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ご案内:「太古の森 -聖域ー」に黒衣のダリアさんが現れました。 (12/14-10:27:50)
黒衣のダリア >      Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha      Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha         Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha (12/14-10:28:29)
黒衣のダリア > (早朝から続く真言の詠唱―――。それは、無上の真言、無二の真言、全き真言。冬の木漏れ日の中、水滝の響く此処に、響き渡る清浄なる言葉。) (12/14-10:30:12)
黒衣のダリア >   Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha (12/14-10:30:30)
黒衣のダリア > (清らかに、清々しく、透明なる情熱……熱意無き熱意………それが立ち昇るかのような、詠唱。詠唱。詠唱。) (12/14-10:31:45)
黒衣のダリア > (苦悩の先に、無常の先に、私たちは目覚めていくのだろうか。) (12/14-10:32:29)
黒衣のダリア > (人生の意味に、生まれて生きた意味に、自分が存在する意味に。) (12/14-10:32:50)
黒衣のダリア > Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha、Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha―――。 (12/14-10:33:11)
黒衣のダリア > (朝の光が増して行き、意識の光も増して行き――――。) (12/14-10:34:53)
黒衣のダリア > (全てが溶け去って……世界は、形無き光であると……そう感じながら……。) (12/14-10:35:38)
黒衣のダリア > Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha―――。 (12/14-10:38:37)
黒衣のダリア > Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha―――。 Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha。Gate Gate Paragate Parasamgate Bodhi Svaha―――。 (12/14-10:38:54)
黒衣のダリア > ああ。天なる父よ。(不意に感極まったような囁きが零れる。) (12/14-10:40:36)
黒衣のダリア > 此処に。”空なる恩寵”が齎されますように―――。 (12/14-10:41:13)
黒衣のダリア > 心が”虚無なる水面”になった時こそ――――。 (12/14-10:41:57)
黒衣のダリア > 父よ。真なる自己の光が届くであろう故に――――。 (12/14-10:42:52)
黒衣のダリア > Om shree saché maha prabhu―――。 (12/14-10:44:29)
黒衣のダリア > Ki jai―――。 (12/14-10:44:59)
黒衣のダリア > Paramatma ki jai――――。 (12/14-10:45:22)
黒衣のダリア > Om shanti shanti shantihi Om―――。 (12/14-10:45:54)
黒衣のダリア > (―――そうして、黒衣の女の祈祷は日が落ちる頃まで続く。) (12/14-10:47:20)
黒衣のダリア > (――彼女が去った後に残るのは、静寂……そして、静かなる熱意……魂の勝利を願う……祈り……。) (12/14-10:48:36)
黒衣のダリア > (――――この聖域には、そうして、しばらくの間は、自己と向き合うものへの、祝福と、エールが残り続ける……―――答えは、見つかるだろうか?) (12/14-10:50:06)
