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ご案内:「神隠しの森の館 -サロン-」にフィリア(メイド)さんが現れました。 (02/20-20:52:34)
フィリア(メイド) > (とても綺麗に整えられ、新築のように綺麗に片付けられたサロンは心地よい紅茶の芳香がただよわせ、外界から隔絶されたように緩やかな時を刻んでいた。)紅茶の茶葉、菓子の減り具合と本の貸出状況は……(そんな中、瀟洒なデザインのティーカップを時折口に運び紅茶を飲みながら帳面をフィリアは確認していた。キャシーやイルミネに任せていた仕事の報告を受け、自分でも行っていた資材の管理はこうしてチェックが必要だ。だが、特に焦ることもなくゆるりと過ごしていた。今、この場にいないクライスもひと目でわかるように一度全部きっちり纏める、それがメイド長(自称)の務めである) (02/20-20:59:31)
ご案内:「神隠しの森の館 -サロン-」にジーナスさんが現れました。 (02/20-21:01:42)
ジーナス > (ガチャリ、とドアノブの回る音が響いて、ひょっこりと開いたドアから顔を覗かせる。そして、そこにフィリアの姿を見つければ、ぴこんと両耳が立って)あぁ、良かった。フィリアさんこんばんは。クライスさんから、ここにいると聞いたのですよ。実は、ちょっと用事がありまして。(そう言いながら、サロンの中へと足を進めようか) (02/20-21:03:25)
フィリア(メイド) > ン……(明朗な女性の声。聞き慣れた声にカップを置くと立ち上がり、恭しく一礼してみせた。)こんばんは。キミが私を探してここに来るとは珍しいこともあったものだな。まあ、ひとまず紅茶でもいかがかな?(と、聞きながら上座をジーナスに譲りながら自らは下座へと。さり気なく、近くの棚からカップを用意するとそれを軽く見せた) (02/20-21:07:10)
ジーナス > 確かに言われてみれば、そんな気もしますね。(ふふふっとフィリアの言葉に楽しそうに笑って)おぉ、これはご丁寧に。いただきましょう。(コクコクと頷いて。空いているソファーへとごく自然に誘導されて座ることだろう) (02/20-21:09:06)
フィリア(メイド) > (楽しげな笑みにフィリアも僅かに口端を吊り上げ――バチ、と一瞬だけスパーク音が鳴り響く。そして、ティーカップを皿に乗せるとテーブルの上に置き、ポットから紅茶を注いでゆく。)今回の茶葉はプリンス・オブ・ウェールズ――時の皇太子の為に淹れられた、ブレンドティーだ。素朴でマイルドでこそあるが香りは強くまろやかでありながらコクがある。紅茶のコニャックとも称される逸品だよ(そう、解説しながら鮮やかな朱に染まった紅茶を差し出した。用意のいいことに角砂糖なども既に用意されていた。それを煎れればフィリアは下座に座りジーナスの目をまっすぐ見返した) (02/20-21:16:04)
ジーナス > ふむふむ…。(紅茶についての講釈を受ければ、何やら感心したように頷いて)やっぱり、メイドさんともなるとそういう知識も必要なんでしょうかね?(そう尋ねつつ、差し出された紅茶を受けって一口。ほわぁ~と表情が緩むのがわかるだろう)実は、生活環境を改善するために専属のメイドさんを作ろうと思いましてね。ですが、お恥ずかしいことにメイドさんについて、ほとんど何も知らないんですよ。で、そういえばフィリアさんは…!!と思いつきましてね。(それでクライスに用事があったついでに、足を運んで今に至る) (02/20-21:19:23)
フィリア(メイド) > いや?これそのものは私のこだわりだ。どういう茶葉やブレンドなのか、それを理解して淹れる――そうすれば気持ちも込めやすいと、私は思うんだ(紅茶の知識について告げると、フィリア自身もまた一杯口に運ぶ。熱すぎず、ヌルくもなく。丁寧に温度を調整し、飲むに適した形態である。)……なるほど?つまり、メイドが欲しいからその参考に私に聞きに来たということかな。まあ、君のことなのだからある程度の下調べはしているんだろう?(ひとまず質問をする。作る、となればそれはメイドのロボットを作るのであろう。だが、下調べをせずに着手しようというタイプではないし知らぬならば文献を探るということもあろう) (02/20-21:26:16)
