room50_20200508
ご案内:「異世界 -ミクズの学び舎-」にミクズさんが現れました。 (05/08-23:32:28)
ミクズ > (ここは時空の狭間ではない、どこかの世界の辺境。郊外に佇むその建物はいわゆる孤児院、というやつだ。造りは上々、学習の為の建物と食堂を兼任した遊ぶための建物が併設されており、広い庭では子どもたちが駆け回って遊んでいた。)「みんな、ご飯できたわよ♪」(燦々と輝く日差しが窓から射し込む建物の中から顔を出し、ミクズは大きな鍋を持ってきて子どもたちを呼んだ。各々やって来たのは、どれもこれも痩せて何処か暗い雰囲気を纏った少年と少女たち。中には治りかけの虐待された傷跡が見える者までいる。だが、いずれも女の呼び声に反応するとパタパタと駆けて手洗いをして食堂に入ってきた。) (05/08-23:39:16)
ミクズ > 「ミクズさま!ミクズさま!私、今日はこんなに計算できたよ!」「あら、ホントね!じゃあ、ご褒美にちょっと多くしてあげるわ」「ちょっと、コイツが叩いてきたんだけど!」「うるせーな!お前が先だろ!」「ケンカはダメよ、レイにカイ。後でお話を聞いてあげるから、今のところは……ね?」(やって来ては各々の話題を話してくる子どもたちに向き合うと、褒めたり叱ったりしながら招き入れてゆく。雇ったスタッフ達と早々と手を洗ってきた子どもたちが協力して配膳し、クレヴィスでたっぷり買ってきた鍋料理やチーズ、肉料理など様々な料理が置かれてゆく。スラム育ちで縮小した胃袋がしばらくの食の療養ですっかり回復した育ち盛りの子供たちのためにたくさん用意したものだ。……まあ、スーパークッキーを使ったんだけどね) (05/08-23:47:25)
ミクズ > 「……それにしても、最初のうちはあんなに警戒心が強い子だらけだったのに今はすっかり懐きましたね」(手伝いに来てくれたシスターが、ミクズに微笑んだ。何しろスラムから拾ってきた子どもたちだ、生きる為に必死の“いきもの”がそう簡単に懐くはずもない。だが、ミクズはウィンクを返す。)「衣食足りて礼節を知る。お腹いっぱいになってぐっすり眠れば大抵の問題は解決するわ。盗むのも怯えるのも、生きるのに必死だからだものね」「……そうですね。今はすっかり、いい顔になっています。店で雇うという話もしたのでしょう?子どもたちの将来も考えてらっしゃるとは……」「そんなんじゃないわ。まあ、やる気のある店員が欲しかったってところね」(うふふ、と笑うとシスターに手をヒラヒラさせて応えた。そして、子どもたちが席に座っていくのを確認するとスタッフ達も着席させて自分も座る。) (05/08-23:53:39)
ミクズ > 「みんな、いただきますをする前に報告があるわ」(すっかりお腹が空いてる子どもたちを前に、ミクズはひとこと切り出した。なんだなんだと耳を傾ける彼らを見て、微笑みを深くして手招きをする。――すると、おずおずとボサボサ髪の子どもが現れる。歳の頃は10に届くかどうか、だろうか)「――今朝、新しいお友達が入ったわ。みんな、仲良くしてあげてね?」「……ひ、ひひ……こん、にちは……?」(たどたどしく、慣れない様子で笑うと恐る恐るといった様子で挨拶をする。そして空いている席に歩いてゆくと――)「きみ、ミクズさまに拾われてきたの?どこのこ?」「よろしくなー!昼飯食ったら遊ぼうぜ、ちょうど人数が足りなくてさ~」「ちょっと!それより施設の案内が先でしょ!」「あうあうあう……」(いきなりせっつかれて新入りは困惑しながらあっという間に揉まれていった。でもなんだか、嬉しそうだ。その姿を見ながらミクズも満面の笑みを浮かべる。……狐の面は被ってるけども) (05/09-00:00:20)
ミクズ > 「それじゃあ――」『いただきまーす!』(そのまま、和やかな雰囲気の中で昼食が始まった。) (05/09-00:00:56)
ご案内:「異世界 -ミクズの学び舎-」からミクズさんが去りました。 (05/09-00:00:59)
ご案内:「※とある城」にさんが現れました。 (05/09-01:10:10)
> (人間との生活圏より遠く離れた場所。魔の者が住まう領域にその男はいた。道中を阻む手下達を蹴散らしながら突き進むと、大きな扉が耳障りな悲鳴をあげて開かれる。蝋燭の光が斑に浮かぶ中、玉座じみた大きな椅子に鎮座するは城の主。肌の露出が多い夢の女王といったところか) (05/09-01:12:31)
