room52_20200829
ご案内:「クレヴィスの街 の外れの安宿」にぷてらさんが現れました。 (08/29-23:44:01)
ぷてら > あ、トレーシーさんの妖精さん(決して清潔とは言えないシーツを身にまとい、眠ろうかという時、テーブルの上に置いていた手帳が勝手にめくれて、魔法陣がうっすらと発光する。その中に小さな要請がニコニコしながら立っている。)え、もうあのお人形、改造が終わったんですね。……予算を少しはみ出した……、え、趣味の範囲だから問題ないって、ありがとうございます。これ、お礼です。(昼間、駄菓子屋で購入したクッキーを袋ごと妖精に差し出す。妖精はにっこりしながら、その袋を抱きしめる。そして、その場でポンとタップを踏むと、魔法陣の上に光の輪が発生する。)おー、思ったより、イイ感じ……(その中から小さな人型、つまり先日の呪いの人形が姿を現す。) (08/29-23:49:42)
ぷてら > (その人形はどこぞの電気屋街のそれなりの店に飾られていてもおかしくないぐらいの肢体となっていた。顔の作りはその手の人が好きそうな顔にウサミミ、身に纏うはバニースーツ、お尻には可愛い尻尾までついている。ぷてらはそっと、バニースーツをずらして)うわーっ、ここまで作り込みましたか……(感動したような、呆れた様な声を上げる。スーツをずらされた人形の表情は憤怒の表情になっていた。)怒りました?でも、いい出来ですよ。前より、ずーっといいです。これで買い手も付きますよ。(ニコニコしながら人形に話しかける。)今回も、いいお仕事ありがとうございます。また、よろしくお願いします。(妖精にペコリと頭を下げる。クッキーの袋を抱えた妖精は手を振りながら、かき消すように消えて行った。残るは手にした人形のみ。) (08/29-23:55:07)
ぷてら > ……え、お話しできるようになったんですか?(手にした人形がさっさと手を放せと声を上げた。)その身体、気に入りましたか……、気に入らない、怖さがなくなった……、でも、売れないよりマシでしょ。その姿だと、今度の持ち主はきっと大切にしてくれますよ。(ぷてらの言葉に人形は首を振った。)……、気持ち悪い奴が撫でまわすのが目に見えるって、そこは我慢ですよ。我慢。そうすれば、三食、えーと食べないから、ずっとお昼寝できるわけですよ。(何とか人形を宥めようとする。)……、食べる?食べるんですか……、新陳代謝もするんですか……(自分が認識する人形の範疇から、目の前の人形は随分と逸脱しているように思われた。)……人形じゃなくて、魔法生物とゴーレム技術の結晶……、なんです、それ、そんなのが、なんであの値段で……(現実が自分の想像の斜め上に行っていることに戸惑いを覚える。) (08/30-00:01:04)
ぷてら > ……、つまり、貴女はもう、意思を持った存在なんですね。……トレーシーさんが今度売りに出そうとしている新作の試作品なんですか……(小さな人形を見つめてため息をつく。)私たちの掟の一つに、自らの意思で動き、感情を持つモノを売買した場合、二度と商いはできないって言う掟があるんですよ。つまり……(人形の前で肩をがっくりと落とす。)貴女を売ることはできないんです。私の投資が全て消えました。あー、私はスカウトされたというのが建前ですけど。……(目の前のナイスバディとなってしまった人形を見つめて難しい表情を浮かべる。)店長に、新たな店員を雇うことになったって報告します。(力なく人形に言うとため息をつく。)えー、ベッドですか、そこの桶にタオルを引きますから、そこで寝てください。贅沢は許されません。食べ物も野草生活になることを覚悟して下さいね。(ぷてらの言葉に、人形は騙されたと叫んで、その場に泣き崩れてしまった。)泣きたいのは私も同じです。(せっかくの投資が無駄になったことを悔やんで、新たな仲間となった人形ともども泣き崩れてしまった。) (08/30-00:08:00)
ご案内:「クレヴィスの街 の外れの安宿」からぷてらさんが去りました。 (08/30-00:08:02)
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