room53_20210410
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」にエリクシエルさんが現れました。 (04/10-17:17:32)
エリクシエル > (今日も賑わいを見せる黄昏迫るクレヴィスの中央広場、大道芸人の芸が和やかになり、楽士の奏でる音楽も何処か情緒あるものになり、屋台から聞こえて来る声も和やかになりはじめる頃合いに、ぼんやりと佇んでいる黒衣の女は、何気なく染まり行く空を眺めながら、ぽつり、ぽつりと言葉を紡ぎ始める。) (04/10-17:20:22)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」にエリクシエルさんが現れました。 (04/10-17:22:06)
エリクシエル > ファル・ボラ・ファル・ファル・ボラ(そっと囁くように、宙を見つめたままに。) (04/10-17:22:34)
エリクシエル > ファル・ボラ・ファル・ボラ・ファル・ファル・ボーラ(重ねるように、その文言を囁き続けている。傍目から見て、少し奇妙な光景ではあるものの、幸いな事に、彼女に気を留める人物は今の所は誰もいない。) (04/10-17:24:03)
エリクシエル > ファル・ボラ・ファル・ボラ・ファル・ボーラ(非常に微妙ながら、音階が上がるように声音が高くなり、何処となく詠唱のような、歌のような風になってゆく。) (04/10-17:25:50)
エリクシエル > イハイ…イハイ…イハイ…ウェンギア……(半眼になりながら、あらぬ所を見ている様子は顕著になってゆく、少し離れてギターを演奏していた中年の髭面の男は、ギョッとした顔で彼女の要素を眺め始める。) (04/10-17:28:23)
エリクシエル > イーハイイーハイーハイイーハイ――スウェンギア――イハイ・イハイ・イーハイ・ウェンギア……(まるで光の中に溶けてしまいそうな眩そうな表情を帯びながら、詠唱は続き…そこで、唐突に声をかけられる。「ねえちゃん。ねえちゃん。」離れてギターを弾いていた親父さんが声をかけてきたのだ。)…はい。(瑞々しくも静かな微笑みを浮かべながら、ギター持ちの親父さんに受け答えする。) (04/10-17:31:18)
エリクシエル > 「いい声してんな。ちょいと一人でギターを弾くのに飽きたんだ。よかったら”それ”ギターに合わせてやってみねェか?」 (04/10-17:32:15)
エリクシエル > (その親父さんの一声で、クレヴィスの中央広場で詠唱?…をする事になってしまった……親父さんのギターを奏でるのに合わせて、何となく体を揺らしながら、さて、と想いを巡らせる。親父さんのギター目的なのか、何か始まると思ったからなのか、ゆらりゆらりと右腕を回し、左手を回し、とリズムを取り始めるエリクシエルの前に人がぱらぱらと集まり始めるのをチラと眺めて。)((失望させるわけにもいかないわね――)) (04/10-17:36:28)
エリクシエル > (少し表情を引き締めると、何処と鳴く和やかなお祭りのような曲調の親父さんの奏でるギター曲に合わせて、歌うような詠唱が始まる。)イハイ―イハイ―イハイ・ウェンギア(着物のようなコートローブ姿で右に左にリズムを取るように身を切りながら、祈るように胸元の十字架を握りしめて――)イハイ―ィーハーイ―・スウェンギーアー――(溢れて来るような柔らかな微笑みが浮かんで、だんだんと透明な水が声の中に流れてるかのような――すると、まるで周囲の空気がその声の水に満たされてゆくかのようになり――) (04/10-17:41:06)
エリクシエル > ――自由への祈願――解放の賛歌――ここに―――はじめます――(集まってくれた人たちに対して、一人、一人、瞳を合わせて、微笑みながら何処か凛とした声で。) (04/10-17:44:30)
エリクシエル > (和やかなギターに合わせながら、詠唱の声は何処か熱を帯びたものになり、掌を祈るように重ね――)ファル・ボラ・ファル・ボラ・ファル・ファル・ボラー―――(体中から力が溢れているかのうような雰囲気で、右に左に身を切るようにして揺れながら、詠唱を続ける。)ファルボラ・ファルボラ・ファル・ファル・ボラー―――(さらに重ねられた同じ文言は、さらに深く、深く、熱が込められている様子で、その表情は深い所から滲んでくる喜びで輝いている。) (04/10-17:49:04)
