room52_20210209
ご案内:「※クレヴィスの街 -市街地-」にジュリンノさんが現れました。 (02/09-20:30:33)
ジュリンノ > ヌ”ぅ”ぉ”あ” (02/09-20:31:04)
ジュリンノ > ヌ”ぅ”ぉ”あ” あぁ”ああ”あああぁ” ! ! ! (突如、市街地の一角に走る金色の息吹。 それはやがて天空をも引き裂く咆哮と共に剛速球の人影と成し、人影は狭き公道を蹂躙する っ ! ! !) (02/09-20:34:17)
ジュリンノ > (道行く幾人もの旅人、住民は人影が発する怒号に酔いすら醒まして振り向き、避けられる余裕のある者はかろうじて道の端に飛びのき、さもなくば人影が発する怒涛の風圧に思わず少しだけど吹き飛ばされ尻餅をつく。) う”ぉ”あ”ぁ”らららららららあ”ぁあああああぃ”!!! どぅぉくぅぅぇええええええええああああああぁぁぁぁぁああ”!!! (かろうじて人影の眼光を眼に捉えし住民は、後にその眼をこう語る。 『アレは、まさに修羅そのものであった―――!!俺は、生きながらにして地獄の奥底より沸き上がりし、修羅を見たんだ』 と!!!) (02/09-20:40:27)
ジュリンノ > ( さながら人影の走りは疾走する汽車そのもの。 汽車の前方に人が居たら警笛を鳴らすのは何故だ!? 汽車が傷つくからではない。 相手が無惨に跳ね飛ばされるからだッ!!! ) (02/09-20:41:20)
ジュリンノ > ( やがて、人影の前に天高く立ちはだかる塀!! だが人影は、この程度で己を止められるとはまるで思っていない!!! ) (02/09-20:43:15)
ジュリンノ > ぬ” ん” ッ” ! ! ! (次の瞬間、人影は右足を一歩前に持ち上げ……… 大いなる天より降り注ぎし、人類史上未曽有の隕石の如く超重量と気迫を以て大地を踏み荒し町全体に震度1程度の地震をもたらし……) チェ”えあ”ぁ”あ”ああああああああ” ぁ” あ” ( 跳躍 っ ! ! ! 10メートルはあろう高き塀に軽々と飛び乗り、そこから更に跳躍。壁を蹴ってそれより高い店舗の屋根に飛び移ると、連なる屋根から屋根へと飛び移りながら大胆に町を横断しはじめた!! 先程まで人影が居た跳躍の現場の大地には、深淵より深き爪痕が亀裂として刻まれていた。) (02/09-20:48:11)
ジュリンノ > ( 星空の元、屋根を疾走しながら不敵に嗤う人影。 いや、嗤っていない …… 機 関 車 は 笑 わ な い ッ! ! ! ) (02/09-20:49:37)
ご案内:「※クレヴィスの街 -市街地-」からジュリンノさんが去りました。 (02/09-20:50:11)
ご案内:「クレヴィスの街 -路地裏-」にジュリンノさんが現れました。 (02/09-20:50:36)
ジュリンノ > ( 裏路地 ) (02/09-20:50:47)
ジュリンノ > (唯でさえ陽光の支配を嫌う闇の眷属で蠢きし社会の暗部。知性と感情と野望を持ちし者が集落を造る限り必ず生まれる領域………。 そんな闇の静寂に、一筋の金色の光柱がおりた……轟音と共に突き立った!!! ) ハあぁぁぁぁッ!! (02/09-20:52:38)
ジュリンノ > (町中を旋風の如く疾走し、10メートルを超える高所でさえ児戯の感覚で飛び越え、町の大地さえ一瞬とはいえ揺るがせし人影の正体は、ひとりの金髪の少年であった。 唯でさえ金色な瞳を僅かに差し込む月光さえ呑み込まんばかりに輝かせ、血走らせ、あたりを伺い息を呑む。) 何処だぁ……!?……何処に居るうぅあぁぁぁぁぁぁ……ッ!? (02/09-20:54:56)
ジュリンノ > ( 「にゃっ!?」 少年の足元で鳴く、一匹のねこ。キジトラのたぶんオス。びっくりしている。) ぅん………ッ!…… (少年の眩い眼光が、その猫を射抜き見下ろす。次の瞬間) ……ぅおぉぉぉぉぉぉぉぉ……!! (両手を拳に変え、それに全身全霊の握力と気迫を込めて震わせ、全身から放つ聖なるオーラ。 その対象は、足元でびっくりしている猫!?) (02/09-20:57:20)
ジュリンノ > (次の瞬間……ッ!!!) とあぁああああ ッ!!! (突如、再び夜空高く跳躍。見上げる猫からしたらお月さまに少年のシルエットが映っている。 この少年は、目下の猫に全力を注いでいる……全てを賭けて、この猫を……猫をッ!!!) (やがて、猫の目の前に着地。片膝を立てて深々と俯きし少年の面持ちは、猫からは分からない。 再び、魔の静寂がひとりと一匹を覆う。) (02/09-21:00:02)
ジュリンノ > (……見つめる猫。じ。 俯き伏せる少年。 永久(とわ)に続くかと思われし不可解な拮抗を崩したのは……) ……おいで~!!ほれおいで~猫ちゃぁん~!? (猫に手を差し出し、満面の輝かしき笑顔とまさしく猫撫で声を以て手懐けんと奮闘する、少年からであった。) (02/09-21:02:22)
ジュリンノ > (しかし) にゃあーっ! (さしもの気まぐれな猫も、少年の異常としか言いようのない振る舞いの数々に恐怖のひとつは抱いたのだろう、一声鳴くと共に身をひるがえし走り去ってしまった。 闇に残されしは、満面の笑顔と右手を差し出したまましゃがみ込み、その姿勢を凍結したかの如く保つ少年だけであったと。) (02/09-21:04:33)
ジュリンノ > (しかし) にゃあーっ! (さしもの気まぐれな猫も、少年の異常としか言いようのない振る舞いの数々に恐怖のひとつは抱いたのだろう、一声鳴くと共に身をひるがえし走り去ってしまった。 闇に残されしは、満面の笑顔と右手を差し出したまましゃがみ込み、その姿勢を時間が氷結したかの如く保ち続ける少年だけであったと。) (02/09-21:14:17)
ジュリンノ > (少年 ……… の後ろ姿は立ち上がり、ねこが逃げ去りし軌跡を呆然と眺めながら……) I will give you all my love (少年と同一人物とは思えない、異質なまでに甲高い裏声でそう一言だけ呟き、少年の姿は……いや、少年を取り巻く光景も全て、路地の闇に埋もれてゆくのだった。) (02/09-21:23:57)
ご案内:「クレヴィスの街 -路地裏-」からジュリンノさんが去りました。 (02/09-21:24:00)
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