room52_20210620
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」にエリクシエルさんが現れました。 (06/20-13:29:42)
エリクシエル > (中央広場は今日も賑やかだ。中央広場の噴水の縁には買い物帰りの子連れの男女や、あちこちの繁華街の店を冷やかして来た少年たち、街路樹のひっそりとした木陰では、愛を囁き合う恋人たち、それに広場や、広場を囲う芝の辺りでは、大道芸を披露するものや、楽士たちが想い想いに曲を演奏し、歌を歌っている。) (06/20-13:33:36)
エリクシエル > (屋台からは、香ばしい香りを漂わせて食べ物を売っている人達もいる。クレープのような甘味もあれば、香辛料の利いたフライドポテトのような食べ物もあるだろう、そんな中、修道士のように清廉とした黒衣のローブと羽織を纏った赤髪の女が、年老いた一人の楽士のギターが奏でる曲に合わせて歌を歌っていた。) (06/20-13:36:29)
エリクシエル > ィーハーイ――イーハーィ―イハーィ――スウェン・ギーアー(両手をお腹に重ねるように添えて、まるで瞑想するように半ば瞑目して、そっと開かれた口からは、伸びやかで透明感のある声が溢れてゆき――清涼とした歌声が広場の一角に柔らかに広がってゆく。) (06/20-13:40:07)
エリクシエル > ィーハイ、イーハイ、ィーハイ、イーハイ――(何処か踊るような楽し気な詠唱するような歌い方で、言葉を繰り返す。何処かミステリアスさを醸し出しつつも、不思議と清浄な感覚を呼び覚ますようなその歌に惹かれて、耳を傾ける広場の人々も、ちらほら、と。) (06/20-13:42:24)
エリクシエル > <<タン、タン、タン>>ファル・ボラ・ファル・ボラ・ファル・ファル・ボーラ(手拍子しながら、その名を何度も歌い出す、目を明るく見開いて、瞳の奥を輝かせて、喜びに溢れた雰囲気で、自らの歌を聴き始めた人々たちを見回しながら、何度も、何度もその名を歌う。ギターの演奏を続ける老楽士は、少しだけ演奏の調子を上げて、スローテンポながらも、明るい旋律を奏でる。) (06/20-13:46:37)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」にエリクシエルさんが現れました。 (06/20-13:46:52)
エリクシエル > あなたに奪って欲しい――私の心を。(まるで聴衆に語り掛けるかのような歌い方で、輝く瞳のままに聴き入る人々を見回して、歌に合わせてギターがメリハリのある演奏に変わる。) (06/20-13:48:08)
エリクシエル > あなたに奪って欲しい――私の罪を。(溢れんばかりの柔らかな想い、透明な想いに瞳を細めながら、両手を大切なものを携えるように胸元に重ねて。) (06/20-13:49:08)
エリクシエル > あなたに奪って欲しい――私の憎しみを。(柔らかくも、何処か凛とした声でその一節を歌いながら、たまたま目が合った聴衆の一人を眩い表情で真っ直ぐに見つめた。) (06/20-13:50:29)
エリクシエル > あなたは物語を奪う者――(両手をゆるりと翳して、天を仰ぎ見る仕草をしながら、喜びに満ちた柔らかな表情で瞳を閉じて。老楽士は情感たっぷりな旋律にそこで切り替える。) (06/20-13:53:50)
エリクシエル > あなたは幻想を奪う者――(この場に居る誰もが意味を介さない詩ながらも、眩いばかりの表情を見せる彼女の雰囲気に引き寄せられて、聴衆は見つめている、聴いている。) (06/20-13:55:11)
エリクシエル > あなたは妄想を消し去る者――(溢れんばかりの瑞々しい声が、まるで心を清めてゆくようで――) (06/20-13:56:14)
エリクシエル > あなたの瞳は――真実で輝いている――(両手を広げて、聴衆一人一人を見つめて行くように、まじまじと見つめる視線を受けながら、微笑みを零し続けながら、また同じ歌詞を繰り返し。) (06/20-13:58:04)
エリクシエル > <<タン、タン、タン>>ファル・ボラ・ファル・ボラ・ファル・ファル・ボーラ(再び手拍子で、明るい曲調の中、爽やかな朝日のような明るくて、清らかで、喜びに満ちた表情になりながら、リズムに乗って歌い―――それが、何度も、何度も繰り返されていった――) (06/20-14:00:34)
エリクシエル > (そうして、中央広場の一角で、彼女はしばらく歌を歌い続けて―――足を止めて、あるいは噴水の縁に腰掛けて聴き入る人々に、幾らかの不思議で、清らかな心地に浸らせた。) (06/20-14:04:06)
ご案内:「クレヴィスの街 -中央広場-」からエリクシエルさんが去りました。 (06/20-14:04:08)
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