ご案内:「太古の森 -聖域ー」から黒衣のダリアさんが去りました。 (12/14-10:50:10)
ご案内:「太古の森 -聖域ー ~早朝~」にノラさんが現れました。 (12/14-12:38:17)
ノラ > (――昨夜から、そのまま居座り続け行を続けていた青年。行は、好きだ。しんとした空気に溶け込んで、少しずつ心が広がっていく感じがする。少しずつ、自分が消えて、大気と一つになるような。意識が薄まり、無に溶けていく感じ。) (12/14-12:43:53)
ノラ > (やがて、小鳥が囀りだす。森が目覚める気配が伝わって来る。その声が耳に届きだすと、無になっていた自我が少しずつ、戻って来る。 ――そこでようやく気が付いた。 声が、聞こえる。歌う様な、讃美歌の様な声)((菩薩さん・・・ダリアさんか・・・)) (12/14-12:52:47)
ノラ > (自分の紡ぐ経と、ダリアの紡ぐ歌声が重なり合う。経を唱えつつ、ぼんやりとダリアの紡ぐ歌の意味を反芻する。自分にも馴染みのあるサンスクリット)――何况憶念心眼得開決定成就亦是菩薩・・・。(唱え終わると深く滝に向かい一礼をして) (12/14-13:00:17)
ご案内:「太古の森 -聖域ー ~早朝~」に小鳥さんが現れました。 (12/14-13:01:48)
小鳥 > <<リンッ──リンッ──リリリッ──キンッ>> (12/14-13:01:53)
ご案内:「太古の森 -聖域ー ~早朝~」から小鳥さんが去りました。 (12/14-13:01:56)
ノラ > ・・・羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶・・・、か・・・。(ふ、っと顔を上げ、変わった小鳥の声に小さく首を傾け。少し不思議な感じがする。極楽浄土は、こんな感じなのだろうか) (12/14-13:03:16)
ノラ > 『あちら側』は・・・。俺には程遠そうじゃなぁ・・・。何せ俺は欲深じゃ。俗物に塗れちゅうが。(偉そうな事を言った所で、己の奥底では、自分が可愛いのだ。時折、脈略も無く脳を埋めつくす様に浮かぶ映像。吹き飛ぶ幼い妹の四肢。昨夜見た、血溜まりに沈む男の目――。ぞくり、と体を震わせて) (12/14-13:08:06)
ノラ > 嫌なものから目ぇ塞ぎたい。――俺が・・・トドメを刺した事にしたかったんも、俺が弱いからじゃち、判っちょる。(見たく、無かったのだ。自分を可愛がってくれる男が、この感覚を味わう姿を。 そんな事をしても、手に残る感触も、恐怖も、消えるわけじゃないと判っているのに。自分が恐怖から逃げたくて、そう、言ってしまった。自己満足だと判っているのに。兎角、自分の痛みより、親しい者の痛みの方がずっと、痛いものだから) (12/14-13:12:55)
ノラ > ((そんな俺でも、『行けるんじゃ』ち、言うてくれるがか・・・))――彼岸に正しく辿り着く者よ、か・・・。そうなれる様、精進するがよ。(のそ、っと体を起こし。酷使した体は酷く怠い。背筋を伸ばし、歌声のする方へと体を向けると、ゆっくりと一礼をして。静かに森を後にする) (12/14-13:17:41)
ご案内:「太古の森 -聖域ー ~早朝~」からノラさんが去りました。 (12/14-13:17:52)
ご案内:「荒野」にイアサールさんが現れました。 (12/14-14:03:11)
イアサール > (気づくとこの世界に入り込んでいた。 ふと思い立って足を向けたのはこの場所で。風の哭く声。荒涼とした大地。幾つも空いたクレーター。その1つの前で足を止め。クレーターの底を見やって) (12/14-14:04:31)
ご案内:「荒野」に光焔さんが現れました。 (12/14-14:05:14)
イアサール > P:(PLのうっかりミスで先入りしちゃいました、場所が離れてるって事で…っ) (12/14-14:06:36)
光焔 > (――過去にどれ程の激闘があったのか。凄絶な死闘の痕跡が刻まれた荒野には侘びしい風が吹き込むのみ。その風は死も、命も運ばずにただ乾いた音を響かせるだけ。何もない、ただそんな空間に天を貫くかの如き火柱が舞い上がる。それは遠目から見てもハッキリと見えるもので、炎の渦が自らの意思を持っているかのように大地を焼き焦がす!) (12/14-14:08:57)
