room52_20210411
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」にオルーサさんが現れました。 (04/11-20:13:54)
オルーサ > (昼下がりの広場。ここで定期的に開催されるマーケットは大変気に入っており、今日も何かないかと楽しそうな足取りでやって来る) ほわぁ...いい匂い(真っ先に感じ取ったのは、露店のワッフルの香り。あっという間にその匂いにつられて足を進めるだろう) (04/11-20:17:06)
オルーサ > 美味しそうだなぁ~! あの、すみません。このワッフル1個ください(ケースに入ったワッフルを指さし、店員に注文。代金を支払って、ワッフルの入った包みを頂こう) えへへ...いただきます!(近くのベンチに腰かけて、ぱくっと一口) うーん、おいひぃ...(それはもう幸せそうに表情を緩ませ、羽と尻尾をゆらゆら揺らす) (04/11-20:20:07)
オルーサ > さっきお昼食べたばっかりなのに、ついつい食べちゃうなぁ...(もぐもぐ) (04/11-20:21:21)
オルーサ > ...ふぅ、ごちそう様です!(あっという間に完食すれば、ゴミを片付けて立ち上がる。そしてマーケット探索を再開するだろう) あ!(次に見つけたのは、手芸品を取り扱うお店。様々な生地に目を奪われることだろう) (04/11-20:23:52)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」に『ラル・クレイス』さんが現れました。 (04/11-20:27:05)
オルーサ > 綺麗だなぁ...この生地で何か作ってみようかな あ、これもいいかも(なんて言いつつ、何枚かの生地を手に取って) よし!すみません、これください!(はい!と店員に代金を渡し、商品の入った包みを受け取る) (04/11-20:27:59)
『ラル・クレイス』 > (マーケットに混ざり込む女がいた。行き交う人々に触れることなく淡々と縫っていた。―――)――――。(たまたま、手芸用品店から明るい声を聞き分け、そちらに目をやり、喧噪にうもれながらも相手に注目するのだった。)――――あら———。(声を、ほのかに掠らせて。) (04/11-20:34:06)
オルーサ > えへへ...さっそくいっぱい買っちゃった(大事そうに包みを抱えて。まだ四次元布を取り出すほとでもないので、そのまま歩き出そうとするだろう) <<ガッ>> きゃっ(足元に小石があったことに気づかず、そのまま派手に転んでしまう。その勢いで、持っていた荷物も少し先に転がってしまうだろう) (04/11-20:35:50)
『ラル・クレイス』 > ——————あら、あら。(このまま相手を見守り続ける———かに見えたが、その様子までも見届けていたためか、口角を微かに上げてからゆったりとした足取りで喧噪から躍り出た。)―――ぁ、んふふふ———。(せせら笑いともとれる笑い声と共に足元に転がった荷物を見下ろし、屈んでそれを拾い上げながら)―――あら、あら。相当はしゃがれていたようね?お荷物がこんなところまで——— まぁ。(歩み寄って、相手の異形の特徴も同時に見下ろして口角を更に不自然な角度をつけて)――――(首を傾げながら、もう片手を差し出した) (04/11-20:41:20)
オルーサ > あっ...ごめんなさい!ありがとうございます(荷物を拾い上げ、片手を差し出して来たラルを見上げて申し訳なさそうな顔をする。それから手とをって立ち上がろう) えへへ、このマーケット、色んなものが売ってあるのでついつい...(相手が不自然な表情をみせたことに何の疑問も抱かないまま、柔らかい笑みを返す) (04/11-20:44:47)
