Twilight Mirage Log History

room21_20200222

ご案内：「白銀の丘」にダリア＝Eさんが現れました。 (02/22-08:34:55)

ダリア＝E > （目覚めると光の中で光が舞っていた。） (02/22-08:36:28)

ダリア＝E > （輝ける朝日の中、眩いばかりの景色の中、光塵が舞踊り、光の精霊の世界に迷い込んだような気持ちにさせられた。） (02/22-08:38:01)

ダリア＝E > （雲の合間から差し込む冬の太陽の陽ざしが、眩いばかりに雪の景色で反射して、風に舞い散る粉雪を輝かせる……ダイヤモンドダストが起こっている。） (02/22-08:39:23)

ダリア＝E > （光に満たされてはいるけれど、雪の中の人里離れた此処にあっては、とても気温は寒く、吐く息がすごい勢いで白い靄になって風に吹き流され、そして、消えて行く…。） (02/22-08:40:32)

ダリア＝E > （何処か、遠くに来てしまったのかもしれない。） (02/22-08:40:50)

ダリア＝E > （それとも、遠くて近い場所に？） (02/22-08:41:07)

ダリア＝E > （雪化粧の丘の上を、黒衣を纏って歩いている。純粋無垢に、清純清浄な面持ちで、身体を寒さで強張らせながらも、清々しく背筋を伸ばし、顔を上に向けながら。） (02/22-08:43:01)

ダリア＝E > （飛び込んでくる彼方の、葉の変わりに雪を被った木々たちや、彼方の山々の稜線を見据え、または、そのさらに上に流れる暗雲や、合間から差し込む光を見つめながら、黒衣の女は何処かへ歩いていく。） (02/22-08:44:58)

ダリア＝E > （雪を手に取ると、手の温もりで、溶けて水になり、消えて行く。） (02/22-08:45:48)

ダリア＝E > （愛もまた、手に取ると消えていってしまうのだろうか？掴まえないで、とでも言うように。） (02/22-08:46:33)

ダリア＝E > （誰かを捕まえることは出来るかもしれないけれど、心を捕まえることは出来ない……存在しているようで、こうして捕まえると、溶けて消えてしまう。） (02/22-08:47:46)

ダリア＝E > （もしくは、最初から実在していると思ったものは、幻だったのかもしれない。） (02/22-08:48:42)

ダリア＝E > （それは、自分の心の水面が生じさせた、映像に過ぎなかったのかもしれない。） (02/22-08:49:12)

ダリア＝E > （人は、他者が自分と同じように考え、同じようなものを必要としている、と感じるもの。人は、自分が思い込んだ通りに現実は動いていると思うもの。） (02/22-08:50:32)

ダリア＝E > （けれども、それを手にとって、よく見ようとすると、まるで恐れているかのように、雪のように溶けて消えてゆく。） (02/22-08:52:13)

ダリア＝E > （そうして、幾年も幾年も、そんなことを繰り返し―――。） (02/22-08:52:54)

ダリア＝E > ああ。今日も良い天気―――。（ふと、立ち止まり、雲が大きく開けて行く景色に気付いて。） (02/22-08:54:33)

ダリア＝E > 寒いけれども、暖かい。（そう言って、にっこりとわらった。） (02/22-08:55:32)

ダリア＝E > （今、此処に、祝福がある。） (02/22-08:56:30)

ダリア＝E > （寒さも、光も、雪丘の中を歩く苦しさも、すべてが。） (02/22-08:57:17)

ダリア＝E > （やってくる全てが愛おしき祝福だった―――。） (02/22-08:57:41)

ダリア＝E > （舞う光塵の中で、命の精たちが、喜びながら舞っている。） (02/22-08:58:41)

ダリア＝E > きれいだね。（そう言うと、ますます、きゃあきゃあと嬉しそうに元気よく。） (02/22-08:59:09)

ダリア＝E > （人が、どう見ようと、全ては在るがままに存在しているようで。） (02/22-09:00:19)

ダリア＝E > （もしも、物事の良い面も悪い面も、あるいは一つの要素と言わず、幾千幾億の要素を全て、今、この一瞬で、知覚し、理解する事が出来たのなら。） (02/22-09:01:52)

ダリア＝E > （やはり、全てが祝福で、全てが美しく、すべてが完璧だと思えるのではないだろうか、と―――。） (02/22-09:02:23)

ダリア＝E > （寒い、寒い、と誰かが言うであろうこの塵雪が舞う此処に存在することが――。辛い、辛い、と誰かが言うであろう、この雪に覆われた斜面を歩くことが、”私”にとっては喜びだった。） (02/22-09:08:11)

ダリア＝E > （手足の先が凍えて辛い事も、雪に足を取られて歩きづらい事も、氷の雪の反射で目に苦痛を覚えても……。全てが嬉しいことで、祝福に感じられた。） (02/22-09:10:29)

ダリア＝E > （そう、何もかも、生きて居なければ、この世界に肉体を持って生きなければ、感じられないこと――――。） (02/22-09:11:07)

ダリア＝E > なんて、すばらしい景色なんだろうね。（微笑みながら、誰もいないのに、誰かと喜びを分かち合おうとするかのように。） (02/22-09:12:26)

ダリア＝E > （そして、子供のように、唐突に、走り出し、走り出し――。） (02/22-09:13:02)

ダリア＝E > （雪に足を取られて、バランスを崩し……。） (02/22-09:13:22)

ダリア＝E > きゃぁぁぁぁあ～～～～……。（雪の斜面をゴロゴロと転がって……。） (02/22-09:13:53)

ダリア＝E > （そうして、黒衣の女の姿は見えなくなっていった。） (02/22-09:14:27)

ご案内：「白銀の丘」からダリア＝Eさんが去りました。 (02/22-09:14:34)