room53_20210325
ご案内:「クレヴィスの街 表通り」にアブ・ハッサンさんが現れました。 (03/25-22:59:28)
アブ・ハッサン > (似つかわしくないカフェの隅っこに陣取って、これまた似つかわしくないレモンティーをすすっている。)……(退屈しのぎに新聞を眺めている。)?(目の前に、華美さはないが、しっかりした造りのスーツを着込んだ老紳士が座り、ハッサンと同じものを注文する。「ファハド様、お久しぶりです」老紳士はハッサンを見つめて首を垂れる。)?、ファハドって誰の事ね?(大げさに首を傾げて見せる。そんな、ハッサンの対応に動ずることなく老紳士は彼を見つめる。)……、このお茶代は払ってくれるね。お金はそんなに持ち合わせてないよ。(「ファハド様、是非ともお戻りください」老紳士はハッサンに絞り出すようにして言葉を吐きだす。) (03/25-23:07:13)
アブ・ハッサン > ……ファハドってのは、とっくの昔にくたばったね。ここいるのは、胡散臭い商人、ハッサン商会のアブ・ハッサンね。(レモンティーをぐいっと飲み干して、つまらなそうに紳士を見る。)……ファハド、くたばる前に言ったね。家督は弟に譲る、俺は政に向いていない。多くの人に責任を持てないって、ね。そこまでの男ね。(ハッサンは大げさにため息をついてみせる。「御父上のファフリー様が、重い病で……、弟君のミドハト様は、あの御性格であらせられるので……」老紳士は言いにくそうに言葉を吐きだす。)ふん、そんな事、知らないね。私は、ただのアブ・ハッサンね。たった二人の店員の面倒も見切れない男ね。(老紳士をじっと見つめる。)ファハドなら、きっとこう言うね。ミドハトを甘やかしたツケだ、とね。ファハドは家を出なければ、殺されていたかもね。(にやりと笑う。)……これ以上、つきまとわない。いいね。(相手を睨みつけてキツイ口調で) (03/25-23:15:45)
アブ・ハッサン > こんな、お金にならない話、無駄ね。(席を立つ。)あと取り探すなら、親父の若い頃を調べるといいね。(ふと空を見上げて。)あったことない、兄弟、姉妹、きっといるね。ファハドに戻ってもらうより、そっちの方が現実的ね。(老紳士ににこりとして、軽く頭を下げる。)カマール、お前も自分の道を歩くといいよ。振り回される人生は……、辛いだけね。(老紳士に背を向けて、片手を上げて別れのあいさつ。)ファハドはもう死んだ。それで、いいね。……アブ・ハッサンを追い回すと、ドラゴンや呪いの人形が襲ってくるね。これ、心すること、いいね。(ちょっとしたはったりをかまして、雑踏のなかに消えていく。それを悲しげな見送る老紳士であった。) (03/25-23:21:24)
ご案内:「クレヴィスの街 表通り」からアブ・ハッサンさんが去りました。 (03/25-23:21:27)
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