ジーナス > そうなのですか? ふぅむ。ですが、そういうこだわりがあるというの良いですね。(うーむ、と顎に手をやりつつ)まぁ、それならそれで私としては調べ物の量が減るので、それはそれで問題はないのですが。(そう言って、ちょっと笑みを浮かべよう。そして)えぇ、その通りです。一応、今現在下調べを進めてはいるんですけどね。作るにしてもソースはたくさんあった方がいいですし。なので、フィリアさんかもメイドについて色々教えていただける助かります。(よろしく願いします、と頭を下げて) (02/20-21:30:16)
フィリア(メイド) > わかった、私にできることなら。じゃあ、何から知りたい?そこから聞こうか(フィリアは静かにジーナスを見据えた) (02/20-21:31:48)
ジーナス > そうですねぇ…。(何か知りたいのか、と聞かれれば、うーんと考えて)とりあえず家事手伝いをしてくれて、戦闘もこなせるのがメイドさん。と言うのが今の認識なのですが、何か心得というか心構えというか。そういう類のことについて聞けたらと。こういうのは、やはり現場の人の声が一番ですから。(どうでしょう?と) (02/20-21:35:58)
フィリア(メイド) > その認識で概ね合っているが、少し間違えているところがある(ジーナスの認識を受け、フィリアは静かに首を横に振る。)まず、メイドは『戦士』ではなくて『従者』だ。主に使えるという点に変わりはないが、主の為に戦うことを前提とするのは『騎士』と呼ぶべきものだ。家事の手伝いをするのはメイドの領分であるが、それが全てというのも厳密に言えば正しいとは言い切れない。 侍女として主人に侍ること。料理人として働くこと。乳母として子供を育てることや主人の体裁を守る為だけに玄関掃除だけをすること。これらもまた、メイドと呼ばれるものだ。そして、それらの仕事を専門として行う者もいれば私のように多く兼任する者もいる。つまり、なんでもできる必要はない。主人の為に奉公する者がメイドというものだ(軽く告げてゆくと、ジーナスの質問に答えんと指で軽くトントンと机を鳴らす。)心得というほどのものではないが、メイドとして私が働く時に思うことは三つある。ひとつ、自らは物思う道具である。ひとつ、求められることに応えよ。ひとつ、自らの粗相は主人の粗相、誇りを持って仕事をしろ。この三つだ(指折りで3つ、語り。つまり、フィリアは本気でメイドとして仕事をするならば滅私する。ここにおいてはほとんど、メイドとして仕事をしたことはないので当てはまらないのだが本気でやる時は完全に主人の為に全てを捨てる。)だが、メイドを見てはいたが――有能なメイドの多くが『愛情』を以て仕事をしていた。主人への愛、忠誠。……自らの全てを捧げても構わないご主人様を得て、いい顔で仕事をしていたものさ。 (02/20-22:02:16)
ジーナス > え…、メイドって戦士兼ねてるじゃないんですか!!おかしいですね、私が見た参考文献だと…。あれぇ?(腕を組みつつ、うーん?と首をかしげて)まぁ、とりあえずそのあたりはわかりました。…で、なるほどそういうものなのですね。(メイドがどういうものかと説明を受ければ、ふむふむと相槌を打ちつつ頷いていって)…なるほど。やはり奥が深いですね。ですが愛情というのは、わかる気もしますね。(少なくとも自分では思い当たらないことだ。やはり相談してよかったと思いつつ、言葉の一つ一つを心に留めていく) (02/20-22:07:56)
フィリア(メイド) > それ、ラノベか何かじゃないのか?だいたい、雇われて戦うってそれこそ傭兵っていうと思うぞ(どういう文献を参考にしたんだ、と苦笑した。戦うものではないよ!)仕事そのものはいろいろあるが、何も全部できる必要はない。だが、できるだけ多くできる方がキミの求める仕事ではいいかもしれないぞ?例えば、助手や秘書を兼ねて資材整理やら何やらもやらせたらどうかな?身の回りの世話と家事炊事は絶対としてな(ジーナスの姿を見ながら、告げて)私は愛情で動くことはしていないがね。だが、ある世界では偏屈な作家の為に女中が悪口を言いながらも仕事をしていた。ああいうのはいいかもしれないな(フフ、と笑いながら) (02/20-22:14:15)
