room01_20210703
ご案内:「泉のほとり」にエリクシエルさんが現れました。 (07/03-14:14:32)
エリクシエル > (時狭間の近くには、泉がいくつかある。木漏れ日が差し込んで、光を煌かせてる森の中に泉――その中心で、きらきらとした水面から、顔だけを浮かび上がらせている女が一人―――泉の中で、仰向けに浮かんでいるらしく、泉の水際で、身を乗り出して覗き込むと、麗しい黒色の衣服の布がはらはらと仄かに水の中でそよぎ、瑞々しい長い赤髪がゆらゆらとたゆたうように動いている様子が覗ける。) (07/03-14:18:38)
エリクシエル > (人の気配のない世界で―――風が良く通る場所らしく――森の中だけれども、きっと、時狭間のあたりの開けた空間や、他にも――涼気の森の空けた空間など、そこかしこに風通しの良くなる場所が森の中にあるのかもしれない――この泉の真ん中で浮かびながら、風が通り過ぎ、樹々の枝葉をそよがせて行くのを眺めている。) (07/03-14:20:57)
エリクシエル > (辺りには紫陽花が咲いていて、百合が生気を失って佇んでいる様が見られていて―――いつかは紫陽花が生気を失い……また百合が華やかに咲き誇り、たくさんの百合が笑顔を咲かせる季節がやってくる事に想いを馳せた。) (07/03-14:22:18)
エリクシエル > (泉の水の中のひんやりとした状態が心地よくて――時々、みじろきをすると、ちゃぷちゃぷと心地よい音が聞こえる……瞳を閉じると、自分の身体がまるで感じられないようで……重力の苦しみから解き放たれているようで―――誰も来ない、静かな所なので、自分という存在さえも消えてしまいそうで――そう、最初から”私”も”誰か”もいなかったのではないか、と想う程に――) (07/03-14:24:01)
エリクシエル > (小鳥が不意に、ちゅんちゅんと、彼女の上を飛んで通り過ぎて行った。薄っすらと瞳を開けると、小鳥たちが、ちゅんちゅん鳴いている。それに気づいてしまえば、世界には、何処にでも、命が溢れている事に気づいてしまう。孤独と言うのもまた難しいものなのかもしれない、と、想えば、なんだか可笑しくなり、くすくすと笑ってしまう。) (07/03-14:27:25)
エリクシエル > (不意に、ちゃぷりと右手を伸ばして、仰向けに水面に浮かんだままに、何かを求めるように、何かを招くように手を伸ばしてみる――仄かに浮かぶ、切なくも優し気な表情は、世界に溢れる命を招き求めているかのようで……。) (07/03-14:30:14)
エリクシエル > (しばらく、その手を伸ばしていたけれど、やがて、力尽きて諦めてしまったかのように、ゆっくりとそれは下がり、水面の中に沈んで行き、やがて、諦めの中で、彼女は水の中の心地よい喜びと、平穏の中に身を委ねて、泉の水面に浮かび漂う……安らかな表情で目を閉じて……。) (07/03-14:34:12)
エリクシエル > ((ある日、想った事がある。)) (07/03-14:37:31)
エリクシエル > ((私の傍には誰もいない)) (07/03-14:38:19)
エリクシエル > ((たった独りで生きている)) (07/03-14:38:29)
エリクシエル > ((家族の愛も、友達の友情の暖かも知らない)) (07/03-14:38:55)
エリクシエル > ((師の導きもない)) (07/03-14:39:10)
エリクシエル > ((寒さの中で、暖かさを知らず、道に迷って彷徨っている)) (07/03-14:39:27)
エリクシエル > ((けれど、私は想う)) (07/03-14:39:40)
エリクシエル > ((一人だからこそ、信じられるものがある)) (07/03-14:39:52)
エリクシエル > ((一人だからこそ、私を生かしてくれる全てに気付く事ができる)) (07/03-14:40:11)
エリクシエル > ((――一人だからこそ、神様と――もう一人の私は、より傍にいることを感じられる―――)) (07/03-14:41:55)
エリクシエル > ((……この泉に、その声明を残していこう……)) (07/03-14:42:34)
エリクシエル > ((私の”ことば”を、私の”詩(うた)”を残していこう)) (07/03-14:43:01)
エリクシエル > ((嵐に吹き飛ばされ続ける魂たち、全ての魂たちが、その中で安らぎを見つけられますように)) (07/03-14:43:46)
エリクシエル > ((生きることは、選択の連続で、そこには成功と失敗があり、喜びの日々もあれば、苦しみの日々もあるけれど)) (07/03-14:44:40)
エリクシエル > ((どちらの結果も等しく尊く、あなたを作り上げている……笑顔は明るさと喜びを齎すけれど、涙はきっと……きっと……尊き希望の礎になる)) (07/03-14:45:52)
エリクシエル > ((今日の悲しみは、明日のまた明日、さらに明日、遠い明日の誰かに希望を齎す事、自分自身の尊き喜びになるのだと、信じよう)) (07/03-14:47:22)
エリクシエル > (胸の前で祈るように手を組み合わせて、静かに瞑目しながら、泉の中で漂っている。) (07/03-14:48:54)
エリクシエル > (季節が過ぎ去るように、命も過ぎ去って行くけれど――風が吹き抜けてゆくように、自分自身さえも、誰かの手を掴むことができずに、過ぎ去っていくけれど――すれ違いばかりで、共に行くものもなく、年月ばかりが過ぎ去っていくけれど――) (07/03-14:51:06)
エリクシエル > (――こうして、時狭間の近くに泉に、静寂の中の平安が、広がり――彼女の”ことば”は此処に残った――) (07/03-14:52:24)
エリクシエル > ((―――私の平安、私の愛を、ここに残そう―――)) (07/03-14:52:38)
ご案内:「泉のほとり」からエリクシエルさんが去りました。 (07/03-14:52:42)
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