room51_20200112
ご案内:「とある世界」にベリルさんが現れました。 (01/12-21:56:22)
ベリル > (無数に散りばめられた星の海に、白銀の満月が浮かぶ夜。一見すると、それはとても幻想的な光景。しかし、真下にある光景は、地獄そのものであった) (01/12-21:59:02)
ベリル > (見渡す限り、赤、赤、赤の世界。それは炎であったり、何かしらの血であったり。その中で生を求めて人々が縦横無尽に動く姿は、滑稽な踊りにも見えるだろう。少なくとも、この娘の目には...) あらあら、なかなか、どうしてかしら? こんなに喜んでくれるなら、もっと早く来てあげれば良かったのだわ(あたり一面赤い世界を楽しそうに見下ろす娘。12歳ほどに見える彼女は、紫色のドレスを身にまとい、同色の大きい魔女帽子を身に着けていた。そして雨も降っていないというのに、これまた紫色の傘をさしていた) (01/12-22:07:10)
ベリル > (この地は以前から日照り続きで、人々は苦しんでいた。あらゆる手を尽くし、なんとか雨が降るようにと願っていた。そしてその願いは、この娘によって叶えられた。『星の雨』として) さあさあ、何も遠慮することはないのだわ。せっかくの"恵の雨"なんですもの。思う存分、その身に受けるといいのだわ(歌うように紡がれる言葉。同時に片手をそっと広げてみせれば、空から星が落ちてくる) (01/12-22:13:43)
ご案内:「とある世界」にアステル☆さんが現れました。 (01/12-22:21:16)
ベリル > (国どころか、世界まるごと破壊しつくそうとするその姿を見て、人々は何を思うだろう。尤も、世界の終わりを目の当たりにしている人類には、彼女など見えていないのだが。それでも娘は言うだろう) 謳いなさい、称えなさい、崇めなさい、恐れなさい...我こそは月渡りの魔女――ベリル・ムーンウォーカー(穏やかな笑みと、純粋な声。狂気を感じるには、充分すぎる) (01/12-22:21:28)
アステル☆ > (落ちてきた。 天地を繋ぐ一条の光。瞬きの道と共に現れた妖精はベリルの前に滞空し、ベリルを見つめた。) ――私を喚んだ覚えはあるか? (01/12-22:23:05)
ベリル > あら、ごきげんよう。これはまた、随分と珍しいお星さまなのだわ(ふと声をかけられ、瞬きをひとつ。それでも穏やかな雰囲気はそのままに、片手でスカートを摘まんでお辞儀するるだろう) そうね、ピンポントに呼んだ覚えはないのだけれど、私の力に惹かれてきたのかもしれないのだわ? (01/12-22:27:11)
アステル☆ > 私が惹かれるのは常に大地だが―― (ここで妖精は改めて周囲を見渡した。) ――随分赤々しい。 まぁ良い。喚んだ覚えがないのなら、自由にそこらを散策させて貰おう。飽きたら還るから、構う必要はないぞ。 (朗らかに微笑んで、妖精はあたりを詳しく観察し始めた。) (01/12-22:31:15)
ベリル > ええ、結構...ゆっくり堪能していくの良いのだわ。今宵の大地は恵の雨で大分潤っているのだわ(ふふっと笑いながら、いってらっしゃいと片手を振る) (01/12-22:34:38)
アステル☆ > うむ! (元気に返事した妖精は、さっそく『恵みの雨』が大地に齎した結果を観察する。もし『恵みの雨』が岩でできていたなら、数と質量によっては凄い事になっているのだろう。人工建造物は勿論だが、植物は残っているだろうか? とりあえず生きて動いてそうなものを探してみよう。) (01/12-22:39:14)
ベリル > (落ちてきたのは宇宙を漂う小惑星の破片などだ。相当数落としたようで、大地はどこもかしこも火の海だ。かろうじて植物が残っている場所もあるが、そこも既に燃えかけていたりする。人や動物もまた逃げ道などなく、全滅するのは時間の問題だった) (01/12-22:42:53)
アステル☆ > (人や動植物の位置情報を集めながら、ふむふむと頷く。) 質問だが、あなたの目的は達成されたか? それともまだ達成されてないか? (01/12-22:45:47)
ベリル > あら、私に目的などないのだわ。ただこの地の人々の願いを気まぐれに叶えてあげただけ。正直そろそろ見飽きたから、帰ろうかと思うのだわ(くるくると傘を回りながら、弾むような声で答える) (01/12-22:50:47)
アステル☆ > そうか。良い夜を過ごせ。(朗らかに微笑んで、妖精はベリルを見送って、まだこの土地に居座る様。) (01/12-22:52:45)
ベリル > ええ、ごきげんよう(そう言って背を向けて月を見上げれば、次の瞬間空気に溶けるように消えてしまうだろう。残されるのは、終わりゆく世界だけ。尤もここから起死回生の展開があったとしても、この娘にはもう関係のないことである) (01/12-22:57:48)
ご案内:「とある世界」からベリルさんが去りました。 (01/12-22:57:50)
アステル☆ > (ベリルを見送れば、妖精は活動を開始した。具体的には終わる世界の動植物にランダム転移を仕掛けたのだ。まだ災禍に見舞われてなく健康を維持しているものという条件で、跳び先はクレヴィスだったり狭間の森だったり、運が悪いと闇集う土地だったりするが、終わる世界に残るよりはまだ幸運だろう。) (01/12-23:02:05)
アステル☆ > (健康なものを退避させれば、残るは不健康なもののみ。ここは地球型環境を構築できる程度に、惑星の配置が良い。しかも核で荒らされた訳でもなく、ただ地殻より上層を耕したのみだ。燃え盛る炎を鎮火し、大気の成分を調整する。これで数万年放置すれば、残った動植物が新たな生態系を築いてくれるだろう。) (01/12-23:06:04)
アステル☆ > (未来への仕込みを終えて、妖精は再び瞬きの道に消えた。) (01/12-23:06:37)
ご案内:「とある世界」からアステル☆さんが去りました。 (01/12-23:06:46)
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