room40_20200106
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にセフィさんが現れました。 (01/06-19:57:48)
セフィ > (本日聖都での見回り業務。お陰で夕飯時の休憩に抜け出し、聖騎士の格好のまま駆け込んできて)っはぁ・・・。(修練場へ入ると、足を止める。ゆっくりと、中へと進んで) (01/06-19:59:36)
セフィ > っはぁ・・・。(目を、閉じると、あの日の光景がつい先日の事の様にはっきりと浮かんでくる。あの日も、母さんの眼を盗み、此処に来た。調子に、乗っていたんだと思う。アルヴァダールでは、同じ年頃で自分に敵う相手は居なかった。周りの大人も、まだ少年とは思えない腕だと褒めてくれた。まだまだだ、とは思っていたけれど、己惚れはあった。父程、などと、そこまで己惚れたわけじゃない。だけど、聖騎士見習いくらいの実力はあると、そう、思っていた――) (01/06-20:03:19)
セフィ > (だけど。あの日、初めて会った自分と同じ年頃の、嫋やかな少女のやんわりとした笑みが浮かぶ。綺麗な子だと思った。自分の周囲に居た貴族の子なんかよりも、ずっと上品で、優しげで、凛とした佇まいは、気品があって。勇ましく構えた武器に、静かなのに内に秘めた炎の様なものを感じ取って、手合わせを願ったのは、自分だ。強そうだ、と思った。自分の腕を試したいとも、思った。結果は――。視線を、自分の掌に落とし) (01/06-20:07:05)
セフィ > (圧巻、だった。まるで別人の様に、凛々しく勇ましく、あの小さな体が、物凄く大きく見えた。青白く燃え上がる炎が見えた気がした。荒々しいのに、綺麗だった。目の前を飛び交う蜂を素手で指される前に掴みとれる動体視力を持ってたから、彼女の動きは全て目で追う事が出来た。なのに、身体が動かなかった。圧倒的な、力の差。今だって、ありありとあの光景を思い出せる。たった数手。それだけで、力量の差を痛感するには、十分すぎた) (01/06-20:11:11)
セフィ > ――・・・覚えてる。(ぼそ。ゆっくりと、剣を抜く。あの日の様に、剣を構え) (01/06-20:12:01)
セフィ > (軌跡を描き、薙刀を振りかぶる。一瞬で白い腕が引かれ、袖が舞い、鋭く真っすぐに突きが放たれる。次の一手は直ぐ握りこんだ柄に弾かれた。そのまま、目の前で薙刀が高速で回転し、鋭く石突が頭目がけて飛んでくる。此方が振るった剣は容易く回転の勢いのままに受け止められて。――あの時、動けただけまだ頑張った方だと思う。本音を言えば、オロオロと立ちすくむしか、出来ない状態だった。隙が1つも見つからず、文字通り、『手』も『足』も、何をすればいいのかさえ、判らなくなった。あの動きは、今でも目に焼き付いている。自分の目指す形とは違ったけれど、見ていたいと思った。なんて凄いんだろうと、憧れた。思い返すと――)・・・えぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・ (01/06-20:21:54)
セフィ > ((駄目だ。記憶の中の姉さん思い返しても天と地程差があるとしか思えない・・・))(ふるふるっと頭を振って)違う違う、あっけにとられたくて思い出したわけじゃないんだから・・・。(ンンッと咳払いをすると、ふ、と息を吐きだして、もう一度剣を握り直す。彼女の言葉が本当なら、動けるはず。記憶に見惚れてどうする) (01/06-20:24:54)
セフィ > (記憶を呼び起こしながら、目を閉じる。)((やれる・・・。行くぞ・・・!))<キュッ>(思い出すだけで手が緊張で汗ばむ。しっかりと剣を握り直し。綺麗な軌道を描き、薙刀が真っすぐに振り上げられる。脇を締め、長い武器が全く揺れず、ピタリと止まる。高速で薙刀が振り下ろされる。)ふっ!(長刀を払う様に剣を振るッ!瞬時に飛んでくる石突の突きをバックラーで左側へと受け流す。ヒュっと剣を持つ手首を返し、横なぎの一閃)ッ!(次の瞬間、右側から薙刀の刃が飛んでくる。イメージだというのにヒュっと肝が冷える。ギリギリで頭を下げてやりすご――)ッ!!(すとん。座り込んで。やり過ごそうとしたら、顔面に石突が飛んできた。)・・・これだもんなぁ・・・。(イメージだけでけちょんけちょん。) (01/06-20:32:15)
