room03_20200614
ご案内:「太古の森 -聖域ー」にダリア=Eさんが現れました。 (06/14-16:40:08)
ダリア=E > <<ザァァァーーーーーー>>(滝の音。黒衣を纏った女が一人、座を拵えてその上に正座をしたまま瞑目し、詠唱を続けている。) (06/14-16:41:59)
ダリア=E > エン・ソフ・エン・ソフ…ファル・エール・ファル・エル……。エール・ダッツァット…。(時には両手を合唱し、時には両手の指先を揃えてトライアングルの形を象りながら、詠唱を続けている。) (06/14-16:45:39)
ダリア=E > (華奢にも程がある程に痩せこけ、半眼に薄っすらと開いた瞳の奥には、冥府の香りが漂っているのではないかと問いたくなる程に、現実味にない儚さを現している。) (06/14-16:47:20)
ダリア=E > エン・ソフ…エン・ソフ……秘奥の学び舎の門…………幻惑を取り去る神よ……ファル・エールダッツァト……神秘の門を覆う幻を取り去り給え……。(両手を胸の前に組み合わせ、祈るような仕草をすると、両手を膝の上に重ねて、再び詠唱を延々と続ける。) (06/14-16:53:59)
ダリア=E > ファナーの炎で身を焦がせ。霊の身を、苦悶の炎で身を焦がせ。(詠うように、儚き声を弾ませる。) (06/14-16:57:19)
ダリア=E > 5大の源は胸の内にあり。泉から飲むものを私は咎めない。エン・ソフ…エン・ソフ…アーヴン・ディーシュマイアー……。(右手を天頂へと、掌を開いて掲げる。) (06/14-16:59:53)
ダリア=E > 私は命の樹、成る身を食べる者は命を得る……。(光輝、霊気、神気、空気。滲み出る透き通った空気のような何か、そして、それらを取り巻くように集い始める何か。) (06/14-17:02:51)
ダリア=E > (醸し出される霊気を取り込んだ水は瑞々しさを増し、土は豊かな息吹を上げて、植物たちは色鮮やかになり、下り行く黄昏の光は神聖さを増していった。) (06/14-17:06:30)
ダリア=E > (それらに宿る精霊たちは、きゃぁきゃぁと歓喜の声を上げているが、聞き分ける耳が無いものには聞こえる事もなく、ただただ、黒衣の修道女のような者が正座で詠唱を続けているようにしか見えない……。) (06/14-17:08:47)
ダリア=E > エーテルの響き――五大の歓喜――焼き尽くされる自己―――虚ろの中に現れる光なき光……。(薄っすらと半眼に開いた瞳、ゆるりと掲げられる右手は、目の前にいる何ものかに祝福を与えるかのような仕草だ。) (06/14-17:12:31)
ダリア=E > (不意に、首が項垂れる、それから大きく息を吐く……が、すぐに、ゆっくりと、ゆっくりと、姿勢を真っすぐに持ち直す。) (06/14-17:13:35)
ダリア=E > (痩せた身体は、耐えられないと言わんばかりに横に崩れようとする。)スゥゥーー……。(大きく息を吸い込んで、虚ろな瞳の奥に、淡々とした意志を輝かせている。身体が弱れば弱る程に、見えない光はますます輝いて行く…。) (06/14-17:15:58)
ダリア=E > ((世界は忙しく廻り続け……私は全てから取り残され……皆が皆、強くて、有能で、輝いていて、私だけが、弱くなり、ぼんやりとしてい、朽ち果てて行くけれど……。)) (06/14-17:18:52)
ダリア=E > ((今、私だけが、母なる自然に抱かれて……ここまま、消えて行けるかもしれない、と……。)) (06/14-17:19:30)
ダリア=E > (そうして、昼も夜も。此処には囁くような詩と、祝福に満ちた空気に満たされて、それが、何日も何日も続く―――。) (06/14-17:21:21)
ダリア=E > (ある日、この森の上空に雨雲が現れて、巨大に渦巻いたかと思うと、青白い大きな稲妻が落ちて、凄まじい轟音を轟かせた。) (06/14-17:22:23)
ダリア=E > (最も、その稲妻が落ちた痕には、何物も損なわれた気配もなく、ただただ、全てが色鮮やかで、生き生きとして、静寂とした……まるで、全ての為すべきことが終わった後のような、平穏な景色が広がっていた。) (06/14-17:24:40)
ダリア=E > (数日後、森を離れる黒衣の女の姿が見られた。) (06/14-17:29:30)
ダリア=E > (彼女に見られた自然物は、色鮮やかで、歓喜に満ちた雰囲気を醸し出し、花などは特は生き生きと、その命の花弁を咲かせるのだった。) (06/14-17:31:04)
ダリア=E > (やがて、人里に近づいて行く頃には、そのような、摩訶不思議な現象は成りを潜め、その姿は遭難にあって、飢えた旅人か何かのような様子になるのだが……。) (06/14-17:32:51)
ダリア=E > (たまたま、訪れた民家で彼女に、粥を求められた家人は、黒衣を纏った女の瞳に、命を燃やし尽くした痕のような、全てをやり尽したかのような、不思議な安らぎを感じたとか。) (06/14-17:35:10)
ご案内:「太古の森 -聖域ー」からダリア=Eさんが去りました。 (06/14-17:35:11)
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