> (女王は恐れることなく目を細め、狼藉者を出迎える。こうして魔を討ち取って名を上げようとする冒険者は多く、これもまた見慣れた光景とも言える。ただ、ここまで来るのは珍しいのも事実。どう遊んでやろうかと笑っていた赤い瞳は、息飲んで見開かれる)……約束だ、材畜以外で売ってやる(そう告げると、傍らで振るえていた淫魔の一人を蹴り転がす。力を封じる枷をはめられ、血色悪くなった姿が地面に崩れると、振るえながらにお礼をつぶやいていた) (05/09-01:15:45)
> 貴様は買い手がもういる。下卑た金持ちがお前を欲しがっているんでな、こいつらはついでの小遣い稼ぎだ(そのまま静かに踏み出していくと、怒り心頭な女王は赤い瞳で睨む。意識を夢を引き込み、相手の精神を破壊する魔眼。それにピタリと動きを止めた事に、愉悦の笑みを浮かべたのは束の間の事)……なるほど、目が無ければ唯の小娘か?(飛び上がった女王を静かに見上げつつ、再び男は歩き出す。その手に握られている真っ黒なクレイモアは金色のメカニカルなラインが走り、柄頭と鍔に妙な装置がついた叡智の剣だ) (05/09-01:23:32)
> 貴様には買い手がもう着いている。下卑た金持ちがお前を欲しがっているんでな、こいつらはついでの小遣い稼ぎだ(そのまま静かに踏み出していくと、怒り心頭な女王は赤い瞳で睨む。意識を夢を引き込み、相手の精神を破壊する魔眼。それにピタリと動きを止めた事に、愉悦の笑みを浮かべたのは束の間の事)……なるほど、目が無ければ唯の小娘か?(飛び上がった女王を静かに見上げつつ、再び男は歩き出す。その手に握られている真っ黒なクレイモアは金色のメカニカルなラインが走り、柄頭と鍔に妙な装置がついた叡智の剣だ) (05/09-01:23:32) (05/09-01:24:53)
> (何故といいかけた女王は、男の瞳を見て凍りつく。赤い瞳、そこに浮かぶ特殊な波紋はよくしったものだ。怒りに奥歯を噛みしめると、魔力に物を言わせた弾幕を放ってくると素早く剣を鞘に収める。鍔に連なる鯉口の当たりが可変すると、赤に満ちたシリンダーが装填されていく。そしてその剣の柄頭を自身の胸元に突き立てれば、一瞬にして赤色が柄を通して体内へ注がれていく) (05/09-01:29:59)
> (魔法弾を全て直撃していき、装束の一部が千切れ飛ぶ。それでも四肢が弾ける様子はなく、寧ろ露出した部分から除く翡翠色の鱗に目を瞠ることとなった。翡翠色の鱗、それが何かを知る女王は次第に表情に焦りが浮かびだす。男は何を言うでもなく剣を構えて走り出すと、女王めがけて突撃していく。叩き落とそうとする闇の魔弾を切り裂きながら、距離を詰めるのはあっという間だ) (05/09-01:34:26)
> (爪を刃のように伸ばした手で薙ぎ払い、こちらを切り裂こうとするも狼狽えた刃が届くはずもない。金属が擦れる耳障りな音色を響かせながら受け流すと、横薙ぎに振るう刃が脇腹を切り裂く。焼け溶ける様な白い煙を上げ、落下する女王を追いかけて切っ先を突き立てれば、肩に刃が突き刺さり、裂ける苦悶に悲鳴が響く) (05/09-01:38:13)
> (こうなればと女王は全力で魅了の霧を発生させ、こちらの精神を絡め取ろうとする。近距離でしか出来ぬ捨て身の技ではあるが、常人ならばこれで勝負はついただろう。剣のトリガーを引くと、中央の溝についた管を通り、鮮血を吸い上げていく。そして先程同様に自身の胸元へ柄頭を当てるようにすれば、瞳の赤は深みを増し、体に走る赤黒いラインはこちらに激痛を放つ。だが、彼女の霧はこちらには何の効力も与えない)終わりだ(反対の手に装着したシューターを向け、弾丸を放つ。人間以外が力を発揮すれば、それに応じた苦痛を与え、死に至らしめる程の呪いを込めた液体。か細い声が泣き声に変わる中、剣は引き抜かれた) (05/09-01:42:52)
> (淡々と首へと放ったのは自動で巻き付く封印の首輪。そして、同様の手枷も弱った彼女には落とすだけで勝手にかかる。力を封じられ、青ざめていく様を見やりつつも、男は剣を収めていく)なに、殺されはしないだろうさ。大層可愛がってくれるだろうよ(首輪の鎖を掴むと、そのまま犬のように引っ張り寄せながら歩き出す。先程蹴り転がした淫魔も同様にだ。外へと出ていけば、同じ様に捕縛された同族達が、男の同僚たちによって鉄檻の馬車へと詰め込まれていく。そんな地獄絵図の一つへと女王と裏切りの部下を放り込めば、淡々と馬車の一つへと乗り込んだ。馬車が立ち去った後に残るのは、住人を全て失った城だけ。屍一つ無い、全てを消し去る失踪だった) (05/09-01:49:07)
ご案内:「※とある城」からさんが去りました。 (05/09-01:49:15)
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