room51_20200802
ご案内:「崩れ行く世界」に???さんが現れました。 (08/02-09:49:21)
??? > (その世界は滅びかけていた。もはや、その定めは避けることはかなわず、残された時間も僅か。すでに生き残りすら存在しない、そんな世界。そんな世界に、唯一残された存在があった)——私に残された時間も僅か…か——(姿は見えない。ただ、声のみが響く。落ち着いた大人の、穏やかな女性の声) (08/02-09:52:54)
??? > ——ごめんなさい。願いをかなえられなくて。そして、救うことが出来なくて——(その声には、明らかに後悔の色が混じっていた。だが、どんな力を持っていたとしても、この世界においてはダメだった。それだけのこと。そして、それを摂理として、受け止めている。だから、悔いはあるが、これ以上どうこうしようという気持ちもなかった) (08/02-09:55:17)
??? > ——あぁ、でも…——(どうすることもできない。この世界では。自分の力では、世界にまでは届かなかった。ただ、それだけのことなのだ。しかし、其れより小さい物を救うという発想は浮かばなかった。世界を任されていたがゆえに、物事を大きく広くしか見えなかったのだ。世界は滅ぶ。だが、それでも他にも出来たことがあるかもしれない。そんな考えに至ったのは、全てが終わりかけた今だった)——…………——(ふと、一つの考えが浮かんだ) (08/02-09:58:25)
??? > ——まだ、私の力は残っている…。せめて、この力を誰かの助けに……。——(残された力はそう多くはない。だが、世界を統べるほどの力の残滓と言えるものだ。世界という規模ではわずかな力でも、見方を変えれば大きな力とも言える。残された力を自ら分ける。一つの光の球が現われ、その前に漂う) (08/02-10:01:20)
??? > ——さぁ、行って。願わくば、あなたの力が誰かの助けとなるよう。そして、新たな光とならんことを——(それは願い。分け身に託す自らの果たしきれなかった思い。静かに願い、そしてその力の残滓を「飛ばす」。どこに飛ぶかはわからない。でも、可能ならこの世界のような場所ではないことを願おう) (08/02-10:05:19)
??? > (残された力を切り離したことで、自らの存在ももはや維持は出来なくなる。だが、このまま何も出来ずに居続けるのはもっと辛い。だから後悔はしなかった。…静かに、意識を閉ざす。それと共に、一つの世界もまた閉じられた) (08/02-10:06:54)
ご案内:「崩れ行く世界」から???さんが去りました。 (08/02-10:07:05)
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