room41_20200604
ご案内:「神隠しの森の館 - 墓地 -」にイルミネさんが現れました。 (06/05-00:27:21)
イルミネ > (普段なら静まり返る裏庭となりの墓地、朝早くからせわしなく動く影がある) ふう、これで何回往復したかなあ…(白ブラウスと茶色のベスト、それにカボチャ型の短パン姿のイルミネは小さな一輪の手押し車を押しながら墓地に入ってくる) (06/05-00:34:59)
イルミネ > (墓石が並ぶ場所から少し離れたところに手押し車を置くと、イルミネはそこからスコップとバケツを持ち出す) えっと、さっきはあそこまでやったから…残るのはここの通りだけの、はず(小声でぶつぶつと確かめるような発言をし、何カ所かで止まりしゃがんでバケツの中にある土をスコップで置いていく) (06/05-00:41:27)
イルミネ > (土を置いていく場所には蕾の付いた小さな草花。草丈10cmほどの小さな花の株が三つから四つほどが植えられていて、墓地を見渡せば) (06/05-00:44:31)
イルミネ > (墓地を見渡せばその花の数株の群れが点在するように、またはひとつひとつの墓石に寄り添うように植えられていのが判るだろう) (06/05-00:46:21)
イルミネ > うふふ、蕾が膨らんできてる~。フィオラさんの言った通りに草原から土を持ってきたのがいいみたい(花の名前は" 月夜花 " 親指と人差し指でつくった丸の中に納まってしまう程に小さい花だ。五つの花弁で構成され中心は薄黄色の細いしべがあり、外に向かって青色を増していく。 昼の明るい時間には蕾だが、夜が更け月が天空にまで来る頃に花を咲かせる。やがて…月の光を吸い込んだように徐々にその花自体が白く淡い月光のような光をまとい、夜が明ける頃にはまたしぼんでしまう、そういう花だった) (06/05-00:53:50)
イルミネ > もうじき満月だし、ちゃんと月の光が当たるところに植えてるし、ちゃんと根付いて咲いてくれるといいんだけど(イルミネは独り言のように呟いてから少しだけ顔色を曇らせる。周囲を木々と霧に囲まれた場所にはあるが墓地には月の光は十分に届くことは確認してある。それでも彼女が心配になっているのは) もともと生えてたところから移してちゃったし、他の仲間から離しちゃったから寂しいよね。ごめんね(小さな花に手を伸ばし、ゆっくりと撫でるような仕草をしながら話しかける。これも先日知り合えた友達のフィオラから花を育てる為にと教わったことである) (06/05-01:01:07)
イルミネ > けどっ!(しかし、すぐにぐっと手を握るとイルミネはこぶしを天に突き上げて) 寂しくても私がしっかりお世話しちゃいますからねっ。心配無用ですっ!(花々に聞かせるべく高らかに宣うと、うふふと楽しそうに微笑みながらイルミネは花の周りに新しい土を盛って行った) (06/05-01:06:10)
イルミネ > (一通り土を盛り、それが済むと次は手押し車に乗せて持ってきていたジョウロで水を与える。それも済ませると墓地や墓石の掃除…と日課のようにこなしていくイルミネ。おおよその作業を終わらせると空を見上げて)満月の夜、晴れてくれますように(数分その場に立ち続ける。目を閉じて祈りをささげるように) じゃあね、また来るね(花も墓石にも挨拶するように、イルミネは来た時よりも軽くなった一輪の手押し車を押しながら墓地から出ていくのだった) (06/05-01:17:56)
ご案内:「神隠しの森の館 - 墓地 -」からイルミネさんが去りました。 (06/05-01:18:16)
::::  PbsChat v2.7改変版  ::::