ジーナス > らのべ?(なんです、それ?と首をかしげて)まぁ、確かに。(雇われて戦うのは傭兵と言われれば、そこも理解はする)そうですね。一応、作業のノウハウについても情報集めをしているところですので、そのあたりは大丈夫です。(それこそ色々任せられるところは任せたいと思っている。そこで白羽の矢が立ったのがクライスだったりする)ふむふむ…。(いつの間にか、小さなホログラムモニターを展開して、キーボードを片手で叩きながらメモるの図。もちろんブラインドタッチだ。そして、何か余計な情報がインプットされた瞬間でもあった。※悪口云々) (02/20-22:18:39)
フィリア(メイド) > ん?ライトノベルくらい電子書籍あたりで流通していないのか?通常の小説に比べてわかりやすく、気楽に読める文体の小説だ。だいたい戦うメイドとか、そういうモノで出るくらいだろう(自分を棚上げして指摘する。戦うメイドが何言ってんだ)それなら私から何か言う必要はないか。まあ、戦闘能力も必要だろうし何か教えても構わないぞ?(ウィンクをひとつ。)ふふ、参考にはなったかな。役に立てれば幸いだ(微笑むフィリアは、ジーナスの方を見守るように見据えて柔らかく微笑した) (02/20-22:25:33)
ジーナス > あー、私あんまり娯楽系の本とか読まないんですよ。…そういえば、あの本はそこはかとなくいつも見るものと違ったような…?(ラノベをラノベと気づいていない可能性)そうは言いますけど、フィリアさん戦えるメイドさんですよね?(そこは突っ込んだ)そうですねぇ、実際にロールアウトして何かあれば教えてあげてください。それなりの能力はあるでしょうが、やはりフィリアさんの方が先輩になるでしょうし。(その時はよろしくお願いします、と)えぇ、かなり。もっといろいろデータを集めるつもりではありますが、それでも今日の情報はとても重要なものだと思います。ありがとうございました。(ペコリ、と頭を下げて) (02/20-22:30:07)
フィリア(メイド) > そういうものなのか?……内容的に、堅苦しくない地の文だったり若干論法的に正しくないところとか、なかったか?(一応聞いてみた。もしかしてそれじゃない?とばかりに)私は戦闘人形だからな、主人の身を守るのも仕事のひとつとして行うのはおかしくない(自分は特別だ理論)わかった、ならば折々のことは―― (02/20-22:36:36)
フィリア(メイド) > 「ふふっ、戦闘関連ならぼくに任せてくれよ。戦闘特化タイプのこのアリシアに、ね」(声が響き、空間が歪む。何か強大な力で時空が捻じ曲げられ、ワームホールが形成されてゆく。そして、陽炎のように揺らめくねじ切られた空間からひとりの少女の姿が浮かび――やがて現れる。現れたのは、フィリアにそっくりな雪の妖精じみた少女であった。声も、服装も、顔立ちも、身長も、年頃も。何もかもが鏡合わせ。だが、漆黒のフィリアと違い髪の色も服の色も一切の純白であり、その服装は普段のフィリアに似ていながらも幾つかの差異があった。鎖の千切れた犬の首輪に、壊れた足枷。歯車の代わりに体を幾本ものベルトで縛り、各所に拘束具の意匠を入れた服装に加えて右の二の腕あたりにやはり、途中で乱暴に千切られた鎖が伸びる手枷をハメていた。――まるで狂犬。幾つもの戒めであっても少女を縛ることが出来ない、アンチェイン。紅く禍々しく輝く黒螺旋模様の瞳を細め、フィリアと全く同じ顔に、子供っぽい無邪気な笑身を浮かべにフィリアの首を腕で囲むように抱きついた!)「お前か……それにしても、お前本当に教えられるのか? 突然ですまない、コイツはアリシア。フィリアタイプオートマタNo.23戦闘特化タイプ、要は私の妹だ」(フィリアは特に動じず、尋ねる。だが、アリシアと名乗ったその少女は牙を見せてニシシ、と声を上げて笑うと離れた)「ジーナスさん、って言うんだっけ?話には聞いてたよ!ぼくはアリシア、一度会ってみたかったんだ!まあその戦闘を教える仕事、ぼくに任せておくれよ!面白そうじゃんか、それ」「……と、言ってるがどうする?」(ちょっと鬱陶しそうに髪の毛をモサモサする双子の妹を睨みながらジーナスに尋ねた) (02/20-22:38:26)
