room03_20200219
ご案内:「荒野を望む丘の上」にmistさんが現れました。 (02/19-20:24:57)
mist > <ヒュル…>(枝が風に煽られて、葉擦れの音を立てる。荒野を一望できる丘に聳える巨木の上の方、枝が撓み、ふわりと枝に着地をする人外。ふ、っと双眸を細めて口元に微笑を浮かべ) (02/19-20:27:04)
ご案内:「荒野を望む丘の上」にセフィさんが現れました。 (02/19-20:27:54)
セフィ > (息を切らして駆けて来る。向かう先は、何度か使った丘の上。枝の上に人影を見つければ、あ、っと口を開け。そのまま巨木へと歩み寄って。とん、とジャンプをすると枝に手を掛け、するすると樹に登って来る) (02/19-20:29:13)
mist > (視線を足元へと落とす。登って来る息子を眺めて。ツィ、と指先を空中に這わせれば、徳利と杯を取り出して。同時に背でふわりと揺れる黒い羽織。背には鬼の一文字を背負って) (02/19-20:31:24)
セフィ > かぁ・・・   ――母上。(同じ枝の上に着けば、一度母へと視線を落とし。幹に手を掛けたまま、此方は立ったまま視線を荒野に向けて) (02/19-20:33:00)
mist > (枝の上で男の様に足を組み、杯へと酒を注ぐ。静かに酒に口を付け。息子に声は掛けないまま) (02/19-20:35:33)
セフィ > (母へと一度視線を落とす。少しの困惑顔。)――急にこんな所に呼び出したと思ったら…。こういう事ですか。父上と、叔父上――卍さん。 (02/19-20:37:45)
セフィ > ・・・戦いを、するんじゃないんですか?(あの二人、と暗に告げて) (02/19-20:38:26)
mist > さぁ?(くつり。小さく笑い。)私が夫と弟に臨む事は、1つだけだよ。――戦いであっても良い。それ以外であっても構わない。 (02/19-20:40:00)
セフィ > 何となく、判ります。(小さく頷いて。視力だけは人外並みだ。夜の闇の中でも、向かい合って座る男の姿も、良く見えた) (02/19-20:43:00)
mist > ――お前にも見せておきたいと思ってね。(ゆっくり杯を口に運ぶ。口の中に甘い酒の芳香が広がって) (02/19-20:45:44)
セフィ > ――はい。(こくり。頷いて。見届けろ、ということか。幼い頃から繰り返し言われて来た事。自分の目で見て、自分で判断をしろ。目に焼き付けたものを活かすも殺すも己次第――)…幼い頃、何度も寝物語に聞かせて貰いましたよね。父上との出会い。父上に惹かれた訳。卍さんとの出会い、手合わせの事――。 …見て、みたかった。(母が弟と慕う人の本当の姿を。温厚な父の自分の知らない姿を) (02/19-20:50:11)
mist > お前は私の子である前にお前という個、だからね。 お前がここで何を見て何を感じるか、それはお前自身にしか分からないものだよ。 私が見たい姿と同じか否かは、全てが終わってから判るんじゃないかな。(くつり。小さく笑いを零し、杯を傾けて) (02/19-20:53:11)
セフィ > はい。  ――・・・っ。(父の、空気が変わった。息を呑んでじっと荒野を見つめ) (02/19-20:54:40)
mist > (伏せていた瞼を開ける。声までは、届かない。二人が何を話しているのかまでは判らない。静かに視線を荒野へ向けて。くぃ、と杯を空け) (02/19-20:57:34)
セフィ > (ごく・・・。喉が鳴る。ここから見えるのは米粒の様に小さな姿だというのに。緊張からか、手にはじっとりと汗が浮いていた。荒野の緊張感が伝わったんだろうか。それとも、あの空気に気おされたのか。幹に付けた手に、無意識に力が籠り) (02/19-21:01:11)
mist > (暫し語り合っているのだろう。距離を保つ荒野の二人を口元に静かな笑みを浮かべたまま見つめると、徳利を傾ける。とくり、と小さな音がして、とろりとした酒が杯に注がれる。視線は荒野へと戻されて) (02/19-21:12:35)
セフィ > ((まだ、動かない…。何を話しているんだろう…。))(どくどくと騒ぐ鼓動を抑える様に胸に手を当てて。は、っと息を吐きだす。吐き出す息が震え、ぁ、と思って自分の手を見ると、微かに震えていた。始まってすら、居ないのに。――否、もう始まっているのだろうか。自分でも意味が解らない震え。ぎゅ、と手を握りこむと、また視線を荒野へ向けて) (02/19-21:15:05)
セフィ > っ!!((始まった・・・?!))(荒野の空気が一変した。禍々しい気に息を呑む。広がる狂気は離れた此処まで波紋の様に押し寄せて、ざわりと大樹が恐れる様に揺れる。ザワザワと騒ぐ葉擦れの音は、大樹が怯えている様に感じた。)あれが・・・叔父上・・・。(一度、逢ったことがある。その時も、怖いと思った。殺されるかもと思った。でも、これは違う。全然、違う――) (02/19-21:23:12)