『ラル・クレイス』 > ————構わなくてよ?(相手の手の感触を噛みしめながら微笑かけて、もう片手にしていた荷物を差し出して)ええ、全くね。掘り出しものの類も少なくないから、私もたまに訪れるの。もしかして、貴女は自分のではなく誰かのために買ってあげたのかなーーーなんて思ったんだけど、どうかしら?(ごく淡い笑みを象りながら相手の笑顔を焼きつけつつ)————お怪我は———どうかしら?尤も、貴女にとってこの程度、傷のうちにも入らないかもしれないけれど。 (04/11-20:49:21)
オルーサ > (触れた手は、氷のように冷たく、手の甲にも竜のごつごつした鱗があることがわかるだろう) あ、わかりましたか?これは家族やお友達に、こういうの作ってあげたいなってものがいくつかありまして...(なんて言いつつ、ラルから受け取った包みを大事そうに抱えて) ケガは大丈夫です!なんとか受け身はとれてたみたいなので....ご迷惑おかけしました!(ぺこりとお辞儀をして) (04/11-20:53:43)
『ラル・クレイス』 > (やはり、相手の『これら』は飾りの類ではない。明らかにヒトのようでヒトのそれではない感触に自分の手の甲を撫でやりながら)—————へぇ、そうなの。(喜々として家族や友を語る姿に僅かに瞼を開いてから。)――――もし貴女が良ければ、でいいのだけど、折角こうして出会えたのだし——近くで少しお話、していかないかしら?———表で構わないし、飲み物くらいなら、奢るわよ。(如何かしら?と髪を揺らめかしながら訊ねる。) (04/11-20:59:34)
オルーサ > 私とですか?はい、宜しければ是非(人と話すのは好きなので、特に拒むことはないようだ) あ、でもでも、自分のは自分で出しますからっ!(大丈夫ですよ、と) (04/11-21:02:18)
『ラル・クレイス』 > 本当にありがとう。嬉しいわ。ごめんなさいね、いきなり。(安堵、ともとれる柔らかな笑みをたたえながら礼を)―――良いのよ?お金に頓着するような身分でもないしね。私は適当なベンチを見繕うから、私の分も含めて買ってきてもらってもよろしくて?(そう言いながら財布を取り出し、一枚の銀貨を相手に差しだしながら首を傾げた。) (04/11-21:07:06)
オルーサ > いえいえ、お気になさらず。お話するのは好きなので(えへへ、と笑って) あ、ありがとうございます...じゃあお言葉に甘えて!お飲み物は何がいいですか?(礼を述べてから銀貨を受け取り) (04/11-21:10:57)
『ラル・クレイス』 > ———お釣りは要らないわよ———?それじゃあ、私は近くの席を探すわ。―――貴女は私に何をくれるのかしらねぇ―——。(飲み物の注文は一切伝えないまま、踵を返して手近なベンチを探し出す。―――極端な話、相手が自分に警戒してこのまま銀貨と共に走り去る可能性も、脳裏に浮かべてはいた。)―――。 (04/11-21:14:02)
『ラル・クレイス』 > ———お釣りは要らないわよ———?それじゃあ、私は近くの席を探すわ。―――お任せするわ。貴女は私に何をくれるのかしら―——。(飲み物の注文は一切伝えないまま、踵を返して手近なベンチを探し出す。―――極端な話、相手が自分に警戒してこのまま銀貨と共に走り去る可能性も、脳裏に浮かべてはいた。)―――。 (04/11-21:14:52)
『ラル・クレイス』 > ———お釣りは要らないわよ———?それじゃあ、私は近くの席を探すわ。―――お任せするわ。貴女は私に何をくれるのかしら―——。(飲み物の注文は一切伝えないまま、踵を返して手近なベンチを探し出す。―――極端な話、相手が自分に警戒してこのまま銀貨と共に逃げ去る可能性も、脳裏に浮かべてはいた。)―――。 (04/11-21:15:09)
『ラル・クレイス』 > ———(少し歩いて、丁度人が殆ど使っていない場所を見つける。道端の街路樹の木陰に列をつくって設置されたベンチのうちのひとつ———の端に、そっと腰かける。) (04/11-21:19:13)