ジーナス > はい。…あぁ、言われてみれば確かにそんな感じだったような。ってことは、あれラノベと呼ばれるものだったんですね。………。(謎の沈黙)まぁ、いっか。(ぼそっと呟かれる小さな一言)ふぅむ。まぁ、護衛も欲しいですし。充分ありですね。(うむ、と確信めいた頷きを返して)…んあ?(不意に空間が歪み、そこから白い姿が現れる。キョトンとした表情を浮かべつつ、その動向を見守って)あぁ、フィリアさんの妹さんでしたか。……う、うーん。お気持ちは嬉しいですが、なんかちょっと怖いんでやめておきます。でも、練習相手とかはいつかお願いしてみましょうかね。(それでどうでしょう?と打開策を提案して) (02/20-22:42:34)
フィリア(メイド) > なんだお前 文句でもあるのかお前(その沈黙にお前呼びになっていた)「え、そんなぁ!」「まあ、怖いっていうのも無理もないな……」「無理もないってなんだよー、お姉さまの戦術なら全部持ってるし教えられるし!」「……そういう問題じゃないと思うぞ」「えーっ!!」(なんかじゃれてるが、フィリアはやっぱり鬱陶しそうにアリシアをシッシッ、と追い払う。)「じゃあさ、じゃあさ、練習相手はやらせて!!ぼく、絶対変なことしないから!」(追い払われたアリシアはそれでも!とばかりに食いついた!フィリアとしては「ぶっちゃけ私が教えるならともかくコイツに任せるとなぁ……」などと考えていた。)「とりあえずそろそろ帰るんだろう?見送りくらいはするよ。アリシア、お前は後片付けをしてくれ」「え、マジ?面倒くさ」「や れ」「あっはい」(立ち上がるフィリアに威圧されたアリシアはそのまま、ぶーたれつつも部屋の隅に消えていった……) (02/20-22:49:55)
ジーナス > あ、いえ。今の沈黙は、メインコアにもうラノベで得たデータ入れちゃったなーって奴でして。決して、フィリアさんに対してではありませんから!!(淡淡と慌てた様子で弁解を)…フィリアさんの戦術全部知ってるってのはすごいですね。(スペックだけは知ってるが、それだけでも相当とんでもないことを知っている。それらを知ってて教えられる当たり、相当なものなのだろうなと思ったりして)えぇ、よろしくお願いします。(練習相手の件は本気で頼むようだ)あぁ、そうですね。そろそろ今日は戻らなくては。改めまして、今日はいろいろとありがとうございました。ロールアウトしたら、ぜひ彼女もよろしくお願いしますね。あと、紅茶美味しかったです。(にっこりと笑いながらそう告げて。そして見送られながら、サロンを後にするのであった—―) (02/20-22:57:07)
フィリア(メイド) > (ジーナスの沈黙の正体に対してじーっと青い目を向けていたが、やがて追求するのはやめたらしい)「へへっ、いっつも遊んでるからだいたいは覚えたのさ!すごいでしょ〜?」「付き合う身にもなってほしいものだがな……」(自信満々にない胸を張るアリシアと、少々げんなりした顔をするフィリア。なんというか対照的な姿である。)「オッケー!わあ、やる気出てきたー!すっごく楽しみだよ、お姉さま!!」「……それ高いんだから割るなよ? まあいい、それじゃあ見送ろうか。ふふ、飲みたくなったらまた君の家にでも行こう。手作業で淹れるというのも悪くはないと見せてやるさ」(ティーセットを手に持って小躍りする妹、心配そうな姉。だが、ジーナスの後を軽くついていきフィリアはしっかりと彼女を見送った――) (02/20-23:03:45)
ご案内:「神隠しの森の館 -サロン-」からジーナスさんが去りました。 (02/20-23:04:31)
ご案内:「神隠しの森の館 -サロン-」からフィリア(メイド)さんが去りました。 (02/20-23:06:47)
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