エリクシエル > ――あなたに奪って欲しい、私の心を――(胸元に手を当てて、愛し気に瞳を伏せながら。)――あなたに奪って欲しい、私の罪を――(凛とした顔で顔を挙げて、歌う、詠う。)――あなたに奪って欲しいの、私の憎しみを――(切なそうな表情になりながら、両手を何かを求めるようにゆるりと前に伸ばして――) (04/10-17:51:37)
エリクシエル > ――あなたは、物語を奪う者――(再びギターのリズムに合わせて肩で風を切るように揺れながら、高らかで透明感のある歌声を広場に響かせて。)――あなたは幻想を奪う者――(歌詞の意味さえ頭に入ってない集まった人々は、ただ、ただ、彼女から溢れて来る想いに飲まれるように見つめていて。)――あなたの瞳は真実で輝いている――(見てる一人ひとりを見つめながら、語り掛けるように――その瞳は訴えかけるような内から迸る想いが滲み出ていて――) (04/10-17:55:42)
エリクシエル > ファル・ボラ――ファル・ボラ――ファル・ファル・ボラー―――(再び詠唱を繰り替えす彼女――ギターの親父さんは心得た顔になり、同じ単純な言葉の繰り返しに合わせて、ギターを奏で始めた。)ファル・ボラ――ファルボラ――ファル・ファル・ボラー――(だんだんと場の雰囲気に影響されて、ギターのリズムに合わせて、テンポを取り始める人々もちらほらと。) (04/10-17:58:47)
エリクシエル > ――あなたに奪って欲しい、私の心を――(曲調に合わせてか、楽し気な微笑みを浮かべながら十字架を両手で祈るように持ちながら、肩で風を切りながら揺れて。)――あなたに奪って欲しい、私の恋も――(瞳が眩く輝かんばかりに――それでいて透明感に溢れ――何処か幻想的な世界の住人のような雰囲気を帯びながら――)あなたに奪って欲しい、全ての快楽を――(ただただ、静かな歓喜に溢れた表現の中で、人々は彼女を見つめたり、曲に合わせて身体を揺らしていて――) (04/10-18:03:48)
エリクシエル > ――あなたは物語を奪う者――(微笑みながら、高らかに右手を掲げて……何者かを褒め讃えるように)あなたは妄想を消し去る者――(聞き手となった人々、一人ひとりに少しずつ目を合わせながら、微笑みかけ、語り掛けるように詠う。)――世界の秘密を――あなたは見せてくれる――(両手を交互に胸の中心に添えるような仕草をして、祈るように瞳を閉じて。) (04/10-18:07:34)
エリクシエル > ィーハーイ……イハーイ……イハーイ・ウェンギーアー―――(冒頭の詠唱に戻り、リズムを取るような歌唱的な雰囲気はなくなり……親父さんはそれに合わせてギターの調子を緩め始める。) (04/10-18:08:48)
エリクシエル > ィーハーイ……イハーイ……イーハーイ・スウェンギーアー…―――(囁くような詠唱になりながら、両手を祈るような仕草に組み合わせて、頭を垂れて瞑目する――そこで、親父さんはギターの演奏を止める。) (04/10-18:10:17)
エリクシエル > (パラパラと聴いてくれていた人々から拍手が出る。)どうもありがとうございました――聞いてくれて、ありがとうございます。(と、笑顔で何度か周りの人々に頭を下げた後。ギターの親父さんと目を合わせて笑い合って、控えめなハイタッチをしたりして――親父さんはあまり控え目ではなかったものの――) (04/10-18:12:40)
エリクシエル > (こうして、暗くなりつつある夕暮れの中央広場の空気を、ささやかながら変えた後、黒衣の女は去っていった。) (04/10-18:15:40)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」からエリクシエルさんが去りました。 (04/10-18:15:42)
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