オルーサ > わわ、さすがにそれは...!(あわあわ) わかりました!少々お待ちくださいねっ(ぎゅっと銀貨を握って。それから近くのドリンクを扱っている露店まで駆けていくだろう。それからしばらくどれにしようか悩んだ末に、無事購入してラルのいる場所まで戻ってくる) お待たせしました!あの、アイスココアにしました...!あのお店のは特に美味しくて!(どうぞ、とホイップの乗ったアイスココアの入ったカップを差し出して) (04/11-21:21:24)
『ラル・クレイス』 > ————(そのまま、今迄無かった一冊の本を開いて相手を待っていて。)―――あら、ありがとう。―――そう、とても素敵なチョイスね。貴女は本当によくここに行きつけているのねーーー?んっ、ふふふ。(そっと相手からココアを受け取ると一口だけ飲んでから脇に置いて。)―――先ずはそうね、自己紹介からしようかしら。私はラル———ラル・クレイス。ここに来てまだ日は浅い方だけれども、もしかしたら今までも貴女とは遠目から見ていたりしていたかもしれないわね。(ベンチは丁度両脇にまるまる空いたのが一つずつあり、彼女はベンチの端に腰かけているため相手が多少距離を開けて座ったもまだスペースはある。) (04/11-21:26:56)
オルーサ > えへへ、それはもう...(滅茶苦茶来てます、と言わんばかりの照れくさそうな笑みを返して) ラルさんですね。お見かけするのは今日が初めてです!(言いつつ、ベンチにちょこんと腰かけて) 私はオルーサって言います。この世界には住んで無いんですが、こうしてちょくちょくお出かけしに来るんです...あ、おつりお返しします!(やっぱり受け取れないようで、そっと差し出そうとする) (04/11-21:32:10)
『ラル・クレイス』 > ———あら、良いのに。見ず知らずの女に付き合わせるなら、このくらいはしないとダメかなーってお渡ししたのだけど———んっふふ。(目を細めながら鈴を転がすように笑い。このまま受け取りを拒むと却って相手に気を遣わせると判断し、お釣りを受け取りぞんざいに財布に戻していく。金というものへの興味関心が全くうかがえない投げやりな仕草で。)―――そう、貴女が噂のオルーサちゃんね。んふ、実は貴女に声をかけたのは、もしかしたら貴女がそうなのかなーって思ったからなのよ。(噂、という単語を少し強調しながら嬉しそうに両手を合わせながら)私は時々『掘り出しもの』を、探しにね。―――。―――貴女のその可愛らしい角や翼、やっぱり竜族だったりするのかしら———?(相手の異形の象徴をまじまじと焼き付けるように見つめながら、囁くように尋ねる。) (04/11-21:41:29)
オルーサ > いえいえ、お金なんてなくても、楽しくお話できたら私は満足なので(あわあわと両手を振って) 噂、ですか...?(不思議そうに小首を傾げて。話題になるようなことがあっただろうか?と疑問を抱く) 掘り出し物...やっぱり、異世界のものとかでしょうか?(真っ先に連想するのはそれのようで) あ、はい!氷竜です。ほんとはもっと大きくて...60mぐらいあるんですよ!(えへへ、と笑って) (04/11-21:45:01)
『ラル・クレイス』 > ————(目を細めながら手を振る相手を見守りながら、そっと懐から一枚の多くの折れ目がついた紙を取り出し)———そう、噂のあなた。逢えて嬉しいわ。(ゆっくり頷き、紙を誇示するように見せると折りたたんで膝に置いて)さぁ、私からしたらどの世界のでもいい。掘り出しものであればそれでいいのだから。―――既に今日も含めて、いくつか見出しているの。だからこの町は飽きないのよねぇ―——(相手から目を離し、それに浸るかのように小さく語り紡いでいくも———)―――まぁ―——まぁ、まぁ、まぁ!こんなに愛らしい女の子なのだから———と思っていたら、なんて強大なの、なんて凄まじいのかしら———!?あぁ―——やっぱり、竜とは素晴らしい存在だわ———!(打って変わって、子供のごとく歓喜に声を弾ませ、瞳を輝かせ自ら相手に一気に距離を迫らせる。) (04/11-21:50:30)
