room41_20200312
ご案内:「※神隠しの森の館 -S-55-」にティモラウリさんが現れました。 (03/12-21:21:00)
ご案内:「※神隠しの森の館 -S-55-」にゲルデさんが現れました。 (03/12-21:22:11)
ティモラウリ > (館の自室のベッドでのんびりしているのは、コルトを着た小柄な猫獣人。先日の事があり、気持ちが重くてあまりやる気のない状態です)ふぁ~、お昼か~(ごろりと寝返りをうちました) (03/12-21:24:38)
ゲルデ > <<バンバン>>(窓に風が当たるような、そんな物音を響かせる。彼の部屋の外、窓の向こうに普段着の格好で漂う姿が見えるはず。但し、白い翼と凛とした表情という今までとの違いはあるが) (03/12-21:27:23)
ティモラウリ > わ、風?(窓が立てる音にびくっと起き上がると、窓の外の様子を伺います。そしてゲルデの姿に気付きました)!!……ゲル、デ……(先日の光景がまざまざと脳裏に蘇り、翡翠色の瞳をまん丸にして耳を伏せ、尻尾を足の間にしまうと、そのまま固まりました) (03/12-21:32:19)
ゲルデ > ……(怯える様子が見えれば、仕方ないことだと思いつつ、少し困ったように苦笑いを浮かべる。胸元から何かを取り出すと、連なっていたチェーンを外して彼へと差し出していく。色とりどりのガラス片のようなものが入った小瓶が浮かび上がり、窓をすり抜けて彼の部屋の窓際へと着地するだろう) (03/12-21:35:32)
ティモラウリ > (ゲルデの苦笑に、あの頃のゲルデを重ねて僅かに瞳を潤ませます。差し出された小瓶がすり抜けて室内に着地すれば、弾かれたように慌てて拾うでしょう。そして中身のガラス片のようなものを不思議そうに見つめてから、ゲルデの顔を見つめます) (03/12-21:40:50)
ゲルデ > (小瓶を受け取ったのを見れば、少し安堵したように口角を上げる。中身の正体を問うような視線に口を開いて)それは以前の我……奴の姉であるゲルデの仮面の欠片だ。義体かなにかにそれを埋め込めば、ティムが望む女中が戻ってくる。君と出会ってからの記憶も、私がそれに複製してある(ヴィンセンスと出会ったとき、砕けるように見えたあの殻の部分といったところか。そんな説明を重ねていく) (03/12-21:46:51)
ティモラウリ > (窓の外のゲルデが話を始めれば、窓を開けてしっかりと聞いています)……ほんとうのゲルデが、この中に……(小瓶を大事そうに握りしめました)どうして、これをおいらに?(耳や尻尾の状態は元に戻り、もう怖がってはいないようです) (03/12-21:52:11)
ゲルデ > ……そう、本物のゲルデがそこにいる(薄っすらと微笑みながらその言葉を繰り返して)我も、いや……私も、彼女の記憶を覚えているし、仮面を被っている間の記憶も残っている。彼女は君を弟のように思っていた、それ故に深く傷つけたのも分かる…(そう告げて、申し訳無さそうに瞳を伏せる)それはせめてもの手向けだ。女神としての私としてのだ(彼を見つめながら、うっすらと苦笑いを零した) (03/12-22:01:10)
ティモラウリ > そうだったんだ、ありがとう……(女神ゲルデの気遣いに、素直に礼を言います。そして、だからこそ湧いてきた疑問をぶつけました)どうしても、ヴィンと戦わないといけないの?(事情があるというのは、先日の問答で分かりましたが、二人が傷つくのは見たくありません) (03/12-22:08:54)
ゲルデ > お礼を言われるまでの事でもない…(大したことではないというように頭を振って、続く問には小さく頷いた)……奴が持っていたカード、あれには我が妹のシュヴェルトライテが封じられている。我が世界では才あるものに我らが宿り、力を授けてきた。だが、我が世界はそれを発展に活かさず、戦に明け暮れた。故に我が創造主は世界をリセットしたのだが、アレがなければそれが達成しきれぬ(既に知られていることだろうと思えば、そんな理由を明かしていく) (03/12-22:14:10)
ティモラウリ > (問いに小さく頷いたのを見れば、何か重いものが心に入ってきたようで耳を伏せました)世界のリセットって……、たくさん人が死ぬってこと?(スケールが大きくていまいち想像がつかないようです) (03/12-22:19:17)
ゲルデ > ……そうだ、現に我らの世界は空間が残るだけで無しかない(既に死滅したといえる。小さく頷きながら答える)だが、再生するには無の中に残った世界の情報を消さねばならん。それを消すには、世界を構成する我らのすべてが必要になる。奴が望んでいるのは、我らを打ち倒し、愚かに育った人々を開放することだ(逆を言えば、リセットが未完成故に元に戻すことが出来るからこそ、争っているのだと言葉を重ねて) (03/12-22:26:03)
ティモラウリ > ゲルデは世界を再生したくて、ヴィンは元に戻したがってる……(女神が世界を再生する話は自分の世界にある伝説と似ています。でも、そこには人々の幸せがありました)……おいら、よく分からないよ。どっちが正しいのか……(困惑した表情でそう口にします) (03/12-22:31:34)
