room52_20191228
ご案内:「クレヴィスの街 -自警団詰所-」にノーマンさんが現れました。 (12/28-14:05:07)
ご案内:「クレヴィスの街 -自警団詰所-」にコッペンさんが現れました。 (12/28-14:06:39)
ノーマン > (深夜。ほとんどが寝静まっている、そんな時間。だがこんな時間でも、詰め所には明かりが付いている。と言っても、起きているのは一人だが)ふぅ…。(誰もいない休憩室にて、一人椅子に腰かけてコーヒーを飲んでいる。今日はいわゆる宿直という奴だ。万が一に備えて、待機しておく的なそんな感じ。徹夜案件ではあるが、暇といえばかなり暇な仕事だったりもする) (12/28-14:07:13)
コッペン > (誰もいない。人気もない。ただ、静かな空間にかわいた音が響く。何かが窓を空けたような――)やあ、夜もお疲れ様。キミも大変だねぇ、ノーマン(媚をたっぷりと含んだ声。その聞き慣れているであろう声の主は、窓辺に腰をかけてノーマンの方をニヤニヤと見つめていた) (12/28-14:10:30)
ノーマン > ん?(微かに聞こえた乾いた音に、ふと顔を上げる。特に警戒するわけでもなく、のんびりと)やぁ、こんばんは。何、もう慣れたものだよ。(ふっと、笑みを浮かべて)こんな時間にここを訪れるとは珍しいね。(何かあったかい?と小首を傾げて) (12/28-14:12:37)
コッペン > おやおや、慣れるなんて多忙なんだね?(原因のひとつが間違いなくこの女ではあるが、そんなことは棚上げして楽しそうにしていた。――そして、こんな時間に訪れるなんて珍しいと言われると)ああ、そろそろこの世界からお暇しようと思ってね。夜が明けてしまう前に最後にキミの顔を見ておこうと思ったのさ(そう言うと脚をブラブラとさせ、突然にそんなことを告げた。気楽でいつもの戯言を告げるような、そんな軽いノリで) (12/28-14:15:02)
ノーマン > 多忙と言うか、長いと言うか。自警団勤めも長いからね。(小さく肩を竦めてみせて)…そうか。旅立つんだね。それはそれで、少し寂しくもなるな。君のことだから、戻ってくるかもわからないのだろう?(落ち着いた表情のまま、静かに視線をそちらへと向けて) (12/28-14:17:39)
コッペン > その通りだよ。最近、『音』が聞こえなくなった。風邪は僕の心を撫でず、僕は喧騒に呑まれて泡沫に消え始めていた。だから、僕はまた前と同じように『音』を求めてあてのない旅にでも出ようと思うのさ(静かに、コッペンは歌うように言葉を告げてゆく。)……つまるところ、ここでは指が動かなくなったのさ。祝福の音も、恋人の讃歌も、旅人の歌も紡げない。なら、笛を吹けない役立たずの笛吹はいても仕方ないのさ(自嘲するような言葉だが、その声色はいつもと変わらず。ただ、事実を告げるように。)だから元あった場所に戻るだけ。ここにまた来るかはともかくとして、ね (12/28-14:25:38)
コッペン > その通りだよ。最近、『音』が聞こえなくなった。風は僕の心を撫でず、僕は喧騒に呑まれて泡沫に消え始めていた。だから、僕はまた前と同じように『音』を求めてあてのない旅にでも出ようと思うのさ(静かに、コッペンは歌うように言葉を告げてゆく。)……つまるところ、ここでは指が動かなくなったのさ。祝福の音も、恋人の讃歌も、旅人の歌も紡げない。なら、笛を吹けない役立たずの笛吹はいても仕方ないのさ(自嘲するような言葉だが、その声色はいつもと変わらず。ただ、事実を告げるように。)だから元あった場所に戻るだけ。ここにまた来るかはともかくとして、ね (12/28-14:26:33)
ノーマン > そうか…。(ぽつり、と一言。だが、相手の事を思えば、それはきっと重大な事なのだろうと思う。そこまで詳しく相手を知っているわけではないが。これまでの付き合いから得られた色々を総合して考えた推測に過ぎないが)また会えるかはわからない。それでも、僕は忘れないよ。君のおかげでで成し遂げられた事がある。それは、恩人と言っても良いくらいの案件だからね。……せめて、旅立つのであれば何かとも思ったのだけど。さすがに急すぎたな。(前もってわかっていれば、何か用意したのだけど。と苦笑して) (12/28-14:30:21)
コッペン > 僕は『そちら側』には行けない。この世界の恋人たちを僕はただ、見ているだけだったからさ(肩をすくめて。重大なことを告げるような声色は、隔絶があった。コッペンにとっては先の事はとても重大なことだったようで)ふふっ、盛大に送り出すする必要はないさ。僕を嫌う人々に石を投げられて追い出されないうちに、そそくさと夜逃げする方が性に合っているからね(そう言うと帽子を深く被りニヤリと笑う。だが、最後にちらりと帽子を上げると――いつもとは違う、歳相応の澄んだ目をノーマンに向けた)でも、君が覚えていてくれるなら僕たちはいつかまた交わることがあるかもね。また次の幕を楽しみにしておくれ (12/28-14:40:18)
ノーマン > ………。(静かに耳を傾ける)そこはちょっと意外だったかな。(静かに去るほうが性に合っているといわれれば、少しだけ眉尻を下げつつ笑って)わかった、そうしよう。あいにくと、僕も人の理から外れた身だからね。時間は他の人よりも遥かにある。だから、また、いつか。ここか、もしかしたらここではないどこかか、いずれにしても次の公演を楽しみにしているよ、ずっとね。(やんわりと穏やかな笑みを浮かべつつ、そんな言葉を。それがきっと今出来る精一杯) (12/28-14:46:29)
コッペン > そうかな?まあ、僕は子供の頃は劇団の売れっ子スターだったからそっちは盛大にやってたけどね。でも、夜逃げは慣れちゃって。理由は……ま、わかるだろ?(いつも通りの笑みを浮かべ、コッペンはニヤニヤと笑う。)ああ、ファンでいてくれる限り、僕はいつか君に会いにくるとも。それは一週間後かもしれないし、それとも遥か未来かもしれない。でも、もし会えたなら(そう言うと、手品のように手を振ると銀の笛が現れた。何処か、くすんだ色合いをしたその笛はいつものような輝きはない)――キミのために、盛大な公演を開く約束しよう。では、しばしの間さようならだ。笛吹コッペンの旅、その旅路が交わることを願っておくよ(そう、告げるとコッペンは窓から外へと飛び降りた。飛び降りた直後、彼女は何処へと消え去り――風が、儚い笛の調べを乗せてノーマンに届けるだろう。この日からコッペンは本当に消えた。時空の狭間にも、クレヴィスにも、他のあらゆる場所からも――) (12/28-14:55:41)
ご案内:「クレヴィスの街 -自警団詰所-」からコッペンさんが去りました。 (12/28-14:55:46)
ノーマン > ……もしかして。(いや、まさか。そんな考えも浮かぶが、相手の色々を思うと…。複雑な心境)楽しみにしてるよ。…元気でね。(最後の言葉を残して、いなくなる姿。そんな後ろ姿を静かに見送って)…………。(コトンと手にしていたコーヒーカップを置けば、小さく息を吐く)君の次の旅路に、幸があらんことを。コッペン。(そしてポツリとそんな一言を紡いで、しばらく天井を仰ぐのだった――) (12/28-15:00:35)
ご案内:「クレヴィスの街 -自警団詰所-」からノーマンさんが去りました。 (12/28-15:00:46)
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