room40_20200311
ご案内:「神隠しの森の館 -ホール-」にねこのぬいぐるみさんが現れました。 (03/11-20:41:06)
ねこのぬいぐるみ > (席のひとつに、ねこのぬいぐるみがのっかっている) (03/11-20:41:22)
ご案内:「神隠しの森の館 -ホール-」にキヨヒメさんが現れました。 (03/11-20:56:13)
キヨヒメ > (ゆっくりと足音を鳴らし、キヨヒメはホールへとやってきた。鼻歌混じりにやって来た彼女は厨房に入るとしばしの作業の後お茶の香りを漂わせて戻ってきた。何処に座ろうか、そう考えたところで不意に先客を見つけ――口元を緩めて歩み寄ってゆく)……お邪魔しますね?ふふっ(そう声をかけるとテーブルの上に持ってきたお菓子と淹れたての緑茶を入れた湯呑を置くと対面に座る。) (03/11-21:00:54)
ねこのぬいぐるみ > (白いぬいぐるみは、ただつぶらな黒い瞳をキヨヒメに向け続けている。触ったらふわふわしている。耳の裏はうっすら桃色。) (03/11-21:02:23)
キヨヒメ > (じっとねこのぬいぐるみを見つめ――不意に、くすくすと口元を隠して笑うと懐紙とクロモジようじを袖の下から取り出して、紙を皿代わりにしてぬいぐるみの前に置く。そして、おまんじゅうのひとつをようじで器用に持ち上げて紙の上に置くと、四等分に切れ込みを入れた。それを見てうんうん、と頷く)ふふ、今日は一緒に食べるお相手がいらっしゃるとは。思いがけない僥倖ですわ(それにしても可愛いなぁ、とキヨヒメはねこのぬいぐるみの目を見つめ返していた。対面に座って、見つめ返すが――はたと思いついたように席を立つ。)そうだ、お茶を持ってきてませんでした。アレも置いて差し上げませんと片手落ちですわ(そう言うと、キヨヒメは一旦席を離れた) (03/11-21:09:05)
ねこのぬいぐるみ > (ぬいぐるみは答えず。だが拒む事もなく向き合い続ける。おまんじゅうを目の前にしながら、ねこのぬいぐるみはキヨヒメを見送る。 誰が置いたものなのか、いつからあったのか…) (03/11-21:11:28)
キヨヒメ > (しばらくすると戻ってきた。その手にはお子様用のカップがひとつ。それを横に置けば、お茶を注ぎ始めるよ)……ふふっ(まだ考えが及んでいないのか、キヨヒメはねこのぬいぐるみを見ながらお菓子を準備する) (03/11-21:12:55)
ねこのぬいぐるみ > (お茶の湯気を受けて、真っ黒な目が曇る。 若干、ぬいぐるみの角度がキヨヒメを向いていたかもしれない?) (03/11-21:14:54)
キヨヒメ > ……?(首を傾げた。なんだか、こちらの方を向いていたような気がする。キヨヒメは急須を置くと自分の手をじっと見つめ、綺麗なことを確認するとぬいぐるみに手を伸ばす。細く華奢なサンゴのような小さな手で、優しく胸元に包み込むように抱き上げようとする。) (03/11-21:18:38)
ねこのぬいぐるみ > (ぬいぐるみはされるがままに抱き上げられる。 ふわふわした綿と毛の感触がキヨヒメの手に応える) (03/11-21:22:08)
キヨヒメ > (ぬいぐるみはとってもふわふわとしていて心地がいい。綿と毛の感触は雲のようで、なんというか素晴らしく気持ちいい。目を閉じ、ゆっくりと頬を寄せてすんすんと鼻をならして香りも堪能してゆく。その両腕で包み込み、蕩けるような薄い微笑でもふもふする。こういうことは普段あまりしないのか、誰もいないことを良いことに普通の少女らしく愛でるのだ) (03/11-21:26:16)
ねこのぬいぐるみ > (洗濯でもされていたのだろうか、ぬいぐるみにはほのかなせっけんの香りがついている。 それでいて食前の雰囲気を損なわない程度に、実にそれとなく。 材質自体もかなり良いのだろう、キヨヒメの溺愛に何も動かず、何も言わぬまま、極上の感触を以て最大の返答にし続ける。 ) (03/11-21:28:53)
キヨヒメ > (それにしても、誰の落とし物なのだろうか。何もかもに神が宿る世界であるフソウならこういったモノには大抵御霊が宿っているものだが、まさかそういうこともあるまい。ほのかなせっけんの香りは品のある趣があり、極上の感触にただうっとりとしていた。 やがて、気が済んだのか椅子に座らせるとニコリとひとつ微笑みかけて自分の席に戻る。そして、ねこのぬいぐるみを対面に座ると静かに一礼した)いただきます (03/11-21:33:09)
ねこのぬいぐるみ > (いつからそこにあったのか、きっと誰にも分からないこのぬいぐるみに宿るのは、綿だけ。 作り物のつぶらな瞳は常に、一寸たりとも狂わずキヨヒメを見つめ続ける。 それぞれの足の裏には、こちらもうっすら桃色に染められた肉球も再現されている…) (03/11-21:44:46)
キヨヒメ > (そのままキヨヒメはゆっくりと和菓子を食べ始めた。何かを食べるときは誰かと一緒だと美味しくなるものだが、それがネコだとしても。……のだが、肉球を見るとクロモジでまんじゅうを食べる手が止まる。じっと見つめて、また食べ始めた。) (03/11-21:45:56)
キヨヒメ > (――やがてキヨヒメは食事を終え、ねこのぬいぐるみに別れの挨拶をして食べ終えた食器を片付けて去るだろう。ぬいぐるみに最後に微笑みかけて、去ってゆく彼女は笑顔だった) (03/11-21:56:20)
ご案内:「神隠しの森の館 -ホール-」からキヨヒメさんが去りました。 (03/11-21:56:23)
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