room03_20200327
ご案内:「月明かりの草原」にダリア=Eさんが現れました。 (03/28-00:11:34)
ダリア=E > (花見の場を後にして、旋回舞踊の中で湧き上がった何かに動かされるように、この草原に足を伸ばして……。) (03/28-00:13:49)
ダリア=E > (月光を蓄える草原の中で、再び、廻り出す――。右手で裾を持ち上げ、まるで花弁が廻るように…――それは、黒と、赤の色。そこにあるのは静謐と、そこにあるのは激しさを伴わない情熱と。) (03/28-00:16:00)
ダリア=E > (繋がる――。空はあれほどに遠く、地はこれほどに硬いのに……一つになれる。廻り、周り、滑らかな脚さばきには労と言うほどのものはなく、あたかも水が流れるかのように自然に脚が動いて、身体は旋回し続ける。) (03/28-00:17:38)
ダリア=E > (光あれ――。等と口にする必要もなく、瞳には透明な何か…光とも、水とも言えないそれが、瑞々しく溢れ出ている……此処には何かがあった。両手を無防備なくらいに自由に広げて、まるで全てを受け入れるかのように―――。廻る、廻る。) (03/28-00:18:59)
ダリア=E > (いくつもの星々が、まるで大河のように空の彼方で輝いて―――。月は永遠にそうであったかのように、永久からの光を地上に、彼女に…投げかけている…。廻る黒衣の女、廻るただ、独りの”私”――。) (03/28-00:20:32)
ダリア=E > (この一瞬の全てはこれだけだった。廻り続ける事、廻り続ける事が全てだった……回転に酔う事などなく、むしろ、溢れ出て来るものが、無限にある……手足に、表情に、瞳に……その髪にさえも、光のような、水のような何かが漲ってくる。) (03/28-00:21:59)
ダリア=E > (両手を挙げて、黒衣の上衣の薄布を両手から天幕のように垂らしながら、廻る……廻る……可憐な花弁の華が廻り続けるように……月夜に……無数の星に照らし出されながら……あるいは、彼女もまた、星たちを照らしているのかもしれない――。) (03/28-00:23:33)
ご案内:「月明かりの草原」からダリア=Eさんが去りました。 (03/28-00:23:52)
ご案内:「月明かりの草原」に黒衣のダリアさんが現れました。 (03/28-00:24:34)
黒衣のダリア > (不確かな世界で、遷ろいゆく世界で…黒衣の女は廻る。) (03/28-00:25:09)
黒衣のダリア > (幾千年の古から、人々から忘れかけられながら、この霊脈は続いていて……。) (03/28-00:26:15)
黒衣のダリア > (祈るように胸の前に両手を組み合わせながら…、廻る…廻る……。漏れる吐息、吸い込む息……そして、エーテル。) (03/28-00:27:07)
黒衣のダリア > (右手を翳しながら廻る…廻る……光の星屑を世界に振り撒くように……透明が広がる……透明が撒かれる……柔らかなようで、何もないようなそれが広がってゆく――。) (03/28-00:28:46)
黒衣のダリア > (誰もが光に手を伸ばしていた……草も……樹も……虫でさえ、光を求めて這進む……。) (03/28-00:29:27)
黒衣のダリア > (天眼があるのなら、胸の中心から青白い光輝が輝き出て、それがまるで水が染みわたるように、この土地に染みわたり、草木や土や、小さな命たちが静かな歓喜に浸る様を見るかもしれない――。) (03/28-00:31:20)
黒衣のダリア > (喜びがあろうと、なかろうと、命は明日も生き続けるが、…この時は、祈りの舞踊が齎すものを分かち合う――。) (03/28-00:32:32)
黒衣のダリア > (まるで宇宙の暗闇の中のような静けさが此処にあり、その一方で物理的には軽やかな脚さばきで旋回を続ける……自由な鳥が翼を広げるように…両手を大きく広げて……。) (03/28-00:34:10)
黒衣のダリア > (空と一つになり、地と一つになる。かつて存在しなかったこともなく、これからも存在しなくなることなどないものを、誰もが持っている、と、謡うように――。) (03/28-00:35:21)
黒衣のダリア > (月光を浴びてそよぐ草は、静かに聴き入ってるかのようで―――。そのそよぐ微かな音以外は何一つ聞こえない此処には、時さえも世界とは違う時を刻んでいるかのようで―――。) (03/28-00:36:47)
黒衣のダリア > (廻る……廻る……廻る……廻る……。) (03/28-00:37:13)
黒衣のダリア > (廻る……廻る……廻る……両手を広げて……。) (03/28-00:37:36)
黒衣のダリア > (廻る……廻る……両手を祈るようにしながら……。) (03/28-00:38:03)
黒衣のダリア > (廻る……廻る……天の光を右手に集めるように手を挙げて……。) (03/28-00:38:32)
黒衣のダリア > (廻る……廻る……幾千の星のような祝福を……世界に振り撒くように……右手を翳しながら……。) (03/28-00:39:05)
黒衣のダリア > (廻る……廻る………愛しい命を抱くように、両手で自らを抱きながら……。) (03/28-00:39:38)
黒衣のダリア > (廻る……廻る……黒衣の裾を右手で持ち上げ……軽やかに世界を巡るように……。) (03/28-00:40:16)
黒衣のダリア > (三日月が照らす草原の中、一人の黒衣のダリアが旋回している……―――…花のように……風のように……黒衣の天使だった者のように……―――。) (03/28-00:41:28)
黒衣のダリア > (その面に浮かぶのは神秘そのもので、薄目がちに開いた瞳の隙間から、眩いばかりの透明な光…あるいは水…のような、何かが輝くように溢れ出ていて――。) (03/28-00:42:39)
黒衣のダリア > (此処には時はない……―――永遠だけが、此処にある―――。) (03/28-00:42:56)
黒衣のダリア > (そうして、黒衣の女は旋回を続け…ゆっくりと動きを止めると、祈るように胸の前で手を組み合わせ、しばらく膝をついて、瞑目した――。) (03/28-00:47:26)
黒衣のダリア > ふぅ……ずいぶんと、長居してしまったわね……。(立ち上がると、ゆるりと辺りを見渡した。) (03/28-00:52:43)
黒衣のダリア > 此処に、私の大切にしている想いを残すわ……。(瞳を静かに輝かせながら。) (03/28-00:53:56)
黒衣のダリア > さあ……そろそろ行かないと……。(そうして、神秘の香しさを残して……黒衣の女は去っていった。) (03/28-00:55:44)
ご案内:「月明かりの草原」から黒衣のダリアさんが去りました。 (03/28-00:55:47)
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