イアサール > ――ぉ。(立ち上る火柱。それは少々懐かしいもので。口元に楽し気な笑みを浮かべれば、ぶらりとそちらに足を進める。バタバタと砂色のマントがはためいて) (12/14-14:10:24)
光焔 > オオオオオオオオオッッ!!!しています(イアサールが近づくと、何かの咆哮が響き渡る。圧倒的な熱量の炎を身に纏い、灼熱の焔で肉体を形成した辛うじて人型を保つ魔獣がどろどろに溶けた大地の上を疾走し、足元を爆発させて宙を舞う姿が見えるだろう。強引に軌道を変え、物理法則的に無理のある動きを超高速で続ける炎獣は自らの生命を燃やしているかのようだ。広範に渡って空間が熱で歪み、近づくだけで肺を焼くように空気を熱するソレは一切の生存を許さぬ光景のようだった。蹴りは炎の波を産み、地面に叩きつける拳は灼熱の波濤を生み出した。だが、その暴れぶりで想定する相手は何処か「自分よりも速い相手」を想定して命を削り取っているかのような?) (12/14-14:16:32)
イアサール > (歩を進めれば、大地が焼け付き、炎を上げ、黒く焦げ付き燻っている場所へとたどり着く。 ――本音を言えば――『羨ましい』、と思う。魔力も無い。特別な、能力もない、自分には幾ら焦がれ望んでも、決して手に入れられない領分だ。 だからこそ、問うた。『本当に、そう言った力を持たないただの人間は、その域に達せないのか』。 自分の根底にあるもので。焼けつく大地を横目に見ながら、ぶらり、ぶらりとこの炎を生み出した主の許へと、歩いて行く。燃える大地に足が焼け付き、ジュっと音を立てる。チリ、っとマントに火が移り、小さな炎を上げるも、それは吹きすさぶ風に掻き消され。やがて見えて来たその光景)・・・まるであのジャリ餓鬼みてぇだなぁ。(クク、っと可笑しそうに喉を鳴らし。そのまま死地に赴く様な中に歩みを進めていく) (12/14-14:20:21)
光焔 > ウウオオオオオオオオオオオオオオ!!!(瞬時に高空へ飛び上がった灼熱の魔獣は、凄まじい殺意とさらなる炎を拳に込めて渾身の一撃を放たんとする!――だが)かはっ……!?(その瞬間、その身に纏っていた炎から光焔がするりと抜けた。闘うための赤髪ではなく、非戦闘時の銀髪に戻った光焔は血を吐き、そのまま落下してゆく。残された炎は華と散り、大地へと落ちてゆく彼女は未動きひとつとれずにイアサールから離れたところに墜ちる彼女は、何もできぬまま意識を失った。) (12/14-14:23:17)
光焔 > ウウオオオオオオオオオオオオオオ!!!(瞬時に高空へ飛び上がった灼熱の魔獣は、凄まじい殺意とさらなる炎を拳に込めて渾身の一撃を放たんとする!――だが)かはっ……!?(その瞬間、その身に纏っていた炎から光焔がするりと抜けた。闘うための赤髪ではなく、非戦闘時の銀髪に戻った光焔は血を吐き、そのまま落下してゆく。残された炎は華と散り、大地へと落ちてゆく彼女は未動きひとつとれずにイアサールから離れたところに墜ちる彼女は、何もできぬまま空中で意識を失った。) (12/14-14:23:47)
イアサール > ・・・。(驚いた様に片方だけの目を見開き。顔を歪めれば落ちていく彼女に向かって駆け出した。残念ながら、巨漢を考えれば十分早かろうが、目に止まらない速度で駆けることなど出来はしない。兎に角走る。全力で走る。もしも間に合うようならば、スライディングで受け止めようと)だぁぁぁぁッ!!! (12/14-14:26:18)
光焔 > (墜ちたネズミは、そのままイアサールの逞しい腕に受け止められる。小さな身体はあの暴れぶりからすると驚くほど軽く、そして細い。)ゲホッ……(咳き込み、苦しそうに息をするネズミはまだ意識が朦朧としているのか反応らしい反応を返さない。イアサールに助けられたことも、理解していないようだ) (12/14-14:29:52)
イアサール > (がしりと腕で受け止めれば、頭の後ろに手をやり、腕の中に抱き止める。勢い余ってゴロゴロっと転がって。直ぐに身体を起こせば軽く頬を叩き)おい、光焔ッ! (12/14-14:32:03)