ゲルデ > ……奴にとっては、どれだけ荒れようと元の世界が帰るべき場所だ。だが、我らは荒れたモノをそのままにする事はできぬ(故に対立するのだと答えていく。そして困惑した様子で呟く言葉に薄っすらと微笑むと、そっと彼の傍に降り立とう)正義とは立つべき位置によって変わる。だからティム、君が選ぶ答えが君の正しい選択だ。奴を選ぼうと、私を選ぼうと……どちらもだ(そう告げると、そっと手を伸ばす。今までよりは表情に柔らかさはないが、優しくその頭を撫でようとする) (03/12-22:36:45)
ティモラウリ > おいらが、選ぶ答え……(言われた意味を噛みしめるように頷きました。そして優しく頭を撫でられれば、以前を思い出して少し涙ぐむでしょう)ゲルデ…… (03/12-22:41:55)
ゲルデ > あぁ、君の答えだ…。だが、それを阻むもの、立ちふさがるものも多くいるだろう。故に意志を確りと持て。己が信念を、答えを突き通す強い心を。私はそういう者を祝福してきた(言葉遣いは硬いが、声色も高さもすべてがあの頃と変わらない。涙ぐむ様子が見えれば、薄っすらと微笑みながらそっと抱き寄せようとする)弟がいたなら、こんな気持ちになるのだろうなと改めて思う… (03/12-22:47:00)
ティモラウリ > (あの頃のゲルデと同じ声で優しく諭されて、たまらず涙を流します)うん……、おいら、強くなるよ……(抱き寄せられれば、顔を埋めました。ティムの体からはミルクのような匂いがするでしょう)おいらも……、姉ちゃんがいたらこうなんだって、ずっと思ってた…… (03/12-22:53:23)
ゲルデ > (涙溢れていく様子に穏やかな笑みを浮かべつつ、優しく何度も撫でていく。抱え上げた時に感じたミルクの香りに目を細めていき、彼にもメイドというには確りとしすぎた、刃を振るう体の硬めの感触が伝わるはず)あぁ……ティムは強くなる。私がいうのだから間違いない…(小さく頷きつつ答えていき)…だがそれは……私ではないだろう? 女中としての…ゲルデだ(優しく穏やかな淑女といった彼女だからこそだと思えば、眉を潜めつつ表情が陰る) (03/12-22:59:52)
ティモラウリ > おいらにとっては、どっちも同じだよ。どっちもゲルデなんだ(時折しゃくりをあげながら、抱きついたままそう答えます) (03/12-23:04:06)
ゲルデ > ……(その言葉に声が出ない。代わりにぎゅっと抱きしめ直していく。胸に走る痛みを誤魔化すように)……ティム、君はこの件に関わるべきじゃない…。事が終わるまで、外に出ないほうがいい…(ゆっくりと抱擁を解くと、濡れた目元を優しく拭おうとするだろう) (03/12-23:08:59)
ティモラウリ > (ぎゅっと力を籠められれば、同じように力を強めるでしょう)……うん、ゲルデがそう言うなら、そうするよ……(優しく涙を拭われながら、言葉に従います) (03/12-23:15:34)
ゲルデ > ……あぁ(本当に言いたかったことは、その先にあったのだが、 (03/12-23:17:54)
ゲルデ > ……あぁ(本当に言いたかったことは、その先にあったのだが女神という立場故に言えなかった。だから間接的な答えへと変わり、従う様子に安堵したように微笑んだ)……私が言うのも妙な話だが、あまり奴を責めないでくれ。互いに曲げられない答えの結果だ(そう告げるとそっと一歩下がり、窓辺へと寄っていく。困ったように柔らかに微笑みながら) (03/12-23:20:51)
ティモラウリ > ……うん、わかった……(ヴィンへの気遣いに、こくりと頷きました。そしてゲルデが窓辺へ寄って行けば、別れの予感に大きな耳を伏せます) (03/12-23:24:37)
ゲルデ > ……(耳を伏せる様子に瞳を伏せていき)…この先、何があっても君を愛している。私のたった一人の弟よ(さよならとは言えずに、そのまま後ろへ飛び退くようにして窓の外へと飛び出すと、背を向けて飛び去っていく。部屋に残るのは記憶のカケラと、ゆっくりと舞い落ちる純白の羽だけ) (03/12-23:30:51)
ティモラウリ > (かけられた言葉に目を丸くして、ぶわっと涙を溢れさせました)姉ちゃん……(そのまま動けずに、窓の外へ飛び出すゲルデを見つめます。そして背を向けて飛び去って行けば、窓辺に駆け寄って叫ぶでしょう)姉ちゃーん!! (03/12-23:37:03)
ゲルデ > (声に振り返ることはない、遠ざかる背中は次第に小さくなる。振り返れなかったのだ、きっと気持ちに引っ張られるからと姿は見えなくなっていった) (03/12-23:38:49)
ティモラウリ > (かなりの時間が過ぎた後、部屋に落ちていた純白の羽を拾って窓を閉めます。そしてベッドに横になり枕に顔を埋めて、しばらくそのまま震えていました───) (03/12-23:40:17)
ご案内:「※神隠しの森の館 -S-55-」からゲルデさんが去りました。 (03/12-23:40:59)
ご案内:「※神隠しの森の館 -S-55-」からティモラウリさんが去りました。 (03/12-23:41:07)
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