オルーサ > それは...?(多くの折れ目がついた紙を見つめて、問いかける。まるで折り紙を解いたあとのようだ) ちなみに、最近だとどんなものを?(一番気になるそれについて尋ねる) わわっ!ラルさんは、竜がお好きなんですか?だとしたら、すごくすごく、嬉しいです(とても嬉しそうにこちらに詰めよる相手に、少し目を丸くしつつも、嬉しそうに微笑んでみせる) (04/11-21:56:25)
『ラル・クレイス』 > ——貴女の噂の事も書かれた私へのお手紙。たまに届くのだけど、今回届いたのがお昼前で良かったわ。もう少し遅かったら、こうして貴女と出会えなかったのだと思うと———(折り紙の類を展開したような、そんな折り目たちであった。あえて掘り出し物については答えずに)―――ええ、もう、大好きよぉ―——!!私の世界ではね、竜っていうのは殆ど姿を見せないの。未だに幻想の存在として片付けられている地区も決して少なくないの!———仮に現れたとしても、私のように地を這うことしか出来ない存在なんて目に留めることもなく、悠々と飛び去ってゆくの。―――けれどもその威厳溢れる姿と屈強な実力は、まやかしとされてもなお人々の間に絶対の憧れとして君臨し、多くの伝説を作り上げるの———。(開いた本の頁に指を這わせながら、軽く足を揺らしてみせて)―――それが今、こうして両手を伸ばせば抱きしめる事さえ出来る場所で、私にこうして笑いかけている————嗚呼、奇跡としか言いようがない———。 (04/11-22:02:59)
オルーサ > 一体どんな噂なんでしょう...?(誰が何故?と疑問が尽きないようで) そうだったんですね!私は狩られる側だったのでそこまで偉大な存在ではないですが、そう言われるとなんだか自分のことのように思います(なんてはにかんだ笑みを浮かべて) (04/11-22:09:55)
『ラル・クレイス』 > ———貴女がとても可愛らしい女の子で皆の人気者であること、おともだちの中で笑い合っていたこと、貴女の家族は、霧消できる竜族であること———とか?(どこまでが手紙とやらの内容か、どこまでが彼女の思い付きのでっち上げの類なのか。んー…と少し悩む仕草をとってからそう打ち明けた。)―――あら、貴女の世界には、竜をも屠る更なる絶対的な存在があったのかしら———。 (04/11-22:12:52)
オルーサ > に、人気者だなんてとんでもないです!確かにお母さんは霧竜ですけど...(あわあわ) んと、絶対的な存在、というわけではないです。竜という存在を脅威と認識して、自分たちを護るために狩りに来る人々がいたと言いますか...そうでなくて、ただ狩り殺したいから、殺しにきた人もいましたけど(当時を思い出すように目を細めて) (04/11-22:18:38)
『ラル・クレイス』 > ———でも不思議ね。貴女は氷なのに、貴女のご家族は霧なのね。―――竜の遺伝というものは、私たちとは一線を画するものなのかしら———(手紙を読んでから抱いていた素朴な疑問を、少し目を丸めて投げかけてみた。)―――人間風情に、遅れをとっていたというの?(先程までの歓喜が嘘のように消え失せ、重みを増した声で一言) (04/11-22:20:52)
オルーサ > あ、血の繋がりは無いんです。数年前に引き取ってくれて...私の本当のお母さんは、もう亡くなっているので...(少し寂しそうに微笑んで) ...っ!? えと、そもそも私は人間が好きだったので、争うことはしたくなくて...故郷の人たちも、みんな優しかったんです。私を追い払った結果、災厄によって苦しんでもいましたし...(突然の変化に困惑しつつも、自分の意見を述べていく) (04/11-22:25:43)
『ラル・クレイス』 > ———争うのが、嫌ですって。――――(相手の苦悩に近しい告白に、女は目を見開き瞳を震わせながら、愕然と声も同時に震わせる。)―――貴女のお買い物は、今の貴女を養っている竜の為の———。―――お友達、というのは? (04/11-22:28:55)