光焔 > フッ……フッ……(名を呼ばれ、頬を叩かれてようやく気づいたのかネズミは目を開く。光の宿らぬ目で彼を見やる光焔は、だんだんと意識を取り戻してゆく。)……イア……?(勝手に縮めた呼び方をしながら、自身の状況を見定めてゆく。)……世話をかけたな(歯噛みしながら、ただそう告げた。弛緩した全身は少しも動かせない様子) (12/14-14:35:43)
イアサール > (意識が戻ればほっとして。が、ぐにゃりとした柔らかい体は、安心できそうもない)っち・・・温泉は駄目つってたっけか・・・。(んがぁ、っと空を仰いで)仕方がねぇ。高ぇんだぞこれ・・・。(ごそっと腰に付けた物入れから小さな瓶を取り出して)ポーションだとよ。飲めるか?(蓋を親指で弾き、そちらの口元に寄せて) (12/14-14:38:39)
光焔 > 水が苦手なだけだ……(温泉治療は別にいいが、水に濡れると駄目だった。そして、ポーションを渡されれば少し躊躇った後に何も言わずに口に含む。若干、口端からポーションをこぼしてしまうがそれでも少しずつ飲み進めてゆく。) (12/14-14:41:30)
イアサール > (ほっと息をついて)本気でやべぇなら問答無用で突っ込んでるわ。(そのまま腕に抱いたまま胡坐を掻いて。ゆっくりとポーションの瓶を傾ける。飲めない様なら最悪口移しでも飲ませるつもりでいた。)俺も人のこたぁ言えねぇが、なぁーんで俺と死闘したヤツってなぁこう死にかけるかねぇ・・・。(くく、っと喉の奥で笑って)・・・そこまでして、お前が求めてんのは何だ? (12/14-14:44:48)
光焔 > ……なにか別の治療法は、ないのか……(とにかく温泉嫌いなのか、ちょっとイヤそうだった。ポーションを飲まされ、ようやく落ち着いたのか目が据わる。まだ、自らを焼いた反動で動けないようだがイアサールの言葉に目を鋭く細めた。)…………この手で、倒したい奴がいる。ただ、それだけだ(静かに語るネズミは、本気の目をしていた。強い奴と戦いたい、この拳で何かを成したい、それもある。だが、彼女の炎のような眼差しから覗く渇望はそれらを上回っていた。) (12/14-14:52:11)
イアサール > 生憎俺は死ねそうな傷負ったら温泉、それ以外は放置だからなぁ。(けらっと笑って)倒したいヤツ、なぁ・・・。どうせお前もすぐにゃ動けねぇだろ。話してみねぇか?(ぽす、っとそちらの頭に手をやってくしゃり、と撫でようと) (12/14-14:54:28)
光焔 > そうか……私は自前で薬を作るかな(薬草を調合する術は知っているらしい)別に隠すようなことでもないし、構わんか(そう告げると、光焔はゆっくりと口を開く。)私は蓬莱山という山の火鼠の里で生まれ育った。時々外界の珍しいモノを貰うほかは、特になにをするでもなく自らを鍛える日々を送っていた。いつかは料理人の道を選んだ我が兄のように山を降りるかもしれない、そう考えながらな(軽く、身の上を語り始めた。) (12/14-15:00:20)
イアサール > (静かに耳を傾ける。片方だけのシルバーグレイの瞳が静かに見下ろして。言葉は発しない。ただ、ゆっくりあやす様に髪を梳りながら、耳を傾ける。) (12/14-15:02:17)
光焔 > ……ある日、火鼠の里に一人の拳士がやってきた。二つに結った白い髪に何処か悲しみを帯びた蒼い瞳。鍛え抜かれた腹筋を破れた服から晒した、風を操る白い虎女だった。その名は“ビャッコ”……そいつは蓬莱山のウワサを聞いて鍛錬の為にやって来て、そして火鼠の里で少しの間寝泊まりをしていた(苦々しく語るのは、そこからのことだった。あやすように髪を触れば、意外とツヤツヤした感触が指に絡むだろう。)物珍しさと闘争心から気が昂ぶった私はそいつに勝負を挑み、外界の拳士の力を見ようと思った。……だが、私はアッサリと負けた。戦いにすらなっていなかった。むしろ、殺さぬようにと気遣いまでされたのだ(ごく普通に、ただ負けたと。そこまではよくある話だろう。だが)……私はヤツと何が違うのかを知りたくて、そして負けっぱなしはキライなので山を降りた。そして旅先でビャッコに会うたびにケンカをふっかけた。……やっぱり負けた。強くなったはずなのに連敗した。最近は会ってないが、おそらくまだ足りないだろう。だから、今回はちょっと限界を攻めていた。……お前に見られてしまったがな (12/14-15:12:57)
