room40_20200715
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にアストレアさんが現れました。 (07/15-23:46:29)
アストレア > (夜の裏庭、時折吹く風が心地よい空間で、噴水に腰かけて何かを考えてるアストレア。その右手には、まるで炎を閉じ込めたかのような野球ポールほどの宝石が握られていた。)…託すとは言われたけど、これ、どうすればいいんだろ。(その"オーブ"をお手玉のように空中へ放ってひとりごちる。) (07/15-23:51:07)
アストレア > 召喚魔法みたいに使えるんだろうけど、私そんな複雑そうな魔法使えないんだよなぁ…。(彼女の手にあるその"オーブ"は、先日の依頼のついでに倒した巨大な馬の魔物の物だった。倒した際に脳内に直接語り掛けてきた言葉によれば、"自由に使役しても良い"らしい。が、正直手に余る。どうしたものかと悩んでいたアストレアだったが、ふとした時に放っていたオーブを掴み損ねて目の前の地面へと飛んで行ってしまった。) (07/16-00:08:16)
アストレア > あっ…!(慌てて手を伸ばしたが間に合わず、目の前の地面へオーブは鈍い音を立てて落っこちた。すると、何かのスイッチが入ったかのようにオーブは強い光を放ち、宙へ浮かび上がった。オーブを中心に筒状の輝きが地面から伸び、炎のようなエネルギーに包まれた!) (07/16-00:17:51)
アストレア > (筒状の輝きの範囲にある地面が円形に割れ、奈落を生む。その奈落の底には地獄のような業火が激しく揺らめいでいた。)えっ、もしかして…そのまま投げれば出てくる…の?(困惑の表情を浮かべるアストレアの傍で更なる動きを見せるオーブ。避けた地面から火柱が上がると、まるで地獄の死者が這い上がってくると言わんばかりの勢いで一頭の巨大な黒馬が地下から召喚された。浮かんでいたオーブを取り込むと、瞳が紅く輝き、鬣が炎を帯びる。アストレアの身長を優に超える巨躯と、骸骨を思わせる鋼鉄の鎧に身を包み、ダンビラのように伸びた真っ赤な角を備えた異形の馬はまさに魔物、というべきものだった。) (07/16-00:26:31)
アストレア > 《ショウカンニオウジタ、ワガアルジヨ》(目の前にそびえたつ黒馬が、脳内に呼び掛けてくる。禍々しい見た目に反して、従順な口調だった。)あ、いや…別に呼んだわけではなかったんですけどね…事故というか、偶然というか…えへへ。(わたわたと本意ではなかったことを説明する主。とてもこの魔物を使役している立場の者の振舞いとは到底思えない。) (07/16-00:37:39)
アストレア > (対する黒馬はアストレアの方をじっと見つめている。その様子に気まずさを感じるアストレア。)《…セッカクキタノダカラ、イチドノッテミテハイカガカ?》(痺れを切らした黒馬からのお誘いに、目を見開く。まさかそんな気遣いをしてくれるとは、やはり只モノではないと改めて思う。)あっ、そ、それなら…お願いしよう、かな。(おずおずと黒馬の方へ近づくと、黒馬は頭を揺らす。すると、鞍・手綱・鐙…乗馬に必要な馬具が黒馬にどこからともなく装着される。)おぉ、準備がよろしいようで…。(驚く彼女を呆れたような目で見つめる黒馬。) (07/16-00:48:34)
アストレア > すごい…、重くない?(馬に乗ることは滅多にないため手間取るアストレアだったが、黒馬の誘導もありなんとか乗ることに成功する。しかし、フル装備のアストレアを乗せても全く重そうな素振りを見せない黒馬の頑強さに心配しつつも感心する。流石あれほどのパワーを持つだけある…としみじみ思う。)《シッカリツカマッテイルノダゾ》(とだけ言うと、上体を起こして大きく嘶いた。)おぉっとっとっと!!(振り落とされまいと必死に手綱を握るアストレア。黒馬はそれを気にかけることなく、大地を蹴って夜の森を駆け出す。彼の蹄が触れた地面には残り火が揺らめく。その炎は通常の火よりも強い熱を持っているが、不思議と森を焼き尽くすことはない。)ちょっと!もう少し抑えめで…!!(まるで初めて訪れる世界を楽しむかのように縦横無尽に駆け回るその地獄の骸馬は、白銀の戦士を乗せて夜の闇に消えていった…。) (07/16-01:02:36)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からアストレアさんが去りました。 (07/16-01:02:39)
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