room51_20201210
ご案内:「裏通り」にぽーさんが現れました。 (12/10-20:58:17)
ご案内:「裏通り」にぽーさんが現れました。 (12/10-20:59:31)
ぽー > (酔っ払いたちがよってたかって、わいわいいいながら何かを蹴ったりしている。)痛い、やめて、痛いよ(その中心にぬいぐるみたいな動くものが蹲っている。) (12/10-21:00:53)
ご案内:「裏通り」からぽーさんが去りました。 (12/10-21:01:14)
ご案内:「裏通り」にぽーさんが現れました。 (12/10-21:02:04)
ご案内:「裏通り」にぽーさんが現れました。 (12/10-21:03:21)
ぽー > (酔っぱらた血が背負っているリュックサックに手をかけて剥ぎ取ろうとする。)やめて、やめて、クマさんを取らないで(もみくちゃにされている、それは泣き声を上げるが、誰も気にしない。)やめてよー(大きな目からは涙があふれている。) (12/10-21:03:34)
ぽー > やめて(顔を伏せ伏せていると、周りで悲鳴があがる。)・・・?(恐る恐る顔を上げる。さっきまで、痛めつけていた酔っぱらたちが道端に、自分と同じように転がっている。)…大丈夫?(痛めつけられたにもかかわらず、転がっている男に這うように近づいて声をかける。)痛いの? (12/10-21:05:56)
ぽー > えっ?(倒れた男たちの安否を気にしていると、いきなり抱き上げられ、驚いた声を出す。)どこに行くの?(自分を抱き上げたのは、ごつい腕の顔面にモザイクのように傷が入った大男だった。)安全な所?助けてくれて、ありがとう。でも、あの人たち、大丈夫かなー(自分を抱える大男を見上げながら無邪気に尋ねる。) (12/10-21:11:22)
ぽー > (暫く大男に抱えられて揺られていると、いつの間にか、静かな公園にたどり着き、ベンチにそっと降ろされた。)助けてくれたの?ありがとう。(大きな頭をぺこりと下げる。)……クマさんも、ありがとうって(自分の背負っているリュックサックをちらりと見て、目元が下がり微笑んだような表情を浮かべる。) (12/10-21:14:29)
ぽー > ……どうして、助けてくれたのかな……、あ、ありがとう(大男に尋ねていると、彼は、懐からタオルを取り出し、近くの水飲み場の水で湿らせると、ぽーの汚れた身体をゴシゴシと拭きだした。)気持ちいいよ。痛くないかって、うん、親切にしてもらうと、良くなるんだ(靴跡だらけの身体はいつの間にか、綺麗な白と茶と黒の身体に戻っていた。)おじさん、やさしいんだ。(子供が見たら泣き出しても不思議でない強面をきょとんとした表情で見上げる。) (12/10-21:18:04)
ぽー > え、そんなんじゃないって、ボクは分かるんだ……、うん、おじさんはそうしないと……(強面を見つめて、呟くと、何かが分かったように頷く。)でも、辛いよね。怖くしてないと、生活できないし、さっきのボクみたいな目にあってしまうよね。でも、でも……(泣き出しそうな目で強面を見上げる。) (12/10-21:20:13)
ぽー > 優しいことが分かったら、ダメになるなんて、悲しいよ。とても、とても悲しいよ。(大きな目から涙がこぼれだす。)おじさんの心が泣いているのがわかるから、ボクも悲しくなってくる。え、そんなことはないって、でも、でも、でも(強面はこれ以上言うなとぽーを睨みつける。)……分かったよ。(悲しそうに頷くと、そっとクマさんリュックを外して、クマのうなじあたりについたチャックをそっと開ける。) (12/10-21:25:07)
ぽー > これ、あげる。ちょっとでも、おじさんの痛いのがなくなると思うんだ。(リュックの中から小さな紙包みを取り出して大男にそっと渡す。)うん、開けてみて。(強面が紙包みを引きちぎるように開けると)……気に入ったかな……?(強面のゴツイ手の中に小さな黄色のミニカーがあった。)おじさんが、お婆ちゃんに買ってもらって、取っても気に入っていたのだよね。……旅行に行った時、お船の上から海に落としちゃったのだよ。この子もおじさんのこと大好きなんだよ。それで、戻ってきたの。おじさんの心の痛いのが心配で……(そっとリュックを背負って強面を見上げる。) (12/10-21:30:57)
ぽー > 大切なモノだよね。ボクもこのクマさん、とても大切だから。(ポンとベンチから飛び降りる。そんなぽーに気付くこともなく強面は手にしたミニカーを見て涙をこぼしている。)泣いているの。でも、悲しい涙じゃないよね。おじさんの痛さ、感じられないから。その子も、うれしくて、うれしくて泣いているよ。ボクには分かるから。(強面を見つめて、目元を下げる。)え、お礼、もうもらっているよ。おじさんの嬉しい気持ち、これがお礼なんだよ。(涙で濡れた目を手で拭って)えへへ、ボクね、人の嬉しいとか、楽しいが大好きなんだよ。クマさんも同じ。(強面にそっとお辞儀して)その子、今度はなくさないでね。助けてくれて、ありがとう。(くるりと強面に背を向けると、人気のない公園の奥の方にトテトテと弾むような足取りで消えて行った。) (12/10-21:36:53)
ご案内:「裏通り」からぽーさんが去りました。 (12/10-21:36:54)
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