room41_20200607
ご案内:「神隠しの森の館 - 月下の墓地 -」にイルミネさんが現れました。 (06/08-00:40:31)
イルミネ > (月に一度の満月の夜。苺の収穫時期でもあることからこの月の満月はストロベリームーンとも呼ばれる) (06/08-00:45:03)
ご案内:「神隠しの森の館 - 月下の墓地 -」からイルミネさんが去りました。 (06/08-00:47:05)
ご案内:「神隠しの森の館 - 月下の墓地 -」にイルミネさんが現れました。 (06/08-00:48:46)
イルミネ > (裏庭のとなりにある墓地はひっそりと静まり返っている。中空に浮かぶ満月からの光だけが墓石を照らす…はずなのだが。   この夜は少し違い地上から小さな淡い光が生まれていた) (06/08-00:53:47)
イルミネ > あ…(墓地を囲むように茂る木々の間から小さな影が現れると、それは嬉しそうに声を発した後そのまま立ち止まった) (06/08-00:55:52)
イルミネ > (小さな影、イルミネが見守るように立ち続ける間。地上から生まれた小さな光がほんの少しだが大きくなっていく。それはイルミネが春色草原の丘から移植した"月夜花"から発せられるものだった。五弁で構成されるその花は、親指と人差し指でつくった丸の中に納まってしまう程に小さい。中心は薄黄色の細いしべがあり、外に向かって青色を増していく。 昼の明るい時間には蕾だが、夜が更け月が天空にまで来る頃に花を咲かせる。やがて…月の光を吸い込んだように徐々にその花自体が白く淡い月光のような光をまとう。 夜が明ける頃にはまたしぼんでしまうことから " 月夜花 " と呼ばれていた。) (06/08-01:01:59)
イルミネ > (そして今、墓石の横に寄り添うようにして植えられた"月夜花"は花弁を開き、いつもなら月が照らす以外にはただ闇と静寂に包まれるこの場所をほんのりとした明るさで照らし始める) ああ良かった、ちゃんと花が咲いてくれた(感動にうるうると目元を潤ませてイルミネが囁く。淡く輝く花々に近づいては撫でるように手のひらを添えて) ありがとう、ちゃんと根付いてくれて(そう言って回る。知らぬものが見れば一見バカげた様子ではあるがイルミネには大切なことであり、"月夜花"が咲くための儀式のように丁寧に行った) (06/08-01:10:52)
イルミネ > (花の化身のようなラベンダー色の竜から教わった「花の育て方」 それを律義に守ったことで移植した"月夜花"がこの場所に根付いたのだと信じるイルミネは、心の中で友達でもあるその竜、フィオラにも礼の言葉を唱えていた) うふふ、椎那さんにもちゃんと咲いたこと教えてあげよっと(頭に浮かんだ友人達の顔を思い浮かべながら再開する日を楽しみにする。 これから月の夜には"月夜花"が墓地を優しく照らしてくれることを祈りながらイルミネは静かに墓地から立ち去って行った) (06/08-01:28:19)
ご案内:「神隠しの森の館 - 月下の墓地 -」からイルミネさんが去りました。 (06/08-01:28:40)
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