イアサール > (ふ、っと表情が曇る。嗚呼、という様に眉を寄せ)・・・そいつぁ、悔しかったな。(くしゃり。髪を撫でて。手を抜かれる悔しさは、自分にも良く判る。)・・・そうだなぁ・・・。(ンン、と視線を上に上げて)・・・お前も俺も、すこぉしばかり、似てんのかもしんねぇな。(に、と口の端を上げて)――最近は人間離れしてるって良く言われんだけどよ。俺はまぁ、ふつーの人間なわけよ。更に言うなら、俺にゃ魔力がねぇ。特殊能力もねぇ。(一度上に上げていた視線を其方の瞳へと落として) (12/14-15:17:42)
光焔 > 自分が負け犬だとはけして思わん。相手が悪かったのは承知の上。だが、一端の拳士として負けっぱなしは許せんのだ……!!(ギリ、と歯を噛み合わせるネズミはいっそ泣きそうだった。絶望的なまでの差がある相手を倒そうと、必死なのだ。)……私の炎に羨ましげなところがあったからな。だが、あそこまでの力はお前が磨き上げたモノなのだろう?似ているとなると……お前もこんなドロに塗れるような惨めな気持ちを?(軽く首を傾げ、そう尋ねた。) (12/14-15:23:48)
光焔 > 自分が負け犬だとはけして思わん。相手が悪かったのは承知の上。だが、一端の拳士として戦いにすらならず負けるのは許せんのだ……!!(ギリ、と歯を噛み合わせるネズミはいっそ泣きそうだった。絶望的なまでの差がある相手を倒そうと、必死なのだ。)……私の炎に羨ましげなところがあったからな。だが、あそこまでの力はお前が磨き上げたモノなのだろう?似ているとなると……お前もこんなドロに塗れるような惨めな気持ちを?(軽く首を傾げ、そう尋ねた。) (12/14-15:24:44)
イアサール > (ふっと笑って)んーーー、俺はそこはもう割り切ったけどな。例えばだ。俺とお前には、俺がどうあがいてもどうにも出来ねぇモンがある。お前の操るその紅蓮の炎だ。俺は魔力を持たねぇ。そいつを防ぐ手段がねぇ。こいつだけは、努力でどうにか出来るもんじゃねぇからな。前に遣りあった時は、俺が消し炭になるか、お前が倒れるか。二つに一つだった。もう少し長引けば俺がくたばってたのは間違いねぇ。俺は酸素がねぇとこで生きれるほど器用な身体じゃねぇからよ。(けら、っと笑って)だから、俺は俺の土俵の外のやつとは遣りあわねぇ事にしてる。お前と遣りあったのには訳がある。 (12/14-15:28:04)
光焔 > (炎を防ぐ手立てがない、そう言われはしたが最大の一撃を防がれたことはよく覚えている。油断していたわけではない、だが渾身の一撃を真っ向から防がれたあの衝撃は忘れようもない。)……その“ワケ”とは?(気になったネズミは、静かに問いかけた) (12/14-15:30:16)
イアサール > お前が俺の土俵に来たから、だよ。(に、と口の端を上げ)・・・どうにもなんねぇような力を振りかざすヤツってなぁ、てめぇが強ぇ自覚がある。てめぇが一等強ぇってな。だから見下して来る。俺はそういう連中を強いと感じた事がねぇ。俺にいわせりゃ、1匹のアリンコ相手に踏みつぶして、どうだ俺は強ぇだろうと粋がってる馬鹿にしか見えねぇからな。(けけけっと嘲る様に笑って)けど、お前は俺に敬意を示した。純粋に俺と遣りあう事で何かを見出そうとしてた。俺ァそういうヤツが好きなんだ。同じ土俵の上なら、例え死んでも悔いはしねぇからな。 (12/14-15:34:19)
光焔 > ……なるほどな、そういうことか(嘲るようなその言葉に頷いた。そういうことか、と光焔自身にも得心が行く程度には思い当たる節があるようだ。)ビャッコがもしそういう手合だったなら、私も気が楽だったがな……私が山から降りたのはお前のような者と拳で語り合う為だったとも。私には何が足りず、何故ヤツに勝てないのか。磨き抜いた武に触れることは善きことだ。まあ、私は死ぬわけにはいかないと考えているのがお前との違いかもしれんな (12/14-15:41:33)
イアサール > 俺はその白虎ってヤツの事は知らねぇから何とも言えねえんだけどよ・・・。コイツはあくまでも俺の感じたもんだが、お前とその白虎ってやつは、お前から見たら同じ土俵にいるんじゃねぇの? だから悔しいんじゃね? なら、俺ならやる事ぁ1つだけどな。(ゆる、と首を傾けて) 俺は自分が納得出来るんなら、生にそこまで執着はしてねぇからなぁ。勝ちゃ生き残る、負ければ死ぬ、そんだけだ。 (12/14-15:45:36)