オルーサ > あ、あの、気に障ったならごめんなさい...(思わずびくっとして、それから申し訳なさそうに眉をさげる) お友達は、私がお師匠様に保護されて、お母さんに引き取られる前から今までの間に出会った方々です。人も、竜も、妖精も、ロボットも、幸せの青い鳥だっています (04/11-22:34:31)
『ラル・クレイス』 > ————何故、謝るの。――――もぅ―——貴女は本当に———。(体を小刻みに震わせ、相手の謝罪に対し顔を軽く顔を覆って何度も固唾をのんだ後。)――――争う事を嫌い、他との共存を第一に考える竜ですって———?何なの、それ。何という事の————なんて、愚かしい話だというの———ッ————ッッ”———クゥゥゥゥゥゥッ―———!!!(歯を食いしばり、それをがちがちと、ギシギシと生々しく震わせながら、強大な何かを堪えるようにもう片手の拳を震わせる。)―――そんなの、有り得ない——— (04/11-22:40:39)
オルーサ > それだけ強く憧れていらっしゃるなら、失望されても仕方がないと思います...。 けど、世界の数だけ無数の可能性が存在します。ラルさんが思い描くような、竜至上主義の世界もあれば、私のいた故郷のように、迫害される世界もあります。認めることができなくても、これは事実です...(感情をむき出しにする相手に息を呑みつつ、少し距離を置く) (04/11-22:47:50)
『ラル・クレイス』 > ————いいえ、それは有り得ない。―――たとえ幾百もの世界の壁を隔てようと、人間が奇跡や惨劇を引き起こすように、貴女達竜も絶対的な————で、あるべきなの。(―――深く俯き、その表情が全くうかがえない。だが突如、はじき出されるように女の手が相手の腕を掴まんと伸びる。最後の一言だけは、声が掠れすぎて言葉にならなかったが。)―――竜というのはね、さっきも言ったけど強大な———存在そのものが他の存在を———神々さえ畏怖させんばかりの脅威であるべきなの。信じし者にはその絶大な暴挙を以て天災の如く君臨するバケモノとして。―――世界を違えていようと、それだけは永久不変の絶対の摂理。その否定は貴女のみならず貴女の家族———いえ、ひいては竜そのものへの侮辱となろう。 貴女は巨人をも凌駕するその巨躯とあらゆる存在を凍てつかせる絶対の力があるにも拘わらず、貴女たちを虐げし者を蹂躙し逆に虐げ、永久に人々の中で天災の権化たるバケモノとして慄かれ、絶対の王者として君臨する事もたやすかった筈なのに————なのに少なくとも貴女はそれが出来る百億の瞬間を全て優しさというまやかしに現を抜し見捨てる事を選び、その結果が———貴女の優しさが貴女の両親を、かつての友を滅ぼしたのよッ———!!!何が恐ろしいの。自ら、その親しい者をもいじめ抜きにかかる『敵』を葬る事の何に恐れているのッ!?仲間を守る為に敵を巣ごと蹂躙するのは野生の獣にとってさえ至極当然なのに、貴女は何故わざわざ怯えるの———っ!?バケモノでもなければ崇拝の対象でもない———竜としての価値の全てを捨て去り、平和という怠惰のぬるま湯にぷかぷかと浮かび続ける貴女は———一体、何だというの———ッ!!!(膝に置いていた紙を、握りつぶした) (04/11-23:04:54)
『ラル・クレイス』 > ————いいえ、それは有り得ない。―――たとえ幾百もの世界の壁を隔てようと、人間が奇跡や惨劇を引き起こすように、貴女達竜も絶対的な————で、あるべきなの。(―――深く俯き、その表情が全くうかがえない。だが突如、はじき出されるように女の手が相手の腕を掴まんと伸びる。最後の一言だけは、声が掠れすぎて言葉にならなかったが。)―――竜というのはね、さっきも言ったけど強大な———存在そのものが他の存在を———神々さえ畏怖させんばかりの脅威であるべきなの。信じし者にはその絶大な暴挙を以て天災の如く君臨するバケモノとして。―――世界を違えていようと、それだけは永久不変の絶対の摂理。その否定は貴女のみならず貴女の家族———いえ、ひいては竜そのものへの侮辱となろう。 