room03_20200519
ご案内:「※森の奥ーある日の午後ー」にさんが現れました。 (05/19-22:50:49)
> (ある森の奥、妻の故郷へ続く扉の前に、男は居た。前日の戦いで負った傷は深く、今尚「ただ生きているだけ」に等しい状態。最後まで、自分らしい別れだなと、思った。此処へ来るまでにこの世界を再度、一回りしこの不思議な世界の風を感じて来た。思い起こされる記憶は、数え切れず。) (05/19-22:52:08)
> (エルティアム、ショウ、イブ、ダイム、アステル、ウィーニィ、アスク、ミラー、リュウヤ、妻の中に潜んだ狂鬼、mist、イアサール…拳を交えた者達はまだまだ居る、思い起こせば、キリが無い。良くもまァ、懲りずに暴れたもので。) (05/19-22:57:31)
> (ソウジ、猫屋台の店主、晶歩、レン、セフィード、クライス、サウス、小雪、里の妖怪達、そして娯暮雨。これもまた、まだまだ沢山。こんな己を気に掛けてくれる物好きたちの顔が浮かぶ。数知れぬ出会いの中、拳を交えずとも通じ合う友まで。 こんな心でこの場所を去るとは、此処へ来た時には予想もしていなかった。)((―奴らァ元気にしてるかね。)) (05/19-23:03:19)
> (この場所を訪れた頃の己の眼には、世界が灰色に見えていた。誰かと交わり、誰かの思いを少しずつ貰う度に、少しずつ世界は色を変え、今はこんなにも世界が鮮やかに見えて。)((礼を言うよ、なぁンか照れ臭ェけど。)) 楽しかった、よな?(誰に言うでもなく、天を仰いで呟いた。) (05/19-23:06:47)
> (されども変わらない事もある。己は間違い無く、過去に罪無き人々を愉悦の為に殺した人殺しである事。その恨みを受け止める為、死ぬまで「悪党」で居る事。  故に戻らねばならない、一人の悪人に。いつ何時、恨みを晴らさんと誰かが己の前に立った時、躊躇わずに己を殺せる様に。 だから、寂寞の思いは此処へ置いて行く。激しくも、名残惜しいほど楽しかったこの場所の記憶と共に。) (05/19-23:10:16)
> ―(扉の前へ立つ。数え切れぬほど行き来したこの扉をもう、潜る事は無い。)―あばよ。(振り返らず、男は訪れた時同様、静かにこの世界を去った。 その背には鬼一文字。死ぬまで、死しても変わらぬ反逆の旗。) (05/19-23:13:58)
ご案内:「※森の奥ーある日の午後ー」からさんが去りました。 (05/19-23:14:08)
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