セフィ > やっぱり姉さん凄い・・・。くっそーーー。もう一回・・・!(イメージだというのに鼻に喰らった石突の一撃を拭う様に腕でゴシゴシと鼻を擦る。何となく鼻血吹いた気がした。当たってたら鼻折れてるな、なんて思いながら。一度手合わせをした時の動き。次の手が判っているのに遣られるあたり、一体これのどの辺が追いつけたのか実感は余計に沸かなくなった)せめて、射程距離くらい・・・。いや、姉さんだって判るくらいまでには距離詰めたい・・・っ。(自分だって。あの日鼻っ柱をぽっきりされて、必死に訓練を積んできた。色々な人に付き合って貰った。少しはあの時より、成長してると思いたい。だけど、例えば1キロ近づけたとしても、元の距離が千キロくらい離れている感覚なのだ。たかが1キロ近づいても、その距離はまだまだ遠い、と言うのが率直な自分の感覚で。せめて、10キロくらいまで、近づきたい。もしも、本当にシルファーが言った通り、自分が追いつけているのなら。) (01/06-20:40:25)
セフィ > ((今度こそ・・・っ!・・・冷静に・・・。突っ込むだけじゃ駄目だ。 引く事も視野に入れて・・・))行く!<タンッ!>(踏み込む。真っすぐに振り下ろされる薙刀。踏み込んで、直ぐに重心を後ろ足へ移す。長刀を払う。石突の突きが飛んでくる。ヒュっと手首を返し、一歩引きながら石突を返しの剣で弾く。弧を描き、刃が横なぎに飛んでくる。ギュっと唇を噛み、薙刀をまた剣で弾く。ヒュンっと薙刀が弧を描き、足元に襲い掛かる。)くっ・・・!(この位置だとバックラーは届かない。タンっと後ろに下がりつつ薙刀の刃をまた剣で払う――っと思ったら手の位置を滑らせ、石突が上から飛んできた)っちぃッ!(バックラーで防御――したら、顎先に石突が飛んで来て)っなぁッ!(状態を逸らし、避けたと思ったら下から振り上げられた石突がピタリと止まる。ぁ、っと思ったら鋭く石突が引かれ、次の瞬間には鳩尾に石突が突き刺さり)ぐぇッ!(痛いわけがない。想像だし。なのに、石突が突き刺さる感覚に鳩尾押さえて蹲り)・・・ちょっと問いたい・・・。俺どの辺が近づいてるの・・・。(対するイメージのキヨヒメはコロコロと涼しい顔で笑ってる。寧ろこっちが凹みそうなんだけど)姉さんに自信無くすとか言われたらイメージだけでフルボッコな俺はどうすれば良いの・・・。姉さんの・・・ばかっ。(ぷぅっ。見た目18の男がする顔じゃないだろうけど、これは拗ねても良いと思う) (01/06-20:52:12)
セフィ > ・・・ぁ。(鳩尾押さえて蹲っていた顔を上げ)・・・いや、でも・・・。俺、今体は動いてたよね・・・。反応も出来てた・・・。(けちょんけちょんではあったけど)・・・ちゃんと、反応出来てた・・・。(じわ・・・っと笑みが浮かびだし) (01/06-20:53:45)
セフィ > やった!!! 近づいてる!! あの時よりは進歩してる!!!(思わずガッツポーズ)成長出来てるんじゃないか?これ! (01/06-20:54:41)
セフィ > これなら・・・。まるっきり手も足も出ずに終わらずに済むかも・・・。最後まで、やれるかも・・・。(ぐっと拳を握って)・・・よし・・・。申し込んでみよう・・・。全力で。俺がどこまで、近づけたか。姉さんに見て貰うんだ・・・! (01/06-20:57:49)
セフィ > ・・・って、やばっ!! 交代の時間に遅れちゃう!(慌てて剣を収めると風の様に駆けだしていき――) (01/06-20:58:44)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からセフィさんが去りました。 (01/06-20:58:53)
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