光焔 > ……私が強くなるために旅をするように、ヤツは求道するように旅をしていた。……そうか。だから、悔しいのか。同じ土俵に在って、その上で相手にならぬからか。ヤツの相手が務まらないから、だからか(そう、口にして。やることはひとつだとは言うが、やはり悔しさが滲み出ていた。)私はまだ納得しておらん。だから、このまま悔しいまま死ぬのはイヤだ(まだこれで終わりではないはずだ、と言わんばかりの言い草。とにもかくにも餓えていた。強さに焦がれた心は、そのまま生への執着へと。) (12/14-15:53:48)
イアサール > 単純な事だけどよ。 ・・・限界まで出し尽くすのは良いんだけどよ。くたばったら意味がねぇだろ? 気失う手前までだぁな。そこまで、やる。んで、寝る。次の日は、もう1つ、限界の先まで行く。次の日にはもう1つ。そうやって積み重ねる他ねぇんじゃね? 俺はずっとそうやって生きて来てる。 お前時間はまだあるか? 大丈夫なら、ちぃとばかし、昔話でもしようか。 (12/14-15:56:48)
光焔 > だが、これはちょっと加減がわからなくてな。偶然手に入れたモノだから、何処で止めればいいのか勝手がわからぬのだ。だから、気を失う前に止めるにはどうすればいいかと試して失敗していたのだ(筋トレと違って、急には止まれない。だから、困った様子でそう告げた。つまるところ制御不能なシロモノをうまく制御しようとしてるようだ)……どうせ時間なら山ほどある。このあと回復したら馬歩でもするつもりだったしな。聞かせてもらおうか (12/14-16:00:25)
イアサール > 光焔、お前はさっき限界までつったよな。けど、お前の限界はそこじゃねぇ。あくまでも『今は』に過ぎねぇ。炎はまだ出せてただろうが。足りねぇのはお前の力を収める器じゃねぇのか? そんならお前がその器をもっと広げりゃ、お前の力に対して良い塩梅の器になる。けど、お前の力は器を広げりゃそれに合わせて強くなるだろうな。そしたらその力に合わせて更に器を広げりゃ良い。――前に遣りあった時に話したジャリガキの話だ。俺に最高の景色を見せてくれたクソガキだぁな。そいつは、元は貧相なただの貧しいガキだった。泥水を啜り、生きる為に惨めに地べたを這いずって、死ぬものかと目をギラギラさせる、そんなガキだったそうだよ。(やわりと浮かぶ笑みには、慈愛に満ちた色が浮かび) (12/14-16:03:22)
光焔 > ……なるほどな、足りないのは私の身体か。自分を焼き尽くす炎、それを受け入れることができるようになれば…… ……その貧相なだけの子どもが、お前に最高の景色を見せるほどに至った……と?(少し驚いたような目でそう告げて。軽んじてバカにしているわけではなく、純粋に「死にたくないだけの子ども」がそこまで到れるということに驚愕したのだ。いったい、何をどうしてそうなった……?) (12/14-16:11:33)
イアサール > ああ。ヤツに取って生きるって事は、殺されないために相手を殺す事だったんだよ。そんで、アイツは馬鹿みてぇな力を付けた。人間辞めて鬼になってな。(目を細め)アイツと遣りあった時、勝ったのは俺だった。満足そうにゃしてたがよ。悔しさも滲ませてた。お前と同じように血反吐吐くまで鍛えてよ。そんで、手に入れたのがその『オモチャ』だ。俺はどてっぱらに風穴空いたけど、そんでも勝ったのは俺だった。死ななかったからよ。(けらっと楽しそうに笑って) ・・・まぁ、アイツも棺桶に片足ともう片方の足の指くらいは引っ掛けてたけどな。(けけっと笑って)何度か遣りあって、最後にアイツが俺の上を行ってな。アイツ、吼えてたよ。全身で嬉しいって喜んでさ。(ふっと笑って)・・・俺とお前っつぅより、お前はアイツに似てんのかもなぁ。 (12/14-16:18:17)
光焔 > 羨ましいな、それ(話を聞いた光焔は、純粋にそう思った。そこまでのことをやれる相手なんて、そうはいまい。もしかすれば、一生出会えないかもしれない。ネズミには友がいて、倒したい奴がいた。……だが、まだまだそのような立ち位置には行けないかもしれない。)……どうだろうな。私は最初から恵まれた位置にいた。競い合う友がいた。だから、その者のように修羅道を征く虎狼の如き生き方は私にはできない。ただ、強くなるために戦うことしか私にはできぬ(首を横に振り、ネズミは静かに告げた。きっと似てはいないだろう。それは、極限まで餓えなくては至れない修羅の道。ネズミも強さに餓えているが、そこまでではない。)……だが、ひとつだけ同じことがあるかもしれない。私は、お前をこの拳で倒したい。それだけは同じかもしれん (12/14-16:30:00)