貴女は巨人をも凌駕するその巨躯とあらゆる存在を凍てつかせる絶対の力があったのに、貴女たちを虐げし者を蹂躙し逆に虐げ、永久に人々の中で天災の権化たるバケモノとして慄かれ絶対の王者として君臨する事もたやすかった筈なのに————なのに貴女はそれが成しえる———いえ、かつての大切な存在を守れる百億の瞬間を全てその優しさというまやかしに現を抜し見捨てる事を選び、その結果が———貴女の優しさが貴女の両親を、かつての友を滅ぼした事に気づいていないというの———ッ!?ねぇ、何が恐ろしいの。貴女と貴女の親しい者を攻撃する『敵』を葬る事の何に恐れているのッ!?仲間を守る為に敵を巣ごと蹂躙するのは野生の獣にとってさえ至極当然な事。決して『悪』などではないのに貴女は何故それをしなかったの———っ!?———ねぇ、バケモノでもなければ崇拝の対象でもない———竜としての価値の全てを捨て去り、平和という怠惰のぬるま湯にぷかぷかと浮かび続ける貴女は———一体、何だというの———ッ!!!(膝に置いていた紙を、握りつぶした) (04/11-23:10:35)
オルーサ > バケモノでも何でもない(腕を掴もうとするなら、咄嗟にベンチから立ち上がって少し距離を置く) ――私はオルーサ。ただのオルーサ...それだけ(深呼吸をひとつ。そこから怯えることなく、真っすぐに相手を見つめて、それだけ告げる) 貴方の場合、お母さんの方がまだ理想に近いんじゃないでしょうか? 勝手に理想を押し付けて、怒って、見下して...貴方こそ、竜の強さに焦がれているのなら、少し敬意が足りないんじゃないですか? (04/11-23:15:00)
『ラル・クレイス』 > (その腕は、相手を空ぶって宙を泳ぐ。それ以上追いかける事はなくただ弱弱しくベンチに着地する。少し体勢を崩す。)————っ、ふぅふふ———(真実は、知る由もないが―——手から解放された口元は、歯を少し見せてまた笑みを象った。)―――最愛の存在を虐げられ奪われてなお、救える機会の総てを見捨てた自身を肯定するのね。貴女は。ぅっ———ふふふ———ごめんなさい、少し熱くなりすぎたわ。私の悪い癖ね。(明らかに尋常な音程ではない嗤い声を何度かせせらったあと、そっとベンチの背に預けて)――――貴女の今の姿は、きっと多くの人々は輝かしいと賞賛するでしょう。(前髪が少しだけかかった、憔悴さえ見える無理やりな微笑みを見せ、遠く相手を見上げて。)―――優しさでは救えない―――蹂躙する事でしか退けない存在がたくさんいる。その存在は明日いきなり、いえ——もしかしたら今この瞬間、貴女の今のお友達やお母さんに牙を剥いてるのかもしれない。―――その瞬間に立ち会った時に後悔しない選択肢を躊躇なくつかみ取れるように、常日頃から勤勉に、己を高めなさい。―――― (04/11-23:32:01)
オルーサ > 貴方こそ人の話を最後まで聞かずに、勝手に一人でお話しすぎですよ。勘違いしないでください?私は争いごとは嫌いですが、"争わない"とは一言も言っていません(冷ややかな目を其方に向けて) 仰る通り、どうしても牙をむく相手はいます。事実いました。そしてそんな相手に大人しく狩られる必要などないのだと、ある方に教えてもらいました。以来私は、己の為、大事なものの為、戦うことに抵抗などありません。それは貴方に...いえ、「貴方ごとき人間に指図されるいわれなどない」、と言った方が嬉しいですか?(隠しているはずの冷気と魔力が滲み出て、自分達の周囲に氷柱を無数に生み出す。それに合わせ、アイスブルーの瞳と、薄く開いた口から覗く鋭い牙が、竜としての圧を見せるだろう) さっきから大人しく聞いてあげてれば本当に随分と上から目線ですね?本当に竜に憧れてるんですか?自分の方が偉いとでも思ってるんじゃないですか? 頭のひとつでも垂れたらどうです? (04/11-23:42:59)
