room52_20200806
ご案内:「クレヴィスの街 の裏通り」にアブ・ハッサンさんが現れました。 (08/06-22:14:42)
アブ・ハッサン > (健全と思われる街にも、隠しておきたいような場所がある。そんな場所にカビの如く湧いてくる商人たち、その内の一人が今日も今日とて、お店頭様の下で堅気の衆が眉を顰めるようなものを絨毯の上に広げて、営業スマイルともみ手をして行きかう人たちに声をかける。)珍しいの、あるよ。他では手に入らないよ。(ハッサンの声に、隣に佇むセーラー服に太い尻尾のドラゴンらしき少女が「誰も飽きないモノばかりですからね」とぽつりとつぶやく。)漢の浪漫あふれる品々あるね。(「男じゃないから分かりませんが、だれも欲しくないと思いますよ」となりの少女はぽつりと言い放つ。) (08/06-22:20:13)
アブ・ハッサン > (誰もおっさんの言葉に振り替えることもなく、ただ通り過ぎる。)……貴女、色仕掛けできるか……、きいた私が悪かったよ。きにしないことね。(おっさんは隣の少女の慎ましすぎる身体を見てため息をつく。)魔法だげじゃないね、サイバーもあるよ。この電子地図、すごいよ。(タブレットを高く掲げる。道行く人々の足がちょっと止まる。)よーく見るね。コレ、魔法と科学の結晶よ。(「魔法と科学が不義密通してできた、とも言えますよね」隣の少女はじとっとした目で商品を眺める。)どんな場所でも半径5㎞の地図をここに映し出すね。行きたいところをタップすると……(地図の一か所をポンと指でタップする。)道案内できるね。でも、これだと普通。面白くない。(自慢そうに言い放つ。) (08/06-22:25:40)
アブ・ハッサン > この地図、良く見るね、現実とちょっと違うね。コレ、方向音痴の人の思考パターン、空間認識を見事に再現しているね。だから、目的になかなかたどり着けない。(商品を見ている人たちの目が険しくなる。)ここに浪漫があるね。(「店長の浪漫と同じように迷走するってことですね」と隣の少女がため息交じりに吐き出す。)貴女、いい事言うね。……違う、私の浪漫は一直線、この電子地図、人生と同じ、見通しが立たない、時々見失う、これを簡単に味わえるね。これが何と金貨10枚と銅貨2枚で手に入るね。こんな素敵なアイテム、他では手に入らない。ここでしかないよ。(人々は興味を無くしたのか素通りしていく。) (08/06-22:29:53)
アブ・ハッサン > ここの人、浪漫が分からない人多いよ。(がっくりと肩を落とす。「常識が無い事を浪漫と言うなら、そのとおりですね」隣の少女の視線はとても冷たい。)違う、常識を超えた所に、めくるめく浪漫があるのね。浪漫の前に、日々の小さい事は霞むよ。(「私は、空腹で目がかすみますが……」隣の少女が哀れな声を上げる。)私も、同じね。たまには野草以外食べたいよ。ジューシーなお肉、かぶりつくと汁がたれてくるような果物……、貴女、なによだれ垂らしているの。今日も何も売れなかったら、野草のサラダね。……それは、避けたい?よろしい、では、頑張って売るね。(イケメン風のおにーさんを見つけて)そこのおにーさん、男らしさがはみ出す、このポロリのバンツ、いらないか、今なら、お安くしておくね。(隣の少女をつつく。少女はわざとらしく、魅惑された様なため息をつく。)どうね。こんな小さな子も聞いただけでうっとりしているよ。これでおにーさんの魅力もアップね。(おにーさんは興味深そうにパンツを見つめる。この後、この商売が成立したかどうかは、また別の機会に) (08/06-22:38:04)
ご案内:「クレヴィスの街 の裏通り」からアブ・ハッサンさんが去りました。 (08/06-22:38:06)
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