イアサール > 俺ァよ。ソイツが俺を超えるのが楽しみだったんだ。あいつが俺を超えて、俺が指一本動かせなくなってよ。ああ、負けたって思った時、俺ぁ心底嬉しかったんだ。言いようがないくらいに嬉しくてよ。あのクソガキが誇らしかった。 ――俺ぁ、その白虎じゃねぇからわかんねぇが、そいつもお前が自分を超えるのを待ってんのかもな。 ――俺と、ってか?(一瞬目を丸くすると、はははっと楽しそうに破顔して)良いぜ?受けて立ってやらぁ。(にぃーっと笑うとぐしゃぐしゃっとそちらの頭を撫でようと) (12/14-16:35:49)
光焔 > それはヤツの態度から薄々感じてるが、それはそれとしてムカつく……(超えるのが楽しみだとわかってはいる。でも、それはそれとして待たれる方としてはイラッとくるのだ。なんでか知らないがムカつくらしく、ネズミは見るからに不服そうな顔をしていた。)まずはお前からだ……というと、侮っているように聞こえるだろうが、私は拳でお前に勝ちたいのだ。もし私がお前に勝てたとしても、付き合ってもらうからな(ネズミが言うのはただのワガママだ。だが、自らの拳にプライドがあるがゆえにそれでイアサールに勝ちたいのだ。ビャッコを倒すことを考えてはいたが、それはそれとして目の前の強者を放っておくということもない。頭を撫でられると少しだけ、鋭い瞳を和らげて――)ところで、動きがまったく見えない相手ってどう対処したらいいと思う?私はいろいろ考えたが広範囲を焼くしか方法がない。お前、そういう手合いと戦ったことないか? (12/14-16:46:13)
イアサール > (ククククっと喉を鳴らして)アイツも良く言ってたぜ?俺の顔見りゃムカツク面だつってな。(けらけらと笑って)無礼ってんならあのジャリガキの方がよっぽど無礼だろうな。俺はそういう小せぇ事にゃ拘んねんだ。(ただ、己の力を鼓舞したいやつとは戦わない。が、そうで無いなら、戦いに飢えているのは己もだ。)ぁん?いるも何も、そのジャリガキがそうだよ。動いた事すら感じねぇからな。対処なぁ・・・。目で追った所でどうせ見えねんだし、俺は自分の勘を信じるだけだぁな。1000発喰らううち1発捕らえりゃ、十分だ。(にししししっ。ぐ、っと力こぶを作って見せて) (12/14-16:51:40)
光焔 > そりゃ、勝てない相手なんだからムカつくだろうよ。しかもそのぶんだと割と顔合わせてるみたいだしな(フン、と鼻を鳴らして。ちょっとまだ見ぬ相手を重ねているのか、ビャッコのことを思い出してイラッと来ているらしい。)……なんかお前、粗野さが雰囲気が私の父に似てるな。とはいえ武術とは礼節を忘れんようにせねばならんから、無礼が過ぎぬようには心がけよう。それはそれとして早くブン殴り合ってスッキリしたいが(野蛮なのはネズミもだった。)なるほど、そういうことか。敢えて相手の土俵に上がる必要はなくて普通に受ける時に殴れば……いや、無理だ。それはちょっと真似できん。……私は私で考えるか、くそっ(悔しそうに告げた。圧倒的プロレススタイルはこのネズミには出来ないのだ。)……そろそろ動けそうだ。世話をかけたが、おろしてもらっても構わないぞ(柔らかくムチムチとした肉に血色が戻り、腕も動くようになっていた。ゼクシィなチャイナドレスから覗く身体には活力が戻ってきていた。) (12/14-17:07:23)
イアサール > そんでも、そいつに焦がれんだろ?(けらっと笑って、下ろして構わない、と言われれば抱えていた手を光焔の脇の下に突っ込んで、のそりと立ち上がれば、ひょぃっと降ろす。残念ながら、熊に真珠、色気に反応するほど真面な脳みそしていなかった。)俺と同じにするこたねぇさ。普通はもっと器用な手段があるんだろうけど俺は不器用なんでね。(けらりと軽く笑って)ま、しっかり治すんだな。手負いと戦うんじゃ楽しみが半減しちまわぁ。 (12/14-17:13:10)