『ラル・クレイス』 > —————ぁ―———ぁ―————んっ—————!そうね、ええ、そ———そうねーーーこういう時、つくづく自分が如何に短絡な一面があるのかを思い知るわ。(そうね、そうね。と相槌を打ちながら今迄相手に抱いていた偏見と誤解を消化していく。―――相手を見上げ、見つめ、接していると否応なく思い知らせる。―――絶対的脅威に怯え震える弱者としての本能が目の前の存在は危険だという信号を全身に伝達させ、屈せ、慄け、跪け、という命令に胸がそれこそ竜の腕に締め付けられているかの如く痛み———こみ上げてくる畏怖の感情が、たまらなく恋しい。―――全身を震わせながら両手を合わせ、歓喜に満ち満ちた笑顔で幾度となく頷いた。)―――そうね、そうねーーーっ!今の貴女こそ、私の憧れ———今、私の胸は貴女への恐怖と畏怖でときめいているの。こうして否応なしに屈服を刻み込みし偉大なる存在———!貴女が本来の姿で本来の力を振ったなら、私、もう、耐えられないかも———っ!貴女を見込んで正解だったわオルーサちゃん。今日、ここに訪れて良かった———!(ゾク ゾクゾクゾクゾクゾクッ。恐怖に苛まれながらもその恐怖に対する歓喜で頬を染め、恍惚に浸り出すのであった。) (04/11-23:57:47)
オルーサ > ...そうですか。それは良かったですね(打って変わって喜び悶絶する相手に、変わらず冷めた表情を見せ続けて) それで、貴方は私に近づいて、何がしたかったんですか?本当にお話がしたかっただけなんですか? (04/12-00:03:08)
『ラル・クレイス』 > ええそうよぉ―—?一度貴女に逢ってみたかった。——今迄になかった掘り出し物———いえ、『先輩』に次ぐ運命の出会いと言っても良い———ああ、三日は抜けないわぁ、この震え。常人なら半日は立てないかもね。(恐怖に打ち震えているから、立ち上がろうとしても腰が入らず何度か力みなおしてやっと立ち上がり、それに対し歓喜しているから凍り付いたような笑顔をひくつかせてでも声を無理やり弾ませそれに浸る。そっと本をしまい、握りつぶした紙を丸め、買ってもらったココアを手にしてから)―――そ、それじゃぁ、私はそろそろ行くわね。今日は本当~に———愉しかったわぁ―——!必ずやまた逢いましょう———!(涙を堪えながら切れ切れに別れを告げると、そのまま身をひるがえし、泥酔者のごとくふらついた足取りで人々の中に———相手が生み出した氷柱に驚く一部の人間も含む、に紛れていくのだった。) (04/12-00:11:30)
オルーサ > ...さようなら。ココア、ごちそう様でした(一応それだけ改めてお礼を言いつつ、去っていく相手を見送ろう。冷気や氷柱は、今までそこにあったのが嘘のように消えてなくなり、元通りになる) (04/12-00:17:04)
『ラル・クレイス』 > p:ほほー! 諸々感想などはありますが、明日以降メールでお送りしますので、お手すきの際に適当に目を通して頂ければPLは更に歓喜致します! 本日は遅いのでここでお開きに致しましょう———! (04/12-00:18:51)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」から『ラル・クレイス』さんが去りました。 (04/12-00:21:31)
オルーサ > あーもー、お師匠様ったら!急に頭の中であー言えこー言えって無理やり言うんだから...!(一人になったとたん、力が抜けたようにベンチに腰を下ろし、ため息をつく。どうやら先ほどの言動は、魔術師に脳内で指示されたものらしい。といっても、話したこと自体は全て真実ではあるが) それにしてもあの人、怖かったなぁ...(戦いたくはない、と改めて思いつつ、ココアを口に運ぶ。そうして暫くは、そこで疲れをとるだろう) (04/12-00:24:12)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」からオルーサさんが去りました。 (04/12-00:24:18)
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