mist > (ふ、と目を細める。嗚呼、またあれは力を上げた。少しだけ、嫉妬をする。今のあれと向き合える夫に。 同時に、誇らしくもある。 夫のもう一つの顔を知っているのは、恐らく数える程だろう。 くく、っと楽し気に声が漏れて)――存分に語り合っておいで・・・。 (02/19-21:32:20)
セフィ > ((静と動、だ・・・))(じっと見つめる。息を呑む。呼吸をする事さえ憚られる。どちらも幼い頃から憧れた姿。あの驚異的な力の前に、自分だったらどうしただろう。触れただけで木っ端になりそうな、あの力の前に。一歩もひるまない、父の様に向かう事が果たして自分に出来るだろうか) (02/19-21:40:20)
セフィ > ぁっ(喰らった、と顔を顰めて)((どっちも、凄い・・・))(あの状態から高速で繰り出される蹴りは、この位置からでなければ見えなかっただろう。その死角から繰り出される蹴りに倒れない父。食い入るように見つめて) (02/19-21:46:13)
mist > (夫が蹴りを喰らったというのに。浮かぶのは満足そうな、嬉しそうな笑み。)…だから、とても好きなんだ。(小さく声を漏らして。――そう。だから、好きなんだ。必死に食らい付く様なその姿が。強いだけの男なら、惚れはしなかった。高ぶりかけた気持ちを抑える様に、片手で腕を抑えて) (02/19-21:51:00)
セフィ > ――ぇ・・・?(蹴りを喰らった様に見えた。が、飛び散った鮮血は卍の方から吹きだしている。何が起こった? 息つく間もなく、魔弾が放たれるのが見える。ぞく、っと肌が粟立って) (02/19-21:58:37)
mist > ――!(踏み込んだ。思わず目を見開いて。魔弾を放つ隙を与えない。まさかそう行くとは。嗚呼、侮っていた。夫は自分が思うよりもずっと――)嗚呼、そうか。そうだった。セフィード、お前はやっぱりリュウヤ似だね。(知っていたはずなのに。こんな風に目の当たりにしたのは初めてだ。くくくくくっと楽しそうに笑って) (02/19-22:05:36)
セフィ > ・・・あんな父上初めて見た・・・。あの父上が・・・。(あんな、熱い面を持っているなんて知らなかった。護りを捨てた父の姿は初めてみた。あれはまるで――)・・・母上みたいだ・・・。 (02/19-22:11:24)
mist > 嗚呼、お前は知らなかったものね。 リュウヤはあれで僕とどっこいな戦闘狂だよ? ――リュウヤがあそこまで闘争心をむき出しにするなんて、滅多にお目に掛かれないけれどね。(眩しそうに、どこか自慢げに、荒野へと視線を落として。)――私も、そうだった。あれの本気に引きずられて、気づいたら全力で戦っていた。出し切った感覚があれほど心地いいと知ったのは、相手があれだったから。 (02/19-22:21:17)
セフィ > ((凄い・・・。凄いや・・・。二人とも・・・))(ぶる、っと体が震える。体が燃え上がりそうな程高揚している。幼い子供の様に目を輝かせ、食い入る様に見つめて)((俺も・・・あんな風に、戦ってみたい・・・!))(いや、既に死闘はつい先日経験済なんだが) (02/19-22:25:03)
mist > ――セフィード。聖気はもう十分扱えるね? そろそろかな。準備をしておいて。(くぃ、っと杯を空ければ宙へ抛り。ふわっと浮き上がった魔法陣に吸い込まれ。枝の上に立ち上がる) (02/19-22:29:55)
セフィ > ――はい。いつでも。(まだ、身に纏った聖気のみ。視線はいまだ食い入るように荒野に落としたまま。一瞬たりとも見逃したくない) (02/19-22:31:03)
mist > ――誇らしいものだね。あの男が夫であり、あの男が弟だと言う事は。 あれ以上の男達を僕は知らない。(傍から見れば、泥臭いのかもしれない。でも、知っている。あの二人は、拳を交えながら語り合っている。多分、あの二人にしか分からないことを。そういう姿がとても愛おしくて、誇らしい。)――転移は可能? (02/19-22:38:10)
セフィ > (黙って母の言葉を聞く。ここから見える二人の姿は既に満身創痍だ。――生きているのが不思議な程に。遠目だからよくわかる。二人の立つ大地は既に赤黒く染まっているのが判る)・・・言うと思いました。いつでも行けます。(転移札を指先に挟んで見せて) (02/19-22:40:53)
mist > ――終わった、かな。(ふ、っと笑みを浮かべ。嗚呼、自分があれと戦う時は、きっと誰かがいつもこんな風に待っていてくれたのかもしれない。視線を息子へと向けて)セフィ。 (02/19-22:47:05)
セフィ > 行きます!(母の腕を掴み)荒野へ!<ヒュッ>(一瞬にして姿が掻き消えて) (02/19-22:49:16)
ご案内:「荒野を望む丘の上」からmistさんが去りました。 (02/19-22:49:24)
ご案内:「荒野を望む丘の上」からセフィさんが去りました。 (02/19-22:49:28)
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