光焔 > だろうな。手が届かぬからこそ求めるのは、武人のサガだろうよ(忌々しげにしながら、下ろしてもらうと弓歩をし始めた。スラリと伸びた脚線を伸脚するように曲げ、ゆらゆらとゆっくりと踊るように動き始めた。太極拳の動きである。自らの肉体の可動を確かめるように柔らかくしなやかに動き――やがて、軽やかにバク転して距離をとった。)剛に極まって柔に至り、柔に極まり剛が生ず。お前の不器用さはひとつの柔と化していると思うぞ。自覚していないだけでな(受けて、殴る。それをやるには相応の技がなくてはならぬ。故にネズミはそう告げた。)そうさせてもらう。とはいえ、私は身体が治るのが速い。心配しなくともすぐに直してくるぞ (12/14-17:24:56)
イアサール > (( (12/14-17:26:07)
イアサール > 柔らかいねぇ。舞みたいだわ。(元より細い目を更に細め、口の端を片側だけ上げて)不器用でもよ。1個極めりゃこうなるんだ。(にぃ、と笑う顔には、その不器用さを誇っているのが伝わるかもしれない)そんじゃ、近いうちにやろうぜ。――この場所で。 アイツと俺の気に入りの場所だ。戦うには此処ほど似合いの場所はねぇ。(くぃ、と親指で地面を指して) (12/14-17:29:27)
光焔 > に通じ、逆もまた然り。肉体の調子を戻すならこういうのが一番だ(その柔らかな動きは肉体と『大いなるもの』との調和を極意とする。故にその動きは神楽のような舞い踊るモノに近づくことがある。)違いない。極めた技……というのは、誰のを見ても凄まじいものだな(感服――とまでは行かずとも、何処か羨望のようなものが浮かぶ。極めた存在が身近にいたが、戦う相手がそのひとりというのは今までにあまりなかったことである。)……いいだろう。この極上の戦舞台に恥じぬ戦いをしてみせよう。我が拳にかけてな(真新しい傷のついた裸の拳を軽く突き出し、そう告げた。戦うようには見えない細腕ではあるが、その修練の数々がみっちりと詰まっていた。多くのクレーターに刻まれた戦歴を感じているのか、ネズミは昂ぶっていた。) (12/14-17:38:26)
イアサール > 俺にゃ無縁のモンだねぇ。(何せ美とは真逆の位置にいると自負している。軽く肩を竦め)ケケッ。お前はもうちっと力抜きな。堅苦しいのは俺の性にあわねんだ。(ユラ、と立ち上る闘気。銀の瞳に獣めいた残忍さが浮かぶ。キュっと上げた口の端から、犬歯が覗き)待ってんぜ。小ネズミ。(ニィィ。ぐ、と拳を其方に突き出して。) (12/14-17:43:19)
光焔 > これも質としてほ重い物を持ち上げたり走ったりするのと大差はないのだがな(単に見栄えがいいだけだ、と言わんばかり。)ム、これは元々の性分だ。力はそれなりに抜いてるぞ、単に私が偉ぶりたいだけかもしれん(少し困ったように告げて。やけに古風なのは元々の性分かつ、誇り云々については言うことで再認識するとかそんなノリである。)言ってろ、大グマ(そのまま、イアサールの拳に自らの拳を軽く打ち合わせた。) (12/14-17:51:43)
光焔 > これも質としてほ重い物を持ち上げたり走ったりするのと大差はないのだがな(単に見栄えがいいだけだ、と言わんばかり。)ム、これはただの性分だ。力はそれなりに抜いてるぞ、単に私が格好良くいたいだけかもしれぬがな(少し困ったように告げて。やけに古風なのはネズミにとっては普通のことで、誇り云々については言うことで再認識するとかそんなノリである。)言ってろ、大グマ(そのまま、イアサールの拳に自らの拳を軽く打ち合わせた。) (12/14-17:52:53)
イアサール > (に、っと破顔すれば、バサリとマントを翻し)そーんじゃぁな、光焔。今日は大人しくしとけよ。くたばられたら楽しみが半減しちまうからよ。(ひらり、と手を振ると、ぶらっとこの地を後にしよう――) (12/14-17:54:12)
光焔 > ああ、そうさせてもらう。強い奴との殴り合い、楽しみにしているぞ(ネズミも身を翻すと、少しフラフラしながら帰路につく。後には、名残の炎をなぞるように荒涼の風が吹き抜けてゆくのみ) (12/14-17:56:02)
ご案内:「荒野」から光焔さんが去りました。 (12/14-17:56:04)
ご案内:「荒野」からイアサールさんが去りました。 (12/14-17:56:16)
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