room52_20200522
ご案内:「大通りの片隅」にアブ・ハッサンさんが現れました。 (05/22-23:16:59)
アブ・ハッサン > (薄汚れた絨毯の上に普通の人なら顔をしかめるようなモノを堂々と並べて揉み手しつつ、ニコニコしながら行きかう人たちに声をかける。)珍しいモノあるね。掘り出し物あるよ。(行きかう人々はちらとこちらを見るとすぐさま顔を背ける。)……貴女、それ、印章よくない(セーラー服に「非売品」と書かれた札を隷属の首輪風首輪にぶら下げて装着しているぷてらを見て顔をしかめる。) (05/22-23:20:08)
アブ・ハッサン > 私、人身売買しているみたいに見られるね。……ドラゴンだから人身売買にならない?そうね、安心ね……、違う、見た目ね。私、悪徳商人と思われているよ。(ぷてらに懇願するも、華麗にスルーされる。)いいよ。好きにするね。さー、そこの冒険者風のおにーさん、この安心マスクいらないか?(真っ黒の袋のような覆面を大剣を背負った男に見せる。)世の中、怖い事一杯ある。追い詰められる。もう手がない、どうしようもない。こんな時にこのマスク役に立つね。(真っ黒のマスクには目に当たる部分や口に当たる部分、鼻に当たる部分にも穴がない。)これ被ると、見えない、聞こえない、臭わない、怖いことを完全にシャットアウトできるね。しかも、耳には心地よいボサノヴァ風のイージーリスニング、最後の時まで心穏やかね。(売りつけようとするも、冒険者風の男は鼻先で笑って通り過ぎる。) (05/22-23:26:20)
アブ・ハッサン > これ、なかなかいいのにね。私、一回、借金返せなくて怖い人に拉致された時、これで助かったね。(ぷてらに見せるも、彼女は余り興味を示さない。)貴女もいつか必要となる日が……、今がその時、そうか、良かった……、良くない、全然良くないよ。ソレ(冷めた目で見つめるぷてらに声を張り上げる。)今どん底なら、これからは上に行くしかないね。明日は明るい日と書くね。(胡散臭い笑みを浮かべて見せる。)……、心配しなくてももっと悪くなる。そうね……、それ言えてるよ(ちょっと肩を落とす。)あー、そこのおねーさん、この護符いらないか、この「悪人除け」の護符ね。これつけると、悪い人との縁ができないよ。安心して暮らせるね。(悪い男に付きまとわれているのだろうか、妙齢のご婦人が興味を示して近寄ってくる。)これ、悪い人との縁つくらない。……良い人との縁もつくらないけど、小さい事ね。……ぷてら、その言葉はダメ(となりで、ぷてらが「一人ぼっちになれて静かに過ごせます」とぽつりとつぶやく。その言葉を聞いてご婦人はその場から立ち去ってしまう。)これ、隠者に売るか……、隠者、こんな所に来るかな(ぷてらに尋ねるも彼女は「知りません」の一言で片づける。)貴女、もう少し愛嬌を覚えるといいね。私、地味に傷ついているの知ってるか?(ぷてらに詰め寄る。)そうか、知らなかったらそんなことしないか……、あ、知っててやっているか……(がっくりと項垂れる。)でも、物売れないと、貴女の食事代もままならないね。馬車での野宿はしたくないね。(ため息ついて)だから、売る、売りつける。そのためには何でもヤル、これ商売人の基本ね。(ぷてらに力説するが、今一つ響いていないように見える。)愛嬌があれば、いつか、良い人に見込まれて、三食昼寝付きの生活できるかもしれないよ。(この言葉を耳にしたぷてらはいきなり営業スマイルを浮かべて行きかう人々に愛そうよく声をかける。)現金ね……(そんなぷてらを呆れながら見ていると)……(彼女がみるみる商品を売りさばいて行くのを見て目を丸くし、そして肩を落とす。)やはり、見た目ね。(その夜、彼らは久しぶりにお風呂のある宿に宿泊できたようであった。) (05/22-23:40:23)
ご案内:「大通りの片隅」からアブ・ハッサンさんが去りました。 (05/22-23:40:26)
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