態度は特に何をするでもないように見える) (12/12-23:46:32)
メイガスト > (両腕を開いた彼女の堂々とした様子に対し、少し笑みを消したメイガスト。そして無言で彼女の右手を掴み、グイッと引き寄せる。左手を腰に回し、フィリアの左目に燃える蒼炎をメイガストは目を開き、覗き込む。わずかに開かれた瞳は血のように赤く染まっていた。目先10㎝、まるで社交ダンスのような体制で暫く見続ける。) (12/12-23:57:24)
フィリア > (エスコートされるまま、フィリアは体勢を維持する。その腕はメイガストが少し捻れば容易く折れてしまいそうなほどに華奢ではあるが、その肉も骨も異常なまでに強靭なのがわかるだろうか。そして、前髪から覗く炎を宿した瞳は――サファイアのような輝きをただ、放っていた。) (12/13-00:00:19)
メイガスト > (しばしの沈黙、メイガストは何かを読み取ったのか、ふぅっと息を吐くと手を離し彼女を解放した。)身体はまんま作り物、人に似せて作られた人形ね、そのまま。(まるで興味がなくなったのか、つまらなそうに言い捨てる。)魂もロボットみたいにプログラムされたようなお利口なカタチじゃない、私機械工学はサッパリなのよね。(肩を浮かし、お手上げのポーズ。まるで先までの雰囲気とは打って変わって、気の抜けた様子に変貌したメイガストは、突如地面から飛び出した蛸の脚のような触手を椅子代わりにしてドカッと座った。) (12/13-00:11:01)
メイガスト > (椅子にしている触手は、一見蛸の脚のようだが、吸盤がある部分には無数の目が付いており、うぞうぞと常に蠢いている。) (12/13-00:12:59)
フィリア > アテが外れたようだな。私は戦闘向けに作られた人形――の、試作機だ。興味はないかもしれんがね(人に似せて作られている、というよりは人の肉体を理解した上でイチから再構築したモノだ。人間という設計図を利用し、新たなモノを作り出したと言ってもいいだろう。作り物ではあるが神経系も内臓配置も全て人間に近く、その上で人間にあるべき組織が別のモノに置き換えられている……というところもある。だが、ひとつ間違いないのは人間にある機能は全て備えている……ということだ。作り物ではあるが、本物とまったく遜色がない。)……随分と前衛的だな(タコ足を見た感想は、その一言に尽きた。きもE) (12/13-00:20:55)
フィリア > (フィリアの魂は作り物ではある。だが、同時に無から生じた本物だ。人間と遜色ないソレは彼女自身の意思で形成され、作られたもの。作り物ではあるが、不完全なのもあってか肉体よりも更に本物に近い) (12/13-00:22:25)
メイガスト > 人間の知恵と努力の結晶ね。…でも私は興味ないわ。私の目指している存在に機械は必要のないものだもの。(いくら高性能の人造人間といわれようとも、機械という偽りの肉体を持ったそれはあくまでも物に過ぎない。そう考えるメイガストにはどうでもよい存在でしかなかった。)仕事中だったんでしょ、もういいわよ、戻っても。(そう言い捨てると、座っていた触手がメイガストを包み込み、そのまま地面、もとい魔法陣に消えていった。目標を果たしたからなのか、いとも簡単に帰って行ってしまった。) (12/13-00:34:35)
ご案内:「時狭間の前」からメイガストさんが去りました。 (12/13-00:35:01)
フィリア > 機械でもないが……ああ、その差にさほどの興味はないわけか(やれやれ、と肩をすくめた。ずいぶんな言い草に苦笑し、やがて――)……あまりオイタが過ぎるようなら、その命脈を絶つ。覚悟はしておくんだな(消え去ったメイガストに、聞こえもしない一言を告げた) (12/13-00:38:33)
ご案内:「時狭間の前」からフィリアさんが去りました。 (12/13-00:38:36)
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